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コルドバのガイドブックに載っている主だった観光地の見学が終ったので残った時間で「パティオ祭り」と「クルス・デ・マヨ」という5月の十字架のお祭りを見て周ることにします。まずは有名な「サントス」というバルで名物のトルティージャとビールで朝ごはんにします。ここでトルティージャを食べるためにホテルの朝ご飯無しで予約していました。アルカサル付近のパティオは大きな駐車場も近いのでとても混んでいるので地図を見ながら「コレデラ広場」の周辺を目指して旧市街をブラブラ散歩します。道中では面白いショップもあったので買い物も楽しめました。地図を見ながらではなかったのですが、「ポトロ広場」にも通りがかり、セルバンテスの「ドン・キホーテ」の小説に出てくる旅籠屋にも立ち寄れて大満足です。そして澁澤龍彦の著書で知った「フリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館」にも差し掛かりました。「滞欧日記」で澁澤龍彦の足跡は知っていましたが、今回の旅でも彼ら夫婦の立ち寄った場所を訪れる場面が多々あったので楽しく思えました。計画的ではなく行き当たりばったりで回ったパティオは空いているところが多かったのも良かったです。事前にNHKの「世界で一番美しい瞬間(とき)」という番組を観ていたのでより思い入れもあり楽しい思い出になりました。正直もう1日滞在したかったコルドバの旅でした。

復讐と再挑戦。リベンジ・スペイン(25)サントスでトルティージャを食べてパティオ祭りとクルス・デ・マヨ巡り。フリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館で澁澤龍彦を想う。

10いいね!

2018/05/01 - 2018/05/01

400位(同エリア867件中)

kojikoji

kojikojiさん

コルドバのガイドブックに載っている主だった観光地の見学が終ったので残った時間で「パティオ祭り」と「クルス・デ・マヨ」という5月の十字架のお祭りを見て周ることにします。まずは有名な「サントス」というバルで名物のトルティージャとビールで朝ごはんにします。ここでトルティージャを食べるためにホテルの朝ご飯無しで予約していました。アルカサル付近のパティオは大きな駐車場も近いのでとても混んでいるので地図を見ながら「コレデラ広場」の周辺を目指して旧市街をブラブラ散歩します。道中では面白いショップもあったので買い物も楽しめました。地図を見ながらではなかったのですが、「ポトロ広場」にも通りがかり、セルバンテスの「ドン・キホーテ」の小説に出てくる旅籠屋にも立ち寄れて大満足です。そして澁澤龍彦の著書で知った「フリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館」にも差し掛かりました。「滞欧日記」で澁澤龍彦の足跡は知っていましたが、今回の旅でも彼ら夫婦の立ち寄った場所を訪れる場面が多々あったので楽しく思えました。計画的ではなく行き当たりばったりで回ったパティオは空いているところが多かったのも良かったです。事前にNHKの「世界で一番美しい瞬間(とき)」という番組を観ていたのでより思い入れもあり楽しい思い出になりました。正直もう1日滞在したかったコルドバの旅でした。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
5.0
ショッピング
4.5
交通
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
航空会社
ルフトハンザドイツ航空 ANA
旅行の手配内容
個別手配
  • メスキータの前にある「バル・サントス」へ戻ってきました。すでに店の中は満員で表にも人が溢れていました。

    メスキータの前にある「バル・サントス」へ戻ってきました。すでに店の中は満員で表にも人が溢れていました。

  • こんな感じで壁際までたどり着けません。壁に飾られた闘牛の写真がアンダルシアのバルを感じさせます。昔夜遅くまで賑わっていたのはここだったのだろうかという思いが頭をよぎります。

    こんな感じで壁際までたどり着けません。壁に飾られた闘牛の写真がアンダルシアのバルを感じさせます。昔夜遅くまで賑わっていたのはここだったのだろうかという思いが頭をよぎります。

  • 創業の1966年以来ここの売りは巨大なトルティージャだそうです。現在出しているものは重さが4キロ近くて厚さは14センチほどもあり、良質の卵とジャガイモとオリーブオイルだけを使用しているとのことです。その円周の厚さ3センチほどをスライスしたのが1人前です。お供はやっぱりセルベッサ(生ビール)ですね。<br />

