2018/04/22 - 2018/04/22
13位(同エリア295件中)
キートンさん
この旅行記スケジュールを元に
1日目の昨日、夜間飛行で朝アテネに到着してすぐバスで一気にカランバカまで移動した。
今日2日目は丸1日メテオラ観光だ。
ギリシャ北西部テッサリア平原に突如現れる奇岩群と岩の上の修道院群で知られるメテオラ。
その独特の自然景観、そして俗世との関わりを断ったギリシャ正教の聖域は複合遺産として世界遺産に登録されています。
14世紀、戦渦を逃れた修道士たちが岩の上に修道院を造り始め、最盛期の16世紀には24あった修道院も、今ではわずか6つ。
今日は優れた景観を肌で感じながら、極力徒歩でそれらの修道院を周ろうとチャレンジしてみます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝6:00過ぎ、夜明け前。
雲はなさそう。
快晴の予感。 -
ホテル・カイキスの朝食は7:30から。
スクランブルエッグなどホットミールもある。 -
飲み物とシリアル。
もちろんコーヒー・紅茶もある。 -
コーヒー飲まない派なので、こんな感じの朝食。
-
ホテル近くの交差点から。
真っ青な快晴だ! -
ホテル・カイキスの近くのホテル・ディバニ・メテオラ前のバス停に、9:00頃メテオラ行きのバスが停まると教えてもらった。
バスは10分以上遅れてきたが。 -
バス代は1.8ユーロ。
「地球の歩き方」には修道院には「メガロ・メテオロン修道院行きのバス」と記載されているが、6つの修道院のどこでも降りれるようだ。
カストラキの街を経由して、この地図の通りアギオス・ニコラオス修道院→ルサヌ修道院→ヴァルラーム修道院→メガロ・メテオロン修道院→アギア・トリアダ修道院→アギオス・ステファノス修道院という順番で停まっていく。 -
カストラキの街を過ぎると左手にアギオス・ニコラオス修道院が見える。
この修道院の入場時間は9:00~15:30、金曜日休。
(以後、6つの修道院の入場時間は4/1~10/31の夏季のものを記載する)
他の修道院からやや遠く、閉館時間も早いので、1日でたくさん周ろうとする場合は行きにくい。 -
奇岩の間を修道院めぐりのバスは走る。
-
左手に3番目に停車するヴァルラーム修道院を見ながら進む。
乗客の多くはこの次の4番目に停車したメガロ・メテオロン修道院で降りた。
一番大きい修道院だということもあるが、最も西に位置しているので、ここから東に向かって各修道院を周る人が多いようである。
しかし私は違う周り方を計画していた。 -
バスはメガロ・メテオロン修道院で折り返し、アギア・トリアダ修道院へと向かう。
メテオラの写真で、おそらく最もよく目にする修道院だ。 -
バスは9:50前、最後のアギオス・ステファノス修道院に到着した。
ここは6つの修道院の中で最も東に位置する。 -
修道院の屋根の向こうに残雪の山が見える。
アギオス・ステファノス修道院は6つの修道院の中で唯一階段を上らずに入ることができる。
入場料は3ユーロ。
(他の5つの修道院も全て各3ユーロ)
入場時間は9:00~13:30と15:30~17:30、月曜日休。 -
アギオス・ステファノス修道院はメテオラに残る2つの女子修道院のうちのひとつ。
(もうひとつはルサヌ修道院)
修道院が創建されたのは14世紀だが、12世紀には隠修士(隠者)が住んでいたといわれる。アギオス ステファノス修道院 寺院・教会
-
アーチのある建物。
-
広くはないが落着いた雰囲気の中庭。
-
教会のフレスコ画は鮮やかでくっきりしていたが、近年修復された感じがあり、長い歴史をあまり感じるものではなかった。
写真撮影は禁止なので写真はないが。 -
南側には眼下にカランバカの街が広がっている。
-
宿泊しているホテル・カイキスあたり。
-
イチオシ
アギオス・ステファノス修道院は30分弱で見学を終え、徒歩でアギア・トリアダ修道院へと向かう。
-
アギオス・ステファノス修道院からアギア・トリアダ修道院の参道口までは徒歩10分程度である。
参道というのが適当かどうかわからないが、ここから修道院までの道のりがなかなか険しいのである。
石畳の道を一旦下って岩肌に掘られた長い階段を上ることになる。 -
石畳の道を下りきった付近に道標が・・・
-
カランバカへと下るトレッキング道である。
いくつかの修道院を周ったあと、徒歩でカランバカへ帰るのに最もオーソドックスな下山ルートである。
このルートで下りるならメガロ・メテオロン修道院からスタートするのが効率的だ。
しかし終盤に、アギオス・ステファノス修道院→アギア・トリアダ修道院→下山、というルートをとった場合、入場時間がタイトになりそうだ。
アギオス・ステファノス修道院が13:30~15:30に入れないことと、アギア・トリアダ修道院が17:00で閉まるので、15:30~17:00の1時間30分でその2箇所を見学することになるからだ。
それから西のメガロ・メテオロン修道院からスタートして東に移動するより、東のアギオス・ステファノス修道院からスタートして西に移動する方が写真撮影するのに逆光になりにくいと思った。
なので、今回は東から西へ移動する方を選択した。 -
そこから少し上っていくと岩の間からカランバカの街が見えてくる。
ここからが長い階段の始まりなのだ。 -
「長い階段」は正確ではなかった。
スロープ部分も結構ある。
いずれにしてもひたすら上りであることに変わりはない。
ただ、こういう岩を掘りぱなしの狭い通路に、ワクワク感が急上昇する。 -
なんだかんだ言っても5分ほどがんばって上れば修道院に到着する。
それよりも、いくら快晴だといえこの暑さはなんだ!
