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午前中にギザの三大ピラミッドを観光し、昼食を終えた午後はダハシュールにある屈折ピラミッドと赤のピラミッド、さらにサッカラの階段ピラミッドとウナス王のピラミッドを観光しました。<br />ウナス王のピラミッドは2016年に20年ぶりに公開が許されたピラミッドで、タイミングよく観光することができました。<br />玄室の壁に描かれたピラミッド・テキストは精緻で美しく必見のレリーフで<br />す。<br /><br />3月9日の旅程<br /><br />ギザ(三大ピラミッド、スフィンクス)ーダシュハール(屈折ピラミッド、赤のピラミッド)ーサッカラ(階段ピラミッド。ウナス王のピラミッド)ーギザ(泊)<br /><br />

旅行会社の誇大広告に騙された最悪のナイル川クルーズ 3 サッカラとダハシュールのピラミッド

37いいね!

2019/03/08 - 2019/03/15

10位(同エリア68件中)

ポポポ

ポポポさん

この旅行記スケジュールを元に

午前中にギザの三大ピラミッドを観光し、昼食を終えた午後はダハシュールにある屈折ピラミッドと赤のピラミッド、さらにサッカラの階段ピラミッドとウナス王のピラミッドを観光しました。
ウナス王のピラミッドは2016年に20年ぶりに公開が許されたピラミッドで、タイミングよく観光することができました。
玄室の壁に描かれたピラミッド・テキストは精緻で美しく必見のレリーフで
す。

3月9日の旅程

ギザ(三大ピラミッド、スフィンクス)ーダシュハール(屈折ピラミッド、赤のピラミッド)ーサッカラ(階段ピラミッド。ウナス王のピラミッド)ーギザ(泊)

旅行の満足度
4.5
ホテル
2.5
グルメ
3.5
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社
  • 3月9日(旅行2日目)、ギザのレストランで昼食を取った後はサッカラに向け、バスでナイル川に並行して造られた道路を南下しました。<br />ギザではレストランで食事をしましたが、テロ対策のため食事は警護しやすいとの理由でホテルのレストランかクルーズ船などの船内レストランに限られています。<br />ギザのレストランは近くに警察署があり付近の警備が厳重だからという理由で許可されたようです。<br /><br />写真はギザの町の様子。首都カイロに比べるとまだ発展途上という感は否めません。

    3月9日(旅行2日目)、ギザのレストランで昼食を取った後はサッカラに向け、バスでナイル川に並行して造られた道路を南下しました。
    ギザではレストランで食事をしましたが、テロ対策のため食事は警護しやすいとの理由でホテルのレストランかクルーズ船などの船内レストランに限られています。
    ギザのレストランは近くに警察署があり付近の警備が厳重だからという理由で許可されたようです。

    写真はギザの町の様子。首都カイロに比べるとまだ発展途上という感は否めません。

  • ギザ市の街並み。町全体は埃っぽい印象です。<br />

    ギザ市の街並み。町全体は埃っぽい印象です。

  • ギザ市の様子。

    ギザ市の様子。

  • ギザ市の様子。ここは中央分離帯ですが緑地帯も花壇もありません。砂と石の殺伐とした景色が道路沿いに続いていました。<br />所々ではこの分離帯がゴミ捨て場になっていました。ギザは砂埃とゴミにまみれた不衛生な町、首都のカイロと比べると天と地ほどの開きがある様に感じました。

    ギザ市の様子。ここは中央分離帯ですが緑地帯も花壇もありません。砂と石の殺伐とした景色が道路沿いに続いていました。
    所々ではこの分離帯がゴミ捨て場になっていました。ギザは砂埃とゴミにまみれた不衛生な町、首都のカイロと比べると天と地ほどの開きがある様に感じました。

  • ギザの街並み。

    ギザの街並み。

  • ギザの街並み。

    ギザの街並み。

  • ギザの街並み。

    ギザの街並み。

  • ギザ市の中心部から南に進むと三大ピラミッドが見えてきました。<br />右からクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド。<br />

    ギザ市の中心部から南に進むと三大ピラミッドが見えてきました。
    右からクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッド。

  • アップにしてカフラー王とメンカウラー王のピラミッドをとらえました。<br />メンカウラー王のピラミッドの周辺に砂漠が見えます。

    アップにしてカフラー王とメンカウラー王のピラミッドをとらえました。
    メンカウラー王のピラミッドの周辺に砂漠が見えます。

  • ナイル川の流域は緑に溢れていました。ナイル川流域はナイル川の度重なる氾濫により肥沃な土壌が流れ出でできた豊かな土地です。<br />この緑の地域を一歩外に出るとそこは荒涼たる砂漠地帯。灼熱の砂と古代のピラミッド以外何もありません。<br />ナイル川流域の緑の地帯は土地の境にナツメヤシが植えられ区分けされています。区切られ畑地にはクローバーや牧草地が続きますが、密集したナツメヤシによって日影が生まれ日陰で休む羊などの家畜の姿を目にしました。<br />クローバーや家畜のフンは肥料となり土地をさらに肥やしてくれることでしょう。<br />この時期のクローバーの緑はとても鮮やかです。無味乾燥な砂漠の隣に緑が鮮やかに映える景色は神々しささえ感じられます。<br />そんな景色を見ているとふと「エジプトはナイルの賜物」という言葉が浮かんできました。<br />この言葉の感覚はやはり現地を見て実感する言葉だと思います。<br />さて、写真はナイル川流域の緑地帯と砂漠の境を写したもので、写真前方に見えているのがナツメヤシです。<br />実は肥沃なナイル川流域の実態を皆さんに知っていただきたく、ダハシュールからギザに戻る途中の緑地帯の写真を何枚も写したはずなのに一枚も写っていませんでした。またデジカメが不調だったようです。<br />その写真をもとにナイル川流域の緑地帯を説明する予定でしたが、ここで説明することにしました。<br />この写真ではイメージが湧かないと思いますがご容赦ください。<br /><br />

    ナイル川の流域は緑に溢れていました。ナイル川流域はナイル川の度重なる氾濫により肥沃な土壌が流れ出でできた豊かな土地です。
    この緑の地域を一歩外に出るとそこは荒涼たる砂漠地帯。灼熱の砂と古代のピラミッド以外何もありません。
    ナイル川流域の緑の地帯は土地の境にナツメヤシが植えられ区分けされています。区切られ畑地にはクローバーや牧草地が続きますが、密集したナツメヤシによって日影が生まれ日陰で休む羊などの家畜の姿を目にしました。
    クローバーや家畜のフンは肥料となり土地をさらに肥やしてくれることでしょう。
    この時期のクローバーの緑はとても鮮やかです。無味乾燥な砂漠の隣に緑が鮮やかに映える景色は神々しささえ感じられます。
    そんな景色を見ているとふと「エジプトはナイルの賜物」という言葉が浮かんできました。
    この言葉の感覚はやはり現地を見て実感する言葉だと思います。
    さて、写真はナイル川流域の緑地帯と砂漠の境を写したもので、写真前方に見えているのがナツメヤシです。
    実は肥沃なナイル川流域の実態を皆さんに知っていただきたく、ダハシュールからギザに戻る途中の緑地帯の写真を何枚も写したはずなのに一枚も写っていませんでした。またデジカメが不調だったようです。
    その写真をもとにナイル川流域の緑地帯を説明する予定でしたが、ここで説明することにしました。
    この写真ではイメージが湧かないと思いますがご容赦ください。

  • 三大ピラミッドとスフィンクスの共通入場チケット。入場料は日本円で約3500円です。<br />入場するごとにチケットにパンチ穴をあけられます。<br />エジプトでは入場チケットの他にカメラやビデオの撮影券が必要ですがこの撮影券が高いのです。1か所に着き300EGP(日本円で2100円)でした。<br />アブ・シンベル神殿や王家の谷、エジプト考古学博物館で必要でした。