    創業の1966年以来ここの売りは巨大なトルティージャだそうです。現在出しているものは重さが4キロ近くて厚さは14センチほどもあり、良質の卵とジャガイモとオリーブオイルだけを使用しているとのことです。その円周の厚さ3センチほどをスライスしたのが1人前です。お供はやっぱりセルベッサ(生ビール)ですね。

  • トルティージャ・デ・パタタスで簡単な朝ごはんですが、結構お腹いっぱいになります。おまけのようなクラッカーも美味しいです。

    トルティージャ・デ・パタタスで簡単な朝ごはんですが、結構お腹いっぱいになります。おまけのようなクラッカーも美味しいです。

  • トルティージャ以外にもサルモレホや牛テールの煮込みといったコルドバ料理をはじめとするタパスがあります。

    トルティージャ以外にもサルモレホや牛テールの煮込みといったコルドバ料理をはじめとするタパスがあります。

  • こんな感じで出番を待っています。カウンターの中にスタッフが2人いますが、次から次にお客が入ってきます。トルティージャをテイクアウトして表で食べている訳です。

    こんな感じで出番を待っています。カウンターの中にスタッフが2人いますが、次から次にお客が入ってきます。トルティージャをテイクアウトして表で食べている訳です。

  • こんなトルティージャが上の階からどんどん補給されていました。

    こんなトルティージャが上の階からどんどん補給されていました。

  • 他の料理を注文する人も無く、暗黙のうちに食べ終わると皆が場所を空けていきます。

    他の料理を注文する人も無く、暗黙のうちに食べ終わると皆が場所を空けていきます。

  • 朝ごはんといってももうお昼前です。食べ終わったので我々も場所を空けましょう。

    朝ごはんといってももうお昼前です。食べ終わったので我々も場所を空けましょう。

  • 食事の後はまじめにパティオ巡りをします。パティオはどこも狭い空間なので一度に入れる人は30人くらいです。数十人並んでいても順繰りに入れ替わるので15分も並んでいれば入ることが出来ます。

    食事の後はまじめにパティオ巡りをします。パティオはどこも狭い空間なので一度に入れる人は30人くらいです。数十人並んでいても順繰りに入れ替わるので15分も並んでいれば入ることが出来ます。

  • 中に入ると色鮮やかな世界が広がります。元々は空き家になっていた貴族の館に移り住んだ人たちがその中庭に空き缶で鉢を作り、花を植えたことに起源があるそうです。植えられたのはゼラニウムが多いのですが、これは株分けしたり接ぎ木して増やすのが簡単だったからだそうです。

    中に入ると色鮮やかな世界が広がります。元々は空き家になっていた貴族の館に移り住んだ人たちがその中庭に空き缶で鉢を作り、花を植えたことに起源があるそうです。植えられたのはゼラニウムが多いのですが、これは株分けしたり接ぎ木して増やすのが簡単だったからだそうです。

  • 毎年5月中に2週間(2018年は5月1日~13日)の「パティオ祭り (FESTIVAL DE LOS PATIOS CORDOBESES)」が開催されます。パティオコンクールに参加した家々のパティオは一般公開され自由に見学できます。<br />

    毎年5月中に2週間(2018年は5月1日~13日)の「パティオ祭り (FESTIVAL DE LOS PATIOS CORDOBESES)」が開催されます。パティオコンクールに参加した家々のパティオは一般公開され自由に見学できます。

  • ゼラニウムの精油は香水やアロマに利用されるほど豊かな香りや効能を持っています。虫にとって嫌な成分を含んだ香りのために虫除け効果もあるそうです。

    ゼラニウムの精油は香水やアロマに利用されるほど豊かな香りや効能を持っています。虫にとって嫌な成分を含んだ香りのために虫除け効果もあるそうです。

  • 庭にはこんな壺が置かれています。これは「ボティーホ」で水を吸収するように考え出された伝統的なスペインの多孔質粘土の壺です。一度満たせば気化熱の効果で中に入った水の温度が下がる仕組みになっています。 広い腹と2つ以上の口があり、そこにはピトーロと呼ばれる飲み口があります。ボティーホはスペイン文化の代表的な陶器で、形ら色や材質が異なるものがあるそうです。下の受け皿にも水が張られ気化熱の効果をあげています。

