2008/07/01 - 2019/12/31
11位(同エリア524件中)
キートンさん
旅行ガイド本などでも情報の少ない海外のハイキングコース。
海外旅行など行ける状況ではなくなった2020年、過去に歩いたハイキングコースをこの機会に振り返ってみようという特別企画の第2段です。
第1段では南北アメリカ大陸だったので、今回はユーラシアとオセアニア。
日本国内は省いたほか、アジアとアフリカは未だここで取り上げるほどのハイキングは行っていないので掲載されてません。
ヨーロッパアルプスはロープウェイ、ゴンドラ、リフトなど便利な施設が多く、そういう文明の利器はどんどん使ってます。
旅行記として投稿するにあたってエリアを選択する必要があるので、スイスの「その他観光地」で投稿した。スイスのハイキングコースが多く取り上げられているというわけではないが・・・
第1段と同様に、各コースの評価に関しては個人的な独断と偏見に満ちたもので、しかも記憶に曖昧な部分も多々あるので、適当にスルーしてくださいませ。
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1.エンガディン地方:ムルテール~ポントレジーナ
所在国:スイス
距離:約14km
標高差:約980m(概ね下り)
時間:4~6時間
難易度:普通
訪問時期:2015年6月 -
総合評価:3(お勧め)
サンモリッツ周辺には多くのハイキングコースがあるが、これはスールレイからコルヴァッチ展望台に向かうロープウェイの中間駅ムルテールを出発し、フォルクラ・スールレイという峠を経由してロゼックの谷に下りてポントレジーナへと向かう比較的メジャーなコース。
ムルテールからフォルクラ・スールレイまでは30分程度標高差50~60mほど上るが、そこから先はひたすら下るので、距離はあるが難易度は高くはない。 -
このコースの魅力はやはりフォルクラ・スールレイからの絶景だろう。
私が歩いた時は雲が多くやや残念な天候だったが。
ロゼックの谷にあるホテル・ロゼックグレッチャーまで下る間、ベルニナ山群の展望がよいトレイルである。
後半のホテル・ロゼックグレッチャーからポントレジーナまでは平坦なコースだが、ホテル・ロゼックグレッチャーから馬車に乗って行くという選択肢もある。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11049684 -
2.アンデルマット:シェレネン渓谷(悪魔の橋)
所在国:スイス
距離:往復6km程度
標高差:約100m
時間:2~3時間
難易度:容易
訪問時期:2015年6月 -
総合評価:3(お勧め)
グレッシャー・エクスプレス(氷河急行)の路線のちょうど中間点にあるのがアンデルマット。そこから約4km北のゲッシネンまではシェレネン渓谷という深い谷が流れている。
そのシェレネン渓谷には、険しい谷に橋を架けるのに悪魔の力を借りたという伝説のある「悪魔の橋」がある。
アンデルマットの街中から片道30分程度で見に行くことができる。 -
初代「悪魔の橋」は1595年に完成したが一度崩壊し、現在は旧道に2代目、新道に3代目の「悪魔の橋」が架かっている。
それに加えて鉄道も西側の山の斜面に通っている。
周回できる遊歩道があるので、周回してアンデルマットに戻るほか、そのまま谷沿いに下ってゲッシネンまで歩くという選択肢もある。
ハイキングコースとしては万人向きとはいえないかもしれないが、古い橋や渓谷に興味がある人には面白いところである。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11051663 -
3.アレッチ地域:氷河の小道(ベットマーグラート~フィッシャーアルプ)
所在国:スイス
距離:約14km
標高差:約450m(下った後、緩めのアップダウン)
時間:5~7時間
難易度:やや健脚向き
訪問時期:2015年6月 -
総合評価:5(イチオシ)
アレッチ氷河を見渡す展望台としては、ロープウェイ駅から約30分登ったエッギスホルンが最高だが、あと1日ハイキングするならお勧めしたいのが氷河の小道と呼ばれるコースである。
ベットマーアルプからゴンドラで上ったベットマーグラートからスタート、そこからアレッチ氷河側へ下り、アレッチ氷河沿いに上流に向けて歩く。
その後、エッギスホルン北側にあるメイレンゼーからアレッチ氷河とは別れて、人道トンネルを抜けてフィーシャーアルプが終点となる。 -
ベットマーグラートから氷河沿いのルートに至るまでがわかりにくかったが、氷河沿いはルートが比較的明確で、大きなアップダウンもない。
