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2017年9月18日(月)<br /><br />旅の10日目、明日は帰国となったこの日の午前、マインツから約1時間ほどのイダーオーバーシュタインに足を伸ばしました。<br /><br />かつて、宝石が豊富に産出された街で、鉱山の見学もできるようです。<br />が、ここに来たかった一番の理由は、崖にはまり込むように建てられた「岩盤教会」。<br />土産物屋が並ぶ路地を進むと、崖の中腹に教会が見えてきました!<br /><br />中はどうなっているのでしょう? 興味津々です。<br /><br />(旅行期間:2017年9月9日~9月20日)

これが見たかった!悲しい伝説の岩盤教会 in イダーオーバーシュタイン 秋の風物詩ドイツ・スイスの旅10-1

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2017/09/18 - 2017/09/18

18位(同エリア257件中)

ぶどう畑

ぶどう畑さん

2017年9月18日(月)

旅の10日目、明日は帰国となったこの日の午前、マインツから約1時間ほどのイダーオーバーシュタインに足を伸ばしました。

かつて、宝石が豊富に産出された街で、鉱山の見学もできるようです。
が、ここに来たかった一番の理由は、崖にはまり込むように建てられた「岩盤教会」。
土産物屋が並ぶ路地を進むと、崖の中腹に教会が見えてきました!

中はどうなっているのでしょう? 興味津々です。

(旅行期間:2017年9月9日~9月20日)

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 7時、起床。<br />朝焼けに、大聖堂のシルエットが浮かび上がります。

    7時、起床。
    朝焼けに、大聖堂のシルエットが浮かび上がります。

  • 朝の通勤時間帯、窓の下の道は渋滞していました。

    朝の通勤時間帯、窓の下の道は渋滞していました。

  • 部屋でご飯を済ませ、マインツ駅へ。<br />(これが裏駅口)

    部屋でご飯を済ませ、マインツ駅へ。
    (これが裏駅口)

    マインツ中央駅

  • 9:01のザールブリュッケン行きは、

    9:01のザールブリュッケン行きは、

  • 10分以上遅れてやってきました。<br />青い車両です!<br />旅の初めに、ドイツ・ワイン街道を巡った時、ランダウ駅で見かけたことを思い出します。<br />ドイツ国鉄といえば”赤い車両”の時代は終わったのかもしれませんね。

    10分以上遅れてやってきました。
    青い車両です!
    旅の初めに、ドイツ・ワイン街道を巡った時、ランダウ駅で見かけたことを思い出します。
    ドイツ国鉄といえば”赤い車両”の時代は終わったのかもしれませんね。

  • 30分ほどすると、景色はゴツゴツした岩山に変わります。

    30分ほどすると、景色はゴツゴツした岩山に変わります。

  • ナーエ川の先に、変わった形の岩山が。

    ナーエ川の先に、変わった形の岩山が。

  • ほどなく、バート・ミュンスター・アム・シュタイン(Bad Münster am Stein)に到着。

    ほどなく、バート・ミュンスター・アム・シュタイン(Bad Münster am Stein)に到着。

  • ホームから、先ほどの変わった形の岩山、ライングラフェンシュタイン(Rheingrafenstein)を望むことができました。

    ホームから、先ほどの変わった形の岩山、ライングラフェンシュタイン(Rheingrafenstein)を望むことができました。

  • ブドウ畑も現れます。

    ブドウ畑も現れます。

  • この辺りはニーダーハウゼン(Niederhausen)。<br />ワイナリーの表示があったり。

    この辺りはニーダーハウゼン(Niederhausen)。
    ワイナリーの表示があったり。

  • ブドウ畑と塔、いいね、いいね!

    ブドウ畑と塔、いいね、いいね!

