2019/03/08 - 2019/03/15
20位(同エリア408件中)
ポポポさん
アブシンベルを出発してツアーバスはアスワンへ。
アスワンではカルトゥーシュの店で買い物の後、いよいよクルーズ船に乗船しました。
乗船したクルーズ船は「ナイルスタイル」という船です。外観からは5つ星クラスの豪華クルーズ船かどうか判別できませんでしたが、船内に入ってみて驚きました。
とても5つ星クラスの豪華クルーズ船といえるようなものではありませんでした。乗船するまでは騒々しかったご婦人方も一挙に熱が冷めたように静かになり、あまりにも募集パンフと食い違っているため開いた口が塞がらないといった状態でした。
いよいよ旅行会社の誇大広告に騙されたナイル川クルーズが始まりましたが、まだこの時は序の口でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
アブシンベル神殿の観光が終わったので一旦ホテルに戻りました。
神殿入り口のセキュリティセンター前には多くの土産物店がありましたが、早朝のため大多数の店は開いていませんでした。 -
写真はその中でも開店していた店です。
まだ朝が早いので「ワンダラー」の掛け声はありませんでした。 -
ホテルに戻るとまずは朝食。その後支度を整えてアスワンにUターンしました。
アブシンベルにやって来たのは昨日の昼過ぎでしたから、何とも気忙しい旅程です。
アブシンベル神殿はもっと時間をかけて見たかったですね。
朝日に映えて燃えるような赤色のアブシンベル神殿は売りの一つなのでその色を見たかったのですが、観光時間が少ないため断念せざるを得ませんでした。 -
心残りのアブシンベルを出発しました。写真は車窓から見えるナセル湖。
朝日を浴びたナセル湖はとても綺麗でした。 -
砂漠の中の人工農園(植えてあるのはナツメヤシ)を通り過ぎてバスはアスワンに向かいます。
-
人口農園を過ぎると見渡す限りの砂漠地帯。
砂漠地帯と言っても砂があるだけではなく写真のような風と砂で風化した岩が点々としていました。 -
これらの岩は自然の風化でできたものです。いわば自然の造形美。
色々な姿に見えるそうですが、一番目に付くのがピラミッド型の岩だそうです。
ここからは砂漠のなかにピラミッドを見つけるミッションがスタート。 -
しばらくするとそれらしき岩が見えてきました。一番右の岩がピラミッドに似ていますがガイドさんが話していたのはこの岩ではありませんでした。
もっと大きな岩で独立して屹立しているとの事。 -
それらしき岩はありますがピラミッドのようには大きくない。
でもそのうち見えてきました。
ガイドのアラーさんがこの岩この岩と指さしていました。岩肌こそ黒いもののピラミッドにそっくり。カメラのファインダーにしっかり捉えて写したはずなのに写真が写っていない。
ここは一眼レフカメラで写真を撮ったので写っていないはずなないのですが写真はありませんでした。
摩訶不思議、あの岩のピラミッドはひょっとしてUFOの基地だったりして。そのため写真に写らないようにバリアが張られたりしていたとか。そんなことは無いか。
でもここはそんなことを連想させるような不思議な場所でした。 -
次にバスの左車窓に見えてきたのは亀のような姿をした岩。
この亀は何かに似ている。何に似ているのかなと思いながら見つめていると、ふと思い出したのがこの怪獣。 -
大怪獣「ガメラ」だ。精悍な横顔やお姿は我々が子供の頃熱狂した「大怪獣ガメラ」様によく似ている。
年月が経ったせいか、どこかお顔がガラパゴス諸島のイグアナに似ている気もするがあまり細かい事は追求しない。
数々の戦いの最期の別れは宇宙に飛び立ったり、傷を癒すために海中に潜っていかれましたが、実のところはエジプトの砂漠で休まれていたのですね。
まさかこんなところでお会いしようとは思ってもみませんでした。
新怪獣は現れなくなったし、映画の出演依頼もないのでこんな処で静かにお休みだったんですね。
お休みの所申し訳ございませんガメラ様のご尊顔を拝したいと思いますのでアップにさせていただきます。 -
「おおお、ガメラ様。精悍なご尊顔が素晴らしい。ご健勝で何よりでございます。日本の映画館で再びお会いできることを祈念しまして失礼させていただきます。」
旅先での私のいつもの妄想です。
エジプトの「大怪獣ガメラ」は顔も甲羅も風と砂で削られた自然の芸術です。信じられます?人の手は加えられていないそうですよ。
顔は人の手で作られたかのように非常にリアルでした。自然の造形の神秘には本当に驚かされます。 -
ゴツゴツした岩が続く中をバスは走り抜けて行きます。これらの中にはガメラのような自然の彫像が他にあるかもしれません。
左端の岩はピラミッドに見えなくもないですね。 -
こちらは円錐型の岩が多かった。
-
アブシンベルに行く途中で見た逃げ水まで戻ってきました。
ここではトイレ休憩を兼ねて小休憩。
昨日はここでポリスが警戒していましたが今日はいませんでした。常に警戒している訳ではないようです。 -
写真の逃げ水は上の景色の右に見えていた景色。