ヨーロッパ最長の氷河を眺めながらの快適なトレイルである。
氷河が河であることを実感できる、雄大なコースだ。 -
ただ、氷河沿いの区間にはレストハウスなどの施設はなく、人道トンネル手前のフォルダーゼー付近にレストハウスらしきものがあったくらい。
なので、天候が安定した日に歩くのが無難である。
人道トンネルはところどころ照明があるとはいえかなり暗いので、懐中電灯を持参すべき。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11054665 -
4.ラヴォー地区:シェーブル~リヴァ
所在国:スイス
距離:約4km(シェーブル~リュトリーは約14km)
標高差:約150m(下リ)
時間:約2時間(シェーブル~リュトリーは6~7時間)
難易度:容易
訪問時期:2015年6月 -
総合評価:2(余裕があればどうぞ)
レマン湖北側のラヴォー地区には世界文化遺産にもなっている葡萄畑が広がっている。
その葡萄畑の管理道として主に使われていると思われる道を歩くことができる。
舗装道なので散歩気分でハイキングが楽しめる。
東のシェーブルとサン・サフォランあたりから西のリュトリーあたりまでの間で、適当な区間を歩くのが一般的なようだ。
その間、サン・サフォラン、リヴァ、エペス、リエ、キュリー、アランなど小さな村を経由して行く。 -
山岳のハイキングとは異なり、ハイキングというにはややもの足りなさを感じるかもしれない。
ワインの産地なので、途中の村でワインを味わいながら歩くことも可能。(酔っぱらいハイキングにならない程度に)
また、リヴァ、キュリー、リュトリーを経由するヴェヴェイ~ローザンヌ間の遊覧船もあるので、鉄道、遊覧船、ハイキングを上手に組み合わせて計画するのがお勧め。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11056133 -
5.ドロミテ:トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード
所在国:イタリア
距離:約9km
標高差:約250m
時間:4~5時間
難易度:普通
訪問時期:2008年9月 -
総合評価:5(イチオシ)
ドライ・ツィンネンとも呼ばれるトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードはドロミテ山塊を代表する名峰である。
険しい岩山が3つの並んでそそり立つ山容は、独特の景観で圧倒的だ。
そのトレ・チーメ・ディ・ラヴァレードの周りを周回するトレイルで、コルチナ・ダンペッツォ周辺のハイキングコースの中でも一番の人気コースである。ややアップダウンはあるものの、普通の体力があれば十分周回できるだろう。 -
コルチナ・ダンペッツォからの路線バスの終点オーロンゾ小屋から反時計回りに歩くと、中間点少し手前あたりにドライ・ツィンネン小屋があるので休憩場所によい。
このあたりから見た山容が最も絵になるが、日中は逆光ぎみになるのがやや残念なところ。
コルチナ・ダンペッツォ~オーロンゾ小屋の間に風光明媚なミズリナ湖があるので、寄ってみるといい。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10275077 -
6.ドロミテ:セチューダ~サン・マッダレーナ
所在国:イタリア
距離:約12km
標高差:約1200m(下り)
時間:6~8時間
難易度:やや健脚向き
訪問時期:2008年9月 -
総合評価:4(かなりお勧め)
オルティセイからゴンドラとロープウェイを乗り継いだセチューダからブログレス小屋を経由し、フネスの谷のサン・マッダレーナへと向かうルート。
セチューダ、ブログレス小屋、サン・マッダレーナと絶景ポイントを結んだぜいたくなコース設定。
しかし、セチューダから約1km東に歩いたパナ・シャイデックという地点からブログレス小屋へと下る区間が超難関の急勾配。
この区間は閉鎖になってもおかしくないようなリスクのあるルートなので、代わりにオルティセイからケーブルカーで上ったレシーサ(ラショッツ)からブログレス小屋へ向かうルートの方が無難ではあるだろう。 -
ブログレス小屋からサン・マッダレーナへは展望のきかない樹林帯の中を歩く。
しかし樹林帯を抜け視界が開けた時に見える、草原の中にぽつんと教会がある風景が感動的だ。
ガイスラー山群をバックにしたこの教会がまた絵になる。 -
そして、サン・マッダレーナ村の小高いビューポイントからの風景は、ヨーロッパアルプスでも有数の絶景だろう。
パンフレットやカレンダーやジグソーパズルやらで見かけることもある風景である。
