2013年中国新疆放浪記037・甘粛省張掖へ…の筈が｡｡｡

2013/09/15 - 2013/09/15

15日の続きです。

茶卡塩湖を出て、先ずは昼食を摂ったあと一路張掖へ向かう我々･･･
と思ったら、車はどうも西へ向かっている感覚。太陽が、こまが座って居る運転席サイド(中国は左ハンドル)にずっと見えているので、どう考えても北上はしていません。
次男坊が確認してみると、やはり違っていたようで、運チャンは「敦煌」へ向かうつもりで運転していました。

塩湖に来た段階で既に方角が真西でしたので、その時気付けば良かったのでしょうけど、こんな遠いところの塵を完璧に把握しているはずも無く、こんな情況になって仕舞いました。
青海湖から敦煌までは約550kmと東京−大阪間ほど有りますが、道は東名高速よりアウトなので、結構時間が掛かるでしょう。
ま、どっちから回っても良さそうなものですけど、敦煌はこま達の第二の故郷の一つなので、ロードの最後にゆっくりしたかったんですよね。
でも、結果的にはこの方向が良かった･･･となるんですが、詳しくは敦煌編でお伝えするとして(後7,8集ほど先)、敦煌へ向かうS20(2013)高速経由G3011号線の様子をお届けします。
ま、殆どがお日様方向の大空の景色かりなんですけどね･･･(汗

エリア 中国

塩湖散策を終えたら、丁度昼食タイムなので町で食事をする事にしました。

爺ぃと黄小姐は、散策せずに車に居ただけですが、お腹は空いているはずです。

こんな沢山のメニュー！
でも、出来るのは一品だけだと言う事でした･･･(XヘX;
他們連牛肉面也不能提供。其実老板他不想做那幺多。

拌面。
スパゲティートマトソースではありません。
でも、面ルーツが中国に有るそうなので、ピザ同様、西洋人がそのまま作れずに向こうで発展したのがスバゲティでしょう。
ピザは、西洋人が中国で食べた粉もんの煎餅を母国で再現したら、あんな風になっちゃったものが、具沢山にアレンジして定着したそうです。

完食♪
おかずすら無かったので、西寧市内のスーパーで買った胡瓜も戴きました。

表で牛の解体をしていました。

碧偉さんが話し掛けたら、写すなって言われたそうですが、、、

車の影から望遠で狙って居たので、、、

そんな事とは露知らず連写。

せえの〜･･･

バキ！
田舎では場所を選ばず。

次はどの子じゃ･･･？

田舎では熊も食事しています。

チャカの町並み。

手をモチーフにしたモニュメントが。

そこから直ぐに高速へ向かってS2013号線を走ります。

高速と言っても、自動車専用道って感じですね。

天気は、良くなりそうな素振りで居ながら中々晴れません。

田舎の景色は見飽きない方なんです。

薄く草が生えているだけの山肌。

緑色のガードレースが、高速道路ってことを意識させて呉れます。

長閑な景色のその先に･･･

トラック野郎が集まっていました。

開発でもして居るのでしょうか？

ん？

工場かな？
町があったので、油田都市のようになって居るようです。

燃料会社でした。

煙が綺麗。

煙突にも青海慶華媒化の文字。

結構な規模の町を形成。

煙が本当の空の雲に馴染んで行きます。

お！
山のてっぺんが雪化粧。

牛の居る農家。

雪山は続きます。

お！
西藏鉄道の線路が見えています。

S30号線と併走。

いつか乗ってみたいよ、あの列車の旅。

行き先が妙な感じって次男坊談。
運チャンに聞いてみると、、、

「ん？わし敦煌へ向かってるけど･･･」

「え！？張掖から嘉峪関経由で敦煌って言ったじゃん！」

「うそ！わしはこのコースだって言ったつもりだけど」

「もう〜･･･！！」

と言う感じで、青海湖の時点で行き違っていたことに、今やっと気がついたのでした。
でも、もうS2013号線を半分ほど来ているし、言っても仕方が無いのでこのまま敦煌行きにせざるを得ません。

鉄路が南手を走っているので、この先には尕海があります。

道路沿いの丸くなった草が真っ赤っか。

緑色のも有ります。

山並みの色も色々。

戈壁灘のような地形。

すると･･･

空が突然真っ青な空に変わってきました！

区切れ目が良く判る不思議な情況･･

尕海ゲート。
何だか突然眩しい！！

おおお！
55元も取るなんて、何て日だ！！

綺麗。
その下には尕海が広がっていますね。

標高が高いと空の青色がとても澄んでて良い感じ。

尕海と雲も一緒に走っている感じ。

向かう先には大きな山々が！
（標高3700弱の青山埡口が有る所）

この辺でちょとトイレ休憩。
トイレの近くには、どっさりタルチョの専用台が。

素敵なトイレも･･･(＠灬＠;;
先に来た方々のお土産付きです･･･(X灬X;;
余りに○○○なので隠しました･･･

トイレ外観。
新疆の、野っぱら探して･･･って言うモノよりはマシなのかも。

晴れて来たものの、遠くの景色は霞んでいます。

ん？
地面に赤い草が。

まるで唐辛子を敷き詰めている感じ。

そろそろ雲のショーも飽きてきた人も多いかも･･･

でも、この海西蒙古族藏族自治州を横切っている間の景色は、殆ど同じ感じなんですもん･･･

この辺りは高山なので、もう木々が紅葉し始めています。

ダイナミックな雲。

アーティスティックな雲。

並んで飛んでる可愛い雲。

みんな一緒に走ってる。

何となく、迫り来る宇宙戦艦のような雲。

･･･っと言う事で、もう少しこの青海省･海西蒙古族藏族自治州の横断風景をお届けした後、峡の宿泊地「大柴旦」と言う町に逗留します。
その様子は、次の旅行記でお届けします。