京の週末 モシュ印めぐりで嵯峨めぐり～dessert & wineで美味しいひと時

2019/10/26 - 2019/10/26

モシュ印とは？　苔のMossと御朱印をかけ合わせた造語であーる。
コケ寺リウムとは？　苔テラリウムと寺をかけ合わせた造語であーる。

そんなの全然知らなかったけど、「そうだ 京都、行こう。」でキャンペーンをやってるんだって。
https://souda-kyoto.jp/travelplan/koke2019_sp/index.html

へぇ～、じゃあ近場のお寺へ見に行ってみよ～♪

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

• 交通手段: JRローカル 徒歩

本日の集合場所は嵐電嵐山駅。pacorinはJR嵯峨嵐山駅から歩いてやってきました。久々にこのエリアに来たら、けっこう新しいお店ができてますね～食べ歩きしてる人がたくさんいるわ。

大阪から阪急でやってきた友人M。この「京とれいん」に乗りたかったみたいだけど、タイミング合わずで桂駅で激写したらしい。阪急電車もがんばってますね～

京とれいん
https://www.hankyu.co.jp/area_info/arashiyama-navi/kyotrain.html

パンとエスプレッソと嵐山庭園
https://bread-espresso.jp/shop/arashiyama-cafe.html

今年7月にオープンしたばかり、京都府指定文化財の旧小林住宅を改装した「パンとエスプレッソと嵐山庭園」。東京や大阪に展開している「日と々と」という会社がやってるお店です。敷地内にはベーカリー「パンと」とカフェ「エスプレッソと」の2棟があります。

『エスプレッソと』で早めのランチにします。

ちょうど満席になったようなので、縁側で少し待ちました。この眺めでおしゃべりしながら待つのは苦になりませんが、15分ほどで店内へ。

あ、靴を脱ぐのね。。。ダイニングテーブルのような席へ案内されました。個室っぽい和室や畳に座るところもあったけど、イスの方が楽でいいや。

サバサンドとドリンクのセットをいただきました。思ったよりボリュームがあって美味しかったです（税込1,300円）。

お店を出るとあら、びっくり。大行列ができていました。皆さん縁側に座ってお庭を眺めながら順番待ちされていました。

ベーカリーものぞいてみよう。

『パンと』
小ぶりでお高めの美味しそうなパンが並んでいました。

そういえば、今日は時代祭の日です。例年は10月22日に行われるのですが、今年は「即位礼正殿の儀」が行われたため、26日に変更されました。ちょっと前に時代行列が御所を出発したところだな。

何やら沢山いらっしゃいますね。

つり革持ってる人みたい。座ってるけど（笑）

天龍寺あたり。すこーしだけ色づいてきています。

ほっこり系のお地蔵さん。

スヌーピーショコラ
http://snoopy-chocolat.jp/

こんな店までできてるし！オープンしたばかりのようで、胡蝶蘭が置いてありました。かわいいけど、お高いチョコレートです。「映え」なジェラートなんかも売ってました。

お約束の竹林を歩いておきましょう。相変わらず写真撮影に必死な外国人だらけ。

前回ここを通ったのは・・・コロンビア人、カナダ人の知り合いと一緒だった時かなあ・・・？嵐山に来るのは知人が来洛した時ぐらいです。人が多くて苦手なので。

竹林を抜けると・・・

日本で唯一の髪の神社「御髪神社」
http://mikami-jinja.sakura.ne.jp/

御祭神は、日本における『髪結い職』の起源となった藤原采女亮政之公（13世紀の人）。

理容美容業界の人や「髪頼み」したい方々が訪れる神社です。

祇王寺
http://www.giouji.or.jp/

モシュ印がある祇王寺に到着。

祇王寺は『平家物語』にも登場し、平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりによって都を追われるように去り、母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られています。