サン・マッダレーナへは鉄道のブレッサノーネからバスで行ける(夏季のみかも)ので、ハイキングに関わらず行ってみる価値がある。
ただ、ここから見るガイスラー山群は北北西に向いた斜面なので、午後遅めの時間帯がお勧めである。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10275400
https://4travel.jp/travelogue/10275731 -
7.チンクエ・テッレ:リオマジョーレ~マナローラ(愛の小道)
所在国:イタリア
距離:約1.5km
標高差:ほぼ平坦
時間:30分~1時間
難易度:容易
訪問時期:2008年9月 -
総合評価:3(お勧め)
ピサとジェノバの中間あたりの海岸沿いにある小さな5つの村が世界遺産にも登録されたチンクエ・テッレ。
その5つの村を結ぶ小道はハイキングコースともなっている。
そのうちリオマジョーレ~マナローラ間は断崖絶壁上の舗装された遊歩道で「愛の小道」と呼ばれる、最も有名で手軽に歩ける区間である。
とはいえ、荒々しくて豪快な海岸風景が見られる区間なのである。 -
チンクエ・テッレの観光は、カラフルでフォトジェニックな街並と遊覧船から見る海岸風景がメインで、ハイキングはその次くらいの感じである。
ただ村の間を移動する時に鉄道や遊覧船に加えてハイキングも組み合わせるのがお勧めで、その中でもリオマジョーレ~マナローラ間が最も手軽に組み込める区間である。
なお、5つの村のうちコルニーリアだけは標高が高い場所にあるので、遊覧船は停まらないうえ、鉄道駅からも遠い。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10274820 -
8.アマルフィ海岸:ボメラーノ~ポジターノ(神々の道)
所在国:イタリア
距離:約10km
標高差:約600m
時間:4~5時間
難易度:普通
訪問時期:2018年5月 -
総合評価:3(お勧め)
アマルフィやポジターノは日本人も多く訪れる街だが、このハイキングコースは日本人どころか東洋人はまず見かけない、白人天国のトレイルである。
日本ではほとんど知られていないとはいえ、地元ではよく知られたコースで、多くのハイカーでにぎわっている。
このコースの大半はアップダウンは少なめの未舗装の区間だが、後半のノチェッレからポジターノまでは普通の道路や階段を下って行く。 -
出発点となるボメラーノにはナポリやアマルフィからバスが出ている。
ただしナポリからの便は少ない。
ノチェッレ~ポジターノ間もバスの便があるようなので、体力や時間の余裕を考慮して利用するか歩くか決めればよいだろう。 -
終盤ポジターノへと下る階段からは、ポジターノを見下ろすところもある。
なお、逆コース(ポジターノ→ノチェッレ→ボメラーノ)を歩くことも可能だが、ポジターノ→ノチェッレでかなり上ること(バスを使えば問題ないが)と、ボメラーノからのバスの便があまり多くないので、ボメラーノ→ポジターノが無難だろう。
また、コースの途中で整備の行き届いていない箇所があったりする可能性があるが、自己責任でリスクは回避するように。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11374521
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/europe/italy/positano/kankospot/10463082/tips/13246948/ -
9.ノルマンディー:エトルタ
所在国:フランス
距離:約5km
標高差:約50m
時間:時間:3~4時間
難易度:容易
訪問時期:2015年6月 -
総合評価:4(かなりお勧め)
パリから鉄道とバスを乗り継いでなんとか日帰り可能な景勝地として、エトルタという海岸がある。
自然のアーチも見られる石灰質の断崖が続き、クロード・モネ、ギュスターブ・クールベなどの画家にも描かれた美しい海岸風景で知られている。
エトルタの街中からも近く、主なみどころは2km程度の海岸線にまとまっているので手軽にハイキングしながら絶景を楽しめる。 -
アルセーヌ・ルパンの生みの親モーリス・ルブランはエトルタに近いルーアンに生まれ、エトルタを舞台に「奇厳城」を書いている。
断崖下にはやや険しいルートを下るか、街のビーチから素掘りのトンネルを抜けて行くことができる。(満潮時は不可のよう) -
断崖下のビーチは人も少なく、美しい海岸風景を満喫することができる。
日帰りで行くなら、パリからのは移動に時間を要するので、ル・アーブルやルーアンからの方が現地でゆっくりできる。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11028709 -
