2020/07/06 - 2020/07/06
14位(同エリア601件中)
BTSさん
ご覧いただきありがとうございます。
秘境!路線バス乗り継ぎ旅・2020年 第2弾は、埼玉県と東京都へお邪魔します。初日(前編)は、イーグルバスが、ときがわ町路線(埼玉県比企郡)に業界初導入した「ハブ&スポーク方式」を視察します。
視察の途中、「ふれあいの里たまがわ」では、ときがわ町の特産「青なす(正式名:埼玉青大丸なす)」を使ったジェラートをいただきます。果たしてナスとジェラートの相性は如何に!
久々の乗り鉄もあり、ワクワクしています。1泊2日の旅を存分に楽しみたいと思います。
※表紙…せせらぎバスセンター(イーグルバス)
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
おはようございます。
ただ今の時刻は、午前4時45分、今日は一日「雨」の予報です。例年ですと7月上旬は晴れ間が多いのですが…予想が見事にハズレてしまいました。(涙)大雨にならないことを願うだけです。今回の旅では「晴れ男」は伏せておきます。(笑) -
静まり返った駅前です。
■綱島駅[東急東横線]
一日の乗降人員は、10.3万人(東横線21駅中 第7位)です。綱島駅 駅
-
都心方面の朝ラッシュを避けるため、5:07発(上り初電)和光市行に乗ります。
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私が乗った電車は、2つ手前の菊名始駅始発なので余裕で座ることができました。終点の和光市駅[東京メトロ副都心線・東武東上線]までは、1都2県(36.2km)の乗り鉄となります。
-
6:10 和光市駅に着きました。(綱島駅から1時間3分)
私が乗ってきた青い車両[Y500系]は、横浜高速鉄道の所属です。
3分の待ち合わせで、下り(川越)方面の電車に乗換えます。同じホームで乗換えられるのは楽ですね。和光市駅 駅
-
6:17 朝霞台駅に着きました。(和光市駅から4分)
JR武蔵野線に乗換えると見せかけて、実は…
※正解は3コマ先朝霞台駅 駅
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恒例儀式、列車[東武10000系]を見送ります。
-
渋谷駅(東京メトロ副都心線)から朝霞台駅(東武東上線)までを精算します。
-
正解は、朝食をいただくために下車しました。
お邪魔するのは、「小諸そば・朝霞台店」です。
店名の「小諸(こもろ)」は、私が生まれた信州上田と同じ「東信地方(東信州)」に属する市で、とても親近感があり、以前から気になっていた店です。小諸そばは、東京都を中心に展開する立ち食いそば・うどんチェーン店で、80店舗ほどあります。
■店名の由来
創業者が、40数年前に「立ち食いそば」業態を立ち上げようとした際、長野県小諸市で信州そばの様々な研究をしていました。その時から小諸市との交流が始まり、小諸市より「小諸」という名称を是非使用して欲しいと申し出があり、現在に至っています。
現在も小諸市との交流があり、代表取締役 小川 正太氏は市内の小学校にピアノを数台寄贈しています。
■小諸そば[株式会社 三ッ和]
http://www.k-mitsuwa.co.jp/ -
かき揚げそばを注文しました。(食券式)
生そばを茹でるので若干時間が掛かります。
いただきます~
出汁の香りが漂います。
喉越しヨシ、かき揚げはサクサク、汁が染みた衣は絶品です。
平日の朝なので通勤客が主で、皆さん急いで食べています。それに比べ、私はしっかりと味わっていただきました。それでも10分弱で食べ終わりましたが…(笑)美味しかった~ご馳走さまでした。
■小諸そば・朝霞台店[食べログ]
https://tabelog.com/saitama/A1103/A110301/11026705/ -
お腹が一杯になったところで、次は坂戸駅まで移動します。
6:34 朝霞台を発車しました。 -
♪ご乗車ありがとうございました。
♪まもなく~終点川越市です。
♪この後、8分の待ち合わせで急行小川町行が参ります。
♪お隣、1番線でお待ちください。
6:55 川越市駅に着きました。(朝霞台駅から21分)
左から東京メトロ10000系(朝霞台駅から乗った車両)・東武鉄道50000系・東武鉄道10030系。
7:03 川越市駅を発車しました。川越市駅 駅
-