4月のギリシャ、晴れると意外と暑いぞ。
アギア・トリアダ修道院
入場料は3ユーロ。
入場時間は9:00~17:00、木曜日休。アギア トリアダ修道院 寺院・教会
-
物資を揚げる巻き上げ機の部屋。
修道院の建物内は写真撮影禁止だと思っていたが、聞いてみると教会内以外は撮影OKとのことだった。 -
そこの部屋から外を眺めると、歩いて来た道が見下ろせる。
-
アギア・トリアダ修道院は14世紀に修道僧ドメティウスによって創建され、至聖三者に捧げられた修道院だといわれている。
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教会以外にも壁などに絵が描かれている。
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「ギリシャ正教」は、カトリックやプロテスタントなどの「西方教会」に対して「東方正教会」とも呼ばれる。
日本においては「日本ハリストス正教会」と呼ばれ、函館の教会は観光地としても知られる。
「ハリストス」とはキリストの意味である。
メテオラは観光化が進み、世俗を避ける修道士にとって活動に適さなくなりつつある。
そのため、メテオラをあとに閉鎖的なアトス山に移住する修道士が増加しているという。
アトス山もメテオラと同様に複合遺産として世界遺産に登録されているが、訪問者の規制は厳しく、女人禁制でギリシャ国籍以外の者は1日8名までしか入山できないという。 -
岩の上面全体に修道院の建物が建っているわけではなく、岩肌が露出しているエリアがある。
映画「007/ユア・アイズ・オンリー」の画像ではどこかに小さいヘリポートがあったが現場では確認できていない。
画像の背景からこのあたりである可能性が高いが・・・
撮影当時、「エロと暴力に満ちた映画」ということで修道僧からの協力が十分とれなかったということなので、画像を合成している可能性もあるが・・・ -
眼下にはカランバカの街が広がる。
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昨日見学した11世紀のビザンティン教会。
-
西側にはルサヌ修道院(右下)、ヴァルラーム修道院(中央)、メガロ・メテオロン修道院(左上)が見える。
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岩に挟まれたような小さな建物は何だ?と思ったらトイレだった。
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中はアラブ式のような便器だった。
手入れはきれいにされていた。
ヨーロッパは使用料を取られる公衆便所が多いので、こういうところで用を済ませておくのがよい。 -
アギア・トリアダ修道院は30分ちょっとで見学を終え、絶壁に掘られた狭い通路を下りて行く。
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道路まで戻ると残りの修道院へ向かって路肩を歩いて行く。
次に目指すヴァルラーム修道院までは結構距離があり、しかも道路は曲がりくねって遠回りになっている。 -
途中で見かけたもの。
こういうのなんていうんだろう? -
途中で振り返ったアギア・トリアダ修道院。
「メテオラ」とはギリシャ語で「中空の」を意味する「メテオロス」という言葉に由来しているという。 -
イチオシ
メテオラといえばこのアングルの写真が定番である。
まさに「中空の修道院」である。
映画「007/ユア・アイズ・オンリー」では、監視の手薄な右側の絶壁をジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)が登り、左側の巻き上げ機で仲間を引き上げようという作戦だったが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=8FDX6_BSas8
もう35年以上前の映画だ。
3代目ジェームズ・ボンド=ロジャー・ムーアは惜しくも昨年帰らぬ人となった。 -
アギア・トリアダ修道院から40分ほど歩いたら前方に突き出た岩が見えてきた。
-
その岩の上には数人の人影が!