10.プロヴァンス:カシのカランク
所在国:フランス
距離:約10km(カシ~3つ目のカランク往復)
標高差:約250m
時間:5~6時間
難易度:普通
訪問時期:2011年4月 -
総合評価:4(かなりお勧め)
マルセイユから南東に位置するカシにかけての海岸はカランクと呼ばれる
断崖に囲まれた入江がいくつかある。
カシの港から出ている遊覧船で見るのが最も手軽な観光手段だが、ハイキングもお勧めしたいところである。 -
カシを出発して最初の入江はヨットが並ぶマリーナになっているが、進むに従って風景がよくなってくる。
2つ目の入江には春でも海水浴客がいる小さなビーチがあり、3つ目の入江が最高に美しいカランクなのである。
白っぽい断崖に挟まれたエメラルドグリーンの海は絶景というにふさわしい。
この入江の最奥にもビーチがあるのだが、そこに下りるルートが見つけられなかった。
3つ目の入江までアップダウンはあるもののハードな道のりではない。
注意点として、最初の入江を過ぎるとレストハウスのような施設は全くないので飲み物などは必ず持参するように。
鉄道の駅からカシの港まで片道40分くらい歩く。
バスなどの便があるかは事前に調べておいた方がよい。
それから、火災の危険がある夏はハイキングは禁止されるという情報もある。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10568647
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/europe/france-provence_alpes_cote_dazur/marseille/tips/10180547/ -
11.コート・ダジュール:エズ~モナコ
所在国:フランス
距離:約12km(エズ→ラ・テュルビー→テート・デ・シエン→モナコ)
標高差:約500m
時間:4~6時間
難易度:やや健脚向き
訪問時期:2011年4月 -
総合評価:3(お勧め)
鷲の巣村として知られるエズから背後の山を少し上った後、東に位置するラ・テュルビーを目指す。そこから南のテート・デ・シエンという高台を経由してモナコへ下るという、地元の人しか歩かないようなコース。
このコースのポイントは、ラ・テュルビーとテート・デ・シエンというモナコを見下ろすビューポイントを2箇所経由して、エズからモナコへと結んでいること。
ラ・テュルビーは、アウグストゥスのトロフィーというローマ時代の遺跡があるかわいい街である。
テート・デ・シエンは、犬の頭という意味で、モナコを上空から見下ろすくらいのアングル眺められるポイントである。 -
このルートの一番の見どころは、ラ・テュルビーから約2km南のテート・デ・シエンだ。
モナコを俯瞰するポイントとしては最高の場所だろう。
ラ・テュルビー~テート・デ・シエン間は比較的平坦な一般道で行ける。
なので、エズとモナコの観光を別の日にでもすれば、ラ・テュルビーまでバスで行ってテート・デ・シエンまで往復すればいいといえなくもないのだが。
また、エズからラ・テュルビーまではハイキング気分を味わうために、上ってからラ・テュルビーに向かったが、一般道を最短ルートで歩くと約1時間の距離である。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10570035
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/europe/france/the_other_spots_of_france/tips/10180997/ -
12.コート・ダジュール:モン・グロス
所在国:フランス
距離:往復約8km(ロクブリュヌ・カップ・マルタン~モン・グロス往復)
標高差:約500m
時間:3~4時間
難易度:普通
訪問時期:2011年4月 -
総合評価:3(お勧め)
モン・グロスという高台もモナコを眺めるのにいいポイントだが、テート・デ・シエンとは真逆の方向から見ることになり、距離も遠くなる。
ただ、起点となるロクブリュヌ・カップ・マルタンが、魅力的な村で小さな城からの風景がまた素晴らしい。
ロクブリュヌ・カップ・マルタンで時間が許せばモン・グロスまで行ってみる価値があると思う。 -
ロクブリュヌ・カップ・マルタンから標高差約500m上ることになるが、概ねなだらかに上って行った印象がある。
ある程度の道標はあったと思うが、グーグルマップなどで事前にルートを調べておくべきである。