7:14 坂戸駅に着きました。(川越市駅から11分)
坂戸駅 駅
-
越生(おごせ)線のホームには懐かしい塗色の車両[東武8000系]が停まっています。この電車に乗換えようと思いましたが、すでに車内は通学客で混雑して座れそうもないので1本見送ります。時間があるので改札を出て一服タイムです。
■東武8000系
1963年(昭和38)~1983年(昭和58)、20年にわたり製造。その数「712両」、JRを除く私鉄では最多両数で、「私鉄の103系」とも呼ばれています。
■塗色
車体のクリーム色(正式にはセイジクリーム)は、1974年(昭和49)~1985年(昭和60)のもので、東京メトロ日比谷線に乗り入れていた東武2000系は1993年(平成5)までクリーム色の塗色が残っていました。 -
2011年(平成23)に完成した駅舎は、南北を連絡する自由通路も兼ねており、広い造りとなっています。南北両口の階段上の壁にはステンドグラスが設置されています。
-
綺麗ですね~桜のステンドグラス。
南口側は坂戸市の木「桜」、北口側は高麗川の清流がデザインされています。 -
立派なレンガ造りの駅舎です。
この近くに喫煙所があるので一服タイムします。 -
■ご当地マンホール[坂戸市]
坂戸市のイメージキャラクター「さかろん」と鶴ヶ島市のイメージキャラクター「つるゴン」がデザインされています。
背景のピンクは坂戸市の木「サクラ」、紫は鶴ヶ島市が特産化を目指す「サフラン」の花の色です。 -
一服タイムが終わり、越生線のホームへ向かいます。
■東武越生線
東武東上線・坂戸駅を起点とし、JR八高線・越生駅を結ぶ路線[8駅・10.9km]で、全線単線区間となっています。東上線との直通運転は無く、朝夕のラッシュ帯で12分、日中は15分間隔で運行しています。 -
こちらも懐かし塗色ですね~
先ほどのクリーム色(セイジクリーム)より更に古いロイヤルベージュとインターナショナルオレンジのツートンカラーです。1963年(昭和38)に登場。
7:40 坂戸駅を発車しました。
都心とは逆方向ですが、車内は通学客で混雑しています。 -
8:03 越生駅に着きました。(坂戸駅から23分)
初めて乗った越生線、私の前に学生たちが立っていたので景色を眺めることができませんでした。越生駅 駅
-
あれ?
古い駅舎(1933年築)が取り壊されているではありませんか~
■越生駅西口
JRと東武鉄道が駅舎・改札を共用する共同使用駅でしたが、2019年3月にJRが無人化としたため駅舎を解体しました。今後は、観光案内所や待合室ができるそうです。 -
■越生町(埼玉県 入間郡)
埼玉県のほぼ中央にある人口約1.1万人の町。関東三大梅林の1つ「越生梅林」が有名です。
・越生町観光協会
https://ogose-kanko.jp/ -
■越生駅東口
2019年3月に完成した東口です。駅前も整備され、西側の旧市街地を自由通路で結びます。数年後には大きく景色が変わることでしょう。 -
お待ちかねの「秘境!路線バス乗り継ぎ旅」が始まります。
ほぼ一日お世話になるイーグルバス(本社:埼玉県 川越市)です。
トップバッターは、【と05-2系統】せせらぎバスセンター行に乗ります。車内は数名の高校生が乗っています。
■イーグルバス
元々は、川越市や東松山市周辺など埼玉県南西部地域を中心とした企業や学校送迎などの特定バスや観光バス専門事業者で、2003年より路線バス事業に進出しました。現在は、小江戸巡回バス・日高飯能路線・ときがわ町路線・東秩父村路線の4ブロック(地域)で運行しています。
・イーグルバス
http://www.new-wing.co.jp/ -
車内で一日周遊券(1000円)を購入します。この周遊券は「ときがわ町路線」のみ使用でき、協賛店クーポンが3枚付いています。
<協賛店>
・日帰り温泉「都幾川四季彩館」…入館料200円引。
・日帰り温泉「玉川温泉」…入館料200円引。
・日帰り温泉「おがわ温泉花和楽の湯」…入館料200円引。
私が旅行した7月上旬は、コロナにより全ての日帰り温泉施設が休業中でした。(おがわ温泉は現在も休業中)
■一日周遊券
http://new-wing.co.jp/rosen/tokigawa/unchin/20200314unchin/20200314freepass.pdf -
■ときがわ町路線