昨日見た逃げ水の景色と全く同じ光景でした。日によって逃げ水の景色は変るものだと思っていましたがどうやら同じ景色しか見えないようです。 -
バスはアスワンまで帰って来ました。見えているのはナイル川。ナイル川を通り過ぎるとそこがアスワンの町です。
今バスが通っているところはアスワンダムの上、アスワンダムは1902年、イギリスの植民地時代に造られました。その後堤の嵩上げ工事が行われて現在の姿になりました。
1970年に旧ソ連の支援を受けて6㎞上流にアスワンハイダムが建設されてからはアスワンロウダムと呼ばれています。
現在は空港とアスワンの町を結ぶ道路として使用されています。アスワンダム 自然・景勝地
-
アスワンハイダムでは水門を見ることができませんが、このダムは車窓から水門を見ることができます。ガイドのアラーさんが「水門を見て」としつこく我々に勧めていました。
車窓右にはナセル湖があり、右車窓からはかつてイシス神殿があった場所を見ることができるそうです。アスワンダム 自然・景勝地
-
これがアスワンロウダムの水門です。水門自体は今でも開閉できるそうですが、本来の目的と機能はアスワンハイダムに移っているため開けられることはないそうです。
アスワンダム 自然・景勝地
-
アスワンハイダムはエジプトの軍事重要拠点なので軍隊が警備しています。
そのためダムの近くにはエジプト軍の基地があり、アスワンロウダムの入り口には装甲車が配備されていました。
航空機からダムを守るため、周辺には地対空ミサイルも配備されているそうですよ。アスワンダム 自然・景勝地
-
ナイル川の支流です。
-
こちらは右車窓から見えるナセル湖です。湖の右に映っている岩の塊は元イシス神殿があった場所。現在神殿本体は別の場所に移築されています。
-
ナセル湖の景色。
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アスワンの町に戻ってきて最初に訪れたのが「カルトゥーシュ」の店でした。これよりは阪急トラピックスではお決まりの買い物タイムです。
道路に横付けして店に入ったので店舗の写真はありません。店名は「ニュー・スカラベ」、もらった入店時の番号札に店名が印字されていました。
「カルトゥーシュ」とは王名を記したヒエログリフを囲む楕円形の枠のことで、現在ではこの形状の純金製の板にヒエログリフで名を刻み土産物品として販売しています。
そのため土産品としてはかなり高価な品でした。ここでは女性店員が営業トーク、それをアランさんが日本語に通訳してくれました。
カルトゥーシュの板に購入する人の名前をヒエログリフで彫ってくれて、これはサービスだそうだ。金の薄い板なので光を反射して美しい、けれども高い。我々は格安ツアーの参加者なので財布の紐が固いのです。
説明を聞いた後で購入したのは2人のご婦人だけでした。 -
カルトゥーシュの他にアクセサリーもありました。
ネフェルティティの頭像をデザインしたものや富の象徴のスカラベ、命の鍵のアンク、全てを見通せる鷹の目などです。
カルトゥーシュは高価なので最初から購入する気はありませんでしたが、写真を撮りたかったので女性店員に「カルトゥーシュの写真を撮らせて」と伝えたものダメだと断られました。
私が中年の女性店員に話しかけた時はこのコーナーはツアー客無し。手持無沙汰なのでカタコト英語で話しかけると、彼女がゆっくりと分かり易い英語で返しくれた。お互いにカタコト英語で話していたら笑いながら「写真撮っていいよ。」と言ってくれました。店の奥では土産物を売っているがそこは写真を自由に撮っていいそうです。カルトゥーシュ以外の貴金属も離れた場所からなら写していいよと言ってくれました。
こうして写したのがカルトゥーシュとアクセサリーの写真。 -
この店のメインは貴金属製品。ネックレス、指輪、ピアスなど多くの商品がありました。
-
店内の様子。格安ツアーのメンバ―は誰一人としてこちらのコーナーには近づかなかったな。
-
貴金属のコーナーです。私も見るだけ。
ネックレスは素敵なデザインの物が多かったです。目の保養の次は土産物のコーナーへ。 -
土産物のコーナーはエジプトの神々の置物の像などでした。
置物の像は大小色々ありましたよ。同じように石を加工したピラミッドの置物のように重量があるものもありました。
この店はガイドが連れてくる店なので料金は高いです。これらは観光地の店や露店などでも取り扱っていて、そちらの方が料金はかなり安いです。
ピラミッドなど石の細工物はどこで購入しても同じだと思うので安価な方がいいのではないでしょうか。
神々の像の置物については品質が良いと思います。いくつかを見せてもらいましたが塗装面の傷や塗りむらなどはありません。出来栄えもいいと思います。
翼を広げているのは太陽神ラーの娘アマト女神。 -
太陽円盤を頭の上にかざしているのは太陽神ホルアクティ、手前の黒い狼顔の神は死者の守護神アヌビスです。
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こちらは太陽神ホルアクティと死者の守護神アヌビスのカラーバージョン違い。