-
そこまで行くと駐車スペースがあり、岩の上を歩けそうだ。
-
これは凄いパノラマだ。
西側は、左からアギオス・ニコラオス修道院、ルサヌ修道院、メガロ・メテオロン修道院、ヴァルラーム修道院と4つの修道院が一望だ。 -
イチオシ
正面には奇岩群。
これらの巨岩は高いもので標高600m前後。
カランバカの街が標高220~250m程度。
標高差はざっと350mくらいか。
比較的内陸部に位置するので標高はもっと高いイメージだった。
ちなみに、世界最大級の一枚岩として知られるウルル(エアーズロック)の比高(標高差)が335mなので、岩の高さとしてはそれを上回るものがいくつかあるということになる。 -
東には先ほど見学したアギア・トリアダ修道院。
-
奇岩の間から見えるのはカランバカの街並。
-
時刻は12:00を少し回ったところだ。
このビューポイントの岩の上でピクニックランチとしよう。
といっても昨日仕入れたクルーリーとポテチにフルーツジュースだけどね。
しかし、クルーリーはクセ物だった。
ありえないほど硬かった。
おかげで私の下の犬歯は欠けてしまった。
欠けた歯のカケラはこの地に葬り去った。
自分の肉体の一部が憧れていたこの場所に眠る。
旅人としては本望だ。 -
西の岩の上にも人がいる。
そこもここと同じようなビューポイントとなっているようだ。 -
いつまでも眺めていたい風景。
ここもそのひとつだ。 -
ひとつ目のビューポイントから次のビューポイントまでは500mほどの距離だった。
遠くの山々は何の変哲もない普通の山々だ。
不思議なことに、たった半径2kmの範囲だけに奇岩が集中しているのだ。
この奇岩群がどのように形成されたのかははっきりしていないという。 -
景色が劇的に変わったわけではないが、メガロ・メテオロン修道院、ヴァルラーム修道院がやや近くなった。
-
イチオシ
ルサヌ修道院はずいぶん近くなった。
こじんまりとしているが絵になる修道院だ。 -
正面の風景は結構変わった。
岩の間からカストラキの街が見えるようになった。 -
眼下にはカストラキへと続く道路が見える。
-
イチオシ
初夏のような陽気の中。
色とりどりに咲く花でも撮りながらのんびり歩く。 -
花を撮ってると時に変な昆虫も撮れたりする。
-
13:15頃、カストラキへ下る道とヴァルラーム修道院へと向かう道の分岐点まで来た。
ルサヌ修道院は最後に回して、ヴァルラーム修道院へと向かう。
ここからは本日の後半戦へと突入する。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- travelさん 2022/02/06 14:15:20
- メテオラ
- キ-トンさん、メテオラはカランバカで2泊しバスでメガロ・メテオロンまで行きそこから各修道院を徒歩で回ってアギア・トリアダの山道からカランバカまで下って行ったのでとても懐かしいです。
あまりの絶景に翌日も同じコ-スを歩きました。
私は5月中旬のメテオラでキートンさんの4月よりずっと酷暑で汗びっしょりでした。
お礼がたいへん遅くなりましたがエンジェル・フォ-ルの旅行記に訪問頂き有難うございます。
2008年、エンジェル・フォ-ルに到着まで木の根っこがはびこった山道が印象的で滝の飛沫を受けながら登った事が懐かしいです。
慣れないハンモックでは中々眠れずに朝を迎え宿泊所から見えるエンジェル・フォ-ルの全容を楽しみました。
つい昨日の事のように思い出されます。
オミクロン株の感染が拡大していますので感染されないようにお気を付けください。
trvel
- キートンさん からの返信 2022/02/07 23:20:09
- Re: メテオラ
- こんばんは、travelさん。
書き込みありがとうございます。
メテオラは奇岩とその上に建つ修道院の風景が独特で、ハイキングするのも楽しかった思い出があります。
エンジェル・フォ-ルは遠いだけでなく、治安が良くないベネズエラということもあって、個人で行くにはかなり難易度が高くてなかなか行けません。
貴重な体験談の旅行記はとても参考になります。
まだまだ海外に行きたいところが多いですが、今のところは国内旅行でがまんするしかないですね。
では、体には気を付けて。
キートン
-
- 天星さん 2018/05/14 23:52:51
- あ、メテオラだ
- 次回がもう出てる!(笑)
へぇ~こんなだったんだ
トイレが当時こんなだったかな!
まだまだ変わらぬ風景が見れました
ありがとう ございました
眼下に広がるカランバカの街並みが懐かしい
天空の修道院群の今も変わらぬ姿に感動しました
天
- キートンさん からの返信 2018/05/15 19:07:07
- RE: あ、メテオラだ
- 天さん、メテオラ編早速のコメントありがとうございます。
トイレに目が留まりましたか。
こんな写真載せる?って迷った写真。
載せた甲斐がありました。
あのトイレ結構新しかったからここ10年以内にできたのかも。
メテオラの記憶、少しでも甦りましたか?
ギリシャの続編はあとアテネとサントリーニ島。
記憶再生のお役に立てれば幸いです。
では、また。
キートン
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