元々は、東武バスの路線でしたがモータリゼーションが進み東武バスは撤退、代わりに廃止代替貸切バス(武蔵観光バスが受託運行)を運行、2007年(平成19)よりイーグルバスが受託運行を始めました。 -
8:21 越生駅東口を発車しました。
この田園風景に癒されます。 -
高校生たちが降りると車内は閑散としています。
-
8:37 せせらぎバスセンターに着きました。(越生駅から16分)
バスセンターは、ときがわ町の要にあります。乗り場はバリアフリーを考慮したウッドデッキとなっており、高齢者の方でも安心して楽に乗換えができます。
■ときがわ町(埼玉県 比企郡)
埼玉県中部にある人口約1.1万人の町。
2006年(平成18)に玉川村と都幾川村が合併、町名の由来は、旧両村内を流れる都幾川に因み、読みやすいように「ひらがな」としました。 -
次のバスまで33分あるので、ゆっくりと視察ができます。
■せせらぎバスセンター
イーグルバスが業界初導入した「ハブ&スポーク方式」の中心拠点となる施設。小さなプラットホーム(6乗り場)に行き先別にバスや乗合タクシー(10人乗りワゴン車)が発着します。 -
■ハブ&スポーク方式
物流用語で、中心拠点(ハブ)に貨物を集約させ、拠点(スポーク)毎に仕分けて運搬する輸送方式のことをいいます。
例えば、従来の輸送方式では図1のように、6拠点(A~F)間の相互輸送をするためには15路線が必要となりますが、図2のように中心拠点『G』を設けることで6路線に簡素化することができます。 -
■ときがわ町の路線バスを再編
かつて、ときがわ町には廃止代替貸切バス(武蔵観光バスが受託運行)と民間路線バス(イーグルバス)が混在し、乗換の利便性が悪く不評でした。その後、廃止代替貸切バスの全路線をイーグルバスが引き継ぎ運行しましたが、異なった運賃体系やダイヤ設定などに町民からの評価が低かったため、大規模な再編をすることになりました。
①運行の見える化(データ化)
すべての路線バスにGPSと出入口に赤外線センサーを設置し「全体の乗降客数」「停留所ごとの乗降客数」「季節や曜日・時間帯による増減」「バスの遅延」といったデータの取得。さらに利用客に3種類のアンケートを実施、データと生の声を統合的に精査することで、「運行」「顧客ニーズ」「コスト」「改善過程」の4つの観点から「運行の見える化」に取り組む。
②ハブ&スポークの導入
住民全戸にアンケートを実施、4割の住民が「バスの運行本数が少ない」という不満の回答。原因は、長大な路線が多いことによるもの。そこで、町の中心部にハブとなるバスセンターを置き、運行区間を短縮(長大路線の分割)し、すべてのバスをハブに結束させる。
③ゾーン制運賃の導入
初乗り(1ゾーン)220円、ゾーンを一つ越えるごとに140円加算、最大運賃で500円(せせらぎBT乗換えが条件)です。※詳細は2コマ先で説明します。
④3つの取り組みによる成果
・車両数を変えずに輸送量150%~300%に増加。
・利用者数は40%増加
⑤その他
イーグルバスは、東秩父村営バスから引き継いだ「東秩父村路線」にハブ&スポークをさらに発展させた「小さな拠点」を導入しています。後ほど(後編)視察します。 -
時刻表(ときがわ町HP)を見ると、せせらぎバスセンターの「乗換情報」が記載されています。これは分かりやすいですね。
<表の見方>
【と03系統】せせらぎバスセンター6:27着は、【と01系統】武蔵嵐山駅行の「1便(6:36発)」に乗換えができます。※9分の待ち合わせ
■時刻表[ときがわ町HP]
https://www.town.tokigawa.lg.jp/div/00001/pdf/bus/time_table/tokigawa_time_table.pdf -
■運賃
ゾーン制運賃となっています。
中、東、西、南、北、それぞれのゾーン内のバス停で乗り降りした時の運賃は「220円」、ゾーンをひとつ越えるごとに「140円」加算。※小川町駅~日赤病院前間のみ「180 円」
■乗換時の運賃支払い方法
せせらぎバスセンターで乗換えた場合、乗車したバス停から下車するバス停まで一本の路線として計算します。
<例>
東ゾーンから乗車、西ゾーンで降車する場合(500円区間)せせらぎバスセンターで360円を支払い、降車するバス停で差額の140円を支払います。(交通系ICカード使用可) -
せせらぎバスセンターの視察を終え、次に乗るバスは、秘境区間を走る【と03系統】竹の谷(たけのかい)行です。先ほど越生駅から乗って来たバスが竹の谷行となります。