    庭にはこんな壺が置かれています。これは「ボティーホ」で水を吸収するように考え出された伝統的なスペインの多孔質粘土の壺です。一度満たせば気化熱の効果で中に入った水の温度が下がる仕組みになっています。 広い腹と2つ以上の口があり、そこにはピトーロと呼ばれる飲み口があります。ボティーホはスペイン文化の代表的な陶器で、形ら色や材質が異なるものがあるそうです。下の受け皿にも水が張られ気化熱の効果をあげています。

  • この壺についても詳しいことは<br />https://www.wikihow.com/Use-a-Spanish-Botijo<br />スペインのホテルではどこもフロントに果物やミントの入ったピッチャーが置かれていました。それらもこのボティーホの延長で、旅人に水をふるまうというホスピタリティの考え方に基づくものだと思います。

    この壺についても詳しいことは
    https://www.wikihow.com/Use-a-Spanish-Botijo
    スペインのホテルではどこもフロントに果物やミントの入ったピッチャーが置かれていました。それらもこのボティーホの延長で、旅人に水をふるまうというホスピタリティの考え方に基づくものだと思います。

  • 我々の前に飲んでいたおじさんの真似をしていますが、帰国後に上のサイトを見てびっくり。こちらは空気孔で、水を飲むのは反対側でした。タイのチェンマイでは通行する人に水をふるまう甕がありましたし、ミャンマーの寺院にも同じようなものがありました。アジアではちょっと手が出ませんでしたが、スペインでは試してみましたが、冷たくて美味しかったです。10度くらい水温が下がるそうです。

    我々の前に飲んでいたおじさんの真似をしていますが、帰国後に上のサイトを見てびっくり。こちらは空気孔で、水を飲むのは反対側でした。タイのチェンマイでは通行する人に水をふるまう甕がありましたし、ミャンマーの寺院にも同じようなものがありました。アジアではちょっと手が出ませんでしたが、スペインでは試してみましたが、冷たくて美味しかったです。10度くらい水温が下がるそうです。

  • 花の小路を歩いていた時は土砂降りの雨でしたが、パティオの見学を始めたら快晴になってきました。

    花の小路を歩いていた時は土砂降りの雨でしたが、パティオの見学を始めたら快晴になってきました。

  • やはりパティオには青空が似合います。

    やはりパティオには青空が似合います。

  • 階段にはパティオ・フェスティバルのボディーホが置かれてありました。

    階段にはパティオ・フェスティバルのボディーホが置かれてありました。

  • 「パティオ祭り」と「クルス・デ・マヨ」のマップを持て街歩きを続けます。昼過ぎなので通りを歩く人は少ないです。

    「パティオ祭り」と「クルス・デ・マヨ」のマップを持て街歩きを続けます。昼過ぎなので通りを歩く人は少ないです。

  • 白い壁に黄色と青のストライプを見ていたらポルトガルのオビドスの町を思い出しました。町中の家がすべて白とオレンジとブルーの2色に塗り分けられていました。

    白い壁に黄色と青のストライプを見ていたらポルトガルのオビドスの町を思い出しました。町中の家がすべて白とオレンジとブルーの2色に塗り分けられていました。

  • 2018年は「クルス・デ・マヨ(5月の十字架祭り)」から始まります。今年は4月<br />27日から5月1日までだったのでこの日は両方のお祭りだったわけです。これは大昔の人々の自然崇拝のお祭りにキリスト教の要素が加わったものだと言われているそうです。

    2018年は「クルス・デ・マヨ(5月の十字架祭り)」から始まります。今年は4月
    27日から5月1日までだったのでこの日は両方のお祭りだったわけです。これは大昔の人々の自然崇拝のお祭りにキリスト教の要素が加わったものだと言われているそうです。

  • 町のあちこちに花で美しく飾られた十字架が並び、コンクールも合わせて開かれれるとパンフレットに書いてありました。今年は48のの十字架が出ているようで1日では当然全部見ることは出来ません。

    町のあちこちに花で美しく飾られた十字架が並び、コンクールも合わせて開かれれるとパンフレットに書いてありました。今年は48のの十字架が出ているようで1日では当然全部見ることは出来ません。

