2017/09/11 - 2017/09/11
42位(同エリア534件中)
ぶどう畑さん
2017年9月11日(月)
旅の3日目、カールスルーエからマウルブロン修道院へと出かけました。
マウルブロンは、ヘルマン・ヘッセの小説の舞台となった、世界遺産の修道院。
城壁で隔絶された修道院は、まるで中世にタイムスリップしたかのようです。
日本語オーディオガイドのおかげで、シトー会の修道士たちの質素で厳しい修道生活、「平修道士」という、主に労働をする人たちがいたことなどを知ることができました!
(旅行期間:2017年9月9日~9月20日)
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4時半、時差ボケで目が覚めてしまいます。
7時過ぎ、窓の外を見ると、動物園の木々が朝焼けに染まっていました。 -
昨日は盛りだくさんの1日でしたから、今日はゆっくりのペースを目指します。
9時前、通りに面した1階のダイニングに降りると、 -
盛り付けに工夫が凝らされた、料理の数々に迎えられました。
彩りが綺麗で、可愛らしい! -
カプレーゼのトマト、クローブで目を作ったりして、お茶目です~。(^^)
-
お茶の種類もいろいろ!
-
たっぷりいただきます!
ホテル・アヴィサは、朝食付きのダブルのシングルユースが、2泊で150ユーロ。しかも、バスタブ付。
駅から近いし、ここを選んで大正解でした! -
10時過ぎ、駅前のトラム乗り場にやってきました。
カールスルーエからマウルブロンに行くには、いくつかのルートがあります。
この日は、カールスルーエも観光したかったので、1日乗車券のターゲスカルテを使ってブレッテン(Bretten)まで行き、バスに乗り換えるルートを選びました。カールスルーエ中央駅 駅
-
ターゲスカルテは、11ユーロ。
10:21発のS4で、まずはブレッテンへ。
S4は、トラムのように見えますが、カールスルーエとヒルシュホルンを結ぶSバーン。
5月の旅行で、ヒルシュホルンを観光後、ヒルシュホルン駅まで乗ったのがカールスルーエ行きのS4でした。
バラバラに思っていたルートが、この旅行で結びついた。(^^) -
2つの大きな教会の近くを通りました。
左:St. Bernhard教会
右:Luther教会 -
Sバーンだけに、郊外に出ると、かなりのスピードで走ります。
停車する所も、停留所から駅に変わるところが面白い!
ブレッテンも近くなった駅で、しばらく停車。
反対方向の電車が遅れているとのこと。
単線のため、すれ違いできる駅で待っていなければならなかった。
11:04のバスに乗りたいんだけど…。ちょっとヤキモキ。 -
11時、ブレッテン駅に到着。間に合った~。(-。-)
-
11:04発のミュールアッカー(Mühlacker)行きのバスで、修道院に向かいます。
修道院まで、2.3ユーロ。 -
ブレッテンのギムナジウム。
ギムナジウムとは、大学への進学をめざす子どもたちが進学する、8年制の学校です。 -
マウルブロンへ行く途中、ブドウ畑を見かけます。
この辺りも、良質なワインの産地だそうです。 -
ブレッテンから約30分、修道院最寄りの停留所、アルテ・ポスト(Alte Post)で下車。
道の反対側の停留所を確認。帰りは、あそこからね。 -
停留所から教会が見えました。修道院に違いない!