なおモン・グロスはパラグライダーのテイクオフ地点となっているようなので、使用中ならじゃまにならないように。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10570958
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/europe/france/the_other_spots_of_france/tips/10181241/ -
13.ザルツカンマーグート:ゴーザウ湖
所在国:オーストリア
距離:約10km(コースによる)
標高差:平坦
時間:約3時間(ゴーザウ湖一周→ヒンタータール)
難易度:容易
訪問時期:2018年4月 -
総合評価:3(お勧め)
塩坑と美しい湖畔の街として知られるハルシュタットを訪れて半日時間が取れればお勧めしたいのが、ゴーザウ湖である。
ハルシュタットから途中1度乗換があるが、片道約1時間ほどの場所にある。
両側を急峻な山に挟まれた静かにたたずむ湖だ。
一周約5kmの平坦でイージーなコースである。
晴れて雲がなければ、ゴーザウ湖の奥にダッハシュタインが見えるはず。
帰りのバスまで時間があったので、ゴーザウ湖から3~4km下ったヒンタータールまで歩いた。 -
ゴーザウ湖での滞在時間が4時間以上とれれば、ゴーザウ湖のさらに上流にある奥ゴーザウ湖まで足を延ばすか、ゴーザウカムバーンというロープウェイでツヴィーゼルアルムに上りハイキングをすることもできるようだ。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11035536 -
14.モンセラット:サン・ジュアン&サン・ジェロニ
所在国:スペイン
距離:約10km
標高差:約250m
時間:時間:4~5時間
難易度:普通
訪問時期:2011年4月 -
総合評価:3(お勧め)
バルセロナから手軽に日帰り観光できるモンセラットは、「黒いマリア像」で知られる修道院があることで知られている。
モンセラットとは「のこぎり山」という意味をもつ。
大半の観光客は修道院を見学して帰ってしまうのだが、ガウディにインスピレーションを与えたといわれる奇岩だらけの山のハイキングが面白くないわけがない。
サン・ジェロニという山頂まで往復すると、様々なユニークな岩を見ながらハイキングができる。 -
ケーブルカーで上れば、険しいところもなく快適なコースである。
ところどころに祈祷庵とよばれる小さな教会がある。
シーズン中はハイカーも適度にいるので、メインのコースを選ぶ限り迷うようなことはないだろう。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10566099
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/europe/spain/montserrat/tips/10180503/ -
15.メテオラ:メテオラ~カストラキ~カランバカ
所在国:ギリシャ
距離:約12km(コースによる)
標高差:約400m
時間:7~9時間(2~3の修道院見学を含む)
難易度:やや健脚向き
訪問時期:2018年4月 -
総合評価:4(かなりお勧め)
ここも修道院と奇岩で知られる。
しかも、複合遺産として世界遺産に登録されているだけに、その自然美と文化的価値は半端ではない。
世界遺産に登録された5つの修道院は概ね一般道での移動になるので、あまりハイキングというイメージはなくバスや車で移動する観光客が多い。
大半を歩道のない道路を歩くことになり、車に気をつけて歩く必要があるものの、路肩は広めであまり問題はない。 -
バスやレンタカーを使ったとしても、5つの修道院のうち4つは多かれ少なかれ階段や坂を上る必要がある。
なので、さらにハイキングとなるとやや健脚向きになるかもしれない。
しかし、ハイキングしながら好きなところで写真を撮ったり、道路沿いにビューポイントが2箇所あるのでそこで休憩したりできるのがいい。
ビューポイントのうちのひとつはルサヌ修道院からトレイルを10分程度上ったところにある。 -
カストラキという街を経由してカランバカまで歩いて帰ったが、退屈することなく風景を楽しみながら歩けた。
カランバカ~アギア・トリアダ修道院下の間にトレイルがあるので、往路または復路にそのルートを利用するのもよい。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11357999
https://4travel.jp/travelogue/11358729
