初めてのヨーロッパの記憶

1972/07/28 - 1972/08/17

先日実家に帰った時に古いアルバムを数冊持ってきました。実家は近々取り壊し予定なのです。
もうフィルムもない写真。はがすこともできない。色あせていています。
せめていくらかの思い出を書き残します。

行ったのは高校1年の時。恵まれていました。
高校生くらいを対象にしたヨーロッパを巡りスイスのインターナショナルスクールに2種間ほど滞在するツアー。

アンカレッジ経由でローマの当時のレオナルド・ダ・ビンチ空港の到着。ローマで2泊くらいして型どおりのコロッセオなどの観光。

バスでフィレンツェに移動。ここでも1泊だったか・・。市内観光。
ミラノにバスで移動。市内観光とピサ観光。ここのホテルではじめてのオートロックのドアで注意されたけどうっかり鍵を持たずに出てしまい開けてもらう羽目にあいました。

ミラノの駅から列車でスイスへ。美しい赤い花を窓際に植えたかわいい家は日本で見たことがないもので魅了されました。

到着したのは、インターナショナルスクールがあるザンクトガレン。
スクールの寮に滞在し、英語の授業‥と言っても英語の名前を書いたり、遠足に出かけたりという具合。
学校には仲間の日本人のほか欧米からの同年齢の子供たちがいました。ニヒルなアメリカ人男性、かわいいフランス人の兄弟、何か国語も話せるオランダ人の男の子などが印象に残っている。帰国後しばらくはアメリカ人やフランス兄弟と文通していました。
8月1日はスイスのナショナルホリデーでアッペンツェルに遠足。その日のディナーには板に乗ったチーズとジャガイモが出ました。プロセスチーズしか食べたことがなかったので、カビがついていたり、穴が開いたりする臭いが強いナチュラルチーズはほとんど食べられませんでした。

楽しいスイス滞在の後は、ルクセンブルク、ドイツ（ハイデルベルク）、パリ、ロンドンに寄り、帰国しました。

パリのホテルでは廊下で出会った従業員の男に手を取られ甲にキスされてヨーロッパとはこういうところなのかとびっくり。
細かいことはもう忘れてしまいましたが、ヨーロッパと日本との時間の過ぎるペースの違いが大好きになり、いい経験になりました。

フィレンツェやミラノの写真もありましたが、今とそう変わっておらず、写真は色あせているのであえてアップしませんでした。

日にちを入れないとアップできないのですが、覚えているはずはなく、適当な日にちを入れています。あしからずご了承ください。

エリア ザンクトガレン(スイス)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

8月1日はスイスのナショナルホリデーでアッペンツェルに遠足。その日のディナーには板に乗ったチーズとジャガイモが出ました。プロセスチーズしか食べたことがなかったので、カビがついていたり、穴が開いたりする臭いが強いナチュラルチーズはほとんど食べられませんでした。