  • 無骨な岩山の裾野にもブドウ畑。

    無骨な岩山の裾野にもブドウ畑。

  • マインツから約1時間、崖にはまり込むように、白っぽい建物が現れました。<br />あれは、もしかして…。<br />思ったとおり、岩窟教会(Felsenkirche)でした!<br />この教会が見たくて、イダーオーバーシュタインにやって来たのです。

    マインツから約1時間、崖にはまり込むように、白っぽい建物が現れました。
    あれは、もしかして…。
    思ったとおり、岩窟教会(Felsenkirche)でした!
    この教会が見たくて、イダーオーバーシュタインにやって来たのです。

  • 岩盤教会の左斜め上にはお城!<br />オーバーシュタイン城(Schloß Oberstein)のようです。

    岩盤教会の左斜め上にはお城!
    オーバーシュタイン城(Schloß Oberstein)のようです。

  • イダーオーバーシュタインに到着。

    イダーオーバーシュタインに到着。

  • 10時半、駅を出発!

    10時半、駅を出発!

  • 駅前広場からも、岩盤教会とオーバーシュタイン城が見えました。<br />ワクワクします~。(^^)

    駅前広場からも、岩盤教会とオーバーシュタイン城が見えました。
    ワクワクします~。(^^)

  • 少し下り坂のハウプト通りを進むと、

    少し下り坂のハウプト通りを進むと、

  • 道の先に岩盤教会が見えてきました。<br />テンション、一気にあがる!

    イチオシ

    道の先に岩盤教会が見えてきました。
    テンション、一気にあがる!

  • 道の両側の店先には、カラフルな石で作られたウィンド・チャイムやら、色とりどりの鉱石のペンダントやら。<br /><br />イダーオーバーシュタインでは、メノウやアメジストなど、宝石が豊富に産出されました。<br />現在、商業目的の採掘は行われていませんが、培われてきた高度な研磨技術は世界的に有名なのだそうです。

    道の両側の店先には、カラフルな石で作られたウィンド・チャイムやら、色とりどりの鉱石のペンダントやら。

    イダーオーバーシュタインでは、メノウやアメジストなど、宝石が豊富に産出されました。
    現在、商業目的の採掘は行われていませんが、培われてきた高度な研磨技術は世界的に有名なのだそうです。

  • ちょっとした広場があり、

    イチオシ

    ちょっとした広場があり、

  • 周りには、木組みのレストランやホテルやら。<br />地図を入手しようと、その一角にあった観光局へ。<br />月曜は、城は休館と教えてもらいました。そうだったか…。

    周りには、木組みのレストランやホテルやら。
    地図を入手しようと、その一角にあった観光局へ。
    月曜は、城は休館と教えてもらいました。そうだったか…。

  • この階段が、岩盤教会への上り口。

    この階段が、岩盤教会への上り口。

  • 見学時間<br />・3月15日~10月31日 10時~18時<br />・11月1日~15日 11時~16時<br />・11月16日~3月14日 クローズド

    見学時間
    ・3月15日~10月31日 10時~18時
    ・11月1日~15日 11時~16時
    ・11月16日~3月14日 クローズド

  • 階段をひたすら上ります。

    階段をひたすら上ります。

  • おぉ、崖に教会がはまりこんでいる~!<br />でも、ここからは入れず…。

    おぉ、崖に教会がはまりこんでいる~!
    でも、ここからは入れず…。

  • 少し先のトンネルが入口でした。

    少し先のトンネルが入口でした。

  • オーバーシュタイン城へは、さらに山道を上らなければならないようです。<br />そうですよね、教会の上にありますものね。

    オーバーシュタイン城へは、さらに山道を上らなければならないようです。
    そうですよね、教会の上にありますものね。

  • 1980~1981年に造られたトンネルの中も階段。

    イチオシ

    1980~1981年に造られたトンネルの中も階段。

  • 見学料 2ユーロを払って、教会内へ。<br /><br />岩盤教会は、1482~1484年、Wirich 4世によって建てられたもの。<br />ここには、悲しい伝説がありました。

