ザンクトガレン旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2017年9月14日(木)<br /><br />旅の6日目、崖下の山小屋「エッシャー」を訪れ、その足でザンクト・ガレンへと向かいました。<br /><br />憧れていた大聖堂は、とても美しかった!<br />20年来の夢が叶ったけれど、抱いていたイメージとは違ったなぁ…。<br /><br />朝はあんなに晴れていたのに、やんなっちゃうほどの雨。<br />おまけに寒く、少々残念なザンクト・ガレン行きとなりました。<br /><br />(旅行期間:2017年9月9日~9月20日)

念願のザンクト・ガレンは雨だった… 秋の風物詩ドイツ・スイスの旅6-2

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2017/09/14 - 2017/09/14

25位(同エリア116件中)

ぶどう畑

ぶどう畑さん

2017年9月14日(木)

旅の6日目、崖下の山小屋「エッシャー」を訪れ、その足でザンクト・ガレンへと向かいました。

憧れていた大聖堂は、とても美しかった!
20年来の夢が叶ったけれど、抱いていたイメージとは違ったなぁ…。

朝はあんなに晴れていたのに、やんなっちゃうほどの雨。
おまけに寒く、少々残念なザンクト・ガレン行きとなりました。

(旅行期間:2017年9月9日~9月20日)

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • エベンアルプから戻り、アッペンツェルで11:08発のザンクト・ガレン行きに乗り換え。<br />

    エベンアルプから戻り、アッペンツェルで11:08発のザンクト・ガレン行きに乗り換え。

  • 車窓から、雲が垂れ込む岩山が見えました。

    車窓から、雲が垂れ込む岩山が見えました。

  • 電車は丘を遠巻きにのぼって行きます。<br />アッペンツェルの街を見下ろしながら、

    電車は丘を遠巻きにのぼって行きます。
    アッペンツェルの街を見下ろしながら、

  • 次の街、ガイス(Gais)へ。

    次の街、ガイス(Gais)へ。

  • 朝の快晴がウソのように、すっかり雨…。

    朝の快晴がウソのように、すっかり雨…。

  • アッペンツェルから40分、ザンクト・ガレンの街が見えてきました。

    アッペンツェルから40分、ザンクト・ガレンの街が見えてきました。

  • 駅近くの教会

    駅近くの教会

  • えーと、大聖堂は…。<br />立派な郵便局の脇を通って、ザンクト・レオンハルト通りに出ます。

    えーと、大聖堂は…。
    立派な郵便局の脇を通って、ザンクト・レオンハルト通りに出ます。

  • しばらく行くと、”MULTERGASSE”に出ました。<br />ここからが旧市街のようです。

    しばらく行くと、”MULTERGASSE”に出ました。
    ここからが旧市街のようです。

  • 地図を頼りに路地を進むうち、大聖堂前にある観光局への矢印を見つけました。<br />ケルンやウルムの大聖堂のような高~い尖塔があれば別ですが、大聖堂といえど、遠くからは見えなかった…。

    地図を頼りに路地を進むうち、大聖堂前にある観光局への矢印を見つけました。
    ケルンやウルムの大聖堂のような高~い尖塔があれば別ですが、大聖堂といえど、遠くからは見えなかった…。

  • 大聖堂、ついに来た~!

    大聖堂、ついに来た~!

  • 見学する前に、観光局でアッペンツェル・チーズファクトリーのバスの乗り場を確認。<br />できれば、アッペンツェルチーズの工場に行きたいと思っていました。<br /><br />段々の切妻屋根が観光局、その隣の深緑の木組みの家はチョコレートショップです。

    見学する前に、観光局でアッペンツェル・チーズファクトリーのバスの乗り場を確認。
    できれば、アッペンツェルチーズの工場に行きたいと思っていました。

    段々の切妻屋根が観光局、その隣の深緑の木組みの家はチョコレートショップです。

  • では、大聖堂を見学。<br />中に入って、その美しさに驚きました!

    イチオシ

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    では、大聖堂を見学。
    中に入って、その美しさに驚きました!

    大聖堂(ザンクトガレン) 寺院・教会

  • 祭壇がゴージャス!