-
9:10 せせらぎバスセンターを発車しました。
乗客は私だけです。 -
雨が強くなってきました~
中力バス停(せせらぎBS発車してから17分後)過ぎると民家は一軒もありません。バスは、エンジンを唸らせながら都幾川沿いを走ります。 -
イチオシ
9:31 竹の谷(たけのかい)に着きました。(せせらぎBTから21分)
傘を差しながらの撮影です。枝切りがされている木(画像左)とイーグルバスのツーショットを1枚。バス停脇には茶畑があります。 -
イチオシ
竹の谷地区の標高は338m(せせらぎBSは93m)です。
-
※参考画像[Googleマップ]
民家は30軒ほどでしょうか。地形の関係で陽当たりの良い小高いところにあります。 -
バスの折返し時間は『4分』、バス停周辺しか撮影できません。(せせらぎBS方向を撮影)
-
短時間でしたが、秘境感を味わせていただきました。まもなく発車時刻となりますので車内へ戻ります。(事前に運転士に折返し乗車を伝えてあります)
-
9:35 竹の谷を発車しました。
-
9:48 慈光寺入口バス停に着きました。
慈光寺は、当バス停から徒歩40分です。休日は一部の便が慈光寺を経由しますが、平日は徒歩か乗合タクシー(登録制)の利用となります。 -
※参考画像[ときがわ町HP]
■慈光寺
創立は673年(白鳳2年)、源頼朝 戦勝祈願の寺です。(坂東三十三箇所第9番札所)※坂東三十三箇所とは、関東地方(1都6県)にかけてある33か所の観音霊場
・慈光寺
https://www.temple.or.jp/ -
9:58 せせらぎバスセンターに着きました。(山の谷から23分)
次は、9分の待ち合わせで【と01系統】武蔵嵐山駅行に乗換えます。
武蔵嵐山駅行は2系統あります。[と01系統・と02系統]
10:07 せせらぎバス停を発車しました。 -
10:11 明覚駅(JR八高線)を発車しました。
■明覚駅[無人駅]
1988年(昭和63)火災により駅舎が全焼、翌年に駅舎が完成。駅舎は旧都幾川村の木材を使用。明覚駅 駅
-
都幾川に架かる玉川橋を渡ります。道幅は狭くレトロ感が漂う橋です。
■玉川橋
1921年(大正10)竣工、埼玉県最古のアーチ橋(長さ32.4m)です。 -
道路標識の上にカラスが一羽…私同様に田園風景を楽しんでいるのでしょうか。
-
10:34 武蔵嵐山駅(むさしらんざん:東武東上線)に着きました。(せせらぎBSから27分)
■駅名の由来
1923年(大正12)菅谷駅として開業。
1935年(昭和10)日本の「公園の父」と呼ばれる本多静六が、この付近にある渓谷(現・嵐山渓谷)を見た際、京都の嵐山(あらしやま)の風景によく似ていることから、武蔵の国の嵐山と命名したことが評判になり、観光客がこの地を訪れるようになったため、武蔵嵐山(むさしらんざん)駅に改称。武蔵嵐山駅 駅
-
次のバスまで27分あるので駅周辺を散策します。
-
駅前通りは、ひっそりとしています。
-
駅前ロータリーから約60m、無人販売店があるとは…オール100円です。
-
11:01 【と02系統】せせらぎバスセンター行に乗ります。
-
ラベンダー畑が広がります。(約5万本)
昨年の台風の影響で現在は育成中、紫色のジュータンだったら北海道を旅している気分になれたのに…残念です。 -
※参考画像[嵐山町HP]
■千年の苑ラベンダー園[嵐山町観光協会]
https://www.ranzan-kanko.jp/lavenderfestival -
11:14 ふれあいの里たまがわに着きました。(武蔵嵐山駅から13分)
-
本日のランチは、コチラでいただきます。
滞在時間は1時間弱です。 -
※参考画像[ときがわ町HP]
■ふれあいの里たまがわ
地元で採れた農林産物、地域特産品、お弁当や総菜などを販売しています。結構、地元の方が利用しています。
・ふれあいの里たまがわ[ときがわ町HP]
https://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=11566 -
■手打ちうどん弁当(450円)
他県民には知られていませんが、埼玉県はうどんの生産量第2位(消費量は第10位)です。朝食は蕎麦でしたが、昼はうどんをいただきます。2食続けて麺類は珍しかもしれません。 -
お弁当だから仕方がありませんが、麺がくっ付いてしまっているので、汁をかけていただきます。(下手すると箸が折れそう!)