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/europe/greece/meteora/kankospot/10263148/tips/13232506/ -
16.プリトヴィッツェ湖群国立公園
所在国:クロアチア
距離:5~10km(コースはいろいろ)
標高差:約150m
時間:半日~1日
難易度:容易~普通
訪問時期:2008年9月 -
総合評価:4(かなりお勧め)
ドブロヴニクと並ぶクロアチアの人気観光地がプリトヴィッツェ湖群国立公園といえるだろう。
段々に連なる湖沼といくつもの滝がおりなす独特の自然美がプリトヴィッツェの魅力である。
遊歩道がよく整備され、園内を巡回しているエコロジーバスや遊覧船を組み合わせると、無理なく美しい自然を満喫できる。 -
クロアチア観光は、首都ザグレブからバスを利用してプリトヴィッツェ→シベニク→トロギール→スプリット→ドブロヴニクと世界遺産をたどって行くのがオーソドックスな観光ルートだろう。
そのルート上にあり、立ち寄りやすい立地である。
アドリア海の海岸も非常にきれいなので、世界遺産の街だけでなくクロアチアの自然を堪能したいところである。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10276120
https://4travel.jp/travelogue/10276308 -
17.ロフォーテン諸島(モスケネス島):レイネブリンゲン
所在国:ノルウェー
距離:往復約4km
標高差:約500m
時間:約4時間
難易度:やや健脚向き
訪問時期:2008年7月 -
総合評価:4(かなりお勧め)
ノルウェーといえばフィヨルド、フィヨルドといえばノルウェー南部の4大フィヨルドというイメージが強い。
しかし、ロフォーテン諸島のレイネフィヨルドの景色は一般的なフィヨルドのイメージとはちょっと異なる。
その美しさは「アルプスの頂を切り取って海に浮かべたよう」ともいわれる。
そんなレイネフィヨルドのビューポイントがレイネブリンゲンである。レイネブリンゲン 山・渓谷
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標高差は500m程度だが、トレイルはかなり険しい。
しかも登りきるまでは海側しか見えず、フィヨルド側は見えない。
途中ルートがわかりにくいところもある。(2008年当時)
しかし、登りきるとフィヨルドと眼下のレイネの街の絶景が劇的に出現する。
晴れて山頂に雲がかかっていなければ、感動まちがいない。
しかし難点は、降水量が多い地域であること、ロフォーテン諸島の先端に近いやや不便な立地、物価が高い(北欧全域)ことなど。
とはいえ、個人的にはもう一度行きたいという意味では筆頭格の場所である。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10254883
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/europe/norway/the_other_cities_of_norway/kankospot/10319005/tips/10097353/ -
18.クイーンズタウン:ベン・ロモンド
所在国:ニュージーランド
距離:往復約12km
標高差:約950m
時間:5~6時間
難易度:やや健脚向き
訪問時期:2011年4月 -
総合評価:3(お勧め)
クイーンズタウンの街から最も近い山で、標高差は約1350mある。
しかしスカイライン・ゴンドラを利用すれば、標高差は約950mになる。
それでもかなりの標高差ではあるが、トレイルは歩きやすく後半の一部の急勾配を除くと概ね適度な勾配である。
山頂からは湾曲するワカティブ湖が見下ろせる。 -
ニュージーランド南島にはミルフォード・トラックをはじめ泊まりがけのルートがあり、それに比べると特筆するほどではないかもしれない。
しかし、クイーンズタウンから日帰りで登れる山として価値は高いと思う。
コース途中から日影がほとんどなくなるので、真夏の登山は気をつけた方がよい。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10667286
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/oceania_micronesia/new_zealand/queenstown/kankospot/10382572/tips/10279336/ -
19.ワナカ:マウント・ロイ