バスを降りたフランクフルター通りから、ヒルセンボイアー通りを下ってしまいましたが、どうも様子が違う…。
キャンピングカーの駐車場から、修道院への矢印のある細道を行ってみたものの、先ほどのフランクフルター通りに戻って、アレレ…。
その少し先が、修道院の入口でした。
バス停から、フランクフルター通りをまっすぐ行けばよかったのです。
「有名な修道院なんだから、バスを降りたらわかるだろう」
その考えは、甘かった…。(^^; -
修道院の門をくぐります。
マウルブロンの修道院群 史跡・遺跡
-
すぐ左手に薬局。
右手には、本屋さんがありました。
この辺りの道幅は狭いのですが、そこを抜けると、 -
イチオシ
ドーンと広い中庭が! 規模の大きさに圧倒されます。
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中庭に向かって、左手にある大きな木組みの家は、レストランを併設するホテル・クロスターシュミーデ(Klosterschmiede)。
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ベージュの建物は市庁舎。
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その奥にも、木組みの家が何棟か。
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広場右手の大きな建物は、かつての貯蔵庫。
現在は、コンサートなどの行われるホールのようです。 -
貯蔵庫の手前が、インフォメーションでした。
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インフォの中に、修道院のジオラマが展示されていました。
ふむふむ、全貌はこうなっているのね。 -
左:ホテル・クロスターシュミーデ、市庁舎など、奥の塔は魔女の塔
右上:貯蔵庫など
右下:修道院付属教会と奥の庭、右下はファウストの塔 -
見学のメインは、ここ、修道院付属教会ですね!
-
インフォでは、ワインも売られていました。
-
この旅行は、目まぐるしく天気が変わることが多く、この日もそんな1日。
外に出ると、青空が広がっていました!
中庭に面した建物は、警察署。
木組みの銀行、木組みのスーパーは見たことありますが、警察署は初めてです。 -
日本語オーディオガイドを借りて、見学開始!
オーディオガイドを借りると10ユーロ。入場のみだったら7.5ユーロ。 -
貯蔵庫の奥の建物に、ブドウの蔓。
葉が少し色づいていました。秋ですね~。 -
教会前から、貯蔵庫方向。
中庭の奥に見える木組みの家は、門を入って左手にあったホテル・クロスターシュミーデです。 -
イチオシ
では、教会を見学しましょう!
1147年に設立され、付属教会は1178年、シュパイアー司教により献堂されました。
戒律を重んじるシトー会は、アルザスの修道院が俗世に染まりつつあったことから、マウルブロンに移って来たとのこと。 -
イチオシ
教会の玄関ホール”パラディース(パラダイス)”の門。
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アーチが美しいパラディースは、初期ゴシックの傑作と呼べる建築作品だそうです。
中央の扉の両脇に、小さい扉がありました。 -
パラディースを抜け、セラリウムの扉の前を通って、入場。
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教会の見取り図
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まずは、地下貯蔵室を見学。
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続いて、コンサートが行われたりする平修道士の食堂へ。
ムムッ、平修道士”ってナニ?
シトー派は、読み書き、ラテン語ができる修道士と、肉体労働を受け持つ”平修道士”に身分が分かれていたそうです。
なるほどー、お祈りだけでは食べていけないものねー。
修道士と、肉体労働をする平修道士では、食事の内容も違ったそうですが、肉は禁止。
それで、肉を隠すのに”マウルタッシェン”という料理が生まれました。
パスタ生地の中にひき肉、ホウレンソウ、タマネギなどを詰めた、ドイツ版のギョウザといった感じかな。 -
イチオシ
教会の中庭
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中庭を囲む回廊
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回廊から、中庭越しに見えるのは泉の小屋
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回廊を進み、
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教会に入ります。 かなり薄暗い…。
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キリスト像
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質素を重んじるシトー会の修道院は、ステンドグラスもシック。
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脇の通路を通って、祭壇の奥の聖歌隊席へと向かいます。
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聖歌隊席、席は折り畳みになっていました。
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修道士たちは、1日7~8回、お祈りをしたそうで、夜中にもお祈りの時間があったとのこと。
そのため、疲れている時には腰かけることもあったそうです。 -
聖歌隊席奥の教会後陣
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左の像は、マウルブロンのマドンナ
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これも椅子?
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うっすらと壁画残っていました。
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天井にも。
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通路上部の壁画は、比較的新しそう。
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壁の彫像。
ほかの部分の状態から推測するに、顔は削られたのでしょうね。 -
イチオシ
回廊に出ます。
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教会に入る前は青空が広がっていたのに、土砂降りの雨になっていました…。
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回廊から中庭
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談話室
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談話室前の庭。
木々の奥に、白っぽい建物があるのがわかるでしょうか?
