ドイツ・ワイン街道☆ランダウはハーブストマルクト♪観覧車でお尻ゾワゾワ…　秋の風物詩ドイツ・スイスの旅2-3

2017/09/10 - 2017/09/10

2017年9月10日（日）

旅の2日目は盛りだくさん！
フランクフルトを発ち、カールスルーエのホテル荷物を預けて、ドイツ・ワイン街道巡りに出かけました。

まず、小さな村”グライスツェレン”のワイン祭りを楽しんだ後、路線バスでワイン街道を北上。

アルザス・ワイン街道に負けず劣らず魅力的な景色に、大・大・大満足しながら、やって来たのはランダウという街。
そこで開催されていたのは、ハーブスト・マルクト（Harbst Markt）でした。

遊園地ができて、にぎやか、にぎやか。
よーし、観覧車に乗るぞー！

（旅行期間：2017年9月9日～9月20日）

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

マスカット・ワインの村、グライスツェレン（Gleiszellen）から、540番のバスで次なる目的地、ランダウ（Landau）に向かいます。
おっ、運転手さん、イケメ～ン！（☆o☆）

一応、オンラインで買ったターゲスカルテのQRコードを見せました。
判断つかないよね…と思いながら。（笑）

走り出してすぐ、丘に上にお城が！
ランデック城（Burg Landeck）と思われます。

アルザス・ワイン街道の代表的な景色の1つは、広がるブドウ畑と点在するお城ですが、ドイツ・ワイン街道でも、同じような景色を見ることができるとは思わなかった。ひとり感激！（^-^）

クリンゲンミュンスター（Klingenmünster）という村に差し掛かりました。
道が細く、駐車している車をよけながら、バスは走っていきます。

細い路地、木組みの家が並ぶ村の様子は、アルザスと同じ。
いいね、いいね！

アルザスは、ドイツだったり、フランスだったりした地域。
ワイン街道として有名なのはアルザスだけど、本家本元はコチラなのかもしれませんね。

村を抜けると、またブドウ畑の道が続いています。
その向こうに見える城は、先ほどのランデック城のようです。

見渡す限りのブドウ畑！
ドイツ・ワイン街道、こんなに素敵な所なのに、メジャーではないのはナゼかしら？？？
アルザスよりバスの便はあるし、アクセスいいのになぁ。

先ほどの集落とは雰囲気が異なる所でバスが停まりました。
奥に見える、ホテルのような建物は、プファルツクリニック・ランデック（Pfalzklinik Landeck）。精神病院らしい。

再び、ブドウ畑が広がります。
天気に恵まれ、ドイツ・ワイン街道の景色、最高！

次なる村は、ゲックリンゲン（Göcklingen）。
この村も雰囲気あります！

ブドウ畑を抜けて、ホイヒェルハイム（Heuchelheim）へ。

ホイヒェルハイム、散策したーい！

別ルートを行く541番のバスは、こんな村々を通って行くのだろうか？
いつか乗ってみたい。

やがて、ブドウ畑から、建物のある景色に変わり、ランダウの街に入りました。
由緒ありそうな建物も現れます。

2つの尖塔を持つ教会も。

道の先に観覧車が見えてきて、「ワイン祭りの会場かな…？」と思っていると、後ろから声がします。
グライスツェレンのバス停で会話したオジサマが、「ここで降りなさい」と教えてくれていたのです。
お礼を言って、バスを降りました。