所在国:ニュージーランド
距離:往復約12km
標高差:約1250m
時間:6~9時間
難易度:健脚向き
訪問時期:2011年4月 -
総合評価:3(お勧め)
クイーンズタウンとマウント・クックの間にある観光地ワナカで山頂を目指すメジャーなコース。
標高差約1250mとかなり登りがいがあるが、特に難所はなく登りやすい。
ある程度の勾配をひたすら登るので、それなりに体力はいる。
ワナカ湖を見渡せる景色のよいコース。
晴れて雲がなければ遠くに名峰アスパイアリングも見ることができる。 -
山頂まで登るならワナカで1泊は必要だろう。
私はクイーンズタウンからバスで日帰りしたので、時間が足りず残りの標高差300mくらい手前で引き返さざるをえなかった。
ただ稜線まで行けたので尾根の反対側の景色も見れたのでよかった。
登山口はワナカの街から6~7km離れていてバスなどの便も少ない。
レンタカーかレンタサイクルで行くのが便利。
コース及び登山口周辺にはレストハウスや売店がないので、飲食品は街で入手しておくべき。
このコースも日影が少ないので夏は注意が必要。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10668969
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/oceania_micronesia/new_zealand/wanaka/kankospot/10382535/tips/10279891/ -
20.マウントクック国立公園:フッカー・バレー・トラック
所在国:ニュージーランド
距離:往復約11km
標高差:約150m
時間:4~5時間
難易度:やや容易
訪問時期:2011年4月 -
総合評価:4(かなりお勧め)
ニュージーランドで1回だけハイキングを楽しむとすれば、まず候補にあがるコースだろう。
ニュージーランド最高峰マウント・クックから流れるフッカー氷河の末端フッカー湖を目指す、アップダウンの少ない絶景コース。
マウント・クックだけでなく、トレイルから見えるマウント・セフトンやミュラー湖、フッカー川を渡るつり橋などみどころ豊富。 -
フッカー・バレー・トラックを歩くなら現地に最低1泊、できれば2泊したいところ。
降水量の多い地域で天候は変わりやすい。
ちょっと立ち寄ってマウント・クックを見れる可能性は3割程度で、7割は雲に隠れているといわれる。しかし、2日以上滞在すればチャンスが訪れる可能性が高くなる。
デカポあたりに滞在してレンタカー利用ということなら、天気予報をみて天候のよさそうな日を狙って日帰りするという手もある。
ただ、晴天率の高いデカポとは異なり、マウント・クックは雨が多いことを忘れてはいけない。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/10669729
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/oceania_micronesia/new_zealand/mt_cook/kankospot/10382520/tips/10281355/ -
21.ブルーマウンテンズ:プリンス・ヘンリー・クリフ・ウォーク
所在国:オーストラリア
距離:約3km
標高差:約100m
時間:約2時間
難易度:容易
訪問時期:2017年8月 -
総合評価:3(お勧め)
世界遺産の中でも自然遺産はほとんどが交通の便が悪いものであるが、ブルーマウンテンズは大都市から公共の交通機関で無理なく日帰りできる希少な自然遺産である。
広大なブルーマウンテンズの中で最も人気なのは、シーニックワールドがあるカトゥーンバ周辺で、有名なスリーシスターズと呼ばれる岩もここにある。
プリンス・ヘンリー・クリフ・ウォークは、ブルーマウンテンズの台地の縁に沿ったトレイルで、雄大なブルーマウンテンズの風景を見ながら歩ける。 -
スリーシスターズの展望台エコーポイントまでなら1km程度の短いコースであるが、エコーポイントから絶壁の麓に下るジャイアント・ステアウェイという800段以上の階段のコースがある。
ジャイアント・ステアウェイを下り切って麓のフェデラル・パスを1時間程度歩けばシーニック・レイルウェイの駅がありシーニックワールドに戻ることができるという。
そこまで時間がとれなくても、ジャイアント・ステアウェイを少し下りたところにスリーシスターズの一番手前の岩に渡る橋があるので、ここまでは往復してみることをお勧めする。