    三大ピラミッドとスフィンクスの共通入場チケット。入場料は日本円で約3500円です。
    入場するごとにチケットにパンチ穴をあけられます。
    エジプトでは入場チケットの他にカメラやビデオの撮影券が必要ですがこの撮影券が高いのです。1か所に着き300EGP(日本円で2100円)でした。
    アブ・シンベル神殿や王家の谷、エジプト考古学博物館で必要でした。

  • ダシュハールに到着しました。<br />車窓から見えるのは屈折ピラミッド。

    ダシュハールに到着しました。
    車窓から見えるのは屈折ピラミッド。

    屈折ピラミッド 建造物

  • 同じく車窓からは赤のピラミッドも見えました。<br />赤のピラミッドと呼ばれていますが逆光のため、今は黒いピラミッドです。<br />屈折ピラミッドと赤のピラミッドはともにクフ王の父である古王国第4王朝のスネフェル王が建設したピラミッドです。<br />ギザのピラミッドなどどともに「メンフィスとその墓地遺跡」として世界遺産に登録されています。

    同じく車窓からは赤のピラミッドも見えました。
    赤のピラミッドと呼ばれていますが逆光のため、今は黒いピラミッドです。
    屈折ピラミッドと赤のピラミッドはともにクフ王の父である古王国第4王朝のスネフェル王が建設したピラミッドです。
    ギザのピラミッドなどどともに「メンフィスとその墓地遺跡」として世界遺産に登録されています。

    赤のピラミッド 建造物

  • バスが大きく迂回するとピラミッドの外壁を覆っている化粧石が見えてきました。<br />ギザの三大ピラミッドも赤のピラミッドも化粧石は剥ぎ取られていましたが、唯一このピラミッドだけは大量に化粧石が残されています。<br />

    バスが大きく迂回するとピラミッドの外壁を覆っている化粧石が見えてきました。
    ギザの三大ピラミッドも赤のピラミッドも化粧石は剥ぎ取られていましたが、唯一このピラミッドだけは大量に化粧石が残されています。

    屈折ピラミッド 建造物

  • 階段ピラミッドは今から約4600前の古王国第4王朝のファラオ、スネフェル王によって建設されました。傾斜角が途中から緩くなっているピラミッドです。<br />高さは105m、底辺の1辺は188.6mで基底部の傾斜角度は54.27度、上部の傾斜角度は43.22度です。<br />なぜこのピラミッドは途中から傾斜角度が変更されているのでしょうか?これには諸説ありますがどの説が正しいのか今なおはっきりしていません。<br />主な説は次のものです。<br />1 途中で設計を変更したという説。スネフェル王は父フニ王が手掛けたメイドゥムのピラミッドの建築を引き継ぎましたが、階段ピラミッドと同じ傾斜角度54.27度で建設したところ完成直前に崩れてしまいました。<br />そのため建設中の屈折ピラミッドの傾斜角度を43.22度に設計変更したという説。<br />2 建設中にスネフェル王が病にかかったため、急いで完成させるため傾斜角度を緩やかにしたという説。<br />3 傾斜角度54.27度で建て始めた所、実際に途中から崩れ始めたため圧の少ない緩やかな傾斜に変更されたという説。<br />ピラミッド内部では実際に崩れた部分が確認できるそうです。 そのため3の説が有力視されていますが、1の説を押す人も多いです。<br />写真の角の部分は化粧石が剥ぎ取られ、中の石組みの様子が分かる場所です。ここからは内部の石組みが崩れた個所が見れるそうです。<br /><br />

    階段ピラミッドは今から約4600前の古王国第4王朝のファラオ、スネフェル王によって建設されました。傾斜角が途中から緩くなっているピラミッドです。
    高さは105m、底辺の1辺は188.6mで基底部の傾斜角度は54.27度、上部の傾斜角度は43.22度です。
    なぜこのピラミッドは途中から傾斜角度が変更されているのでしょうか?これには諸説ありますがどの説が正しいのか今なおはっきりしていません。
    主な説は次のものです。
    1 途中で設計を変更したという説。スネフェル王は父フニ王が手掛けたメイドゥムのピラミッドの建築を引き継ぎましたが、階段ピラミッドと同じ傾斜角度54.27度で建設したところ完成直前に崩れてしまいました。
    そのため建設中の屈折ピラミッドの傾斜角度を43.22度に設計変更したという説。
    2 建設中にスネフェル王が病にかかったため、急いで完成させるため傾斜角度を緩やかにしたという説。
    3 傾斜角度54.27度で建て始めた所、実際に途中から崩れ始めたため圧の少ない緩やかな傾斜に変更されたという説。
    ピラミッド内部では実際に崩れた部分が確認できるそうです。 そのため3の説が有力視されていますが、1の説を押す人も多いです。
    写真の角の部分は化粧石が剥ぎ取られ、中の石組みの様子が分かる場所です。ここからは内部の石組みが崩れた個所が見れるそうです。

    屈折ピラミッド 建造物

  • ピラミッドの頭頂部。化粧石がはがれているため石組みの様子が覗えます。

    ピラミッドの頭頂部。化粧石がはがれているため石組みの様子が覗えます。

  • 赤いピラミッドの遠望。先程は逆光だったので黒く見えていましたが、光が当たると赤っぽい色に見えてきました。

    赤いピラミッドの遠望。先程は逆光だったので黒く見えていましたが、光が当たると赤っぽい色に見えてきました。

    赤のピラミッド 建造物

  • 赤のピラミッドは今から約4600年ほど前に古王国第4王朝のファラオ、フェル王によって建設されました。屈折ピラミッドが造られた10年後に建設に着手されました。<br />底辺は220m、高さは99mの二等辺三角形の真正ピラミッドです。真正ピラミッドとしては最古のものです。<br />このピラミッドの特徴は傾斜が43度20分ととても緩やかなことです。そして近隣の赤い山(赤みを帯びた砂岩の山)から切り出された石で造られていることから「赤のピラミッド」と呼ばれています。<br />赤のピラミッドという名称には日没時の夕日を受けて真っ赤に染まることから名付けられたという説もあります。<br />このピラミッドの高さには種々あるようでWikipediaでは約104m、他の記述では105mや99mなど色々な記述がありどれが正しいのか判断できません。<br />そのためエジプトのマニュアル通りに説明しているガイドの言葉をそのまま引用します。<br />「建築当初の高さは100m、現在の高さは99m」とのことでした。

    赤のピラミッドは今から約4600年ほど前に古王国第4王朝のファラオ、フェル王によって建設されました。屈折ピラミッドが造られた10年後に建設に着手されました。
    底辺は220m、高さは99mの二等辺三角形の真正ピラミッドです。真正ピラミッドとしては最古のものです。
    このピラミッドの特徴は傾斜が43度20分ととても緩やかなことです。そして近隣の赤い山(赤みを帯びた砂岩の山)から切り出された石で造られていることから「赤のピラミッド」と呼ばれています。
    赤のピラミッドという名称には日没時の夕日を受けて真っ赤に染まることから名付けられたという説もあります。
    このピラミッドの高さには種々あるようでWikipediaでは約104m、他の記述では105mや99mなど色々な記述がありどれが正しいのか判断できません。
    そのためエジプトのマニュアル通りに説明しているガイドの言葉をそのまま引用します。
    「建築当初の高さは100m、現在の高さは99m」とのことでした。

    赤のピラミッド 建造物

  • 地上から28mの所に入り口があります。ガイドの話では内部の通路は狭く、中腰のままで歩かないと行けないそうです。入り口を入ると一旦下り、その後上っていくそうです。内部には装飾が全く無いそうです。葬祭跡のようなものもありません。このピラミッドの内部には蝙蝠のフンがあり強烈な臭いがするそうです。<br />我々のツアーでは内部の観光はありませんでしたが、ガイドは臭いし狭いし見るべきものもないので入らなくてもいいと言ってました。<br />ダハシュールの共通入場券で中に入れますが、内部の撮影はカメラ券(300EGP、日本円で2100円)が必要です。