    イチオシ

    祭壇がゴージャス!

  • パイプオルガンもビューティフル!

    パイプオルガンもビューティフル!

  • 大聖堂の歴史は、7世紀初めに遡ります。<br /><br />アイルランドの修道僧コロムバンは、12人の仲間と伝道の旅を続けていました。<br />ボーデン湖畔のアルボン(Arbon)に来る頃には、同行者はガルスひとりに。<br /><br />二人はローマへの道を目指しましたが、結局、コロンバンはボーデン湖畔のコンスタンツに、ガルスはアルボンから10kmほど入った小高い山間の地に庵を結びました。

    大聖堂の歴史は、7世紀初めに遡ります。

    アイルランドの修道僧コロムバンは、12人の仲間と伝道の旅を続けていました。
    ボーデン湖畔のアルボン(Arbon)に来る頃には、同行者はガルスひとりに。

    二人はローマへの道を目指しましたが、結局、コロンバンはボーデン湖畔のコンスタンツに、ガルスはアルボンから10kmほど入った小高い山間の地に庵を結びました。

  • ガルスの死から1世紀経った719年、聖オトマールはその庵を修道院へと改め、街と修道院を聖ガルスにちなんで”ザンクト・ガレン”と名付けたそうです。<br /><br />現在の大聖堂は、1755~1767年に建てられた後期バロック様式とのこと。<br />建設当時の繁栄ぶりがしのばれます。

    ガルスの死から1世紀経った719年、聖オトマールはその庵を修道院へと改め、街と修道院を聖ガルスにちなんで”ザンクト・ガレン”と名付けたそうです。

    現在の大聖堂は、1755~1767年に建てられた後期バロック様式とのこと。
    建設当時の繁栄ぶりがしのばれます。

  • ワタクシの大聖堂への想いは、『秋の風物詩ドイツ・スイスの旅5-1』でも触れましたが、1996年9月、初めてのスイス旅行でそのトリコになったことから始まりました。<br /><br />ガイドブックをめくっては、ここも行きたい、あそこも行きたい。<br />ザンクト・ガレンも、そのひとつ。<br /><br />(いよいよスイス、昔ながらの風習が残るチーズの里アッペンツェルへ! 秋の風物詩ドイツ・スイスの旅5-1)<br />https://4travel.jp/travelogue/11319789

    ワタクシの大聖堂への想いは、『秋の風物詩ドイツ・スイスの旅5-1』でも触れましたが、1996年9月、初めてのスイス旅行でそのトリコになったことから始まりました。

    ガイドブックをめくっては、ここも行きたい、あそこも行きたい。
    ザンクト・ガレンも、そのひとつ。

    (いよいよスイス、昔ながらの風習が残るチーズの里アッペンツェルへ! 秋の風物詩ドイツ・スイスの旅5-1)
    https://4travel.jp/travelogue/11319789

  • スイスはイタリアに続くヨーロッパ旅行。ヨーロッパはほんの駆け出し。<br />立派な大聖堂があるスイスの端っこのザンクト・ガレン、どんな街なんだろう?<br />今思えば、大聖堂という響きにかなり妄想が膨らんでました。(笑)<br /><br />2006年にシュタイン・アム・ラインに宿泊した時、ザンクト・ガレンに足を伸ばそうか検討しましたが、シャフハウゼンのラインの滝のほうを選んで先送り。<br />念願かなって大聖堂に来たワケです。

    スイスはイタリアに続くヨーロッパ旅行。ヨーロッパはほんの駆け出し。
    立派な大聖堂があるスイスの端っこのザンクト・ガレン、どんな街なんだろう?
    今思えば、大聖堂という響きにかなり妄想が膨らんでました。(笑)

    2006年にシュタイン・アム・ラインに宿泊した時、ザンクト・ガレンに足を伸ばそうか検討しましたが、シャフハウゼンのラインの滝のほうを選んで先送り。
    念願かなって大聖堂に来たワケです。