前日雨が降ったので苔が生き生きしています♪

まだ紅葉シーズンではないせいか、混雑していた嵐山とは別世界のように人が少ない嵯峨野エリア。素晴らしいわ～

苔がもっさり。

どっさり。

みっしり。

苔パラダイス☆

祇王寺の拝観料は300円とリーズナブル。

これでお茶でもいただけるところがあれば、だいぶ長居してしまいそうだわ。

苔のじゅうたんの上に転がってもふもふしてみたい気分。

それにしても木々が青々としていて、10月末とは思えない雰囲気。

草庵をのぞいてみると、出ましたモシュ印。御朱印の文字を苔で描いたオリジナルアートです。大きさは、縦１．５ｍ × 横１．０３ｍです。

で、これがコケ寺リウム。

ガラス容器の中に、各寺院の印象的な建造物のジオラマと庭園を苔で再現したミニチュアアート。今いる草庵が表現されています。

この大きな丸い窓は吉野窓といいます。

そういえば、御所南に苔テラリウムのようなお料理をいただけるレストランがありますよ。まだ行ったことはないけど、よくTVなどでも紹介されています。

Kyo gastronomy KOZO
https://kyo-gastronomy-kozo.owst.jp/

こちらは本物の御朱印。

はい、朝ドラ「スカーレット」の舞台、信楽にやってきました。

なーんてね。焼き物のお店をのぞいております。

柿がなっていますね。柿つながりってわけでもないのですが・・・

落柿舎に立ち寄ります。
http://www.rakushisha.jp/

松尾芭蕉の弟子・向井去来の別荘として使用されていた草庵です。

お寺や神社じゃなくても御朱印があるのね。

去来の『落柿舎記』には、「庭に柿の木四十本あり、その柿の実が一夜のうちに殆ど落ちつくした。それが落柿舎の名の由来」と書かれているそうです。

芭蕉もあわせて三度来庵し、『嵯峨日記』を著したことでも知られています。

いつの間にか良い天気になってきました。暑いぐらいです。

こざっぱりした草庵とほっこりするお庭。

投句箱があるのでここで一句・・・と思うけど、いつも何も思い浮かばない(*'ω'*)

なんか居心地良さそうです。

秋の雲ですね～

落柿舎はやっぱり秋に訪れると雰囲気出ます。

むむっ！？怪しげなきのこが・・・

柿が落っこちたような御朱印、おもしろいね。

人力車で嵯峨野めぐり、いいね～嵯峨野めぐりは昔から好きです。

実際は松の緑と色づいた葉っぱのコントラストがもっとインパクトありました。

はい、2つ目のモシュ印スポット、常寂光寺です。
https://www.jojakko-ji.or.jp/

ここも紅葉が楽しみなお寺ですね。

青もみじも素敵だけど。

で、モシュ印。個性的な字ですね・・・屋外の舟屋に展示されているので、苔がちょとパサついている印象。

コケ寺リウムもなんだかパッとしない感じ。反射して自分が写ってしまうからスルーで。

常寂光寺の境内は意外に広く、階段も多いですよ～

コケ寺リウムより、そこらの苔の方がいいね！

本堂

紅葉したらモミジのフレームになるね。

何気に絶景でございます。

双ヶ丘をズームで。

この辺りで次に行きたいお店に電話をかけてみるもつながらず。おひとりでされているから、出られないだろうな～と思いつつ。

多宝塔

うん、絵になる。

すれ違う人に「あとどれぐらいですか～？」とか聞かれました。みんなもっと小さいお寺だと思ってたんだろうね( *´艸｀)

モシュ印キャンペーンは12月8日までやっているので、気が向いたら紅葉真っ盛りの時期にあと一つぐらい見てみようかな。

電話はつながらなかったけど、ラストオーダーに滑り込みならいけるかもしれないから、とにかくお店に行ってみよう～

で、やってきたのはJR京都梅小路西駅。毎日通過してるけど、初めて下りたわ。今年の3月に開業した駅です。

ちなみに、電車に乗っている時にお店の方がコールバックしてきてくれて、今から行くのでよろしく！と伝えておきました。

Dessert＆Wine 西洋茶屋 山本

駅からすぐ、昨年オープンした、デザートだけのコースが提供されるというお店です。関テレでやってる「京都いろどり日記」（AKB48 横山由依ちゃんの番組）でたまたま見て気になってたのよね～
https://www.ktv.jp/hannari/

普通にデザートだけのコースなら興味ないんだけど、オーナーパティシエの山本さんはソムリエの資格をお持ちということで、ワインとデザートのペアリングが楽しめるから来てみたかったのです～

まずはアミューズサレ、塩味の小菓子とスパークリングワインをいただきます。

ナッツのキャラメリゼ・・・めちゃ美味しい☆
ケーク・サレ・ジャポネ・・・漬物が入った不思議なお味
パート・ド・フリュイ・・・ピノ・ノワールのゼリー。羊羹のような食感。ワインに合う♪

お次はアヴァンデセール、前菜のデザート。
フランボワーズとカシューナッツのショーフロワ

冷たいフランボワーズのアイスとあったかいカシューナッツのスープ。

塩キャラメルがアクセントのこちらのデザートには赤ワインを合わせて。

グランデセールは季節のフルーツを使ったメインのデザート、2種類から選べます。
迷わず栗とラムレーズンのパイ包み焼きをチョイス。

うーん、好みの味すぎる～栗がたっぷり入った焼きたてのパイに、スリランカのバニラビーンズを使ったアイス。白ワインを合わせて。

最後はミニャルディーズ、お茶菓子です。
朝焼きのカヌレとフィナンシェ、ジンのマカロンなど5種類。

カヌレはちょっとカリカリすぎてよくわからなかったけど、フィナンシェとメレンゲがとっても美味しかったです。

メインのパイですでにお腹いっぱい、すごいボリュームでコースが2,200円（月替わり）。ペアリングのワイン（3種類）はハーフで1,600円。紅茶やコーヒーは800円ぐらいだったかな？

お客さんは京都の人が少なくて、観光客の方が多いとのこと。確かにここは微妙な立地だし、内容がかなり偏っているので誰もにおすすめできるわけではないからな～
けど、とっても美味しかったので、気になるメニューの時は仕事帰りにふらっと行っちゃうかも～夕食がデザートになっちゃうけど～

嵐山の新しいカフェにはじまり、嵯峨野＆モシュ印めぐり、気になっていたお店の開拓と楽しい一日でした。

さ、カロリー消費に歩かねば～