    地上から28mの所に入り口があります。ガイドの話では内部の通路は狭く、中腰のままで歩かないと行けないそうです。入り口を入ると一旦下り、その後上っていくそうです。内部には装飾が全く無いそうです。葬祭跡のようなものもありません。このピラミッドの内部には蝙蝠のフンがあり強烈な臭いがするそうです。
    我々のツアーでは内部の観光はありませんでしたが、ガイドは臭いし狭いし見るべきものもないので入らなくてもいいと言ってました。
    ダハシュールの共通入場券で中に入れますが、内部の撮影はカメラ券(300EGP、日本円で2100円)が必要です。

    赤のピラミッド 建造物

  • ダシュハールの入場チケット。屈折ピラミッドと赤のピラミッドそれぞれ1枚づつ同じチケットが必要でした。<br />ダシュハールはチケット2枚で料金はともに約350円。

    ダシュハールの入場チケット。屈折ピラミッドと赤のピラミッドそれぞれ1枚づつ同じチケットが必要でした。
    ダシュハールはチケット2枚で料金はともに約350円。

  • 黒のピラミッド。約3800年前に建てられたピラミッドで、色が黒いことから「黒のピラミッド」と呼ばれています。<br />中王国時代第12王朝アメンエムハト3世によって建てられたものですが、日干しレンガで造られているため化粧石をはがされ風化しました。<br />写真はピラミッドの頭頂部ですが下の方も風化が激しくピラミッドの体を成していません。<br />次はサッカラの階段ピラミッドの観光です。バスで移動しました。<br />

    黒のピラミッド。約3800年前に建てられたピラミッドで、色が黒いことから「黒のピラミッド」と呼ばれています。
    中王国時代第12王朝アメンエムハト3世によって建てられたものですが、日干しレンガで造られているため化粧石をはがされ風化しました。
    写真はピラミッドの頭頂部ですが下の方も風化が激しくピラミッドの体を成していません。
    次はサッカラの階段ピラミッドの観光です。バスで移動しました。

  • ジョセル王の階段ピラミッドに到着しました。<br />階段ピラミッドは周囲を壁で囲まれていました。そのため入り口は周壁の列柱入り口にありました。<br />写真は入り口から入ったばかりのところで、ここを通り抜けると列柱が並ぶ入り口通路です。入り口の写真も写したはずなのにこれがまたまた撮れていません。<br />今回のエジプト旅行ではこの他にも写っていなかった写真が多々あって、旅行会社の直前の旅程変更や乗り物の変更による時間ロスなどで予定した観光地が見れないなどのトラブルもあり最悪の旅行でした。<br />今のところは特に問題はありませんでしたが、ガイドが変わったのが不運の始まりでした。<br />

    ジョセル王の階段ピラミッドに到着しました。
    階段ピラミッドは周囲を壁で囲まれていました。そのため入り口は周壁の列柱入り口にありました。
    写真は入り口から入ったばかりのところで、ここを通り抜けると列柱が並ぶ入り口通路です。入り口の写真も写したはずなのにこれがまたまた撮れていません。
    今回のエジプト旅行ではこの他にも写っていなかった写真が多々あって、旅行会社の直前の旅程変更や乗り物の変更による時間ロスなどで予定した観光地が見れないなどのトラブルもあり最悪の旅行でした。
    今のところは特に問題はありませんでしたが、ガイドが変わったのが不運の始まりでした。

    ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

  • 天井は丸太が敷き詰められいるようでした。

    天井は丸太が敷き詰められいるようでした。

  • 壁を抜けると列柱の入り口通路がありました。<br />この列柱の長さは結構ありましたよ。柱は当時の物が残っていますが、天井は列柱を保護するため新たに作られたものです。<br />多数の柱で屋根を支える方式は多柱式建築と呼ばれています。これを最初に取り入れたのが階段ピラミッドの入り口通路で、階段ピラミッドを設計した建築家イムヘテプによって生み出されました。<br />そしてこの列柱は、木材に似せて赤く塗られていました。<br />

    壁を抜けると列柱の入り口通路がありました。
    この列柱の長さは結構ありましたよ。柱は当時の物が残っていますが、天井は列柱を保護するため新たに作られたものです。
    多数の柱で屋根を支える方式は多柱式建築と呼ばれています。これを最初に取り入れたのが階段ピラミッドの入り口通路で、階段ピラミッドを設計した建築家イムヘテプによって生み出されました。
    そしてこの列柱は、木材に似せて赤く塗られていました。

    ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

  • この先が列柱がある入り口通路の出口です。

    この先が列柱がある入り口通路の出口です。

    ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

  • 列柱の入り口通路抜けるとそこには大きな中庭があり、中庭からは階段ピラミッドの南面を見ることができます。<br />写真が今から4650年前に建てられたエジプト最古のピラミッド、ジョセル王の階段ピラミッドです。ガイドのアランさんの説明では今から4800年前に建てられたそうですが、そうであればジョゼル王がファラオに即位する以前にピラミッドは建ち上がっていたことになり矛盾します。<br />そのため建設年代は通説の4650年前としました。<br />高さは60m、底辺尾長さは121mⅩ109m高さ6段の階段ピラミッドで周囲を壁に囲まれたピラミッドコンプレックス(ピラミッド複合体)を形成しています。<br />中心にピラミッドを配置し、北に葬祭殿、南に儀式用の中庭や南墓、東には王位継承のための「セド祭り」を行うヘブ・セド祭殿、西には倉庫が配置されていました。<br />元々は当時の墓である正方形のマスタバが作られましたが、大臣のイムホテプによってその上に正方形のマスタバを積み重ねてゆくという手法で増築が行われました。当初は横にマスタバ状の石を並べたものを4段重ねとしていましたが、底辺が延長されて正方形に近い石積みが階段状に積み上げられ最終的には6段重ねで高さ60mの現在の姿になりました。<br />当時マスタバは日干しレンガで作られていましたが、イムホテプは上質の石灰石を使用しました。これによって強度が増し聳え立つピラミッドが実現可能となったのでした。<br />4段から6段に設計変更された理由は諸説ありますが、有力な説は「ファラオの魂を天に上らせるためにより高いものにした」です。<br />ガイドの説明では「ジョセル王がイムホテプにそのように要求した」ということでした。<br />中庭の南には「南墓」があります。ここから地下28メートルの所まで1辺の長さ7mの正方形の竪坑が掘られており、底からは重さ6トンの御影石でできた玄室が発見されました。<br />写真は中庭と階段ピラミッド。写真右(東側)にヘブ・セド神殿、ピラミッドの向こう側(北側)に葬祭殿があります。写真左には倉庫があったそうですが中庭から見た限りでは判別できませんでした。<br />ピラミッドの1段目は大部分崩れていましたが、崩れた石や石材ブロックはありません。<br />ともかくピラミッドの側に行ってみましょう。<br /><br />