  • 大きな広場がある場合は近くには仮設のバルが設けられ、夜になると地域の人が集まって大賑わいのようです。昼間は音楽が流れるだけで人の姿はありません。

    大きな広場がある場合は近くには仮設のバルが設けられ、夜になると地域の人が集まって大賑わいのようです。昼間は音楽が流れるだけで人の姿はありません。

  • 「ミラフローレス橋」のたもとに出ました。ここの十字架はデコレーションされていません。この橋は2000年頃に出来た新しい橋だそうです。一見して町の向こうからやってくるペストをここで食い止めているように見えたのですが。川向うの薄暗い空がそう思わせたのかもしれません。

    「ミラフローレス橋」のたもとに出ました。ここの十字架はデコレーションされていません。この橋は2000年頃に出来た新しい橋だそうです。一見して町の向こうからやってくるペストをここで食い止めているように見えたのですが。川向うの薄暗い空がそう思わせたのかもしれません。

  • この日の絵葉書はフリオ・ロメロ・デ・トーレスにしました。

    この日の絵葉書はフリオ・ロメロ・デ・トーレスにしました。

  • 「Casa D Las Cabeza」 という雑貨のお店がありました。いい感じなので入ってみます。

    「Casa D Las Cabeza」 という雑貨のお店がありました。いい感じなので入ってみます。

  • 頂いた名刺のアドレスから検索してみると昔のハウス・ミュージアムもあるようでした。妻が気に入ったアクセサリーがあったようなのでお勘定を待っていたら、天使のタイルがあったので買ってしまいました。

    頂いた名刺のアドレスから検索してみると昔のハウス・ミュージアムもあるようでした。妻が気に入ったアクセサリーがあったようなのでお勘定を待っていたら、天使のタイルがあったので買ってしまいました。

  • 「ポトロ広場(Plaza del Potro)」の「サン・ラファエルの塔」の前にも十字架が飾られていました。ポトロ(potro)とはスペイン語で仔馬を意味し、コルドバ市の紋章でもあります。15世紀に仔馬の像がそこに置かれたことから、ポトロ広場と名付けられたそうです。

    「ポトロ広場(Plaza del Potro)」の「サン・ラファエルの塔」の前にも十字架が飾られていました。ポトロ(potro)とはスペイン語で仔馬を意味し、コルドバ市の紋章でもあります。15世紀に仔馬の像がそこに置かれたことから、ポトロ広場と名付けられたそうです。

  • そして広場に面して「ポサーダ・デル・ポトロ」の看板が掲げてあります。

    そして広場に面して「ポサーダ・デル・ポトロ」の看板が掲げてあります。

  • 旅籠屋ポトロはスペインを代表する有名な小説家セルバンテスが滞在したとされる宿屋で、代表作の「ドン・キホーテ」の中でも登場しますね。

    旅籠屋ポトロはスペインを代表する有名な小説家セルバンテスが滞在したとされる宿屋で、代表作の「ドン・キホーテ」の中でも登場しますね。

  • ここも美しく花が飾られていました。あまり時間も無いので先を急ぎます。

    ここも美しく花が飾られていました。あまり時間も無いので先を急ぎます。

  • 旅籠屋を出たところに仔馬のポトロの噴水がありました。

    旅籠屋を出たところに仔馬のポトロの噴水がありました。

  • そして「フリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館」です。この美術館を知ったのは澁澤龍彦の「幻想の肖像」という本の中です。数年前の池袋西武の古本市で大和書房から出版された初版本を1,500円で買っていました。

    そして「フリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館」です。この美術館を知ったのは澁澤龍彦の「幻想の肖像」という本の中です。数年前の池袋西武の古本市で大和書房から出版された初版本を1,500円で買っていました。

  • この本は昭和45年1月から47年12月まで「婦人公論」の巻頭口絵の開設を集めたもので、澁澤龍彦の持っていた画集から色刷り図版から抜粋して解説しています。今までヨーロッパの美術館で好きな絵を写真に撮っていましたが、この本に収められた38の絵画のうち半分くらいが重なっているのに驚きました。特にこの表紙のカルロ・クルヴァルリの「マグダラのマリア」をアムステルダムで観たときは本当に惹かれました。