Herzlich Willkommen、ようこそ、いらっしゃい。
いらっしゃいましたよ～♪
クリスマス市みたいだな。たくさんの屋台にウキウキ。

あれ、Herbst Markt？　直訳すると秋市。
ワイン祭りではなかったけれど、にぎやかなのもいいよね♪

採れたてキノコ、惹かれます～。

屋台で買った物を食べたり、飲んだりできるスペースがありました。
ノドが渇いたので、屋台でガス入りの水を買って、ひと休み。

アトラクション、楽しそう！

子どもたち、いっぱしのライダー、ドライバー気取りです。（^-^）

サーカス？　中はどうなっているんだろう？

子どもだけでなく、大人も楽しんでまーす。

かくいうワタクシも、観覧車に乗るぞー！

えぇっ、ワンちゃんからチケットを買う…？（@｡@）

チケット売り場のオネエサンが、ブースの中に犬を連れ込んでいた。
日本じゃあり得な～い！

では、出発進行！

グングン高度はあがり、

遊園地の乗り物が小さくなっていきます。

マルクトを俯瞰。

高くなるにつれ、箱型でない観覧車って、結構、怖いことに気づく…。
お尻がゾワゾワしますぅ。（*~*）

カバンを座席に置いていましたが、乗り降りする箇所には囲いもありません。万が一落としたら、とんでもないことに…。
下に置き、足で挟みました。

あっ、バスから見えた教会だ！

風力発電機がたくさん！

おやぁ、山間に見えるのは…、お城？

マーデン城（Madenburg）でしょうか。
なんだか、おとぎ話の城みたい。　ワクワクします！

あの集落はどこかな～？

バスで通ってきた道、向こうから来たんだね。

白いテントの一角が見えてきました。

テーブルが出ている。フェダーヴァイサーを飲めるといいな。
後で行ってみよう！

塔のある建物は Nordringschule、学校のようです。

観覧車は何周もしました。7、8周はしたと思います。
コーヒーカップのように真ん中にハンドルがあって、それで向きを変えられるので、いろいろな方向の景色を楽しむことができました！

上からの眺めを存分に楽しんで、15時半過ぎ、観覧車から降りました。

降りてすぐ、美味しそうな物、発見！　食べてみよう。

クリスマス市で食べたダンプフヌーデルンは、中身ナシの中華まんって感じでしたが、ココのは別物。
真ん丸のパン生地を、油で揚げるのかな。

パンが、めっちゃ熱い！
それを、カスタードソース、もしくは、ワインソースをつけて食べます。
食感がモッチモチで、美味し～い！

生地が塩辛いので、ソースをたっぷりつけたいところですが、ワインソースにしたら、アルコール度、かなり高し！
カスタードソースにすればよかった…。（>_<）

観覧車から見えた、白いテントの一角に行ってみると…。
ワインを置く店が並んでいます！
フェダーヴァイサーを探したものの、残念ながら見つからず…。

フェダーヴァイサーは場所によって名前がかわり、ノイアーヴァイン（Neuer Wein）と呼ばれる場合もあります。
もしかしたら、見落としていたかも？

釣り鐘型のお菓子はナニ？
結構、大きいよね。一個だけでも、食べごたえありそう。

薪で焼いたパン、美味しいだろうなぁ。

時刻は、16時。
今日の行程、ランダウで打ち止めにしようか、それとも、ノイシュタットまで足を伸ばそうか…。
迷いながら、ハーブスト・マルクトを後にしました。

先ほどの停留所から、バスで駅に行く方法もありましたが、ランダウには別の見どころがありそうなのです。
ハーブスト・マルクトから帰る人たちが向かうほうに歩いて行くと、素敵な路地が！

駅の方向はさっぱりわかりませんが、とりあえず路地を進むと、

ほどなく、広場に出ました。

馬に乗る銅像の方は…？
台座に刻まれていた文字は、なんと、ルイトポルト・フォン・バヤーン（Luitpold von Bayern）！

ルートヴィヒ二世の叔父にあたり、バイエルン王国の摂政を務めた人の銅像が、なぜ、ランダウに？

広場の一角のレストランも”ルイトポルト”。
ルイトポルトさん、ランダウに所縁があるのでしょうね、きっと。

ランダウの市庁舎。
ココに観光局が入っているようですが、日曜日でお休み。

広場に面して建つ薬局、アドラー・アポテーク（Adler-Apotheke）、素敵な建物です。

市庁舎広場（Rathausplatz）を後にします。

とりあえず、クロン通りを行ってみると、水路がありました。
なかなか、いいね！

水路を過ぎた少し先で、大きな教会がある道にぶつかります。

クロン通りを右折して、教会の脇を進み、正面へ。

塔の前の銅像は、マルティン・ルター。
こんな所でお会いできるとは！

そんな偶然は嬉しかったものの、教会前の通りの先は、ルイトポルト像のある市庁舎広場。
アドラー・アポテークの脇を進めば教会に来れたのに、遠回りをしていました。

駅はどっちー？？？
地図のプリントアウトを持ってはいても、自分が居る場所がわからない…。（T_T）

観光客と思われるオバサマ4人連れに声をかけ、駅の方向を教えていただきました。

どうにか、駅近くの池まで来ました。ホッ。

池の近くにあった地図。
ランダウ、かつては城壁に囲まれていたのでしょうか。

そうそう、”ドイツ門（Deutsches Tor）”というバス停もありました。
「行ってみたい」なんて思っていたのですが、駅に行くのすら一苦労で、それどころではなかった。（笑）

16：40、ようやく、駅が見えてきました。

ノイシュタットまで、10~20分程度。
この機を逃したら、またいつ行けるやら…。やっぱり、足を伸ばそう！