2013年中国新疆放浪記052・敦煌散策…その06・月牙泉でお月見～鳴沙駱駝隊【後編】

2013/09/18 - 2013/09/18

18日の続きです。

さて、鳴沙山へ向かった我らが鳴沙駱駝隊は、初めての本格的な沙漠に大感動している広東組を連れて、細かくてサラサラの砂の上を器用に歩く駱駝に乗ってドンドン進みます。
山頂の停駱駝場で、眺望を10分ほど楽しんだ後、日が陰り始めた鳴沙山を、一路月牙泉へ向けて進みます。

ではこの章では、鳴沙山を存分にご満喫下さい！

この駱駝、微笑んでるみたいで可愛いでしょ♪

エリア 敦煌(中国)

今日の駱駝隊は、結構な数のようです。

その隊列が、あっちこっちに行き来しているのに出会います。

初めて来た時、沙漠の独特な質感に感動しました。

敦煌は、直ぐ隣の新疆自治区にある塔克拉瑪干沙漠の東端から直ぐの所にあるのですが、このような本格的な沙漠エリアが3，4ヶ所点在しているんです。

気がつくと、我々の駱駝隊は他の駱駝隊と合流し、20頭ほどに繋がって歩いていました。
山間に差し掛かってきたところで黄小姐の持っていた月餅が危なっかしかったので、こまが預かる事にしました。
リュックに無理矢理詰め込んだら入っちゃいました♪

カーブに差し掛かりました。

この膨らみを迂回している感じです。

この膨らみを越えた所が、頂上へのスロープでした。

そこをＳ字になりながら登って行きます。

先頭がバラけてきました♪

影。

こまの乗っている駱駝君のコブ。

その後頭部。
その毛並みは、ふわふわって言うよりもゴワゴワですね。

最終尾根に差し掛かる駱駝隊と青空。

やっと自分の影も「影駱駝隊」に入れました♪

現地の写真屋さんたち。
カメラの人が、一頭ずつ撮影しています。
もう一人の人は、写真台紙のサンプルを旅客に見せていますが、日差しがすごすぎて良く見えなかったり･･･。
正面玄関の所に飾られているので、帰りに買うことが出来ます。
彼らは毎回全員分撮っているのですが、割に合うのか心配して仕舞います。
以前は1枚60元でしたが、今はお幾らなのでしょうね。
（今回、月見の後帰宅することで夜になって終ったので、既に撤収されてて見る機会が無かった）

月が無いけど月の沙漠みたいな。

戻って行く駱駝隊。

我らの20頭駱駝隊も、そろそろ最終尾根に差し掛かるところです。

尾根までもう少し♪

そうそう、こまの後が黄小姐。
実際は何十枚も写真を撮って上げました。

最終尾根を進みます。

お！こんな所にまでトイレが。
以前の何も無い大自然スタイルの方が好きでしたが、観光客の多い人気スポットなので、旅客センター然り、こうなってきたのでしょうね。

背景は敦煌の町方面の緑地帯。
別名『緑洲（オアシス）』と呼ばれる由縁ですね。

沙漠のトイレ♪
土嚢がズレて、トイレが崩れる気がしたり･･･。

到着〜♪

さっきの写真屋のように♪

駒ヶ崎に到着していたら、降りてキチンと撮れたのですが、横付けした瞬間に、駱駝の上から急いで撮りました。

黄小姐の方向は、残念ながら自分の影が懸かってしまって･･･

降ろして貰うのを待っていると、次男坊の駱駝君が、痒いのかどうか知りませんが、鼻をやたらと靴に擦り付けていました。
首が長いので手が届かないし･･･

あの上も行けます。
これまで何度か登っていますが、今回は体調不良者が多いので、駐駱駝場でのんびりする事にしました。

駐駱駝場の様子。

では、こまたちも降りて散策開始しましょう！

遠くに見える、駱駝の数珠繋がり。

アラビアのロレンス。

このエリアの向こうに見えている尖りは、実はお墓だったりします。

駱駝を降りて、駐駱駝場を横切ります。

外国人さんたちも大はしゃぎ♪
ん･･･こまも外国人なんですけど。
足に付けているオレンジのカバーは、駱駝に乗る前の所で貸し出しています。
ここで遊んだ返りの「砂払い」も一興ですし、結構靴に貼り付いているのも記念なので、こまたちは、こんなもの邪道なので使いません。

イケメン君を見付けたのでパチリ！

膝の折れ具合が不思議でしょ。

ダレメン君もパチリ。

暑そう。

頂上には五星条旗。

駐駱駝場が大賑わいになって居ますね。

甘粛省中心部方向（東）。
ジープで走行するコースもあります。
この沙漠は、東破莫高窟の天井部分まで続いています。

バギーではしゃぐことも出来ます。

まだまだ登ってくる駱駝隊。

さっきの外国人さんたちも、上には行かずここで休憩中みたいです。

な。
このブーツカバーって、写真的に見てもなんかイマイチだと思いません？

パパラッチされたっ！

ナイスショットも、オレンジブーツカバーで台無しやん！

ダレメン君ふたたび。

おでこが禿げてる･･･

眼の素敵なイケメン君発見。
5枚連写してみました♪

この表情、微笑んでるみたいで可愛いでしょ♪

口の開き方が良い感じ。

前歯が一本無いやん！

「あ、見えた？」

「だからものが噛みにくいねん。」

さぁてと、そろそろ下山しましょうか。

おお！
整然と並んだ駱駝隊がやって来ますね！

少し後にも居ますね。
繋がるともっと壮観なんですけど･･･

楽しい眺めですね。

このくらい寄せると、向こうのお墓も良く見えます。

下山中、前の駱駝の足運びをチェック。

駱駝の蹄の様子。
砂捌けし易いように、先割れになって居るんですよ。

来る時と同じ駱駝。

影がこんなに長くなっていました！

面白い絵。

逆光で巻き上がる砂。
沙漠らしい気分が出ますね。

駱駝の上でもスマホしてる･･･
つまらないヤツ。

鳴沙山の際を通って西へ進みます。
その先には、水が涸れることの無い月牙泉があります。

平地まで降りてきたので、姿勢がかなり安定して撮影もし易くなりました。

これから登る人がかなり増えてきました。
鳴沙山の上で夕日が見られますね。
それも醍醐味ですし、これから向かう月牙泉の夕陽も捨てがたいし。
全てのシチュエーションをクリアしようと思ったら、3日通わないとダメですね。

正面の楼門を横手に見ながら、共催呉のイベント「月牙泉」へ向かいます。

その様子は、次の旅行記でお届けしたいと思います。
満月浮かぶナイトシーン、是非楽しみにしてて下さい。