京の週末　「祇園にし」で贅沢ランチ☆Uberデビューで狛ねずみに会いに行く

2020/02/29 - 2020/02/29

テレビで紹介されたり、前から気になっていたスポットを一気にめぐる週末☆

＜登場順＞
白 HAKU
https://haku.kyoto.jp/

祇園にし
https://www.gionnishi.net/

大豊神社
https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=7&tourism_id=551

大極殿本舗 六角店 ｢栖園」

錦天満宮
http://nishikitenmangu.or.jp/

GOOD NATURE STATION
https://goodnaturestation.com/

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

10時45分、友人Mといつもの南座で待ち合わせ。
『新版オグリ』、pacorin妹が5日に見に行く予定をしていましたが、安倍首相の要請を受け、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、3月4日～10日までの公演が中止となりました。楽しみにしていたのに、仕方ないですね・・・(*´Д｀)
（＊3月10日現在、3月15日まで公演中止となりました。）

てくてく歩いて祇園の裏通りにやってきました。11時開店の5分前、すでに2-3名並んでおられます。

外からのぞき込むの図。竹かごに入った「おはぎ」が準備されています！

白 HAKU

「高台寺和久傳」のお菓子と「むしやしない」が買える持ち帰り専門店です。『マツコの知らない世界』で紹介された「おはぎ」が気になっていたので買いにきました。

開店すると、入り口で順番に「名前、予約の有無、ほしいお菓子の数」を伝えます。
「pacorinです。予約なしです。おはぎ一つください。」

おはぎ　6個入 1,500円(税抜)

名前が呼ばれてお支払い（現金のみ）するまで店内を観察。

日向夏羹　3個入 2,500円(税抜)
真朱（やわらかく干した赤茄子とチョコレイト）　8個入 1,500円(税抜)

干果（干柿の中に百合根の餡と金柑の蜜煮を詰めて蕗のとうをしのばせました。）
3個入 2,000円(税抜)

ものすごく手の込んだ干し柿ですね～ちっさいのにお高いわ～
とち餅だって超ちっちゃいの3個で1,000円。おはぎはお値打ちです！

無事に「おはぎ」を手に入れ、店を後にします。家に帰っていただくのが楽しみです(^^♪

白のすぐそばには、鍵善良房のZEN CAFEがあります。
https://www.kagizen.co.jp/store/

ここも行ったことないから、また行ってみたいな。

ランチのお店に近づいておきましょう。

無人の石塀小路。撮影禁止の注意書きが目につきますが、誰も歩いていません。

3月6日から予定されていた「京都東山花灯路」も中止となりました。
えーい、コロナウイルスめ・・・(-"-)

ねねの道もからーんとしています。

今年の桜はゆったり見られそう・・・宴会自粛だもんね。

ひょっこり霊山観音様。

東山路傍の触れ仏「秀吉・ねねの像」

皆さんの夢がかないますように。

東山路傍の触れ仏「天満宮　牛」

高台寺お茶所　SLOW JET COFFEE
https://www.slowjetcoffee-kodaiji.com/

天気が良ければここでコーヒー飲むのもいいかもね。

八坂の塔と京都タワーのコラボ。

さて、ランチの時間になりました。

12時ぴったりに「祇園にし」さんへ。
ここは、大阪のトラベラーさん（たぶん）が紹介されていて、めちゃくちゃ行きたい！と思っていた京会席のお店です。

カウンター席で6,000円（税サ別）のおまかせをいただきます。歩きまわって喉が渇いていたから、生ビールがうまかった( *´艸｀)

まずは、このわたが入った茶碗蒸し。生姜がきいた餡がかかって美味しかったです。

椀物は、はまぐりしんじょうだっけ？筍が春を感じさせます。やさしいお味。お椀のふたの蒔絵が美しいです。

素敵な器のお造りは平目と紋甲イカ。青森でも食べてきたばかりだけど、とっても美味しい！そしてこの辺りでこのお店はボリューム大なことに気づきました。量がたっぷりなんです。

そして八寸が２人分の盛り合わせでどどーーんと登場！この写真ではその豪華さが全く伝わってないんだけど、風神雷神の大きなお皿に、ヒメマスのカマ焼き、もろこ、ホタルイカ、赤貝のぬた、のれそれ、雲子豆腐がずらりと。好きなものばっかりでテンション上がります☆日本酒飲みたくなるのを我慢。

