2012/04/26 - 2012/04/26
9位(同エリア68件中)
キートンさん
赤道を越え、初めての南半球へ!
今年の旅は黄葉の秋をむかえたニュージーランドです。
5日目はクイーンズタウンから黄葉の名所ワナカに日帰りします。
ここでは個人的にぜひとも登ってみたい山がありました。
マウント・ロイ、標高1578m。
登山口からの標高差約1250m。
しかも登山口はワナカの中心地から約6km離れたところ。
ワナカでの滞在時間は約7時間。
今日は時間と体力との闘いになるヘビーな一日です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車
- 航空会社
- 中国南方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日はクイーンズタウン8:10発のインターシティーのバスでワナカに向かう。
ワナカ到着予定は9:40。
バスはカワラウ川沿いを下って行く。
途中、左手に世界で初めてバンジージャンプを商業化した橋が見られる。 -
9:00前頃、クロムウェルでトイレ休憩をする。
クロムウェルはこのポプラ並木が続いていることで有名なフルーツの産地。
この休憩で出発時間になっても帰ってこない乗客がいて、なかなか出発できない。
10分遅れて最後に戻って来たのはやはりおばちゃんだった。
こういう時にいつも遅れるのはどの国も同じなのか・・・ -
ワナカの町に入る頃、「パズリング・ワールド」というテーマパークの横を通り過ぎる。
天気がおもわしくなければここですごすのもひとつの手だ。 -
ワナカに到着したのは、予定より15分遅れて9:55。
たかが15分でも今日の行程ではちょっと痛い。
帰りのバスは16:45発。
私に与えられた時間は6時間50分。
まず、目の前のiサイト(観光案内所)でワナカ周辺のハイキングマップを入手する。
マップをもらおうとしたら実は3.5NZDで、しかも縮尺が小さめなのでコースの詳細がわかりにくく残念だった。 -
歩いて数分のところにQbookで教えてもらった「アウトサイド・スポーツ・ワナカ」があった。
ここでレンタル・バイク(貸し自転車)を借りる。 -
ショップのお姉さんは気さくな人で、夏には冬の北海道のニセコにスキーに行くこともあるという。
借りたのはこのマウンテン・バイク。
ヘルメット(ニュージーランドでは義務らしい)とチェーン・キー(サドルの上のもの)も借りれて、一式一日50NZD。 -
10:10過ぎにマウンテン・バイクでスタート。
まずはワナカ湖の湖岸沿いを行く。 -
ワナカ湖の湖岸には黄葉の美しさで知られるポプラ並木があり、太陽光線の向きで午前中が見頃だという情報があった。
しかし、ここから見る限りポプラはかなり落葉が進んでいるうえ、曇っているので期待したような風景にはなっていないようだ。 -
というわけで、湖岸には長居せずマウント・ロイの登山口へ急ぐ。
途中に道路工事区間があったりして意外と時間がかかる。 -
途中にはワイナリーがあるようでブドウ園が見られる。
-
風変わりな丘が見えたりして結構楽しめるが、そこそこアップダウンがあってトレッキングの前から体力を使う。
-
10:50頃、ようやく登山口の駐車場に到着。
マウンテン・バイクは標識の脚にチェーン・キーでつないでおいた。
ウォーキング・トラックのメンテナンス料として2NZDを緑の募金箱に入金。
日本でいうと入山料といったところか。 -
登山口にトラックの説明図がある。
ロイ・ピーク(マウント・ロイ頂上)まで2〜3時間とある。
2時間で登れれば帰りのバスに余裕で間に合うが、おそらくそんな体力は私にはない。 -
ロイ・ピークまでのルート。
標高差約1250mを2時間で登るなんてかなり健脚でないと無理じゃないの〜
トラックの平均勾配を仮に10%とすると、標高差1250mを登るには12.5kmの距離が必要・・・
12.5kmなんて休まず歩いて3時間はかかるじゃん!