    この本は昭和45年1月から47年12月まで「婦人公論」の巻頭口絵の開設を集めたもので、澁澤龍彦の持っていた画集から色刷り図版から抜粋して解説しています。今までヨーロッパの美術館で好きな絵を写真に撮っていましたが、この本に収められた38の絵画のうち半分くらいが重なっているのに驚きました。特にこの表紙のカルロ・クルヴァルリの「マグダラのマリア」をアムステルダムで観たときは本当に惹かれました。

  • そしてその中にこの「フリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館」についての記載があります。澁澤龍彦の「滞欧日記」によると初めてのヨーロッパの旅は1970年の9月1日から11月4日にかけてで、10月6日にパリからイベリア航空でマドリッドへ移動しています。そして10月10日にここを訪ねています。

    そしてその中にこの「フリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館」についての記載があります。澁澤龍彦の「滞欧日記」によると初めてのヨーロッパの旅は1970年の9月1日から11月4日にかけてで、10月6日にパリからイベリア航空でマドリッドへ移動しています。そして10月10日にここを訪ねています。

  • 本の中でヨーロッパの個人美術館についての記載があり、パリのモロー美術館とこの美術館を気に入ったようです。そしてこの「火の番をする女」(La Chiquita Piconeta)については「これがスペイン女以外の何ものでもないことは、読者にもただちに感じられるにちがいない。左の乳房を半ば露出し、スカートを膝の上までまくり上げ、踵の高い靴をこれ見よがしに突き出し、あたかも挑戦するような鋭い目つきで、こちらをじっと睨んでいる高慢ちきな娘は、まるでルイス・ブニュエルの映画に出てきそうではないか。たしかに、これこそスペイン土着のエロティシズムというものだろう。」と書いています。

    本の中でヨーロッパの個人美術館についての記載があり、パリのモロー美術館とこの美術館を気に入ったようです。そしてこの「火の番をする女」(La Chiquita Piconeta)については「これがスペイン女以外の何ものでもないことは、読者にもただちに感じられるにちがいない。左の乳房を半ば露出し、スカートを膝の上までまくり上げ、踵の高い靴をこれ見よがしに突き出し、あたかも挑戦するような鋭い目つきで、こちらをじっと睨んでいる高慢ちきな娘は、まるでルイス・ブニュエルの映画に出てきそうではないか。たしかに、これこそスペイン土着のエロティシズムというものだろう。」と書いています。

  • そしてスペインの美術館を巡り、ベラスケスやリベーラやカスティーリョなどの巨匠の描くタブローの背景の黒のすばらしさにも触れています。深い黒の悲劇性や超越性に惹かれたそうです。

    そしてスペインの美術館を巡り、ベラスケスやリベーラやカスティーリョなどの巨匠の描くタブローの背景の黒のすばらしさにも触れています。深い黒の悲劇性や超越性に惹かれたそうです。

  • 澁澤龍彦へのオマージュとしてこの絵ハガキを買い求めました。そして彼の著書「幻想の肖像」に挟みました。澁澤龍彦はこの本の出版にあたり、持っていた絵葉書から版を起こしているようなので、同じ絵葉書が元だったのかもしれません。

    澁澤龍彦へのオマージュとしてこの絵ハガキを買い求めました。そして彼の著書「幻想の肖像」に挟みました。澁澤龍彦はこの本の出版にあたり、持っていた絵葉書から版を起こしているようなので、同じ絵葉書が元だったのかもしれません。

  • パティオを求めてコルドバの散歩はまだまだ続きます。

    パティオを求めてコルドバの散歩はまだまだ続きます。

  • コルドバは川沿いの町なので、昔は虫も多かったのではないでしょうか。その虫よけを兼ねて花を飾ったのではないでしょうか。もちろん時期的なものもあると思いますが虫は見掛けませんでしたが。

    コルドバは川沿いの町なので、昔は虫も多かったのではないでしょうか。その虫よけを兼ねて花を飾ったのではないでしょうか。もちろん時期的なものもあると思いますが虫は見掛けませんでしたが。

  • 「Hermanded Jesus de Calvario(カルヴァリ山のイエスの友愛)」<br />ここの十字架はアンスリウムで覆われていました。この花を見ると第2次世界大戦後のハワイに暮らした日系人の方のことを思い出します。日系人の方はこの花の栽培で生計を立てていたと聞いたことがあります。