    列柱の入り口通路抜けるとそこには大きな中庭があり、中庭からは階段ピラミッドの南面を見ることができます。
    写真が今から4650年前に建てられたエジプト最古のピラミッド、ジョセル王の階段ピラミッドです。ガイドのアランさんの説明では今から4800年前に建てられたそうですが、そうであればジョゼル王がファラオに即位する以前にピラミッドは建ち上がっていたことになり矛盾します。
    そのため建設年代は通説の4650年前としました。
    高さは60m、底辺尾長さは121mⅩ109m高さ6段の階段ピラミッドで周囲を壁に囲まれたピラミッドコンプレックス(ピラミッド複合体)を形成しています。
    中心にピラミッドを配置し、北に葬祭殿、南に儀式用の中庭や南墓、東には王位継承のための「セド祭り」を行うヘブ・セド祭殿、西には倉庫が配置されていました。
    元々は当時の墓である正方形のマスタバが作られましたが、大臣のイムホテプによってその上に正方形のマスタバを積み重ねてゆくという手法で増築が行われました。当初は横にマスタバ状の石を並べたものを4段重ねとしていましたが、底辺が延長されて正方形に近い石積みが階段状に積み上げられ最終的には6段重ねで高さ60mの現在の姿になりました。
    当時マスタバは日干しレンガで作られていましたが、イムホテプは上質の石灰石を使用しました。これによって強度が増し聳え立つピラミッドが実現可能となったのでした。
    4段から6段に設計変更された理由は諸説ありますが、有力な説は「ファラオの魂を天に上らせるためにより高いものにした」です。
    ガイドの説明では「ジョセル王がイムホテプにそのように要求した」ということでした。
    中庭の南には「南墓」があります。ここから地下28メートルの所まで1辺の長さ7mの正方形の竪坑が掘られており、底からは重さ6トンの御影石でできた玄室が発見されました。
    写真は中庭と階段ピラミッド。写真右(東側)にヘブ・セド神殿、ピラミッドの向こう側(北側)に葬祭殿があります。写真左には倉庫があったそうですが中庭から見た限りでは判別できませんでした。
    ピラミッドの1段目は大部分崩れていましたが、崩れた石や石材ブロックはありません。
    ともかくピラミッドの側に行ってみましょう。

    ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

  • ツアーの面々がピラミッドに向かっています。<br />私も遅れずに付いて行きましょう。現在東壁が修復中でした。

    ツアーの面々がピラミッドに向かっています。
    私も遅れずに付いて行きましょう。現在東壁が修復中でした。

  • ピラミッドに近付きましたが、ここから先は進入禁止。残念乍らピラミッドの下までは行けませんでした。<br />ピラミッドの下から2段目の外壁は綺麗に修復されており、今後は1段目を修復する予定のようです。<br />そのため現在も修復中で先には進めませんでした。ネットでは修復前の1段目や2段目の外壁を見ることができます。<br />

    ピラミッドに近付きましたが、ここから先は進入禁止。残念乍らピラミッドの下までは行けませんでした。
    ピラミッドの下から2段目の外壁は綺麗に修復されており、今後は1段目を修復する予定のようです。
    そのため現在も修復中で先には進めませんでした。ネットでは修復前の1段目や2段目の外壁を見ることができます。

    ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

  • 2段目から上の段を見上げて見るとこんな感じでした。

    2段目から上の段を見上げて見るとこんな感じでした。

  • 残存する1段目の部分です。

    残存する1段目の部分です。

    ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

  • こちらは取り除かれた1段目と修復された2段目の外壁部分。

    こちらは取り除かれた1段目と修復された2段目の外壁部分。

  • 1段目の残存部分のアップ。1段目にはマスタバは無く石材ブロックが積み上げられていたようです。

    1段目の残存部分のアップ。1段目にはマスタバは無く石材ブロックが積み上げられていたようです。

  • 再び階段ピラミッドの全景。<br />集合時間が迫っているので列柱のところまで急ぎましょう。<br />途中東側にあるヘブ・セド祭殿をパチリ。でもこの写真も写っていなかった。写した後に確認しなかったのがいけないのだが、こう頻繁に不具合が起こると困りますな。

    再び階段ピラミッドの全景。
    集合時間が迫っているので列柱のところまで急ぎましょう。
    途中東側にあるヘブ・セド祭殿をパチリ。でもこの写真も写っていなかった。写した後に確認しなかったのがいけないのだが、こう頻繁に不具合が起こると困りますな。

    ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

  • 集合場所の列柱出口です。<br />この列柱は建築家で大臣だったイムヘテプが建設した当時のまま。今から4650年以上も前のものです。<br />柱の縦縞の装飾もはっきり残っていて保存状況は良好です。<br />

    集合場所の列柱出口です。
    この列柱は建築家で大臣だったイムヘテプが建設した当時のまま。今から4650年以上も前のものです。
    柱の縦縞の装飾もはっきり残っていて保存状況は良好です。

    ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

  • 全員集合したので再び列柱の通路を通って外に出ましょう。

    全員集合したので再び列柱の通路を通って外に出ましょう。

  • ピラミッドコンプレックスの外からピラミッドとヘブ・セド祭殿を写したもの。<br />ピラミッドの手前に見えている蒲鉾型の建造物がヘブ・セド祭殿です。<br />祭殿の後側は一眼レフで写していたので、かろうじて祭殿の一部だけ写真に残すことができました。<br />

    ピラミッドコンプレックスの外からピラミッドとヘブ・セド祭殿を写したもの。
    ピラミッドの手前に見えている蒲鉾型の建造物がヘブ・セド祭殿です。
    祭殿の後側は一眼レフで写していたので、かろうじて祭殿の一部だけ写真に残すことができました。

    ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物

  • 次はウナス王のピラミッド。階段ピラミッドの南側にあります。<br />ウナス王は古王国第5王朝の最後のファラオで在位は紀元前2375年から2345年、クフ王から約200年後のファラオです。<br />クフ王のピラミッドよりも新しいのに外観は激しく崩れていて小山のようにしか見えません。<br />ガイドのアランさんの説明では2018年に20年ぶりに再公開されたそうですが、調べてみると実際は2016年に公開されていました。<br />ガイドのアランさんの説明はピラミッドの建設時期でも間違った説明をしているので余りあてにはなりませんね。<br />さて、ウナス王のピラミッドですが、ここには最古のピラミッド・テキストがあることで有名なんだそうです。<br />写真の人だかりがしているところがピラミッドの入り口です。

    次はウナス王のピラミッド。階段ピラミッドの南側にあります。
    ウナス王は古王国第5王朝の最後のファラオで在位は紀元前2375年から2345年、クフ王から約200年後のファラオです。
    クフ王のピラミッドよりも新しいのに外観は激しく崩れていて小山のようにしか見えません。
    ガイドのアランさんの説明では2018年に20年ぶりに再公開されたそうですが、調べてみると実際は2016年に公開されていました。
    ガイドのアランさんの説明はピラミッドの建設時期でも間違った説明をしているので余りあてにはなりませんね。
    さて、ウナス王のピラミッドですが、ここには最古のピラミッド・テキストがあることで有名なんだそうです。
    写真の人だかりがしているところがピラミッドの入り口です。

    ウナス王のピラミッド 建造物

  • ウナス王のピラミッドはサッカラの共通入場券で入れますが、入り口でチケットの検閲を受けるため失くさないようにしましょう。<br />さてウナス王のピラミッドも内部の撮影は禁止です。カメラ・ビデオは持ち込み不可。スマホや携帯は持ち込み可でも中では絶対に写真を撮らないようにとガイドや添乗員からしつこいくらいに注意されました。<br />そのため内部の写真はありません。内部の写真はネットで見ることができますので、興味のある人はそちらで見てください。<br />ガイドも添乗員も中には入れません。そのためガイドから事前に内部で見るべき個所の説明がありました。<br />内部は狭いためツアー全員が一度に入れません。内部から人が出てくる度に一人ずつ中に入って行きました。<br />入り口を入ると狭い通路を下って行きます。下り切ったらそこからは水平な通路になりますが、ここからは天井が低いので中腰に身を屈めたままで進んで行きます。<br />通路を抜けたところが玄室の入り口でした。<br />玄室の入り口の壁にヒエログリフの装飾がありました。玄室に入ると天井には満天の星が描かれ、壁には非常に状態の良いヒエログリフのレリーフがありました。<br />このレリーフをピラミッド・テキストと呼んでいます。<br />ピラミッド・テキストとはファラオの魂の再生と復活、死後の世界での繁栄を祈る祈祷文のことです。<br />ウナス王のピラミッドで初めて出現し、その後の王墓の玄室でも発見されています。ピラミッド・テキストは中王国時代になると貴族の墓にも施されるようになったそうです。<br />玄室の中には石棺がありましたが、幸運にも蓋が開けてあって石棺の内部を見ることができました。<br />石棺の中は暗かったのですが係員がライトを当てて照らしてくれました。石棺の外側にはヒエログリフが彫ってありましたが、驚いたことに石棺の内部にもヒエログリフが彫ってあったのです。係員がそこにライトを当ててヒエログリフを浮き上がらせてくれました。<br />暗い中からヒエログリフが浮き上がる瞬間は感動しました。玄室の壁面のヒエログリフよりも印象的でした。<br />なお玄室内部は薄暗いのでライトが必携です。我々は数人の方がライトを持参していたことと、係員がライトで照らしてくれたのでよく見えました。<br />クフ王の玄室で写真撮影した5人は、このピラミッドでは写真を写しませんでした。というより写そうとしても写せなかったという方が正解です。<br />というのも玄室が狭いため係員の目が届きやすくて写すとすぐに係員に分かるのです。玄室も係員の目の前なので写すことはできません。<br />彼らには残念だったでしょうが、我々は恥ずかしい思いをしなくてすみました。<br />ピラミッドの玄室はクフ王のピラミッドよりもこちらのピラミッドの方が感動しました。是非このピラミッドの内部は見ていただきたいと思います。<br />これでサッカラの観光は終了です。サッカラの共通入場チケットでは他にイムヘテプ博物館に入れますが、ツアーではここに行きませんでした。<br />