  • 祭壇の脇に周ってみました。

    祭壇の脇に周ってみました。

  • これまたキンキラキンです。

    これまたキンキラキンです。

  • ずっと憧れていたザンクト・ガレン大聖堂ですが、自分の中で質素なイメージを創りあげていました。<br />キンキラキンの教会は、なんだか胸に響いてきません…。<br /><br />長年の願いは叶ったけれど、ウキウキさはなく、脇の扉から外に出ました。

    ずっと憧れていたザンクト・ガレン大聖堂ですが、自分の中で質素なイメージを創りあげていました。
    キンキラキンの教会は、なんだか胸に響いてきません…。

    長年の願いは叶ったけれど、ウキウキさはなく、脇の扉から外に出ました。

  • コの字を描くように、大聖堂から続く建物は旧修道院。<br />現在は、官公庁の建物として使われているようです。

    コの字を描くように、大聖堂から続く建物は旧修道院。
    現在は、官公庁の建物として使われているようです。

  • 礼拝堂の後ろのほうに、福音教会(Kirche St. Laurenzen)の尖塔が覗いています。

    礼拝堂の後ろのほうに、福音教会(Kirche St. Laurenzen)の尖塔が覗いています。

  • 旧修道院側から教会を眺めます。<br />二本の尖塔を持つ大聖堂、その姿はとってもエレガント!<br />モヤモヤは残るものの、やっぱり、来てよかった。

    イチオシ

    旧修道院側から教会を眺めます。
    二本の尖塔を持つ大聖堂、その姿はとってもエレガント!
    モヤモヤは残るものの、やっぱり、来てよかった。

  • 修道院図書館を見学しようと入口を探しているうち、カフェの文字を見つけました。<br />ここでお昼にしようかな。<br /><br />入ってみると、ごくごくシンプルなカフェ。<br />ゆっくりランチって感じではなく…。<br /><br />図書館の午後の開館は13:45。<br />1時間、ここで時間を潰すのもなぁ…。<br /><br />※ガイドブックに昼休みがあるように書かれていたので、その情報を鵜呑みにしてしまいましたが、どうも昼休みはないようです。<br />https://www.stiftsbezirk.ch/de/institutionen/stiftsbezirk/besuchen/oeffnungszeiten.html

    修道院図書館を見学しようと入口を探しているうち、カフェの文字を見つけました。
    ここでお昼にしようかな。

    入ってみると、ごくごくシンプルなカフェ。
    ゆっくりランチって感じではなく…。

    図書館の午後の開館は13:45。
    1時間、ここで時間を潰すのもなぁ…。

    ※ガイドブックに昼休みがあるように書かれていたので、その情報を鵜呑みにしてしまいましたが、どうも昼休みはないようです。
    https://www.stiftsbezirk.ch/de/institutionen/stiftsbezirk/besuchen/oeffnungszeiten.html

  • それで、図書館は見送り、アッペンツェル・チーズファクトリーに行ってみることにしました。<br /><br />美しいと言われる図書館は、プラハ、ウィーンで行ったことがあり、チーズのほうが興味を上回りました。<br />こういうところが、ぶどう畑なのです。<br /><br />チーズファクトリーに行くバスは、毎時24分発。<br />旧市街を歩きがてら、バス停に行こう。<br />13時過ぎ、カフェを出ました。<br />(写真はガルス広場)

    それで、図書館は見送り、アッペンツェル・チーズファクトリーに行ってみることにしました。

    美しいと言われる図書館は、プラハ、ウィーンで行ったことがあり、チーズのほうが興味を上回りました。
    こういうところが、ぶどう畑なのです。

    チーズファクトリーに行くバスは、毎時24分発。
    旧市街を歩きがてら、バス停に行こう。
    13時過ぎ、カフェを出ました。
    (写真はガルス広場)

  • ガルス広場に面し、壁画の家がありました。<br />この家の出窓はシック。<br />ザンクト・ガレンの旧市街には、装飾の見事な出窓がいくつも見られるそうです。<br />出窓を探しながら、歩きましょう。

    ガルス広場に面し、壁画の家がありました。
    この家の出窓はシック。
    ザンクト・ガレンの旧市街には、装飾の見事な出窓がいくつも見られるそうです。
    出窓を探しながら、歩きましょう。

