2013年中国新疆放浪記048・敦煌散策…その02・雨上がりの敦煌市を散歩して♪

2013/09/17 - 2013/09/17

17日の続きです。

旅に出て10日目。漸く敦煌に到着し、ｻｱは根を伸ばそうか…と思って居たら、予期せぬハプニングに見舞われたこま一行。
画家爺ぃさんにも連絡して、みんなで病院へ詰めかけました。

ご本人さんが取り敢えず回復に向かっていると言うので、治療後ホテルへ送り届けたあと、こまたち3人は夕食の時間までの空いた時間を、碧偉さんのアテンドで、勝手知ったる他人の町の敦煌市内散歩に充てる事にしました。
画家爺ぃさんと黄小姐は、郭さんとこで絵の実演を始めたとか…

何れにせよ、幸い雨も上がって呉れたので助かりましたね。

エリア 敦煌(中国)

敦煌の中心に建てられているのが、この「反弾琵琶飛天像」。

ホテルからかなり近いところにあります。

そこから陽関東路を真東へ少し歩きます。

クリスマスの飾りのような物がぶら下がってる…

商業一条街、俗称敦煌夜市の北側に有る楼門型の歩道橋。

この上からの撮影が、結構見栄えがします。

お、新しい広告マシンやんか！

こんな感じ。
望遠で撮っているので、鳴沙山が高く見えますね。

通りの様子。

通りの様子。

2006年に出来た固定式ブース。

ナッツ売り場にまで浸透していました。

反対側の様子。
この先に司馬義さんの家も有ります。

その、司馬義さんのお店では、店員さんによる開店準備が。
こまたちはこの人初めてです。

抓飯（ポロ）の仕込み中。

2010年に来た時は、「敦煌小吃広場」って名前が懸かっていましたが…

次男坊と記念撮影。

このビルも四面を囲むように仕上げられていました。
そこにはなんと、幾つかホテルも入ってました。

あ、広角で撮ってるので近寄らないでぇ〜(汗

司馬義のおっちゃん、お腹が毎回ボテってるよ。

お店の椅子がバージョンアップしてますね。

ちょっとせこさが否めない飛天像。

ちょろちょろとお客さんも入ってきています。

キャバレー式の屋飲み屋。
女性が付くので、キャバレーって事ですよね。

ホテルを見てきたのですが・・・
どうせなら最低でも敦煌賓館クラスがエエです。

さっきの雨は何処へやら…

御飯の準備。

珍しそうに集まる観光客達。
初めて来た時、こま達もそうでしたね。

効果的にパチリ！

阿不代さんもご出勤。

さて、御飯を入れましょうかね。

その前に、出汁の出具合をチェック。

羊肉、かなり綺麗で新しいでしょ。
中国の沿岸地区では、滅多にお目に掛かれない代物です。

よいしょ、よいしょ。

お米が湿気ただけの状態で放り込みます。

混ぜ混ぜ。

この広場の管理組合の指示で、全店統一の椅子カバーを準備する司馬義さん。
なんやかんやと費用を取る口実になってる…ってぼやいてました。

陽関東路側の入口。
ここから広場に入って、右側が司馬義さんの店。

この楼門内にある両側の雑貨屋さんは、英英珈琲店長さんのご親戚がやってます。
以前は片方だけでしたが、現在は両面とも彼のお店でした。

そこから入ると、最初にお出迎えしてくれる蓮の花のモニュメント。

阿不代さんのおなか。

これは新疆バーガーの肉夾馍（ろーじゃぁもー）
ここのは結構いけますよ♪

西へ抜けると、食堂街に出られます。

以前仲良しになったおばちゃんの四川料理店が無くなっていました。
店はあるけど、店員さんが全部別人に！

何故かポロを頼んでくれていたので、それを戴いて一寸休憩。

食後の散歩で、商業一条街の夜市へ。

いわく因縁の新規開発エリア。

ん？

かわいいサンタおじいさん。

新しいエリアの、少し入り込んだところの骨董品屋に居ました。

こんなの、敦煌で売れるのかな？

いわくも因縁もなにもない。

さて、もっといわく因縁のある「藏宝齋」にやってきました。
王愛新の経営する奇石店です。

あ、居ました居ました！海坊主！

おっさん、相変わらず昼間から飲んでるなぁ〜(今はもう夜ですが、奥さんから聞きました)。

話によると、結構お店が繁盛してて、左うちわでいけてるんだとか…

隣のお土産店が無くなってて、自分の店の展示室にして居た海坊主おやじ。

硅化石のみならず、他の種類も増やしてる！

水晶の結晶原石。

奥さんとお孫さん。
娘さんが出産したそうです。

相変わらず、あくどい方法で仕入れているんでしょうね。

ウチで売ってやるからと言って、農民さんに集めさせたブツ(沙漠玫瑰や硅化石など)を、一旦せしめてしまうと中々支払いをしないあの戦法。
しびれを切らせた農民が、「店長、いくらでもエエから支払って下さいよ〜」と言ってくると、底値まで叩いた低価格を支払って、農民は渋々それを受けとって帰って行く。
あの方法で、よくもまあクチコミで援助者が来なくならないもんだなぁ。
田舎の農民は、ネットも何も出来ないしね・・・

石の愛好家用にコミュニティまで開いてる…

あ、あのイボイボ君もある！

珊瑚もあるね。

赤い硅化石！
まさか鶏血石!?

雨花石の大きなバージョンみたいな。

この部屋には、大きな硅化石が沢山有りますね。

新規で採掘してはいけない筈ですが…。

山みたい。

これは！

おおお、これは！
全部「硅化石」で、化石化した後に玉に変わるものもあるくらいなので、こんな変わった色のも有ります。

(沙漠玫瑰（沙漠の薔薇）。
砂の中で結晶しているのですが、その鉱物が何かは知りません。

浮かれてるおっさん。
いつか罰が当たるよ。

19時55分、そろそろ夜が近付いてきましたね。

その夜のバージョンは、次の旅行記でお届けします。