まずはライン川を望むシュターレック城☆バッハラッハ街歩き1　秋の風物詩ドイツ・スイスの旅10-3

2017/09/18 - 2017/09/18

2017年9月18日（月）

旅の10日目、宝石の街、イダーオーバーシュタインを観光後、ライン川沿いのバッハラッハへとやってきました。

2005年8月にライン川クルーズをした時、立ち寄るのをあきらめたバッハラッハ。
ようやく訪れることができました。

木組みの家が並ぶ街は、思った以上にフォトジェニック。
テンションあがる～！

ランチの後、丘の上に建つ古城「シュターレック城」へと向かいました。

（旅行期間：2017年9月9日～9月20日）

エリア ライン川流域周辺(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

駅からシュターレック城を望みます。
ユースホステルになっている古城に行くことが、バッハラッハに来た目的のひとつ。
ユースホステルではありますが、見学もできるようなのです。

バッハラッハ駅 駅

駅からすぐにライン川。
ライン川クルーズは、古城が点在するリューデスハイムからザンクト・ゴアールまでがハイライト。
バッハラッハはその中間にあたります。

おぉ、木組みの家が並んでいる！

左手の丘の中腹、塔が見えるではありませんか！
Huttrum でした。その右上の廃墟は Sonnenturm。

turm（トゥルム）はドイツ語で”塔”という意味です。
バッハラッハでは、いくつかの塔を見ることができました。

木組みの家を眺めながら通りを進むと、

右手に観光局。ここで地図を入手。
ワインのテイスティングをしたいことを伝え、ワイナリー（ドイツ語ではWeingut）の場所を教えてもらいます。

ライン川方向、路地の奥に塔が！

もう13時半を過ぎています。
軽いお昼を食べたいんだけど…。
あの木組みの家、カフェの文字が見える！

入ってみましょう！

店は、夫婦で切り盛りしているようでした。
オジサンはドイツ語のみ、オバサンは英語も。

店内は雑多な感じが否めず…。
昔からの顔なじみの常連さんがやってくる”鎌倉の喫茶店”みたい、と言ったらよいか。

挽き肉の煮込み料理を注文。サラダ付き。
付け合わせがフライドポテトだったので、「別のポテト料理に変えてもらえますよ」トラベラーのユリアさんから教わったことを実行。

オバサン自らマッシュポテトを勧めてきたのに、フライドポテトのまま…。
「あ、忘れた！」だって。替えてもらえましたけど。（^^;

レストランの味というよりは家庭の味でしたが、マッシュポテトも含め、美味しかった！
厨房にコックさんがいるみたいでした。

イダーオーバシュタインからの移動途中はあんなに青空だったのに、ご飯を食べている間に雨が降ってきました。
あ～ぁ、せっかくバッハラッハに来たのになぁ…。（T･T）

でも、店を出る頃には雨はあがって、ホッ。

路地の奥に、またまた塔が見えます。Marktturm でした。
門を抜けて、ライン川沿いに出られるようです。いいね、いいね！

街の中心部にあるホテル、Altkölnischer Hof。
きれいな木組みの建物です。

ちょっとの間に、天気は急速に回復。
青空が覗き出しました！

通りの真ん中に王冠の飾り。

木組みの家が続く通りに惹かれますが、まずは丘の上のシュターレック城。

その前に、角にあったザンクト・ペーター教会に入ってみます。

ペーター教会 (バッハラッハ) 寺院・教会

シンプルな教会。
天井から下がる灯りのフォルムに惹かれました。

パイプオルガンは白。

これからシュターレック城を目指します。
バッハラッハ一番の観光スポットの城、番号は①！

壁にあった城への矢印、味がある～。

ハイキングコースのような山道を上っていくと、今は廃墟となっている Wernerkapelle が現れました。

ザンクト・ペーター教会の尖塔は目の高さ。

礼拝堂を後にして、山道を進みます。

ユースホステルになっているシュターレック城に泊まるには、身軽でないと無理だね～。
一応、遠回りながら車で行ける道もありますが、駅前にタクシーが停まっているわけでなし…。

城の門の手前に、ライン川を望める展望台がありました。

いい眺め！　悠久の時を感じます。

城に入る前に、門から一番近い塔へ。

道の脇はブドウ畑。

偶然にも、このあと寄ることになるワイナリー”Karl Heidrich”のブドウ畑でした！

半円形の Halbrundturm。
塔の名前、そのまんま。（^^;

ブドウ畑の道を戻り、いよいよ城へ！

おぉ、中世の城って感じ！

シュターレック城 城・宮殿

ワクワクします！

石垣の間の細い道を進むと、

木組みの建物ある広場に出ました。
今夜の泊り客は小学生くらいの子どもたち。修学旅行？

この標識も可愛い！
レストランもありました。お昼、ここで食べてもよかったな。

先ほどの展望台でちょっと会話したご夫婦を見かけ、「ライン川を入れて写真を撮ってください」とお願いすると…。
奥様のほうが、「建物をバックもいいじゃない」「塔の所でも撮ってあげて」とご主人に指示して、3枚も写してくださいました。

先ほど、どこを観光したか聞かれて、フランクフルトからカールスルーエに行き、ドイツを南下してスイスに移動、昨日、バーゼルからマインツに来たことなどを話しました。

ご主人が通訳しないと、奥様には理解できないようなひどいドイツ語でしたが、奥様は一人旅にえらく感激してくださったのです。
袖振り合うも他生の縁ですね。（^^）

広場に面して建つ大きな塔、

橋を渡って行けるのかしら？

広場に面して建つ木組みの館、赤茶がポイントになっています。

自然の石を活かしている。

見張り塔からの眺め、晴らしいでしょうねぇ。

銃眼？

広場のテラスに戻ってきました。
ライン川を見納めます。

では、城から麓に降りて、木組みの通りを散策しましょう！
ワインも買いたい。甘～いリースリング、あるといいいな。（^^）

この旅行記へのコメント （2）

• frau.himmelさん 2018/06/26 21:48:34

  ご無沙汰しています

  え～～っどうしてジャカルタ！？
  って一瞬頭がクラクラしました。
  まだ旅行記ではドイツ・スイスにいらっしゃるものとばかり・・・。
  今浦島太郎です。
  
  旅行記がなかなか進まないのは、私だけみたいです（笑）。
  
  バッハラハ、行ってらっしたのですね。
  私も一度行ったので懐かしく拝見しています。
  因縁のシュターレック城もいらっしたのですね。あの山道を登られたなんて、やはりぶどう畑さんお若いしお元気～！。
  
  まだドイツ編、いくつか残っていますね。楽しみながらゆっくり拝見させていただきます。
  
  himmel
  

  ぶどう畑さん からの返信 2018/06/27 08:49:50

  Re: ご無沙汰しています

  himmelさん
  
  ぶどう畑です。
  はい、himmelさんがドイツにいらっしゃっている間に、3月のジャカルタ・シンガポール旅行をアップ開始しました。
  
  ジャカルタはイトコが住むことにならなければ行かなかったと思われる地。
  旅行記を書くといろいろ調べるので、実際に目にしたもの以外にも、そうだったのかー！の発見もあり、また少し世界が広がりました。（^^）
  
  バッハラッハ、ようやく訪れることができました。
  リューデスハイムみたいに観光地、観光地していないし、雰囲気のよい街ですね！
  
  7月にまたドイツですか？羨ましい～！