手前は猫神パステトの頭部の置物。パステトは猫の頭部を持つ人間の姿で現される女神で天空の女神、音楽の神とされています。 -
エジプト土産の定番、ツタンカーメンの黄金のマスクです。写真はそのブラックバージョン。マスクの色を黒にしたもので珍しいので1枚パチリ。
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右は太陽神ホルアクティ。左は何という神かな?
知らべてもこのような神はいません。装身具等から想像して王女ではないでしょうか。 -
カルトゥーシュの店を出発してバスはアスワンの町の中へ。
写真はヌビア博物館の側にあるヌビア人の墳墓群。バスの左車窓から見えました。 -
ここはヌビア博物館。ヌビア人の生活を分かりやすく紹介した博物館で、館内の敷地にはヌビア人墓地やヌビア人の住居もあるそうです。
ツアーの観光先には含まれていないので車窓から眺めただけでした。ヌビア博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ヌビア博物館の正面入り口の様子です。
ヌビア博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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バスの左車窓に見えてきた白亜の建物は聖ミカエル大聖堂。
カトリックの教会かと思いましたが、キリスト教の教会にしては建物が斬新すぎるので違和感がありました。
この建物はコプト教の教会です。コプト教とは聞き慣れない名前ですがエジプトのキリスト教のこと。キリスト教ではありますが、カトリックや正教会などの主流からは異端とされています。聖ミカエル大聖堂 寺院・教会
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聖ミカエル教会の全景です。ナイル川のクルーズ船からも眺めることができますよ。
聖ミカエル大聖堂 寺院・教会
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バスはナイル川沿いの道を進んで行きますが、対岸には岩窟墳墓が見えてきました。
岩窟墳墓はヌビアの貴族の墓だそうです。
墓の中には壁画が有名な物もあって、それらは有料で見れるそうです。但しナイル川を渡らないといけません。ツアーのため見る時間はありませんでした。岩窟墳墓 建造物
-
岩窟墳墓がある丘の全景。丘の右端の建物は聖シメオン修道院でしょうか?
そこからはナイル川とアスワンの町の絶景が眺められるそうです。岩窟墳墓 建造物
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ナイル川と岩窟墳墓のある丘の景色。
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やはり聖シメオン修道院のようです。
対岸に点々と見えている穴が岩窟墳墓です。この辺りから右端にかけて集中しています。岩窟墳墓 建造物
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ナイル川対岸の岩窟墳墓群。
岩窟墳墓 建造物
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バスはナイル川沿いの道路を進んで行きました。車窓から見えるのはヌビアの人々。ここはバス停なのかな。
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エジプトでは珍しい赤い花が咲いていた木。
ガイドのアラーさんが木の名前を教えてくれたのですが思い出せません。メモにも残していないので名前は不明。 -
赤色がとても鮮やかで目の保養になりました。
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川沿いの道を進んで行くと、ナイル川河畔に何隻ものクルーズ船が係留されていました。
-
ここでバスは停車しました。我々はバスを降り、これからクルーズ船に乗船するそうです。
点呼が終わるとアラーさんの後に続きました。スーツケースはクルーズ船のスタッフが運んでくれるので手荷物のみ持ってクルーズ船に向かいました。 -
1列目のクルーズ船を通り過ごして次に並んでいるクルーズ船へ。
どんな5つ星の豪華クルーズ船に乗るのかと期待でドキドキします。旅行会社のパンフレットで紹介されていたのは豪華な室内の豪華クルーズ船でした。
パンフレット記載の船に乗れない場合は5つ星と同等クラスのクルーズ船に乗船すると書かれていました。
いずれにしても豪華クルーズ船に違いないので期待感はいやが上にも沸き上がります。 -
アラーさんがとあるクルーズ船の前で歩を止めました。
写真の船が今回乗船するクルーズ船だそうです。船の名前は「ナイル・スタイル}。
えっ、「ナイル・スタイル」?