お~ぉ、凄いコシ、口の中で手打ち感が伝わってきます。3ヶ月前に食べた「吉田のうどん(山梨県 富士吉田市)」と良い勝負です。汁は若干甘めでしょうか。いなり寿司は素朴な感じで美味しいです。
今度、うどんを求めて埼玉を旅するのもアリかな~と思いました。ご馳走さまでした! -
■青なすジェラート(320円)
食後のスイーツは、 ときがわ町の特産品のひとつ「青なす」を使ったジェラートをいただきます。
■青なす(正式名称:埼玉青大丸なす)
明治時代に埼玉県に導入され栽培、きんちゃく型で黒紫色にならない茄子です。昔は奈良漬け用に経済栽培され、味噌汁や煮物用の食材と重宝されたそうです。 -
いただきま~す!
最初はミルクの味がして、時間差で茄子が追いかけて来る感じです。普段食べる茄子と違い、アクが少なく、果肉がしっかりしているのが食感で分かります。珍しいジェラートをいただきました。ご馳走さまでした。 -
イチオシ
プチ紫陽花を撮影してからバス停へ向かいます。
-
残念ですが、ときがわ町に別れを告げる時が来ました。
ラストは「【と06系統】小川町駅行」に乗ります。 -
バスが来ました~
-
12:09 ふれあいの里たまがわを発車しました。2分後にJR八高線の踏切を渡ります。これよりしばらくの間、八高線に沿って走ります。
-
バスは、交通量の多い県道から逸れ、日影地区を走ります。当初は、この先にある「雀川砂防ダム公園」で弁当を食べる計画でしたが、もう一つのハブ&スポークを視察するため変更しました。
■雀川砂防ダム公園[ときがわ町HP]
https://www.town.tokigawa.lg.jp/forms/info/info.aspx?info_id=11966 -
緩やかな上り坂道を走ります。
道路の両脇は水田となっています。こんな雨の日は稲の香りが漂うんですよね。 -
■雀川ダム入口~小北バス停間
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
激狭、さすがに対向車が来たらすれ違いはできませんね。これも路線バス旅の楽しみの一つです。あと1kmで小川町(比企郡)に入ります。 -
12:30 小川町駅に着きました。(ふれあいの里たまがわから21分)
小川町駅 駅
-
イーグルバス(ときがわ町路線)と川越観光自動車(東武系列)のツーショットを一枚。この他にイーグルバス(東秩父村路線)と国際十王交通(東武系列)が発着します。
■小川町[埼玉県 比企郡]
人口2.8万人。
外秩父の山に囲まれた小川盆地に市街地があり、「武蔵の小京都」と呼ばれています。伝統工芸の「小川和紙」が有名です。 -
1番線には寄居行(4両編成)が停車しています。※ワンマン運転
■東武東上線
池袋駅を起点に寄居駅を結ぶ路線[39駅・75km]。
全区間の通し運行は無く、必ず小川町駅で乗換える必要があります。 -
駅構内は、東武鉄道とJR東日本の共同使用駅で、東武鉄道が管理しています。券売機は、東武が3台、JRが1台です。
-
トイレで珍しいものを発見しました。
ハイタンク式です。かつては、どの駅にも設置されていたのではないでしょうか。鎖紐を引くと勢いよく水が流れます。(懐かしい) -
次のバスまで50分ほどあるので駅周辺を散策します。
大きな建物は、ビジネスホテルかと思いきや産婦人科でした。(笑) -
中華料理「天龍」も気になりますが、もっと気になるお店が3軒隣にあります。
■天龍[食べログ]
https://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11007621/ -
昭和レトロが漂う良さげなお店ではありませんか~経験上、こういうお店はハズレがないでしょう。ぜひ立ち寄りたい店です。(焼き鳥の名店だそうです)ホッピーを飲みながらホルモン焼、想像するだけでヨダレが出てきます。(笑)
■太田ホルモン駅前店[食べログ]
https://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11012103/太田ホルモン 駅前店 グルメ・レストラン
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駅前に気になる看板が、「ご当地グルメ おからドーナツ」ですって、これは買わないと…と、いうことで店内へ(創業は1921年、老舗の豆腐屋)
■三代目 清水屋
・ホームページ
https://www.okara-donuts.com/
・食べログ
https://tabelog.com/saitama/A1105/A110605/11024552/三代目 清水屋 グルメ・レストラン
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購入したのは、ストロベリーチョコとホワイトチョコ(各130円)です。後ほど、いただきたいと思います。
-
■1日周遊券のお得度
・生越駅 → せせらぎBT → 竹 の 谷 500円
・竹の谷 → せせらぎBT → 武蔵嵐山駅 500円
・武蔵嵐山駅 → ふれあいの里たまがわ 220円
・ふれあいの里たまがわ → 小 川 町 駅 360円
正規運賃1580円 - 1日周遊券1000円 = 580円のお得
---------------------------------
■距 離
・鉄 道……75.2km
・バ ス……51.3km
合 計… 126.5km -
次は、東秩父村路線(イーグルバス)に乗り、ハブ&スポーク方式をさらに発展させた「小さな拠点」を視察します。その後は、東松山市まで移動し、温泉で癒され、ご当地グルメをいただきます。(後編をお楽しみに!)
