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ヴィース巡礼教会紹介の締め括りです。予想を超えるロココ風の内装の華麗さでした。

2010秋、独・仏・瑞3カ国旅行記(14/39):11月11日(3):バイエルン州・ヴィース教会

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2010/11/09 - 2010/11/16

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旅人のくまさん

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ヴィース巡礼教会紹介の締め括りです。予想を超えるロココ風の内装の華麗さでした。

交通手段
観光バス
  • 北側脇祭壇の画は『ヨハン・ゲオルクミュラー(1688-1762年)』、南側脇祭壇の画は『ヨセフ・マーゲス(1628-1769年)』が担当していますから、この画もどちらかの画家が描いたもののようです。マリア様に抱かれた幼子イエスの像のようです。

    北側脇祭壇の画は『ヨハン・ゲオルクミュラー(1688-1762年)』、南側脇祭壇の画は『ヨセフ・マーゲス(1628-1769年)』が担当していますから、この画もどちらかの画家が描いたもののようです。マリア様に抱かれた幼子イエスの像のようです。

  • 同じく壁画の一つです。ヨハン・ゲオルクミュラーか、ヨセフ・マーゲスの作品でしょうか。ヴィース教会は、19世紀の初頭、競売にかけられ、解体に危機が迫りましたが、これを救ったのは、周辺農民たちの嘆願書と寄付だったとされます。

    同じく壁画の一つです。ヨハン・ゲオルクミュラーか、ヨセフ・マーゲスの作品でしょうか。ヴィース教会は、19世紀の初頭、競売にかけられ、解体に危機が迫りましたが、これを救ったのは、周辺農民たちの嘆願書と寄付だったとされます。

  • ヨーロッパ四大教父の一人、アウグスティヌスの像のようです。カトリック教会では、特に教義に優れた聖人を教会博士と呼んでいます。その中でも特に優れた四人を『西方の四大教会博士』と呼んでいます。それはラテン教父のアンブロジウス、アウグスティヌス、ヒエロニムスとグレゴリウス1世教皇(大聖グレゴリウス)です。

    ヨーロッパ四大教父の一人、アウグスティヌスの像のようです。カトリック教会では、特に教義に優れた聖人を教会博士と呼んでいます。その中でも特に優れた四人を『西方の四大教会博士』と呼んでいます。それはラテン教父のアンブロジウス、アウグスティヌス、ヒエロニムスとグレゴリウス1世教皇(大聖グレゴリウス)です。

  • この像も、『西方の四大教会博士』の一人のようです。これらの像は、ヴィース教会の日本語HPによれば、アントン・シュトゥルム(1690-1757年)の作とされます。これに対し、東方教会では『東方の四大教会博士』と呼ばれる聖人もいます。それは、カイサリアのバシレイオス(大バシレイオス)、ナジアンゾスのグレゴリオス、ヨハネス・クリュソストモスとアレクサンドリアのアタナシオスの四聖人です。

    この像も、『西方の四大教会博士』の一人のようです。これらの像は、ヴィース教会の日本語HPによれば、アントン・シュトゥルム(1690-1757年)の作とされます。これに対し、東方教会では『東方の四大教会博士』と呼ばれる聖人もいます。それは、カイサリアのバシレイオス(大バシレイオス)、ナジアンゾスのグレゴリオス、ヨハネス・クリュソストモスとアレクサンドリアのアタナシオスの四聖人です。

  • 薄暗い場所にあった石像です。聖人らしい雰囲気の像でした。この彫像も、『西方の四大教会博士』の彫像を受け持った、アントン・シュトゥルムの作でしょうか。ヴィース教会の日本語HPでは、そこまでは確認できませんでした。

    薄暗い場所にあった石像です。聖人らしい雰囲気の像でした。この彫像も、『西方の四大教会博士』の彫像を受け持った、アントン・シュトゥルムの作でしょうか。ヴィース教会の日本語HPでは、そこまでは確認できませんでした。

  • 同じく、少し薄暗い場所にあった聖人像らしい石像です。ヴィース教会の日本語HPには、四大教会博士像のほか、脇祭壇の彫像も受け持ったと記されていますから、この像もアントン・シュトゥルムの作品である可能性が高いようです。