4トラ・メンバーさんの旅行記によく登場する船だけど、これが5つ星の豪華クルーズ船?旅行記ではドアが開かない、鍵がかからないなどトラブルが頻発しているクルーズ船だ。船内も豪華な印象は受けなかったが本当に5つ星のクルーズ船なのかな?不安と疑問でテンションは下降ぎみ。
外観はともかく、内部を見ないことには分からない。ともかく乗船してみましょう。 -
クルーズ船に乗船するツアーの面々。
-
クルーズ船2階のフロントとロビー。
最初はクルーズ船のロビーとフロントはこんなものかと思っていましたが、大変な誤りだと気づいたのは5つ星の豪華クルーズ船に乗り込んだ時でした。クルーズ船は上陸する時の通路として使用されることがあります。クルーズ船は川岸から順に横並びに係留されます。外側のクルーズ船から陸地に上陸する場合は横並びになった他のクルーズ船の中を通って上陸するのです。
その時に他のクルーズ船の中を移動するのでランクが分かるという訳です。
5つ星、4つ星はロビーに星の数が表示されているが「ナイル・スタイル」には何ら表示がされていない。5つ星豪華クルーズ船と比べると内装は月とスッポン暗いの差があった。
はっきり言って豪華クルーズ船と比べると「ナイル・スタイル」は遥かに見劣りする。旅行会社に騙されたとはっきり感じたのはこの時だった。その差を感じたのは我々ツアー客だけではない。添乗員も「ナイルスタイルとは比べ物にならないほど豪華だな。」と言っていた。
これらはこの後起こることだが、話の時系列を巻き戻そう。
さて、船に乗船してすぐに部屋割が行われた。客室は4階、3階、2階に分かれている。各部屋の広さや調度などは階によって違うそうだ。
つまり4階から下に降りるほど広さや内装等の質が落ちていく。最も質が落ちるのが2階の部屋。2階に添乗員の部屋があることからそのことが推測できた。
部屋割は公平を期すためにくじ引きで決めると添乗員から説明があったがここで問題が・・。
ギザの5つ星ホテルと同様私だけすでに部屋は決定していると添乗員から告げられた。しかも部屋は2階で最も質の劣る部屋だ。一人参加のため部屋代の追加料金を支払っているにも拘わらず、クジ引きにも参加させてもらえなかった。何が公平を期すためのくじ引きだ。すでにババ抜きされたツアー客があるなんて信じられない。
こんな不当な取り扱いをされたのは阪急トラピックスの東京本部だけだよ。
本当に今回のツアーは頭にきた。「こんなに不公平な取り扱いをするのであれば追加料金を取るなよ。」と言ってやりたい。
ともかく添乗員の一方的な采配で全てが決められていった。
さらに悪いことには私の部屋はホールに最も近かったため、船内で行われる各種イベントの騒音が煩くて寝付けなかったのだ。 -
室内の様子。2階の部屋のため室内は狭い。パンフレットで紹介された部屋とは月とスッポンほどの差がある。
ボロ船と言ってしまえば言いすぎだろが、そんな印象だった。
ちなみに3階、4階の部屋は2階よりも広かったものの、内装は格別豪華ではなかったそうだ。ツアー参加者は誰もが、これは旅行会社の客集めのための誇大広告だ、誇大広告に騙された。これは詐欺じゃないかと言っていた。 -
室内のロッカー。狭すぎて荷物が入らない。スーツケースも手荷物も出しっぱなしだった。
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室内の様子。ベッドは狭かった。室内も狭い。ぎりぎりスーツケースが広げられる程度のスペースしかない。
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室内の様子。部屋の左隅にもロッカーがあったが、こちらは上着を収納するロッカーだった。
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ロッカーのハンガーは針金の物が3本のみ。これで5つ星の豪華クルーズ船といえるのか。はなはだ呆れて物も言えない。
(この時はまだ5つ星クラスの豪華船を見ていないので、この内容で5つ星のクルーズ船かと半信半疑だった。) -
浴室の内部、洗面台は完備している。ドライアーは備え付けられて一応の物は揃っていた。
また幸いにもドアが開かないとか、カギが掛からないといったトラブルは無かった。 -
バスルームは換気扇が作動しなかった。さらにバスタブの栓が無い。
バスタブの栓は夕方補充されたが換気扇は修復されなかった。
WIFIは有料。料金は1時間3ドルもしくは50EGP(エジプトポンド)だが室内では入らない。