    ウナス王のピラミッドはサッカラの共通入場券で入れますが、入り口でチケットの検閲を受けるため失くさないようにしましょう。
    さてウナス王のピラミッドも内部の撮影は禁止です。カメラ・ビデオは持ち込み不可。スマホや携帯は持ち込み可でも中では絶対に写真を撮らないようにとガイドや添乗員からしつこいくらいに注意されました。
    そのため内部の写真はありません。内部の写真はネットで見ることができますので、興味のある人はそちらで見てください。
    ガイドも添乗員も中には入れません。そのためガイドから事前に内部で見るべき個所の説明がありました。
    内部は狭いためツアー全員が一度に入れません。内部から人が出てくる度に一人ずつ中に入って行きました。
    入り口を入ると狭い通路を下って行きます。下り切ったらそこからは水平な通路になりますが、ここからは天井が低いので中腰に身を屈めたままで進んで行きます。
    通路を抜けたところが玄室の入り口でした。
    玄室の入り口の壁にヒエログリフの装飾がありました。玄室に入ると天井には満天の星が描かれ、壁には非常に状態の良いヒエログリフのレリーフがありました。
    このレリーフをピラミッド・テキストと呼んでいます。
    ピラミッド・テキストとはファラオの魂の再生と復活、死後の世界での繁栄を祈る祈祷文のことです。
    ウナス王のピラミッドで初めて出現し、その後の王墓の玄室でも発見されています。ピラミッド・テキストは中王国時代になると貴族の墓にも施されるようになったそうです。
    玄室の中には石棺がありましたが、幸運にも蓋が開けてあって石棺の内部を見ることができました。
    石棺の中は暗かったのですが係員がライトを当てて照らしてくれました。石棺の外側にはヒエログリフが彫ってありましたが、驚いたことに石棺の内部にもヒエログリフが彫ってあったのです。係員がそこにライトを当ててヒエログリフを浮き上がらせてくれました。
    暗い中からヒエログリフが浮き上がる瞬間は感動しました。玄室の壁面のヒエログリフよりも印象的でした。
    なお玄室内部は薄暗いのでライトが必携です。我々は数人の方がライトを持参していたことと、係員がライトで照らしてくれたのでよく見えました。
    クフ王の玄室で写真撮影した5人は、このピラミッドでは写真を写しませんでした。というより写そうとしても写せなかったという方が正解です。
    というのも玄室が狭いため係員の目が届きやすくて写すとすぐに係員に分かるのです。玄室も係員の目の前なので写すことはできません。
    彼らには残念だったでしょうが、我々は恥ずかしい思いをしなくてすみました。
    ピラミッドの玄室はクフ王のピラミッドよりもこちらのピラミッドの方が感動しました。是非このピラミッドの内部は見ていただきたいと思います。
    これでサッカラの観光は終了です。サッカラの共通入場チケットでは他にイムヘテプ博物館に入れますが、ツアーではここに行きませんでした。

    ウナス王のピラミッド 建造物

  • ウナス王のピラミッドの斜め前には大臣の墳墓と推測されるマスタバがありました。<br />入り口の扉はレリーフで装飾されていて中々立派。<br />但し入り口の奥には鉄扉が閉められていたので公開されていないムスタバだと思います。<br />その点はガイドの説明がないため推測の域を出ません。

    ウナス王のピラミッドの斜め前には大臣の墳墓と推測されるマスタバがありました。
    入り口の扉はレリーフで装飾されていて中々立派。
    但し入り口の奥には鉄扉が閉められていたので公開されていないムスタバだと思います。
    その点はガイドの説明がないため推測の域を出ません。

  • 扉のレリーフの部分を拡大したものです。

    扉のレリーフの部分を拡大したものです。

  • サッカラの共通入場券です。この入場券で階段ピラミッドとウナス王のピラミッドの内部、イムヘテプ博物館に入れます。<br />料金は日本円で約1000円です。

    サッカラの共通入場券です。この入場券で階段ピラミッドとウナス王のピラミッドの内部、イムヘテプ博物館に入れます。
    料金は日本円で約1000円です。

  • ギザに戻る途中に寄ったアクナトンカーペットスクールです。ギザに戻るまでの間トイレ休憩が無いのでここでトイレ休憩するとガイドが勧めた場所です。<br />中では6歳から15歳までの少女が絨毯製作に携わっていました。<br />中に入るとまずはトイレ休憩、その後日本語が堪能な係員が館内を案内してくれてその後商談という買物のパターンでした。<br />絨毯は大小さまざまでエジプトの物価と比較すると高価な値段でした。全て少女達の手作りなので高価なのでしょう。<br />絨毯の作業場は1階にあり、そこでは小さな子供や中学生くらいの少女が絨毯製作を実演してくれました。中学生くらいの少女は熟練者らしく、糸を繰るスピードが速く手捌きが器用でした。細かい作業なので糸繰や糸の選別には大人の女性よりも子供の小さな指の方がいいそうです。<br />でも幼い子供を働かせるのはどうなんだろうと疑問に思いました。彼女らは学校に行きながら絨毯製作の技術を覚えるためにここで学んでいるとの説明でした。<br />彼女らが織った絨毯は高価な価格で取引されたいるのでしょうが、時間労働に見合った正当な報酬を受け取っているのでしょうか?<br />彼女らはあくまで従業員ではなく、技術を習得するためにここに学びに来ている学生だという認識なので、報酬を貰うとしても僅かな賃金ではないかと思いました。<br />あまり踏み込んで質問しても角が立つと思い質問は避けましたが、どう見ても絨毯製作を学ばせているという事を隠れ蓑に若年労働者を搾取しているとしか思えませんでした。<br />これがエジプトの低所得者の実態なのかもしれません。<br />2階には絨毯の展示場が大小さまざまな作品が展示されていました。中には絵画のような見事な作品もありましたが。高価すぎて手が出ません。そのため全員が見るだけでした。<br />