あれが、ファウストの塔。
ゲーテの代表作に出てくる、あの”ファウスト”です。
なぜ、この修道院にそんな塔が…? -
談話室から、教会の尖塔
-
天井の低い、この薄暗い場所は、暖房室。
寒い修道院の中で、唯一の暖かい場所だったとのこと。 -
イチオシ
修道院のパンフレットの表紙にもなっている泉
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修道士の食堂
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振り返ると、回廊の突き当りに階段があるのに気づきました。
-
階段の奥は…? 扉が閉まっていました、残念!
-
別の場所にも階段。
上ってみると…、少し広い場所があり、教会堂の尖塔を望むことができました。 -
イチオシ
教会から外に出る頃には、雨は小降りになっていました。
正面の建物は、かつての貯蔵庫。 -
警察署前の木組みの家はレストランのようで、見学を終えた家族連れが入っていきます。
時刻は13時半。ここで、ランチもいいな。 -
見学は、あと少しで終わります。そしたら、ランチにしよう。
-
警察署奥の木組みの家。 宿泊施設になっているようでした。
-
楽器を持った子供たちが入っていた右手の建物の奥の塔は、魔女の塔。
これもまた、なぜ修道院に魔女の塔…? -
階段があります。昇ってみよう!
-
城壁に出ることができました!
魔女の塔がよく見えます。 -
イチオシ
城壁の外は、空濠になっていました。
この城壁の向こうは中世。なんだか不思議な気持ちになります。 -
城壁沿いに行くと、ティーファーゼーという湖があり、修道士たちはそこで魚を捕ったとのこと。
-
イチオシ
橋を渡って、また中世へ。
でも、そろそろ現代に戻りましょう。 -
オーディオガイドを返しに、インフォメーションに向かいました。
「マウルタッシェンを食べたいのですが」と聞いてみると、チラッと時計を見て、修道院を出た所にクロスターカフェ・マウルブロンがあると教えてくれました。
13時半を過ぎ、修道院内のレストランは、ラストオーダーの時間を過ぎてたのかもしれません。 -
門を出た道の向かいに、カフェはありました。
-
ランチを食べたいと英語で言ってみましたが、カフェのご主人はドイツ語オンリー。
えーと、ドイツ語でランチは…。
マウルタッシェンのスープをどうにか注文。
ワインになる途中のフェダーヴァイサー(この店ではノイアーヴァイン)もありました。
しかも、赤!
ショーケースにケーキが並ぶ店でしたので、ケーキを追加注文。
「食後に」と言ったつもりが、先に来てしまいました。(笑) -
修道士が肉を隠すのに考案した料理、マウルタッシェン。
何度か食べていますが、どうも、期待を裏切られる。今回もまた…。
スープが美味しかったので、ヨシとしましょう。
ご飯を食べながら、バスの時間を確認すると、次のバスは14:25。
それ以降の時間をチェックしてこなかったので、急きょ、ランチを切り上げてバスに乗ることにしました。
バタバタとお会計して、ケーキは包んでもらって。 -
ノイアーヴァインを呑んでいるので、走るのは禁物。
速足でバス停に向かい、どうにか間に合いました。
時間を気にせず観光して、急にバタバタ、多すぎるよね…。(--;
これからは、もっと計画的にしよう!心に誓う。 -
30分ほどで、ブレッテンのバスターミナルに到着。
-
15:02のS4で、カールスルーエに戻ります。
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-
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この旅行記へのコメント (6)
-
- dankeさん 2018/01/24 00:04:18
- なるほど
- ぶどう畑さん、
旅行記をいつも楽しませて頂いています。
ヘッセの車輪の下、日本語訳を大学時代の課題で読みましたが、当時の私には理解不能でした。でも今よんだらきっと違う受け止め方をするのでしょうね。
今はスマホの普及で、時刻表などがバス停に貼られることが前より少なくなりましたが、善し悪しですね。。
-
- コットングラスさん 2018/01/06 20:13:59
- こんばんは
- ぶどう畑さん
マウルブロン旅行記、ここまで詳細に説明され、大変楽しく拝見させていただきありがとうございました。
私がここへ行ったのは2012年(旅行記2012年ドイツの旅【7】世界遺産マウルブロンの修道院群)でした。
ぶどう畑さんとは全く違うルートの行き方でしたが、ミュールアッカーからの
バス便は一緒です。
大変不便な所だけに行けたことが本当にうれしくバス停を下りて歩き初め、見えてきた建物に「修道院に違いない!」は同じ思いでした。
この年の旅行ではここに結構重きを置いていたので、行きの飛行機の中で
ヘルマンヘッセの「車輪の下」を読みながら思いをはせていたこともあり
実際にその場(噴水など)を見ると感動を覚えたことを思い起こします。
ドイツの数ある世界遺産の中でも特別なものとなりました。
バス停の写真も懐かしく思い出しました。
コットングラス
- ぶどう畑さん からの返信 2018/01/06 21:06:09
- RE: こんばんは
- コットングラスさん
ぶどう畑です。
今年もどうぞよろしくお願いします!