    同じく、少し薄暗い場所にあった聖人像らしい石像です。ヴィース教会の日本語HPには、四大教会博士像のほか、脇祭壇の彫像も受け持ったと記されていますから、この像もアントン・シュトゥルムの作品である可能性が高いようです。

  • 暗い写真で見難いですが、ヴィース教会のパイプオルガンです。見た目の美しさとともに、音の良さでも知られています。

    暗い写真で見難いですが、ヴィース教会のパイプオルガンです。見た目の美しさとともに、音の良さでも知られています。

  • 同じく、パイプオルガンが見える光景です。以前、教会内で弾かれていたパイプオルガンをゆっくり聞くことが出来ました。この教会の音色も耳にしたいものです。

    同じく、パイプオルガンが見える光景です。以前、教会内で弾かれていたパイプオルガンをゆっくり聞くことが出来ました。この教会の音色も耳にしたいものです。

  • 中央祭壇に向かって左手の脇祭壇の光景です。祭壇画に、罪の女がシモンの家でイエスの足に香油を塗る場面が描かれている方です。

    中央祭壇に向かって左手の脇祭壇の光景です。祭壇画に、罪の女がシモンの家でイエスの足に香油を塗る場面が描かれている方です。

  • 先に紹介しましたが、こちらは中央祭壇に向かって右手の脇祭壇の光景です。祭壇画には、ペトロがイエスを否認する場が描かれている方です。

    先に紹介しましたが、こちらは中央祭壇に向かって右手の脇祭壇の光景です。祭壇画には、ペトロがイエスを否認する場が描かれている方です。

  • 祭壇に並んだ蝋燭です。左右対称に3本づつ並んでいました。多分ほとんど変わらない光景と思いますが、こちらは中央祭壇に向かって右手の脇祭壇の光景だったようです。

    祭壇に並んだ蝋燭です。左右対称に3本づつ並んでいました。多分ほとんど変わらない光景と思いますが、こちらは中央祭壇に向かって右手の脇祭壇の光景だったようです。

  • 小さな祭壇の光景です。僅かに明るくなった中央に、キリストの磔刑図がありました。その左右の蜀台よりもちいさな像でした。

    小さな祭壇の光景です。僅かに明るくなった中央に、キリストの磔刑図がありました。その左右の蜀台よりもちいさな像でした。

  • 華麗なロココ風の装飾がふんだんに施された柱の光景です。金細工のほか、漆喰技術も駆使されているようです。

    華麗なロココ風の装飾がふんだんに施された柱の光景です。金細工のほか、漆喰技術も駆使されているようです。

  • これで、世界文化遺産のヴィース教会の紹介はお終いです。一番乗りでの入場でしたが、あっという間に混み合ってきました。写真が30枚ほど撮影出来たのは、ラッキーでした。

    これで、世界文化遺産のヴィース教会の紹介はお終いです。一番乗りでの入場でしたが、あっという間に混み合ってきました。写真が30枚ほど撮影出来たのは、ラッキーでした。