ヘンリー・クリフ・ウォークとエコーポイントからスリーシスターズの一番手前の岩までの往復で2時間程度である。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11271861
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/oceania_micronesia/australia/blue_mountains/kankospot/10521385/tips/12855566/ -
22.ウルル(エアーズロック):クニヤウォーク&ルンガタウォーク&マラウォーク
所在国:オーストラリア
距離:約5km(マラウォークのみ往復)
標高差:平坦
時間:約2~3時間
難易度:容易
訪問時期:2017年8月 -
総合評価:3(お勧め)
ウルル(エアーズロック)は原住民アボリジニの聖地である。
2019年10月に登山は禁止となった。
しかしこの巨大岩の麓を一周するトレイルを歩くことができる。
一周すれば約9km、3~4時間で平坦なコースである。
見どころを重点的に見学するなら、クニヤウォーク&ルンガタウォーク&マラウォーク歩くのがお勧め。
一枚岩とはいえ、いろいろな表情を見ることができる。 -
ウルル・カタジュタは複合遺産として登録されていることもあり、洞窟や岩のくぼみなどに生活の跡や壁画が残されている。
アボリジニの聖地として特に重要な部分は写真撮影禁止となっているので注意が必要。
冬(6~8月)がベストシーズンでハエも少ないが、それ以外の時期は暑さとハエの対策が必要である。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11274184 -
23.カタジュタ(オルガ岩群):風の谷ウォーク
所在国:オーストラリア
距離:7.5km
標高差:約250m
時間:約3~4時間
難易度:普通(ただし冬以外は気温が高くなるので注意)
訪問時期:2017年8月 -
総合評価:4(かなりお勧め)
カタジュタ(オルガ岩群)は大小36の岩からなる一帯の総称である。
オルガ渓谷(ワルパ)と風の谷の2つのトレイルが知られているが、風の谷の方が風景に変化があって断然お勧めだ。
駐車場から約1kmのカル展望地を経由し、その先の分岐を右に進むと約2.5km地点にカリンガナ展望地に至る。
カリンガナ展望地で折り返して駐車場に戻ると往復約5kmとなるが、体力と時間に余裕があればさらに先に進んで反時計回りに周回して戻るコースを歩くのがお勧め。 -
分岐からカリンガナ展望地にかけて巨岩に挟まれた谷を歩くが、このあたりを風の谷と呼ぶらしい。
カリンガナ展望地前後に急な勾配のトレイルがあるが、それ以外は歩きやすい。
風の谷付近は他の惑星かと思うような独特の風景である。
カリンガナ展望地から先に進むとやがて視界が広がり、赤茶けた岩が点々とする神聖な雰囲気の風景の中を歩く。
コース全体の2/3程度の地点に水場がある。
ウルル(エアーズロック)と同様に、冬(6~8月)がベストシーズンでハエも少ないが、それ以外の時期は暑さとハエの対策が必要である。
気温が高いとカル展望地から先は立入禁止となるようなので、風の谷を歩くなら11~3月は避けたい。
旅行記
https://4travel.jp/travelogue/11274970
クチコミ
https://4travel.jp/overseas/area/oceania_micronesia/australia/ayers_rock/kankospot/10333911/tips/12861276/ -
以上、2020年までで歩いた、ヨーロッパ17コース、オセアニア6コースを取り上げて個人的な感想と評価(お勧め度)を記した。
1997年にベルナーオーバーラント、ツェルマット(以上スイス)、シャモニー(フランス)などに行ったものの天候に恵まれず適当な写真も少なく記憶も曖昧なので省いた。
ただこれらの地域はガイドブックでも詳しく記載されていて、旅行記も多いメジャーな地域なので、情報は得やすいところだろう。
個人的にはその近辺では、ブリエンツロートホルンとカンデルシュテークのエッシネン湖がなかなか良かった印象が残っている。
ガイドブックにあまり掲載されていないコースもいくつか取り上げられたと思っている。
旅行記やクチコミへのURLも貼ったので、そちらへ進むと詳しいことがわかるだろう。
ただその情報は訪問時のものなので、状況が変わっている可能性がある。
ということで、今後またどこかでハイキングの実績ができれば、その都度ここに更新していこうと思うしだいであります。
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