  • 修道院の入口近くの家、おとぎ話に出てきそう。

    修道院の入口近くの家、おとぎ話に出てきそう。

  • 観光局の前から、ガルス通りを歩きます。

    観光局の前から、ガルス通りを歩きます。

  • 福音教会の少し先に、城壁の名残りがありました。

    福音教会の少し先に、城壁の名残りがありました。

  • 出窓を眺めながら、雨の中を街歩き。

    出窓を眺めながら、雨の中を街歩き。

    サンクト ガレン旧市街 旧市街・古い町並み

  • ヨアキム・バディアン(Joachim Vadian)像のある広場に出ました。<br />バディアンは、一流のヒューマニストで、街をプロテスタントに導いたそうです。<br />1484年11月29日にザンクト・ガレンに生まれ、1551年4月6日にザンクトガレンで亡くなりました。

    ヨアキム・バディアン(Joachim Vadian)像のある広場に出ました。
    バディアンは、一流のヒューマニストで、街をプロテスタントに導いたそうです。
    1484年11月29日にザンクト・ガレンに生まれ、1551年4月6日にザンクトガレンで亡くなりました。

  • 「そろそろバス停に行かないと…」<br />思いながらも、せっかく来たザンクト・ガレンですから、もうちょっと、もうちょっと。<br />傘を差しながら、写真を撮るのは容易じゃないのですが…。

    「そろそろバス停に行かないと…」
    思いながらも、せっかく来たザンクト・ガレンですから、もうちょっと、もうちょっと。
    傘を差しながら、写真を撮るのは容易じゃないのですが…。

  • この出窓は見事!<br />時刻は13:15になっていました。ヤバッ、バスに間に合うかな?<br />急ぎ足で、バス停に向かいました。

    イチオシ

    この出窓は見事!
    時刻は13:15になっていました。ヤバッ、バスに間に合うかな?
    急ぎ足で、バス停に向かいました。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • frau.himmelさん 2018/03/02 22:05:56
    ザンクト・ガレンにもいらっしゃったのですね
    ぶどう畑さん、こんばんは。

    ザンクトガレン、なつかし~~!
    でも雨で残念でしたね。
    キンキラキンの大聖堂はあまりお好みではなかったようですが、そこがぶどう畑さんらしい。
    まあ、一見の価値はありますよね。
    図書館にもいらっしゃれなかった・・。
    私もそうなんです。世界遺産の図書館、行きそびれました。
    今年の旅行にもう一度ザンクトガレンに行ってみようかなと思い始めました。

    さあ、次はチーズ工場ですね。
    楽しみにしています。

    himmel

    ぶどう畑

    ぶどう畑さん からの返信 2018/03/03 11:05:30
    RE: ザンクト・ガレンにもいらっしゃったのですね
    himmelさん

    ぶどう畑です。
    コメントをありがとうございます!

    美しい教会が嫌いという訳でないのですが、私の中で「修道院=質素」のイメージができあがっていました。マウルブロンみたいな感じ。
    ザンクト・ガレンはスイスの端っこという先入観のもあり、なんか違うぞ…と。
    そうでなかったら、「わぁ〜、きれいな教会!」になっていたと思いますが。

    さて、ナンシーの旅行記、楽しませていただきました!
    ナンシーは、私的にはイマイチ興味が持てない街なのですが、エミーユ・ガレの作品を見ることができるのはいいですね!
    彼の作品、あまり可愛らしいとは思えない昆虫をモチーフにしていたリはありますね。
    でも、そこが興味深かったりします。

    バスがなかなか来なくてお気の毒でしたが、日曜日だからではないでしょうか。
    フランスはドイツと違って、日曜日は電車の本数も減りますので、「ナンシーだから」ではないように思いました。

    日曜から、またジャカルタとシンガポールに行ってきます。
    イトコがもう帰国するというので、駆け込みです。
    シンガポールは、ホイアンに一緒に行った人と観光してきます。
    珍道中になりそうな予感。(笑)

    himmelさんの今年の旅行は、3人組の道行きでしょうか。
    いつも本当に羨ましく思っています。
    今年は家の用事で先の予定が立たず、3人組プラスワンになれなくて残念です…。

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