  • 最後にもう一枚、ヴィース教会の入口付近の光景です。ロココ建築の内装は、確かに世界遺産に相応しい造りと、保存状態でした。

    最後にもう一枚、ヴィース教会の入口付近の光景です。ロココ建築の内装は、確かに世界遺産に相応しい造りと、保存状態でした。

  • お土産店の店先光景です。ヴィース教会やキリスト教に因むお土産が並んでいました。十字架、エンジェル像やマグカップなどです。

    お土産店の店先光景です。ヴィース教会やキリスト教に因むお土産が並んでいました。十字架、エンジェル像やマグカップなどです。

  • 同じくお土産店の店先光景です。磔にされたキリスト像です。お土産と言っても、決して粗末には出来ない品です。

    同じくお土産店の店先光景です。磔にされたキリスト像です。お土産と言っても、決して粗末には出来ない品です。

  • ヴィース巡礼教会の見学を終えて、次はノイシュヴァンシュタイン城の見学です。出発前のひと時です。ヴィース教会の周りの光景の紹介です。一際高い常緑樹の光景です。

    ヴィース巡礼教会の見学を終えて、次はノイシュヴァンシュタイン城の見学です。出発前のひと時です。ヴィース教会の周りの光景の紹介です。一際高い常緑樹の光景です。

  • ヴィース巡礼教会の周りは、牧場のようでした。通路に沿って木の柵が続いていました。森の先にはアルプスの麓が見えていました。

    ヴィース巡礼教会の周りは、牧場のようでした。通路に沿って木の柵が続いていました。森の先にはアルプスの麓が見えていました。

  • 雪が所々に積もったアルプスの山並み光景です。本当に高い山は、その背後に控えています。その連峰の頂は冠雪があるに違いありません。

    雪が所々に積もったアルプスの山並み光景です。本当に高い山は、その背後に控えています。その連峰の頂は冠雪があるに違いありません。

  • 牧場の風景の続きです。霞んでいますが、天候は回復基調です。放牧された家畜の姿を見ることは出来ませんでした。

    牧場の風景の続きです。霞んでいますが、天候は回復基調です。放牧された家畜の姿を見ることは出来ませんでした。

  • 牧場の囲いを手前にアップしての牧場の光景です。山並みがいくつか重なって見えましたが、本当に高い山は、雲の向こうです。

    牧場の囲いを手前にアップしての牧場の光景です。山並みがいくつか重なって見えましたが、本当に高い山は、雲の向こうです。

  • 左に落葉樹、奥に常緑樹を入れての牧場の光景です。農民の方が守ったヴィース教会にとっては、一番の環境です。

    左に落葉樹、奥に常緑樹を入れての牧場の光景です。農民の方が守ったヴィース教会にとっては、一番の環境です。

  • 冬木立になった落葉樹の光景です。家の屋根を超える高さの巨樹でした。左側の上部には丸い塊が見えます。鳥の巣でしょうか、あるいは宿り木でしょうか。

    冬木立になった落葉樹の光景です。家の屋根を超える高さの巨樹でした。左側の上部には丸い塊が見えます。鳥の巣でしょうか、あるいは宿り木でしょうか。

  • 艶々とした真赤な実を枝一杯に付けた木です。日本の植物ですと、メギ(目木)辺りの実が似ているようです。一際際立つ姿の樹でした。

    艶々とした真赤な実を枝一杯に付けた木です。日本の植物ですと、メギ(目木)辺りの実が似ているようです。一際際立つ姿の樹でした。

  • まるで飾りもののような、艶々とした真赤な実を一杯に付けた枝先のアップです。近所に棲む小鳥さん達にとってはご馳走になりそうです。

    まるで飾りもののような、艶々とした真赤な実を一杯に付けた枝先のアップです。近所に棲む小鳥さん達にとってはご馳走になりそうです。

  • メギ(目木)に似たような真赤な実を付けていた木のアップです。黄葉した葉が僅かに残っていま案した。鋭い刺を持った木のようです。

    メギ(目木)に似たような真赤な実を付けていた木のアップです。黄葉した葉が僅かに残っていま案した。鋭い刺を持った木のようです。

  • 檀(真弓)似ているような実を付けた樹木の景です。細めの枝が縦横に伸び、樹木全体に赤い実が付いていました。

    檀(真弓)似ているような実を付けた樹木の景です。細めの枝が縦横に伸び、樹木全体に赤い実が付いていました。

  • 檀(真弓)似ているような実を付けた樹木の枝先のアップ光景です。あとで図鑑などを調べる時の参考になるよう、何枚か撮影しておきました。

    檀(真弓)似ているような実を付けた樹木の枝先のアップ光景です。あとで図鑑などを調べる時の参考になるよう、何枚か撮影しておきました。

  • 檀(真弓)の実に似ているようですが、違うかもしれません。まるで花が咲いたように殻が開いて、実が顔を出しています。

    檀(真弓)の実に似ているようですが、違うかもしれません。まるで花が咲いたように殻が開いて、実が顔を出しています。

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