    ギザに戻る途中に寄ったアクナトンカーペットスクールです。ギザに戻るまでの間トイレ休憩が無いのでここでトイレ休憩するとガイドが勧めた場所です。
    中では6歳から15歳までの少女が絨毯製作に携わっていました。
    中に入るとまずはトイレ休憩、その後日本語が堪能な係員が館内を案内してくれてその後商談という買物のパターンでした。
    絨毯は大小さまざまでエジプトの物価と比較すると高価な値段でした。全て少女達の手作りなので高価なのでしょう。
    絨毯の作業場は1階にあり、そこでは小さな子供や中学生くらいの少女が絨毯製作を実演してくれました。中学生くらいの少女は熟練者らしく、糸を繰るスピードが速く手捌きが器用でした。細かい作業なので糸繰や糸の選別には大人の女性よりも子供の小さな指の方がいいそうです。
    でも幼い子供を働かせるのはどうなんだろうと疑問に思いました。彼女らは学校に行きながら絨毯製作の技術を覚えるためにここで学んでいるとの説明でした。
    彼女らが織った絨毯は高価な価格で取引されたいるのでしょうが、時間労働に見合った正当な報酬を受け取っているのでしょうか?
    彼女らはあくまで従業員ではなく、技術を習得するためにここに学びに来ている学生だという認識なので、報酬を貰うとしても僅かな賃金ではないかと思いました。
    あまり踏み込んで質問しても角が立つと思い質問は避けましたが、どう見ても絨毯製作を学ばせているという事を隠れ蓑に若年労働者を搾取しているとしか思えませんでした。
    これがエジプトの低所得者の実態なのかもしれません。
    2階には絨毯の展示場が大小さまざまな作品が展示されていました。中には絵画のような見事な作品もありましたが。高価すぎて手が出ません。そのため全員が見るだけでした。

    イクナトン カーペットスクール 専門店

  • 何か釈然としない気持ちで絨毯製作所を出ましたが、幼い子供たちの屈託のない素敵な笑顔は今も忘れられません。

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  • 絨毯製作所の前には日本語表示の看板がありました。<br />ここには日本人ツアー客が定例観光コースのように連れて来られているんでしょうね。

    絨毯製作所の前には日本語表示の看板がありました。
    ここには日本人ツアー客が定例観光コースのように連れて来られているんでしょうね。

  • バスは絨毯製作所を出発してメンフィスを経由してあっという間にギザの町に戻って来ました。<br />先に記述しましたが、ナイル川流域の緑豊かな肥沃畑地や農園の風景も何枚も写真に写したはずなのに1枚も写っていなかったため、あっという間にギザのピラミッドの風景になってしまいました。

    バスは絨毯製作所を出発してメンフィスを経由してあっという間にギザの町に戻って来ました。
    先に記述しましたが、ナイル川流域の緑豊かな肥沃畑地や農園の風景も何枚も写真に写したはずなのに1枚も写っていなかったため、あっという間にギザのピラミッドの風景になってしまいました。

  • 時刻は夕方、ピラミッドに西日が降り注ぎます。

    時刻は夕方、ピラミッドに西日が降り注ぎます。

  • いつまでも姿を見せ続けてくれたクフ王とカフラーのピラミッド。

    いつまでも姿を見せ続けてくれたクフ王とカフラーのピラミッド。

  • 5つ星ホテル「シュタイゲン・ベルガー・カイロピラミッド」に到着しました。<br />入り口にある検査機で手荷物検査と保安検査を受けます。<br />エジプトはテロが多いのでこれらの検査は当然と言えば当然の事でしょう。<br />この後は18時45分からホテルのレストランで夕食です。<br />今日の夜行われるオプション「ピラミッド音と光のショー」に参加される人は18時25分から夕食でした。<br />オプショナルツアーは一人9000円、スフィンクスの前の特設会場でピラミッドに映し出される映像と音楽、レーザー光のショーを見るというもの。<br />参加された方の感想は様々でしたが、参加者の大部分の意見はオプショナルツアー料金が高すぎるというもの。9000円も出して見るほどの物ではなかったと皆さん異口同音に話していました。

    5つ星ホテル「シュタイゲン・ベルガー・カイロピラミッド」に到着しました。
    入り口にある検査機で手荷物検査と保安検査を受けます。
    エジプトはテロが多いのでこれらの検査は当然と言えば当然の事でしょう。
    この後は18時45分からホテルのレストランで夕食です。
    今日の夜行われるオプション「ピラミッド音と光のショー」に参加される人は18時25分から夕食でした。
    オプショナルツアーは一人9000円、スフィンクスの前の特設会場でピラミッドに映し出される映像と音楽、レーザー光のショーを見るというもの。
    参加された方の感想は様々でしたが、参加者の大部分の意見はオプショナルツアー料金が高すぎるというもの。9000円も出して見るほどの物ではなかったと皆さん異口同音に話していました。

  • 検査機をロビーから見た様子です。<br />ロビーで預けてあったスーツケースを受け取り、その後今晩の部屋割です。<br />最初に呼ばれたのは一人参加の私でした。私の部屋は割り振りするまでもなくすでに決まっていたとの事。ちなみに添乗員も同じ並びの2部屋隣だそうです。<br />このホテルは1室12000円のランクアップでベランダや窓からピラミッドが見える部屋が割り与えられます。<br />私はランクアップしなかったのでピラミッドの方には面していない部屋だろうと予想していました。<br />今日の旅行で親しくなった人達に聞いてみたところでは、ランクアップした人は少ししかいませんでした。<br />今日の夕方のみピラミッドを見るためだけに12000円の出費は懐が痛いと皆さん思ったそうです。<br />夕食は18時45分からなのでカギを受け取った人から三々五々宿泊棟に向かいました。宿泊棟のある本館はロビーやレストランがある棟とは別棟でプールの奥にありました。<br />部屋番号が割り振られた案内表示に従って進んで行くと4階建ての本館が見えてきました。<br />ツアーの皆さんはその本館に向かって歩いて行くのに私だけが別方向です。「あれ、一緒じゃないの?」とツアー仲間のご夫婦から声を掛けられましたが私は全く別の方向でした。<br />「私だけそっちじゃなくて、別の所のようです。こっちの方向にホテルがあるのかな?」と声を掛け合い、夕食またご一緒しましょうと別れました。<br />私の部屋はどこなんでしょう?プールの側を通り抜けると左(道路沿いに)に見るからに老朽化した長屋式の建物が見えてきました。この1室が私の部屋でした。この長屋式の建物には部屋が5室あり、ここが私と添乗員の宿泊先でした。<br />これが5つ星ホテルの部屋?1人参加のためホテル追加料金も支払っているのにここなの?部屋のランクアップはしなかったけどこんな部屋しか割り振りされなかったのか。ピラミッドは見れなくてもちゃんとした部屋だと思っていたのに。<br />私一人だけが何故こんな長屋のような部屋に割り当てられたのか。想像を遥かに下回る部屋だったので流石に落ち込みました。<br />

    検査機をロビーから見た様子です。
    ロビーで預けてあったスーツケースを受け取り、その後今晩の部屋割です。
    最初に呼ばれたのは一人参加の私でした。私の部屋は割り振りするまでもなくすでに決まっていたとの事。ちなみに添乗員も同じ並びの2部屋隣だそうです。
    このホテルは1室12000円のランクアップでベランダや窓からピラミッドが見える部屋が割り与えられます。
    私はランクアップしなかったのでピラミッドの方には面していない部屋だろうと予想していました。
    今日の旅行で親しくなった人達に聞いてみたところでは、ランクアップした人は少ししかいませんでした。
    今日の夕方のみピラミッドを見るためだけに12000円の出費は懐が痛いと皆さん思ったそうです。
    夕食は18時45分からなのでカギを受け取った人から三々五々宿泊棟に向かいました。宿泊棟のある本館はロビーやレストランがある棟とは別棟でプールの奥にありました。
    部屋番号が割り振られた案内表示に従って進んで行くと4階建ての本館が見えてきました。
    ツアーの皆さんはその本館に向かって歩いて行くのに私だけが別方向です。「あれ、一緒じゃないの?」とツアー仲間のご夫婦から声を掛けられましたが私は全く別の方向でした。
    「私だけそっちじゃなくて、別の所のようです。こっちの方向にホテルがあるのかな?」と声を掛け合い、夕食またご一緒しましょうと別れました。
    私の部屋はどこなんでしょう?プールの側を通り抜けると左(道路沿いに)に見るからに老朽化した長屋式の建物が見えてきました。この1室が私の部屋でした。この長屋式の建物には部屋が5室あり、ここが私と添乗員の宿泊先でした。
    これが5つ星ホテルの部屋?1人参加のためホテル追加料金も支払っているのにここなの?部屋のランクアップはしなかったけどこんな部屋しか割り振りされなかったのか。ピラミッドは見れなくてもちゃんとした部屋だと思っていたのに。
    私一人だけが何故こんな長屋のような部屋に割り当てられたのか。想像を遥かに下回る部屋だったので流石に落ち込みました。