    「Hermanded Jesus de Calvario(カルヴァリ山のイエスの友愛)」
    ここの十字架はアンスリウムで覆われていました。この花を見ると第2次世界大戦後のハワイに暮らした日系人の方のことを思い出します。日系人の方はこの花の栽培で生計を立てていたと聞いたことがあります。

  • 巨大な「コレデラ広場」に迷い込みました。昔は闘牛も行われていたそうです。多少のパラソルと椅子やテーブルが並んでいますが、無駄に広い感じも受けます。

    巨大な「コレデラ広場」に迷い込みました。昔は闘牛も行われていたそうです。多少のパラソルと椅子やテーブルが並んでいますが、無駄に広い感じも受けます。

  • 一度広場の東側に出てみます。大きな広場ですが出入りできるゲートはいくつもありません。

    一度広場の東側に出てみます。大きな広場ですが出入りできるゲートはいくつもありません。

  • コレデラ広場の東側にある「Hermandad del Socorro(友愛の救済)」とパンフレットに載っていた十字架です。

    コレデラ広場の東側にある「Hermandad del Socorro(友愛の救済)」とパンフレットに載っていた十字架です。

  • 広場にもう一度戻ります。広場の奥で何やらお店が出ているので覗いてみます。

    広場にもう一度戻ります。広場の奥で何やらお店が出ているので覗いてみます。

  • アンティークの蚤の市みたいなものと生活雑貨のお店が出ていました。

    アンティークの蚤の市みたいなものと生活雑貨のお店が出ていました。

  • 惹かれたのがこの牛のハンティング・トロフィーみたいなものです。まだ青臭い藁の匂いがします。頭のサイズで20センチくらいで、眺めていると「18ユーロよ。」と店のおばさんが値段を教えてくれます。こうやって写真を見返すと買ってきても面白かったかなと思います。下のレリーフもいい味出しています。

    惹かれたのがこの牛のハンティング・トロフィーみたいなものです。まだ青臭い藁の匂いがします。頭のサイズで20センチくらいで、眺めていると「18ユーロよ。」と店のおばさんが値段を教えてくれます。こうやって写真を見返すと買ってきても面白かったかなと思います。下のレリーフもいい味出しています。

  • 本当はこの巨大な雄牛が欲しかったのですが、あまりにも大き過ぎました。

    本当はこの巨大な雄牛が欲しかったのですが、あまりにも大き過ぎました。

  • 広場を抜けてローマ神殿の跡にも立ち寄ってみます。コルドバ市庁舎の隣にあり1950年代に市庁舎拡張工事を進めたところ発掘されたそうです。ローマ帝国の第4代皇帝クラウディウスの時代に建設が始まり、40年後に出来上がったそうです。

    広場を抜けてローマ神殿の跡にも立ち寄ってみます。コルドバ市庁舎の隣にあり1950年代に市庁舎拡張工事を進めたところ発掘されたそうです。ローマ帝国の第4代皇帝クラウディウスの時代に建設が始まり、40年後に出来上がったそうです。

  • 修復されたコリント様式の柱が10本そびえたっています。

    修復されたコリント様式の柱が10本そびえたっています。

  • この教会の十字架はシンプルな飾りでしたが、窓にシージョと呼ばれるショールが掛けられています。これはお約束のようで、この後に行くグラナダでも同じように飾られていました。

    この教会の十字架はシンプルな飾りでしたが、窓にシージョと呼ばれるショールが掛けられています。これはお約束のようで、この後に行くグラナダでも同じように飾られていました。

  • 窓の鉢植えもきれいですが日除けのために吊られたゴザもきれいでした。先ほどの広場の藁で編んだ牛といい、調べれば面白いものがまだありそうです。

    窓の鉢植えもきれいですが日除けのために吊られたゴザもきれいでした。先ほどの広場の藁で編んだ牛といい、調べれば面白いものがまだありそうです。

  • コレデラ広場の北の方にはパティオの集中したエリアがあり、そこの見学を続けます。アルカサルなどのエリアからかなり離れているので、比較的空いているのですぐに入れます。