ご覧いただきありがとうございました。小川町駅 駅
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喜多方
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この旅行記へのコメント (6)
-
- yamayuri2001さん 2020/11/23 10:34:05
- BTSさん、お久しぶりです。
- BTSさんのバス旅は、テレビ番組の旅みたいで、いつも凄いなと思います。
下調べが入念なんですね!
ところで、青茄子のジェラートと言うのが、とても気になりました。
最初はミルクの味がして、時間差で茄子が追いかけて来る感じ・・・
フムフム・・・
食べてみたいですね。
いろんな変わったジェラートにトライしましたが
青茄子の味は、未だ食べたことがありません。
便利さから、レンタカーばかり使っている私には
バス旅が憧れなんですが、時刻表と照らし合わせて
自分の行動を決めるのは、案外難しいですね。
車窓も景色を楽しみながらの旅!素敵です。
この旅行記も楽しませていただきました。
yamayuri2001
- BTSさん からの返信 2020/11/24 07:33:47
- RE: BTSさん、お久しぶりです。
yamayuri2001さまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
>BTSさんのバス旅は、テレビ番組の旅みたいで、いつも凄いなと思います。
>下調べが入念なんですね!
お褒めいただきありがとうございます。
4トラに出会ってからは、旅は「1粒で3度美味しい」でしょうか。
?計画、?実施、?旅行記作成、この中で「計画」が私にとって
一番楽しいですね。ネットで色々調べて自分なりの旅を作り上げたときの
達成感は何とも言えません。(快感!)
ナスを使ったジェラートは珍しいですよね。
行程作成時から楽しみにしていました。
青ナスは、普段食べるナスとは違い、ナス特有のクセがなく、アイスミルクとの
相性が良いですね。ふれあいの里たまがわでは、他のジェラートもあります。
道の駅巡りも良いですね。
ただ、路線バスの旅だと寄れないところが難点でしょうか。レンターカーだと
色々と巡ることができるのですが、アルコールが飲めなくなるのが難点ですね。
コロナ感染が拡大し、この先は不透明ですが、旅を続けたいですね。
BTS
-
- Akrさん 2020/11/16 09:24:13
- ハブ&スポーク式
- BTSさま
おはようございます。Akrでございます。
どんな天気でも晴れにする「晴れ男」のBTSさまらしからぬスタートですね~
最近は路線バスの旅シリーズが好評ですね。今後、定番化して行くのでしょうか。
「ハブ&スポーク式」は最近では路線バスが撤退した地域の再編化などでコミュニティバスなどで似たような形態がみられますね。過疎地域では効率的な運用方法だと思います。そしてマイクロバスやジャンボタクシーなど利用率に合わせたサイズの車両での運行も特徴ですね。
イーグルバスさんは貸切専業とばかり思っていましたら乗合事業にも進出していたのは驚きました。よく観光地でみかけるバスでしたので。
青なすジェラートは味が想像つきません(笑)
たぶん私がいつも食べているスーパーで売っているなすとはまったく違った味なのでしょうね。一度食べてみたいですね。
次回は恒例の「飯テロ」旅行記でしょうか?