超分厚い焼きサバ寿司。１切れでも十分なのに、２切れも！

鴨の治部煮
生湯葉、生麩がたっぷり入っています。もうお腹一杯。

鯛と筍の土鍋御飯。炊き上がりをプレゼンしてくれます。

ほぐした鯛の身がたっぷり、筍がこれでもか！！というぐらい入っています。香の物もたっぷり、大きななめこもたっぷり。超お腹一杯なんだけど、御飯が美味しかったので軽くお代わりしました。満足すぎます。

そしてデザート。オシャレないちごムースのプリン。もちろん美味しい。

さらにめちゃくちゃうれしいのが、コーヒー*:.。.:* ゜( n´∀｀)n゜*:.。.:*
美人女将が集めたというコーヒーカップ、イメージに合わせて出してくれるんだそう。ちなみにpacorinはマイセン、友人Mはエルメスです☆彡

大満足すぎるランチでした。リピーターのお客さんが多いのも納得です。
美男美女の大将と女将が２人で１つの番傘をさして見送ってくれる姿が絵になって、姿が見えなくなるまで見送ってくれた（京都の基本）のも好印象でした☆☆☆

突然ですが、今更ながらのUberデビュー☆彡
京都のキャンペーンクーポンコードがあったので、アプリをダウンロード。友人Mも初回クーポンを持っていたので、雨降りかつちょっと不便な場所へ行く時に使いましょうってことで♪
京都のUberはMKタクシーと提携しているので安心です。

ということで、大豊神社に到着。鹿ケ谷・南禅寺一帯の産土の神、氏神様です。

今年はねずみ年ということで、年始の関西のテレビ番組ではやたらこの神社を紹介していました。もっと小さい神社かと思っていたけど、思ったより敷地が広かったです。

１月は大行列だったようですが、２月も終わりだからか、雨降りだからか、コロナの影響かはわかりませんが、閑散としていました。

社伝によると、大豊神社は仁和３年(887)、宇多天皇の御悩平癒祈願のために、贈正一位尚侍藤原淑子が勅命を奉じて、少彦名命を東山三十六峰、第十五峰目の椿ヶ峰に奉祀して創建されました。

椿ケ峰の御神水
勢いよく水が出ていました。

枝垂紅梅でしょうか。きれいなピンクです。ご本殿に祀られているのは少彦名命ということで、御神徳は治病健康他。コロナウイルスの終息をお祈りしました。

こちらは普通の狛犬さん。

今年は特に参拝者が多いのではないでしょうか。

本殿の右手に進みます。

あ、狛ねずみさん登場。なんだか微妙な椿の花が余計なんだけど・・・勝手にどけるわけにもいかないので(ﾉ)･ω･(ヾ)

右側の狛ねずみさん。歯があんまりかわいくないけど、阿吽になっているのね。
大国社がなぜ狛ねずみなのかというと、『古事記』の神話、鼠が野火の中から大国主命を洞穴に導いて救ったことに基づいているだそうな。

右側のねずみは学問をあらわす巻物、左側は豊穣と薬効を象徴し、また生命の源である水の玉を抱えているんだそうです。

大国社を正面の鳥居から見たところ。

なんだかユーモラスな狛ねずみさんでした。

本殿の左手にはちょっと新し気な狛巳さんが。

妙にリアルなヘビさんでちょっとキモめだわ。。。

さらには・・・

災難除の日吉社では狛猿さん
なんか目がイッてしまってるようですが・・・

火難除の愛宕社には狛鳶さんがいらっしゃいました。

貸切状態で参拝・見学できました。

ここで次にどこに行くかしばし考える。雨降りだし、この近くには何もないから、四条辺りに戻ろう。あ、そうだ、トラベラーさんの旅行記で気になっていたおやつがあるからお茶しに行こう♪

友人Mが御朱印をもらっている間に団体さんがやってきました。タイミング良かったわ( *´艸｀)

友人Mがいただいた御朱印。

雨宿りしていたところにも団体さんがやってきたので、再びUberで移動しましょう。
本日のタクシー移動が０円というのはかなりありがたい(^^♪

大極殿本舗 六角店 ｢栖園」

ここの「琥珀流し」が気になっていたのです。寒天っぽいのが苦手なのであんまり興味なかったんだけど、絶賛されている方が多いのでちょっと気になって。

2月の「琥珀流し」はチョコあられ。毎月蜜が変わります。心配していた食感ですが、超なめらかであんみつなんかに入ってる固い寒天とは全然違いました！！チョコの蜜も深みがあって、なんだこれ、めっちゃ美味しいやん♪♪
欲張ってわらび餅のセットにしてしまったけど、琥珀流しの単品だけで楽しめばよかったと思いました。