それとも勾配が相当急なのか? -
あれこれ考えるより、歩き始めなければ山頂には近づけない。
11:00前に登山開始。
登山道というより4WDなら上っていけるくらいの道幅と勾配である。
少なくともこのあたりは平均勾配10%はあながち外れてはいないはず。
道にはなにやらころがっているが、後ほど犯人が判明する。 -
道は勾配の変化はそれほどなく、ただひたすら上って行く。
したがって、地道に着実に標高を増していく。 -
2回目の柵越えの階段。
この後も1〜2回こういうのを越える。 -
イチオシ
眼下の景色がどんどん良くなってくる。
道に転がっているあれの犯人もちらほら見られるようになってきた。 -
正面にロイ・ピークが見えるがまだまだ遠い。
あんなところまで登るのかと思うと気が遠くなる。
というより、登れるかどうかがそもそも怪しい。 -
あまり見つめられると、こっちも緊張するではないか。
-
ワナカの町もだいぶ見渡せるようになってきた。
左側の小高い丘はマウント・アイアン。
ワナカから手軽に登れるウォーキング・トラックがある。 -
上空には青空が広がってきた。
コースコンディションは上々だ。
問題は私のコンディションがかなりきついということだ。 -
ワナカ湖にはかわいい島がある。
グーグルマップによると「ルビー島」となっている。 -
ワナカの町の方を望遠で。
町の近くにものどかな風景が広がる。
湖岸のポプラ並木の落葉(らくよう)が進んでいるのがここからもわかる。 -
気持ちよさそうな牧場。
-
イチオシ
道は険しいがこの風景に後押しされる。
-
こちらは逆光ぎみ。
早くワナカ湖の奥の方を見てみたい。 -
前方のピークが標高1196m。
まだあのピークよりはだいぶ低いか・・・ -
かなり高度感がでてきた。
-
体はきついが気分は実に爽やか。
-
標高1196mのピークと同じ高さくらいになってきた。
ただ今12:50頃。
すでに登り始めてから2時間近くになる。
やはりロイ・ピークは遠い。
帰りのバスの時間を考えると、登山口に戻る時間は16:00を過ぎたらかなりあせりそうだ。
それから逆算すると13:40前後には下山を始めたいところだ。
ロイ・ピークは無理としても、尾根まではたどり着いて尾根の向こう側の景色を見てみたい。 -
13:20頃、ここで上り最後の休憩にしようと立ち止まる。
下山するハイカーにロイ・ピークまでの所要時間を聞いてみると、約40分ということだった。 -
ここからはすでに尾根付近の道は見えている。
あそこまではなんとか行けそうだ。 -
13:30前、ようやく尾根にたどり着いた。
尾根向こうの視界も開けた! -
尾根には先客がいて、この景色をバックに私の写真を撮ってくれた。
むろんそんな写真は恥ずかしいので掲載はひかえる。 -
彼らははりきって山頂を目指し出発した。
時間と体力のある人はうらやましい。 -
イチオシ
あらためてここからの景色を堪能する。
そこには期待通り、いやそれ以上の光景が広がる。
雲がなければこの方向に名峰アスパイアリングが見えるはずだ。
初日に飛行機の窓からマウント・アスパイアリングを見れたのは幸いだった。 -
尾根沿いにもトラックが続いている。
今いる地点は登山口のルート図から判断すると標高1300mちょっとといったところか。
登山口からの標高差は1000m弱、山頂まではあと250m少々だろう。
2時間30分で標高差1000m弱は、今の私にしてみれば上出来だ。 -
ワナカ湖が奥深く続いているのもよくわかる。
この景色を眺めながら軽く腹ごしらえをしよう。 -
マウント・アスパイアリングの方からはマツキツキ川が蛇行しながらワナカ湖に流れこんでいる。
その奥の白いのは雲ではなくロブ・ロイ氷河ってことはないかな? -
ワナカ湖のダブリン湾の向こうにわずかに見える湖は、おそらくハウェア湖。
-
尾根沿いのトラックを望遠して見ると、ワナカ湖に飛び込んで行くようだ。
-
マウント・ロイの西側の尾根はギザギザになっている。
-
グレンドゥ湾、パーキンス湾、パドック湾が複雑な湖岸線を描く。
-
イチオシ
軽く昼食をとった後、バックパックを置いて少し尾根沿いに登ってみた。
たいして風景が変わるわけではないが、やはり素晴らしい風景には違いない。 -
ワナカ湖の奥深くは雲が多くて少し残念だ。
-
ワナカの町の方はまだ青空が見えている。
ただここからだとかなり町は山陰にかくれてしまっている。 -
これだけ登って来てもマウンテン・バイクを置いた駐車場が見える。
道路沿いの白い部分が駐車場になる。 -
なごり惜しいが13:45頃下山を開始した。
あと1時間余裕があれば山頂まで行ってこれただろう。 -
上りに約2時間30分程度かかっているので、下りは1時間45分、登山口に15:30着を目標に決めた。
上りの時は先の道がほとんど見えなかったが、下りは先の道が手に取るように見える。 -
ロイ・ピークはますます晴れ渡っている。
-
登山口の駐車場は見えているが、まだまだ遠い。
-
そこはヒツジの楽園。
-
この山の斜面によく見られる赤っぽい低木は、葉が赤いのではなく赤い実がなっているので赤く見える。
-
こんな実が多く成っているが、枝には多くとげがある。
後にマウント・クックに向かう時にバスガイドがこの植物のことを説明していたと思うが、名前を忘れてしまった。
確かビタミンCが豊富で昔はよく食用にされたが、ほかのフルーツ栽培が盛んになってからあまり食べられなくなったとか・・・ -
花の時期は過ぎたようだが少し咲いているものも見られた。
-
どうしたんですか、そのポーズ?