  • 唖然としましたが長屋の1室しか割り振りされなかったので我慢するしかありません。<br />5つ星ホテルでこんなに酷い部屋に宿泊したのは初めてです。5つ星とは名ばかりのホテルです。この長屋式の部屋は3つ星か4つ星程度でしょう。<br />一応室内を紹介します。室内が狭いため幅が狭いツインべッドでした。

    唖然としましたが長屋の1室しか割り振りされなかったので我慢するしかありません。
    5つ星ホテルでこんなに酷い部屋に宿泊したのは初めてです。5つ星とは名ばかりのホテルです。この長屋式の部屋は3つ星か4つ星程度でしょう。
    一応室内を紹介します。室内が狭いため幅が狭いツインべッドでした。

  • 5つ星ホテルにしては貧相な机と椅子。TVも小さい画面のみ。但しTVは見ないのでこれは問題無し。<br />他にはミネラルウォーターが2本サービスで付いていました。ミネラルウォーターは日本から500ml入りを3本持ってきましたが、これはありがたい。明日以降は気温の高いアスワン以南なので今後の旅には必需品です。<br />

    5つ星ホテルにしては貧相な机と椅子。TVも小さい画面のみ。但しTVは見ないのでこれは問題無し。
    他にはミネラルウォーターが2本サービスで付いていました。ミネラルウォーターは日本から500ml入りを3本持ってきましたが、これはありがたい。明日以降は気温の高いアスワン以南なので今後の旅には必需品です。

  • 風呂は「バスタブ」ですがこれが曲者でした。<br />湯の出が悪いのです。風呂の蛇口を捻ると問題無く湯が出てきました。湯の温度を調節して10分もすると水に変わっていました。一旦蛇口を止めて再び捻るとまた湯が出てきましたがすぐ水に変わりました。<br />その後も水と湯の繰り返しで風呂は暑くなりません。フロントに申し出たところで調整に時間がかかるはずなので、そのままぬるま湯に浸かりました。私の前に入浴した人も同じ状態だったのでしょう。風呂から出ると流石に寒かったです。<br /><br />

    風呂は「バスタブ」ですがこれが曲者でした。
    湯の出が悪いのです。風呂の蛇口を捻ると問題無く湯が出てきました。湯の温度を調節して10分もすると水に変わっていました。一旦蛇口を止めて再び捻るとまた湯が出てきましたがすぐ水に変わりました。
    その後も水と湯の繰り返しで風呂は暑くなりません。フロントに申し出たところで調整に時間がかかるはずなので、そのままぬるま湯に浸かりました。私の前に入浴した人も同じ状態だったのでしょう。風呂から出ると流石に寒かったです。

  • 洗面室の様子です。ドライヤーなど一通りのものは揃っていました。<br />この後ホテルのレストランで夕食でしたが写真を写していません。そのため簡単に記しておきます。<br />ビュッフェスタイルの食事でしたが食事の種類は多かったです。食べきれないほど種類はありましたが、美味しいというほどではありません。まあ、不味くはないけどっ普通の味。<br />但し果物は種類が多く美味しかったです。このホテルでは果物がお勧めです。<br />ナツメヤシの実をここで初めて食べましたが、これは美味しいです。お勧め。

    洗面室の様子です。ドライヤーなど一通りのものは揃っていました。
    この後ホテルのレストランで夕食でしたが写真を写していません。そのため簡単に記しておきます。
    ビュッフェスタイルの食事でしたが食事の種類は多かったです。食べきれないほど種類はありましたが、美味しいというほどではありません。まあ、不味くはないけどっ普通の味。
    但し果物は種類が多く美味しかったです。このホテルでは果物がお勧めです。
    ナツメヤシの実をここで初めて食べましたが、これは美味しいです。お勧め。

  • 洗面台の様子。アメニティは石けん、シャワーキャップ、シャンプーにボディーローションでした。<br />こんな長屋式の部屋に宿泊したのは私と添乗員のみ。翌朝本館に宿泊されたご夫婦らにお聞きしたところ、ランクアップの部屋は4階だったそうです。<br />ランクアップしなかった方々は2階と3階の部屋だったけど、ランクアップしなくても部屋からピラミッドが見えたそうです。<br />私は離れの平屋の建物だったからピラミッドは見えなかったと話すと、あるご夫婦の御主人が、「一人参加は部屋代の追加料金を支払っているんでしょう。だったら私たちと同じ本館に宿泊させないとおかしいよね。追加料金を負担しているのに差をつけるなんて一人参加者を差別しているよな。これからは阪急のツアーは考えないといけないな。」と話されていました。<br />でもこれは序の口でクルーズ船では更なる酷い待遇を受けることになりました。<br />さて明日は飛行機でアスワンに移動するため4時モーニングコールです。と言っても朝食が4時からなので3時に起きることにして早めに床に付きました。<br />旅行2日目は早朝(3時20分)から夜までフルに活動しました。そのためか普段は寝つきの悪い私もすぐに眠りにつきました。<br /><br />ダハシュールとサッカラの旅行記はこれでおわりで。次はアスワンです。どんなトラブルが待ち受けているのでしょうか?今後もご注目ください。<br />訪問いただきありがとうございました。

    洗面台の様子。アメニティは石けん、シャワーキャップ、シャンプーにボディーローションでした。
    こんな長屋式の部屋に宿泊したのは私と添乗員のみ。翌朝本館に宿泊されたご夫婦らにお聞きしたところ、ランクアップの部屋は4階だったそうです。
    ランクアップしなかった方々は2階と3階の部屋だったけど、ランクアップしなくても部屋からピラミッドが見えたそうです。
    私は離れの平屋の建物だったからピラミッドは見えなかったと話すと、あるご夫婦の御主人が、「一人参加は部屋代の追加料金を支払っているんでしょう。だったら私たちと同じ本館に宿泊させないとおかしいよね。追加料金を負担しているのに差をつけるなんて一人参加者を差別しているよな。これからは阪急のツアーは考えないといけないな。」と話されていました。
    でもこれは序の口でクルーズ船では更なる酷い待遇を受けることになりました。
    さて明日は飛行機でアスワンに移動するため4時モーニングコールです。と言っても朝食が4時からなので3時に起きることにして早めに床に付きました。
    旅行2日目は早朝(3時20分)から夜までフルに活動しました。そのためか普段は寝つきの悪い私もすぐに眠りにつきました。

    ダハシュールとサッカラの旅行記はこれでおわりで。次はアスワンです。どんなトラブルが待ち受けているのでしょうか?今後もご注目ください。
    訪問いただきありがとうございました。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • ユリアさん 2020/03/09 06:37:12
    怖いものみたさで楽しみです。
    ポポポさん。こんにちは。

    エジプト旅行、多分同じツアー参加の別の方の旅行記を見た事があって、面白そうだな、と思ってたので、ポポポさんの衝撃(笑)のタイトルに思わず引き込まれて読ませて頂きました。
    これからの展開が楽しみです。

    私は例のルクソールの事件の少し後に、やはりツアーでエジプトを訪れました。
    当時はあの女王の神殿の前後だけポリスカーに挟まれて、団体のバスがまとまって異動する感じで、ツーリストポリスが同行はありませんでした。今思うとまだまだのんびりした時代でした。