    コレデラ広場の北の方にはパティオの集中したエリアがあり、そこの見学を続けます。アルカサルなどのエリアからかなり離れているので、比較的空いているのですぐに入れます。

  • もうどこがどこだか分からなくなってきました。全部見るのであれば記録もしましたが、そこまでの思い入れがある訳ではないので後になると分からない部分が多いです。

    もうどこがどこだか分からなくなってきました。全部見るのであれば記録もしましたが、そこまでの思い入れがある訳ではないので後になると分からない部分が多いです。

  • このパティオはとても綺麗だったのですが、天気が急に悪くなってきて曇ってしまったのが残念です。

    このパティオはとても綺麗だったのですが、天気が急に悪くなってきて曇ってしまったのが残念です。

  • 「世界で一番美しい瞬間(とき)」というNHKの番組は、その時にしか見る事の出来ない美しい瞬間を切り取った優れた内容で個人的に大好きでした。その番組を見てスリランカのヌワラエリアのペドロ・エステートへ行ったり、ミャンマーのバガンへ行って砂絵を買ったり、もちろん行ったことのある場所もいくつかありました。

    「世界で一番美しい瞬間(とき)」というNHKの番組は、その時にしか見る事の出来ない美しい瞬間を切り取った優れた内容で個人的に大好きでした。その番組を見てスリランカのヌワラエリアのペドロ・エステートへ行ったり、ミャンマーのバガンへ行って砂絵を買ったり、もちろん行ったことのある場所もいくつかありました。

  • そんな中にコルドバのペティオ祭りも紹介されていました。その番組を観ていつかは行きたいと思っていたこともありました。実際スペイン旅行が決まって、コルドバの日程が決まったら偶然パティオ祭りに重なったことで叶った願いでした。

    そんな中にコルドバのペティオ祭りも紹介されていました。その番組を観ていつかは行きたいと思っていたこともありました。実際スペイン旅行が決まって、コルドバの日程が決まったら偶然パティオ祭りに重なったことで叶った願いでした。

  • この家のパティオは小さいけれど、家の中まで見せているので個人的に気に入りました。

    この家のパティオは小さいけれど、家の中まで見せているので個人的に気に入りました。

  • 大天使ラファエロのテラコッタ像が印象的でした。

    大天使ラファエロのテラコッタ像が印象的でした。

  • 家にあるアンティークなどもさりげなく置かれています。昔の洗濯板などを見ていると、子供の頃を思い出しました。幼稚園の時に真っ白い自動洗濯機が家に届いた時のこともよく覚えています。

    家にあるアンティークなどもさりげなく置かれています。昔の洗濯板などを見ていると、子供の頃を思い出しました。幼稚園の時に真っ白い自動洗濯機が家に届いた時のこともよく覚えています。

  • 手入れは大変だとは思うけれどこんな家があったら楽しいでしょうね。

    手入れは大変だとは思うけれどこんな家があったら楽しいでしょうね。

  • アップで写真にすると分かりにくいですが、この鉢はほんの指先くらいの大きさです。

    アップで写真にすると分かりにくいですが、この鉢はほんの指先くらいの大きさです。

  • 植木鉢の青の色は何か約束があるのでしょうか。水やりは非常に大変なのだそうですが、壁の白さに水跡や汚れが残っていないのが不思議です。

    植木鉢の青の色は何か約束があるのでしょうか。水やりは非常に大変なのだそうですが、壁の白さに水跡や汚れが残っていないのが不思議です。

  • また新たなパティオを見せてもらいます。入口には大抵ドネーションの箱や皿が置かれているので、1人1ユーロくらいを置いてきました。観光客に見せる喜びや賞を取る喜びもあるのでしょうが、かかる費用や手間を考えたらタダで見ることが憚れました。

    また新たなパティオを見せてもらいます。入口には大抵ドネーションの箱や皿が置かれているので、1人1ユーロくらいを置いてきました。観光客に見せる喜びや賞を取る喜びもあるのでしょうが、かかる費用や手間を考えたらタダで見ることが憚れました。