でっかい金魚がいる（ほとんど泳いでなくて本当に「いる」という感じだったのです）鉢が置いてある坪庭を見ながらいただきました。

食べ過ぎて苦しいので腹ごなしに歩きます。

錦天満宮
http://nishikitenmangu.or.jp/

鳥居の両端が建物にピッタリくっついています。

新京極通りにあるこの天満宮は、平安時代前期の十世紀初頭、学問の神となられた菅原道真公の生家『菅原院』に創建されました。

いつも素通りするだけだから、立ち寄ってみよう。

「からくりおみくじ」があちこちに置いてあります。「英文おみくじ」なんてのもあります。

日之出稲荷神社

七社之宮

ライトアップされてコンパクトながらも華やかな雰囲気の境内です。

また「からくりおみくじ」だ。100円って良心的だね。

ロボット紙芝居までありました！ボタンを押すと拍子木の音が鳴り響き、紙芝居が始まりました。

菅原道真公の誕生から現在にいたるまでを分かりやすく説明しています。

スライドがまだまだあるぞ・・・と思ったら、半分ぐらいで終わりました。2回分ぐらい仕込んであるのでしょうか？

NATURE STATION
四条河原町、高島屋のお隣に昨年12月にオープンしたばかり。食料品・雑貨のショップやレストラン、ホテルが入った京阪が運営する複合型商業施設です。

友人Mが「パン・デ・シンプル」の食パンをお買い上げ。

レストランフロアをチェック～ん？すべて予約のみのお店なのね。そしてこの排他的な雰囲気。

・・・ランチもディナーも33,000円（税サ別）のおまかせコースのみ、一席予約するのに手数料390円ですとー！！ご縁のなさそうなお店でしたわ(>_<)

こちらのお店もランチ・ディナーともに20,000円（税別）ですってよ。イタリアのミシュラン1つ星店でスーシェフをなさっていた方なんだそうです。20皿ぐらい出てきて3-4時間かかるらしい。

このフロア、どんなお客さんが来るんでしょう？特別な食体験ができる「プレミアム・ガストロノミーフロア」、庶民には関係ないわね～

はい、おうちに帰っておはぎの実食でございます！（まだ食べるんかい！）

竹籠の中から小ぶりな「おはぎ」が登場～。和三盆の上品な甘さが絶妙、これは美味しい！絶品です！！
pacorinは普段そこらで売ってる庶民的な「おはぎ」をよくいただきますが、まさに庶民と貴族の違いだわ～。おすすめです。

「復刻 大鳥居サブレ」
突然ですが、もらって美味しかったお菓子を混入させます。厳島神社の大鳥居が令和の大改修に突入～！ということで、2020年元旦より、45年ぶりに復刻販売されたサブレです。サクサクしていて、とても美味しかったです♪

＜おまけ＞
近所の用事のついでにマイナースポットに立ち寄りました。

猿田彦神社
天神川三条にある「猿田彦神社」は、京都三庚申の一つとして数えられる神社で、創建は平安時代とも伝わる歴史ある神社です。
　

別名「山ノ内庚申」とも呼ばれ、「庚申信仰発祥の地」ともいわれているそうです。ご祭神は「猿田彦大神」で、天照大神の孫にあたられるニニギノミコトの天孫降臨の時に道案内をした神様であり、人生を切り開く「人生開運」「事業開運」にご利益がある神社です。

庚申楠
樹齢700年を経ているそうな。「区民の誇りの木」なんだって。知らなかったよ。

えびす様がいらっしゃいました。

台風の被害により倒れてしまったご神木を彫って作られたという、普段は非公開とされている等身大の「白猿木彫像」があるそうな。

三条通りは車で通りたくない通りです。嵐電が走ってるからややこしいんだもーん。税務署に書類を放り込んで帰ります。

角坊　（京都市右京区山ﾉ内御堂殿町）
諸説ある親鸞聖人の入滅の地のひとつです。

1857（安政4）年、西本願寺第20代広如上人がこの地を善法院跡とされ、当時相国寺が所有していた土地のうち2反を購入し、宗祖600回忌に向けてこの地に堂宇を建立されました。現在でも本堂には広如上人の「還浄殿」という額が掲げられています。

この日開催された第16回新型コロナウイルス感染症対策本部で、安倍首相が「スポーツジムやビュッフェスタイルの会食など、換気が悪く密集した場所や、不特定多数の人が接触する恐れが高い場所では、感染を拡大させるリスクが考えられるため、このような空間に集まることを避けてください」と呼びかけたことにより、今後の予定について色々確認したり、頭を悩ますことになるのであった。。。おしまい