    一人部屋料金(かなり高い)を払ってるのに、他の人と明らかに違う部屋。しかも酷い部屋、と言うのは納得できませんね。そもそもホテルは一部屋いくらの支払いなのに、一人部屋差額自体が納得できないですけどね。

    所でコロナウィルス、ますます状況が読めなくなりましたね。
    早く収束して、皆が安心して旅行が出来るようになるといいですね。

    ユリア

    ポポポ

    ポポポさん からの返信 2020/03/09 18:14:19
    RE: 怖いものみたさで楽しみです。
    ユリアさん、はじめまして。

    > エジプト旅行、多分同じツアー参加の別の方の旅行記を見た事があって、面白そうだな、と思ってたので、ポポポさんの衝撃(笑)のタイトルに思わず引き込まれて読ませて頂きました。
    > これからの展開が楽しみです。

    数多くのエジプト旅行記の中から選んでいただきありがとうございます。旅行記の表題はインパクトがあったようですね(笑)。
    今まではいわばプロローグの様なもの、今からが本番ですので期待してください(笑)。

    > 私は例のルクソールの事件の少し後に、やはりツアーでエジプトを訪れました。
    > 当時はあの女王の神殿の前後だけポリスカーに挟まれて、団体のバスがまとまって異動する感じで、ツーリストポリスが同行はありませんでした。今思うとまだまだのんびりした時代でした。

    悲惨な事件でしたね。この事件で新婚さんが亡くなられたことを今も覚えています。
    今も散発的に発生しているのでエジプトでは気が抜けません。エドフからルクソールまではバスで移動しましたが警察の検問にしばしば合い、通過するのにその都度時間がかかったのでかなりの時間的ロスが発生しました。

    > 一人部屋料金(かなり高い)を払ってるのに、他の人と明らかに違う部屋。しかも酷い部屋、と言うのは納得できませんね。そもそもホテルは一部屋いくらの支払いなのに、一人部屋差額自体が納得できないですけどね。

    同感です。一人部屋問題は多かれ少なかれ発生する問題ですが、今回のは酷かったです。

    > 所でコロナウィルス、ますます状況が読めなくなりましたね。
    > 早く収束して、皆が安心して旅行が出来るようになるといいですね。


    同じく同感です。4月の欧州旅行は断念しました。5月と6月に欧州旅行を予約しているんですが行けるかどうか心配です。早く終息してほしいと思います。

     ポポポ
    >
  • massiさん 2020/03/07 09:36:58
    ツアー会社は選ばないとだめですね。
    こんにちは。

    先日はご訪問ありがとうございました。
    私も最初のころの海外旅行はツアーが多かったですが、やめるきっかけとなったのがH社のツアーでした。
    値段は安く、行きたい場所は全て行く、と広告だけ見れば最高の旅程なのですが、値段を抑えるため、ホテル・食事のランクを下げて、お土産屋が多い。かつ値段も安いので客層もあまりよくなく、そしてツアーの人数が多い。添乗員は言うことを聞かない客のために基本的に客の要望はほぼ無視という悪いことばかりでした。普通、2人メインのツアーで割高料金を取る場合は2人部屋を1人で使うから倍になるというはずですが、添乗員と同じ部屋に泊まらせるということはそこでコストダウンを図っているというコスト重視策がうかがえます。やはり旅行会社は選んだほうが良いですね。。
    最近は現地ガイド付きの個人旅行が多いですが、エジプトはツアーとほぼ同じ値段で行くことができました。

    しかし、エジプトの治安はまだ一進一帯なのですね。自分を案内してくれたのは親切なガイドさんでしたが、時たま起こるテロのせいで観光客が戻ってこなくて困っているという話をしていました。難しいことですね。

    ポポポ

    ポポポさん からの返信 2020/03/07 21:53:12
    RE: ツアー会社は選ばないとだめですね。
    massiさん、今晩は。連絡ありがというございました。

    確かに旅行会社の選定は重要ですね。
    私としては選定したつもりだったんですが。阪急の場合は各地の営業本部で独自のツアーを催行しています。私は主に九州営業本部主催のツアーに参加していましたが、今回の旅行のような取り扱いをされたことはありません。
    そういう意味では今回のことは本当に残念でした。

    > 私も最初のころの海外旅行はツアーが多かったですが、やめるきっかけとなったのがH社のツアーでした。
    > 値段は安く、行きたい場所は全て行く、と広告だけ見れば最高の旅程なのですが、値段を抑えるため、ホテル・食事のランクを下げて、お土産屋が多い。かつ値段も安いので客層もあまりよくなく、そしてツアーの人数が多い。添乗員は言うことを聞かない客のために基本的に客の要望はほぼ無視という悪いことばかりでした。普通、2人メインのツアーで割高料金を取る場合は2人部屋を1人で使うから倍になるというはずですが、添乗員と同じ部屋に泊まらせるということはそこでコストダウンを図っているというコスト重視策がうかがえます。やはり旅行会社は選んだほうが良いですね。

    まるで私が選んだツアーのようです。ひょっとしたら同じ旅行会社でしょうか(笑)。

    > 最近は現地ガイド付きの個人旅行が多いですが、エジプトはツアーとほぼ同じ値段で行くことができました。

    私も個人旅行が望みなんですが言葉の壁がネックです。そのためポケトークを購入しようかと思っているところです。

    > しかし、エジプトの治安はまだ一進一帯なのですね。自分を案内してくれたのは親切なガイドさんでしたが、時たま起こるテロのせいで観光客が戻ってこなくて困っているという話をしていました。難しいことですね。

    そうですね、治安が良ければエジプトに対する印象も変わるでしょうし、安心して行けますからね。

     ポポポ
  • 旅空ーshinoさん 2020/03/07 08:30:13
    一人部屋追加料金の疑問。
     ポポポさん おはようございます。
     
     残念な思いをさせられてしまいましたね。
    ツアーの一人参加の部屋問題は私も経験があり、トラウマになっています。
    一人部屋追加料金を支払っているのにどうしてなの!!って言いたいです。
    それ以来そのツアー会社は避けています。JALパックでは経験なしです。
    北米は初めて阪急を利用したので不安でしたが大丈夫でした。
    これから一人参加の旅行者が増えてくると思われますが、
    旅を台無しにする事はやめて欲しいですね、利用者がいなくなると思います。

      旅空ー-shino

    ポポポ

    ポポポさん からの返信 2020/03/07 20:26:14
    RE: 一人部屋追加料金の疑問。
    旅空ーshinoさん、今晩は。
    >  
    >  残念な思いをさせられてしまいましたね。
    > ツアーの一人参加の部屋問題は私も経験があり、トラウマになっています。

    旅行しょっぱなから部屋問題が発生し、私もトラウマになりそうです。
    このようにあからさまに差を設けられたことは初めてで、テンションが下がりっぱなしでしたね。

    > 一人部屋追加料金を支払っているのにどうしてなの!!って言いたいです。
    > それ以来そのツアー会社は避けています。JALパックでは経験なしです。
    > 北米は初めて阪急を利用したので不安でしたが大丈夫でした。

    ホテルの部屋割は添乗員が行っていたので旅行会社というよりは添乗員個人の問題でしょうが、そのような添乗員がいる旅行会社はもう利用したくないですね。
    私は主に阪急の九州営業本部主催のツアーを利用しています。そこのツアーは例えばシャワーの部屋であれば翌日はバスタブの部屋にというように公平に取り扱ってくれます。
    添乗課の役席の指導が行き届いているんでしょうね。
    東京営業本部管轄の添乗員もそのような配慮をしてくれると、また利用しようと思うんですけど。

    > これから一人参加の旅行者が増えてくると思われますが、
    > 旅を台無しにする事はやめて欲しいですね、利用者がいなくなると思います。
    >
    同感です。そう言う点からも一人参加限定のツアーがもっと増えてほしいと思います。
    それから新コロナウイルスは早く終息して欲しいですね。

     ポポポ

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