2010秋、独・仏・瑞3カ国旅行記(2/39)：11月10日(1)：フランクフルトからヴュルツブルクへ

2010/11/09 - 2010/11/16

　フランクフルトのホテルを出発し、ドイツでの最初の見学地、世界文化遺産のレジデンツがあるヴュルツブルクに向かいました。

エリア ヴュルツブルク(ドイツ)

ホテルの食堂が開くのが6時半、その前の時間を利用しての付近の散策に出掛けました。6時過ぎですが、部屋の外はまだ真っ暗でした。

散策中の撮影です。この暗い中でも、道路清掃の方が働いていました。この時期、落葉の清掃が大変なようです。ライトは、メルセデスベンツの店舗の文字です。

散策から戻って、6時半からの朝食です。美味しいパンにコーヒー、それに何種類かのチーズやハム、野菜類も揃っていました。

朝食の最後には、4種類のフルーツを戴きました。西瓜、葡萄、ミカン等です。その他にもバナナなどもありました。

朝食の後、部屋に戻って見たTV画面です。曇りから雨と、余り天候は芳しくありませんでした。今日は、ドイツ中部のフランクフルトから、南部のフュッセンまでの南下です。

泊ったホテルの部屋からの光景です。7時過ぎには、明るくなって来ました。余りはっきりしない空模様でした。

同じく、泊ったホテルの部屋からの庭の光景です。空模様のためか、緯度のせいか、街灯はまだ灯っていました。

朝食前の散策中の光景です。白い建物に、オレンジの明かりが暖かく感じられました。ホテルの食堂の明かりのようでした。

宿泊したフランクフルトから、ヴュルツベルク向かう高速道路の光景です。8時前の時刻ですが、大都市のフランクフルトに向かう車線は渋滞でした。

宿泊したフランクフルトから、ヴュルツベルクまでの距離は約123キロ、途中1回だけ立寄った休憩所の建物光景です。立派な施設でした。

休憩所の内部の光景です。フランクフルトを出発して、1時間半ほど走った場所です。フランクフルトからは東方面、やや南側になります。

同じく、休憩所内の光景です。向かっているヴュルツブルクの街は、フランケン・ワインの集積所としても有名です。

2時間弱で、目的地のヴュルツベルクの街に到着しました。マリエンベルク城(城塞)への見学路が記されていました。手前に記されているのは、この看板があった、マイン川です。

マリエンベルク城(城塞)の遠望です。入場して見学することはありませんでした。この地には、紀元前1000年頃には、既にケルト人の砦があったとされます。

同じく、マリエンベルク城(城塞)の遠望です。城塞の周りの斜面には、既に葉を落とした葡萄畑が広がっていました。

マイン川と、その対岸の光景です。歴史を感じさせる河畔の家並みの背後には、尖塔が見えています。マイン川は、バイエルン州に水源を持ち、下流でライン川に合流します。

マリエンベルク城(城塞)の右手方面の光景です。石垣が続いていました。右手方面が東方向になるようです。

マイン川の光景です。川の端に造られた用水のような場所を、川幅いっぱいの船が通過していました。マイン川の『マイン』の語源はケルト語とされます。

低い堰があったマイン川の光景です。マイン川の全長は524キロ、その流域は、フランケンワインの葡萄の生産地です。

マイン川に架かるアルテマイン橋の石橋の欄干に立つ12体の聖人像等の紹介です。最初にその内の6体を紹介します。司教領主のブルーノ像です。

左手に剣を持った、司教領主のブルカート像です。ヴュルツブルクの最初の司教領主です。聖ブルカートの名前を冠した教会もあります。

カール大帝像です。カール大帝は、フランク王国の国王(在位：768年-814年)です。46年間の治世の間に、53回もの軍事遠征を行ったとされます。

聖ボロメウス像です。聖カロルス・ボロメウスの名前を冠した教会は、ベルギーのアントワープ等にあります。

橋の守護聖人の聖ネポムク像です。ネポムクの聖ヨハネ(1340-1393年)は、14世紀ボヘミアの司祭で、ローマ・カトリック教会の聖人です。聖ヤン・ネポムツキーとも呼ばれます。拷問を受けた遺体は、オーストリアのカレル橋の上から投げ捨てられたとされます。

聖キリアンの従者、聖コトナト像です。ドイツのレジデンツにある聖キリアン大聖堂は、ドイツでは4番目の規模とされます。

同じく、聖キリアンの従者、聖コトナト像の側面光景です。従者でも聖人に列せられたのは、聖キリアンの偉大さと、殉教の過酷さでしょうか。

聖人像等の紹介を一旦措いて、マイン川の河畔光景に戻ります。マイン川がライン川に合流するのは、マインツ旧市街の向かい側、ヴィースバーデンのマインツ・コストハイム地区です。

マイン川を航行する船の光景です。中央ヨーロッパの大きな河川としては珍しく、マイン川は東から西に向かって流れています。写真の手前が東側、奥が西側方面となります。

これから見学する、ヴュルツベルクの旧市街方面の光景です。数多くの尖塔が立ち並んでいました。大司教宮殿のレジデンツ葉1981年に世界遺産に指定されていますが、旧市街は指定外です。

落着いた色合いの建物が並ぶ、マイン川の河畔光景です。マイン川の下流には、先程出発してきたフランクフルトの街が位置します。