  • この家の鉢はすべて素焼きでした。青い鉢も良いですが、葉物が多い場合は素焼きの方が良いかもしれません。

    この家の鉢はすべて素焼きでした。青い鉢も良いですが、葉物が多い場合は素焼きの方が良いかもしれません。

  • どこの家もコルドバの守護聖人の大天使ラファエルへの信仰があるようです。

    どこの家もコルドバの守護聖人の大天使ラファエルへの信仰があるようです。

  • 空いているパティオの写真は撮りましたが、狭くて混んでいるパティオは見学だけにしました。混んでいるか空いているかはタイミングなので、後回しにして戻ってきたらガラガラになっていたりします。

    空いているパティオの写真は撮りましたが、狭くて混んでいるパティオは見学だけにしました。混んでいるか空いているかはタイミングなので、後回しにして戻ってきたらガラガラになっていたりします。

  • メディニラ・マグニフィカのつぼみがパンパンになっていました。つぼみの中からブドウの房のように細かく枝分かれした花房が出てきます。花を包んでいたつぼみはパラシュートのように大きく開きます。花の大きさは径2センチほどで一房に付き数十輪が咲くのですが、この状態ではちょっと残念でした。元々はフィリピン原産の花ですが、スペインとの関係を考えると面白いです。

    メディニラ・マグニフィカのつぼみがパンパンになっていました。つぼみの中からブドウの房のように細かく枝分かれした花房が出てきます。花を包んでいたつぼみはパラシュートのように大きく開きます。花の大きさは径2センチほどで一房に付き数十輪が咲くのですが、この状態ではちょっと残念でした。元々はフィリピン原産の花ですが、スペインとの関係を考えると面白いです。

  • 個人的にはここのパティオが一番良かったです。

    個人的にはここのパティオが一番良かったです。

  • 元々の建物も床が大理石で壁も美しいタイルで覆われています。花の種類が多い方が楽しい気がします。

    元々の建物も床が大理石で壁も美しいタイルで覆われています。花の種類が多い方が楽しい気がします。

  • ローマ神殿辺りまで戻ってきたら子供用のフラメンコシューズが売っていました。バレエを習っている姪にフラメンコへ転向しないか本気で考えていたので買っちゃおうかと思いました。

    ローマ神殿辺りまで戻ってきたら子供用のフラメンコシューズが売っていました。バレエを習っている姪にフラメンコへ転向しないか本気で考えていたので買っちゃおうかと思いました。

  • そろそろコルドバにいられる時間も残り少なくなってきました。戻りかけると土砂降りの雨になってきました。

    そろそろコルドバにいられる時間も残り少なくなってきました。戻りかけると土砂降りの雨になってきました。

  • お昼前に「サントス」でトルティージャを食べたけどまたお腹が空いていたので近くのカフェに入りました。折からの雨で他のお店はどこも満席でした。

    お昼前に「サントス」でトルティージャを食べたけどまたお腹が空いていたので近くのカフェに入りました。折からの雨で他のお店はどこも満席でした。

  • 時間もあまりないのでビールとサンドイッチをいただきます。

    時間もあまりないのでビールとサンドイッチをいただきます。

  • 2種類注文して半分づつは我が家の掟です。軽くオーブンで焼いてくれているので美味しかったです。

    2種類注文して半分づつは我が家の掟です。軽くオーブンで焼いてくれているので美味しかったです。

  • ホテルに戻って荷物をピックアップしていたら雨が上がりました。タクシーを呼んでもらいコルドバ駅に向かいます。コルドバももう1日必要だったと後ろ髪を引かれる思いです。

    ホテルに戻って荷物をピックアップしていたら雨が上がりました。タクシーを呼んでもらいコルドバ駅に向かいます。コルドバももう1日必要だったと後ろ髪を引かれる思いです。

  • 車窓に可愛らしいイラストが見えました。昔青山でキース・へリングに出会ったことを思い出しました。たまたまオン・サンデーズでキースの絵葉書を買って持っていました。はがきを差し出したら写真と同じイラストを何枚も描いてくれて感激しました。遠い昔の思い出です。さあ列車とバスを乗り継いでグラナダに向かいます。

    車窓に可愛らしいイラストが見えました。昔青山でキース・へリングに出会ったことを思い出しました。たまたまオン・サンデーズでキースの絵葉書を買って持っていました。はがきを差し出したら写真と同じイラストを何枚も描いてくれて感激しました。遠い昔の思い出です。さあ列車とバスを乗り継いでグラナダに向かいます。

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