使用できるのはロビーのみだった。 -
昼食は1階にある船内レストランで食べた。
料理は美味しい。エジプトで食べたレストランやホテルの中で一番美味しかったと思う。
昼食後は自由行動です。当初は川向こうの岩窟墳墓に行こうかと思いましたが、渡し船の船着き場まで結構距離があること、船賃をボラれるらしいとの情報もあったのでOPツアーに参加することにしました。
ツアーOPは「イシス神殿観光とファルーカ船セイリング体験」で料金は11,000円でした、
ファルーカ船については乗りたいとも思わなかったが組み込みなので仕方なく参加した。
しかし、このファルーカ船、セイリングには程遠い内容でこれも偽りありだった。
他の旅行社が催行するセイリングと比較すると酷い内容だった。詳しいことはセイリング体験の時に記述します。 -
クルーズ船の船着き場をバスで出発し、イシス神殿に向かう船着き場を目指しました。
町中に屯すヌビアの人々。 -
道沿いに建つ白亜の塔。コプト教の教会はナイル川沿いに建っているのでモスクのミナレットかもしれません。
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コプト教の聖ミカエル大聖堂。
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アスワン郊外にあるイスラム墓地。バスはこのそばを通って渡場に向かいます。
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イスラム墓地。広範囲の規模の大きな墓地でした。
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町を抜けると砂漠化した荒れ地が続いています。
アスワンはエジプトで最も暑い場所で夏には気温が50度になることもあるそうです。またアスワンの砂は耐熱ガラスと水晶の材料になるそうですよ。 -
荒れ地を抜けると岩場にでました。アスワンはエジプトで唯一御影石が取れるところで、神殿やオベリスクの石材は全てアスワンから切り出されています。
次はイシス神殿の旅行記をお送りします。掲載までしばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
アスワンの旅行記に訪問下さりありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- KRNさん 2021/05/19 18:13:59
- ナイルクルーズに興味津々
- いつかはナイル川を優雅にクルーズしてみたいと思っている者です。
エジプトはなんだか面倒なことが多そうなのでパッケージツアーで・・・(インドは面倒そうだったので格安パッケージにしました)
でも誇大広告もあるんですね。
まだ全部読めていないのですが、誇大広告の写真比較などもあるのでしょうか。
これから読み進めるのが益々楽しみになりました。
- ポポポさん からの返信 2021/06/07 21:26:18
- RE: ナイルクルーズに興味津々
- KRNさん、こんばんは。はじめまして、ポポポと申します。
返信が大変遅れて申し訳ありませんでした。何かと込み入った事が重なり、連絡が遅れてしまいました。
また連絡と伴に「いいね」まで頂きありがとうございました。
> いつかはナイル川を優雅にクルーズしてみたいと思っている者です。
> エジプトはなんだか面倒なことが多そうなのでパッケージツアーで・・・(インドは面倒そうだったので格安パッケージにしました)
いつかはエジプトナイル川クルーズですね。エジプトは北のカイロやギザと南のヌビアやアスワンまで
かなりの距離があります。特に南にある神殿や遺跡群はいずれもナイル川沿いにあるため、古くからクルーズ船で観光されていました。その点ツアーの方が便利です。
> でも誇大広告もあるんですね。
> まだ全部読めていないのですが、誇大広告の写真比較などもあるのでしょうか。
私が参加したツアーは「豪華五つ星クルーズ船によるエジプトナイル川ツアー」というものでした。
パンフレットには5つ星クルーズ船の豪華な船室や船内の写真と船の名前が掲載されていました。注意書きにはこの船が手配できない時は同等クラスの豪華クルーズ船を用意しますと書かれてありました。
これを読めば誰でも豪華な船に乗れて優雅な旅行ができるんだなと思いますよね。