    イチオシ

    地図を見る

    見学料 2ユーロを払って、教会内へ。

    岩盤教会は、1482~1484年、Wirich 4世によって建てられたもの。
    ここには、悲しい伝説がありました。

    岩盤教会 寺院・教会

    崖にはまりこむように建てられた教会 by ぶどう畑さん
  • 11世紀半ば、Wyrich と Emich の2人の兄弟が、ボッセルシュタイン城(Burgruine Bosselstein)に住んでいました。<br />城はこの教会のちょうど上で、今は廃墟になっています。<br /><br />2人は Bertha という女性を愛していました。<br />ある日、Wyrich は、弟の Emich と Bertha が愛し合っていることを知り、弟を城の窓から投げ落として、殺してしまいました。<br /><br />罪悪感にさいなまれた Wyrich は、償いとして、弟が落ちた所に自分の手でチャペルを建てました。<br /><br />そして、チャペルが完成した時に自殺してしまうのです。<br />なんだか悲壮な話です。

    11世紀半ば、Wyrich と Emich の2人の兄弟が、ボッセルシュタイン城(Burgruine Bosselstein)に住んでいました。
    城はこの教会のちょうど上で、今は廃墟になっています。

    2人は Bertha という女性を愛していました。
    ある日、Wyrich は、弟の Emich と Bertha が愛し合っていることを知り、弟を城の窓から投げ落として、殺してしまいました。

    罪悪感にさいなまれた Wyrich は、償いとして、弟が落ちた所に自分の手でチャペルを建てました。

    そして、チャペルが完成した時に自殺してしまうのです。
    なんだか悲壮な話です。

  • 伝説のことは、旅行記を書くにあたり、何年にできたのかな?誰が建てたのかな?とググっているうちに知りました。<br /><br />こういうことはままあって、旅行記のおかげで、知識の幅がさらに広がってます。ありがたいことです。(^^)

    イチオシ

    伝説のことは、旅行記を書くにあたり、何年にできたのかな?誰が建てたのかな?とググっているうちに知りました。

    こういうことはままあって、旅行記のおかげで、知識の幅がさらに広がってます。ありがたいことです。(^^)

  • メノウでできた十字架。<br />さすが宝石の街、額に入っている飾りにも、石が使われています。

    メノウでできた十字架。
    さすが宝石の街、額に入っている飾りにも、石が使われています。

  • あら、可愛いらしいハトのステンドグラス。<br />と思って、よくよく見たら、ワシでした。(^^;

    あら、可愛いらしいハトのステンドグラス。
    と思って、よくよく見たら、ワシでした。(^^;

  • 鎧姿の騎士のレリーフの脇の階段を上ると、

    鎧姿の騎士のレリーフの脇の階段を上ると、

  • パイプオルガンの脇から、教会を見下ろすことができました。<br />祭壇側は、崖がむき出しなのがよくわかります。

    パイプオルガンの脇から、教会を見下ろすことができました。
    祭壇側は、崖がむき出しなのがよくわかります。

  • この方、もしかして、弟を投げ落とした Wyrich さん?

    この方、もしかして、弟を投げ落とした Wyrich さん?

  • 階段はさらに上へと続きます。

    階段はさらに上へと続きます。

  • ちょうど11時の鐘が鳴り始め、大きな音にビックリ!

    ちょうど11時の鐘が鳴り始め、大きな音にビックリ!

  • 階段を登りきると、展望台に出ました。

    階段を登りきると、展望台に出ました。

  • 眼下にイダーオーバーシュタインの街が広がっています。

    眼下にイダーオーバーシュタインの街が広がっています。

  • 目を転じれば、教会の塔。

    目を転じれば、教会の塔。

  • 教会を見納めて、

    教会を見納めて、

  • 階段をくだる途中、歩いてきたハウプト通りを見下ろせる場所がありました。<br /><br />観光局の近くに、鉱石博物館があるようです。<br />行ってみましょう!

    階段をくだる途中、歩いてきたハウプト通りを見下ろせる場所がありました。

    観光局の近くに、鉱石博物館があるようです。
    行ってみましょう!

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