さて、コメントをありがとうございました!
コットングラスさんも、マウルブロンにいらっしゃったのですね。
そう、マウルブロンは、ちょっと行きにくい…。
今回、ようやく訪れることができました。
修道院に日本語のオーディオガイドがあって、助かりました。(^^)
おかげで、ヒラ修道士のことも知ることができましたし、興味深かったです。
『車輪の下』を読まれたとのこと。
私も読んでみなければ。
コットングラスさんは、今年もチロルでハイキングでしょうか。
山の景色は、本当に心あらわれますよね。
9月に行ったアッペンツェルもよかったので、機会があればぜひ!
そうそうこの旅行、実は、「クリュンで牛下しを見たいなぁ」から始まりました。
でも、同じ日程でウルネッシュで行われることがわかって、方向転換した次第です。
ちょこっとですが、エッシャーという小屋までハイキングしました。
ロープウェイ乗り場から、片道たった20分でしたけど、帰りがずっと上りで、ゼーゼーしちゃいました。(笑)
-
- aoitomoさん 2018/01/03 19:34:21
- 明けましておめでとうございます。
- ぶどう畑さん
明けましておめでとうございます。
『マウルブロン修道院』
ここは日本語オーディオガイドがあるのですね。
あると本当に助かります。
修道士も、肉体系と頭脳系があるのには驚きました。
修道院生活で肉が食べられないというのも、何となく想像はつきますが、一方でマウルタッシェンとして食べていたというエピソードも面白いです。
その『マウルタッシェン』の入ったスープもコンプリートできて良かったのでは。
噂によると修道士もワインは普通に飲めたとか。
ヘルマン・ヘッセの小説『車輪の下』も読んでみたくなります。
それより『魔女の塔』気になりますね。
中世では大変なことが行われていた場所だけに。
本年もよろしくお願いします
aoitomo
- ぶどう畑さん からの返信 2018/01/04 09:58:58
- Re: 明けましておめでとうございます。
- aoitomoさん
ぶどう畑です。
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします!
マウルブロン、日本語オーディオガイドのおかげ様々です。
私も、肉体系の修道士と、頭脳系の修道士がいるのは初めて知ったので、驚きました!
自給自足の生活をするために、畑仕事もして、お祈りもして大変だなぁと思っていたのですが、アレレ。(笑)
日本のお坊さん(はお酒はダメ
- ぶどう畑さん からの返信 2018/01/04 10:06:16
- Re: 明けましておめでとうございます。
- スミマセン、途中で送信されてしまいました…。
日本では、宗派によってお酒はダメという所もあるようですが、ワインは「キリストの血」なので、OKなんですかね…。
ヘッセは、神童だったようですが、マウルブロン修道院の神学校に通っている時に、精神を病んで、逃げ出してしまったようなのですよね。
『車輪の下』は読んだことがないので、読んでみなくてはと思っているところです。
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