楽しみにしております。
お忙しい中、悪いなあと思いつつ、面白いのでついつい長いコメントしてしまいます(笑)スミマセン。
-Akr-
- BTSさん からの返信 2020/11/18 07:12:11
- RE: ハブ&スポーク式
- Akrさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
>最近は路線バスの旅シリーズが好評ですね。
ありがとうございます。
そうですね〜長期休暇が取れないので関東周辺での活動となるためバス旅が多くなります。このシリーズが終わると、次は7月下旬に某県の町営バスを2日間乗った旅行記となります。年明け1月中旬は、某県の町営・村営バスを乗り継ぐ旅が決定しています。(既に宿は予約済です)3月上旬は、某県の町営バス(3町営バスに乗ります)や一般路線バスの乗継旅を計画しています。(GO TO トラベルが延長してくれると良いのですが…)
イーグルバスは、Akrさんの仰る通り、当初は観光バスや企業・学校の送迎(特定バス)でしたが、2003年より路線バスに進出しました。当時、イーグルバス 代表取締役社長 谷島賢氏は、軽い気持ちで他社の赤字路線を引き継ぎ、軌道に乗せるまでは苦労されたそうです。そこでデータ化(見える化)やハブ&スポーク方式を導入し、成功を収めています。
>青なすジェラートは味が想像つきません(笑)
私も食べるまでは、どんな味がするのかと思っていました。
食べてみると、我々がイメージするアクの強いナスとは違い、微かにナスの香りが口の中に広がり、食感は普段口にするのナスと同じでした。
>お忙しい中、悪いなあと思いつつ、面白いのでついつい長いコメント…
お気遣いいただきありがとうございます。
コメント歓迎です。ただ、返信は遅くなることがありますが…(汗)
次回は、Akrさんの予想通り、「飯テロ」です。もちろん、ご当地グルメをいただきます。お楽しみに!
BTS
-
- Tagucyanさん 2020/11/15 17:32:47
- 私も気になっていました
- BTSさま
こんにちは
来ましたねえ、バス旅。
ときがわ町の町営バスは、ここまで整理される前に1度乗ったことがあるのですが、現在の時刻表を見ると、見事にせせらぎバスセンターを中心に乗り継げるダイヤになっているのが気になっていました。「ハブ&スポーク方式」と言うんですね。ある意味、効率的な体系だなあ、と思っておりました。
協賛店クーポン付き1日乗車券があるのも知りませんでした。
こういうのを見ると、燃えてくるんですよねえ(笑)
ちょっと私も機会を見て、乗りつぶしに出かけてみようかなあ、と思ったりして。
越生駅の変化ぶりは、私もビックリしていました。
むしろ何にもなかった東口の方がきれいになってしまって。
JR八高線のホームは、いつの間にかすれ違いのできない片面ホームになってしまいました。あのあたりは駅間距離が長いので、ダイヤ上のネックにならないのかなあ、なんて余計な心配してしまいます。
これでまだ1日目の前半なんですよね。
続編楽しみにしております。
---
Tagucyan
- BTSさん からの返信 2020/11/18 06:33:43
- RE: 私も気になっていました
Tagucyanさまへ
おはようございます。
いつもご覧いただきありがとうございます。
Tagucyanさんは、すでにイーグルバスに乗られているんですね。
恐れ入りました。
バス事業者は勘と経験で経営する慣習があるため、赤字になると減便・運賃改定(値上げ)・廃止という負の連鎖になりがちです。しかし、それに疑問を持ったイーグルバスの代表取締役社長 谷島賢氏は、データ化(見える化)に取り組み、成功しています。
その成果が認められ、谷島氏は国土交通省関東運輸局から「地域公共交通マイスター」に任命され、赤字で喘ぐバス事業者の手助けをしています。例として、小鹿野(おがの)町営バス[埼玉県 秩父郡]がハブ&スポーク方式を導入しています。
イーグルバス(ときがわ町路線)では、1日乗車券を車内で発売していますが、全線乗らないと元がとれないでしょうか。協賛店クーポンが付いていますが、いずれも日帰り入浴施設の割引です。今回はコロナのため3店舗とも休業していましたが、おススメは玉川温泉です。いつかリベンジしたいと思っています。
生越駅の東口は綺麗に整備され、数年後には大きく変わるかと思います。西口にあった駅舎は取り壊され残念でしたが、観光案内所と待合室ができるようです。
後編の作成を始めました。いつ公開できるかは分かりませんが、お楽しみに!
BTS
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