失礼、おしっこ中でしたか・・・ -
ここから見ると、湖に飛び込んで行くように道が続いて行く。
-
駐車場に着いた時には15:30を少し回っていた。
下りはほどんど休まなかったのに、思ったより時間がかかった。
それから考えると、やはりここからロイ・ピークまで2時間というのは現実的ではなさそうだ。
健脚でも2時間30分はかかるだろう。
目標のロイ・ピークまでは到達できなかったが、時間的にも安全に下山できる範囲では尾根筋までは行けたので満足いくものだった。
尾根筋からでも、期待を裏切らない素晴らしい景観を見ることができた。
クイーンズタウンから日帰りでマウント・ロイに登るには少し無理があったが、トレッキングが好きでワナカに泊る予定がある人にはぜひお勧めしたいトラックである。
常に視界が開けていてどんどん高度感が増していくので、登山口から30分〜1時間登るだけでも見晴らしの良い景観が得られる。
登山口が町から6km程度あるので、レンタカーかレンタル・バイクでのアクセスが現実的だと思うが、ドライブやサイクリングの途中で少しでも登って欲しいところだ。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 川岸 町子さん 2012/06/10 21:23:50
- はまなす
- キートンさん
こんばんは☆
札幌は、今日までYOSAKOIソーラン祭でにぎわっています。
さて、赤い実のピンクのお花、はまなすにそっくりですね。
札幌でも、ライラックがほとんど終わりに近づき、はまなすが少し咲き始めました。
スケールの大きなニュージーランドの自然を楽しませて頂いています。
またこれからも続きを拝見しますねー!
そちらは、梅雨なんですね。
ふふふ、こちらは爽やかですよ〜♪
どうぞご自愛下さいね。
川岸 町子
- キートンさん からの返信 2012/06/13 22:10:12
- RE: はまなす
- こんばんは、川岸町子さん。
北海道は今の時期、すごしやすい季節なのでしょうね。
大阪はむしむしして汗ばむ季節を迎えています。
写真のあの赤い実は調べてみた結果、おそらくローズヒップだと思います。
茎にトゲがあることからも、バラ科バラ属の植物のようなので、ハマナスにとても近い植物なのでしょうね。
4月のニュージーランドも爽やかな気候で、いい季節でした。
続きも楽しんでいただければ幸いです。
では、また。
キートン
-
- takemoさん 2012/05/23 23:45:52
- 表紙の写真からその素晴らしさが伝わってきます
- キートンさん、こんばんは。
街からトレイルヘッドまで6キロ?
時間内にそれは無理でしょ!っと思ったらレンタサイクルでの移動でしたか。
とは言え、6キロだって近くはないですから・・凄い行動力です。
それにしても綿密な計画とそれを実行するタフさに脱帽です。
自転車で走る景色も良さそうですね。
写真までちゃんと撮れれていますし、本当に素晴らしい旅行記です。
マウント・ロイの頂きには立てなかくて残念でしたが、尾根からの景色は十分過ぎるほど美しいです。
素晴らしい写真と合せ、一緒に登った気分と感動を分けて貰えたようで、本当に最高です!
キートンさんの旅行記は、私のツボにしっかりとはまっています。
さて、次は何処に行くのでしょうか?
楽しみ楽しみ!
では、また。
takemo
- キートンさん からの返信 2012/05/24 01:07:53
- RE: 表紙の写真からその素晴らしさが伝わってきます
- こんばんは、takemoさん。
ほんとにいつもごひいきにしていただき、ありがとうございます。
レンタカーならどうってことないんですが、ひとり旅だと割高&事故った時などを考えるとどうしても避けちゃうんですよね。
ということで苦肉の策がレンタサイクルってことです。
ニュージーランドといえば、ミルフォード・トラックとかルートバーン・トラックを2〜3泊山小屋に泊まりながら歩ければ一番良いのですが、ガイドツアーがべらぼうに高くシーズンも終わっていたので、日帰りで歩ける面白そうなトラックをこの旅では5つほど歩く計画をしました。(うち、キー・サミットのトレッキングはこの時すでに断念)
その中でも初日に登ったクイーンズタウンのベン・ロモンドとワナカのマウント・ロイは、フォートラでも旅行記がみつからず情報が少なかったんですよね。
でもマウント・ロイはグーグルマップの写真とか見てみると、どうしても自分の目でこの景色を確かめてみたいという願望が強かったんです。
あまり情報がなかったら余計に、期待以上の光景を見れた時は、「自分なりの絶景」を発見できたという幸福感にひたれるんですよね。
> キートンさんの旅行記は、私のツボにしっかりとはまっています。
アメリカの国立公園をいくつもトレッキングして、絶景を目にされてきたtakemoさんなら、そう思ってくれると信じてましたよ。
でも、その言葉を確認できてとてもうれしく思います。
ちょっと、調子に乗りすぎちゃいました、反省。
では、また。
キートン
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