でも実際乗船した船はパンフレットの写真とは似ても似つかぬ船でした。
私の旅行記を最初から読んでいただくとその様子が分かるかと思います。
旅行会社に騙されたと思ったのは私だけではありません。同じツアーの誰もが「何この船、ちっとも豪華じゃない。」と言っていました。
乗った船は多分3つ星クラスの船です。その証拠に船のランクを示す表示がありませんでした。
他の船には「5つ星」「4つ星」の表示がありましたから・・・。
さらにそれ以上に騙されたのが観光先の数を減らされたことです。実は旅行1週間前になって突然募集時の旅程が大幅に変更されました。
ガイドによればその旅程通りには観光できないとのこと。急遽クルーズ船からバスに変更され、王家の谷の王墓は何とか一か所だけ見学できました。本来なら1チケットで3か所見学できたのです。
このツアーは阪急トラピックス東京本部が募集したものですが、旅行されるならこのツアーは避けた方がいいです。
同じ阪急トラピックスでも大阪本部が主催するナイル川ツアーは船が豪華でとても良かったそうです。旅仲間やツアーのメンバ―から聞いた話は同様に高評価でしたが、これはいずれも大阪本部が募集したツアーでした。
同じ会社なのになぜにこんなにも違いがあるのかと驚いている所です。阪急トラピックスで参加されるなら大阪本部主催のツアーならいいと思います。
> これから読み進めるのが益々楽しみになりました。
旅行会社は最悪でしたがエジプトは魅力ある観光地ですので、是非ナイル川クルーズに参加されてみて下さい。
但しエジプトの神々や歴史など、事前にある程度知識を入れておかないとガイドの説明が理解できません。100%楽しむために予備知識を入れておきましょう。
今後ともよろしくお願いいたします。
ポポポ
-
- しゃんみーさん 2020/05/31 14:45:34
- 私も文句言いたくなりましたよ。
- ポポポさん、こんにちは!
ナイル川クルーズの旅というくらいだから、旅行のメインイベントのナイル川クルーズ。
パンフレットと違うクルーズ船だったんですかー!?
パンフレットの写真と全然違うなんて、「詐欺」と言われても仕方ないですよね。
おまけにポポポさん、お一人参加の追加料金も払ってるのにくじ引きに参加させてもらってないし・・・。
怒る気持ちよくわかります。
針金のハンガーはあんまりですよね!
でもお料理は美味しかったようですね(^_-)-☆
クルーズの景色はいかがでしたか?
また、綺麗な写真みせてもらえること楽しみにしてます♪
- ポポポさん からの返信 2020/06/03 18:20:36
- RE: 私も文句言いたくなりましたよ。
- しゃんみーさん、こんにちは。お返事が遅くなって申し訳ありません。
>
> ナイル川クルーズの旅というくらいだから、旅行のメインイベントのナイル川クルーズ。
> パンフレットと違うクルーズ船だったんですかー!?
パンフレットの写真は豪華で広い室内の写真。5つ星のクルーズ船ってこんなにも豪華なのかと思わせるような部屋でした。この船に乗れない場合はこの船と同等クラス(5つ星)の別の船になる場合がありますと注意書きがありましたが、この注意書きが偽りでした。違う船なのに同等クラスじゃなかった。
> パンフレットの写真と全然違うなんて、「詐欺」と言われても仕方ないですよね。
> おまけにポポポさん、お一人参加の追加料金も払ってるのにくじ引きに参加させてもらってないし・・・。
> 怒る気持ちよくわかります。
一人参加の場合はホテルがトラウマなんです。「ええー、こんな部屋に泊まるの?」っていう事は結構ある話。でも最初からくじ引きに参加できないなんて初めてでした。
しかも船内で2番目に悪い部屋。(一番悪い部屋は添乗員だったらしいですが・・・。)
> 針金のハンガーはあんまりですよね!
これで5つ星のクルーズ船かって笑ってしまいました。
> でもお料理は美味しかったようですね(^_-)-☆
> クルーズの景色はいかがでしたか?
> また、綺麗な写真みせてもらえること楽しみにしてます♪
料理が美味しかっただけまだ救われました。これで食事が不味かったら最悪でした。
クルーズ船からの景色は次回以降の旅行記で紹介しますね。
ポポポ
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旅行記グループ エジプトナイル川クルーズの旅
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