薔薇の島の隠れた世界遺産 −ドイツ・シュタルンベルク湖−

2014/05/28 - 2014/05/28

ミュンヘンから車で南に向かって約１時間のところにあるシュタルンベルク湖（Starnberger See）へ行ってきました。

この湖にはローゼン島（Rosen Insel；日本語で言えば「薔薇の島」）という、この湖唯一の小さな島があります。普通に散歩したら１０分か２０分ぐらいで歩ききれてしまうほどの広さしかありませんが、ここには芳香漂う小さな薔薇の庭園と、そしてそこを訪れる多くの人が見向きもしない世界遺産が…。

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船 徒歩

地図の中央下にあるのがローゼン島。

車を駐車場に停め、湖畔の道を歩く。

船着き場へ到着。
ローゼン島へは船で向かう。

こんな船。
乗客は２０人弱といったところ。

あちらがローゼン島。

出航して５分かそこらでローゼン島に到着、そして上陸。

歴史のありそうな建物。

しかし、この建物は世界遺産の構成資産にはなっていない。

この建物の裏側に薔薇園がある。

さまざまな種類の薔薇が育てられている。
どれも鼻を近づけただけで良い香が漂ってきた。

しかし、この薔薇園も世界遺産の構成資産になっていない。

さて、世界遺産はというと、、、

UNESCOのマーク。
確かにこの島の”どこか”に世界遺産があるということが示されている。

あれか？

あれに違いない。

「アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群」
アルプス周辺６カ国１１１件の構成資産の一つ。

しばし、はるか遠い昔の生活を思い浮かべてみる。

同じ船に乗ってこの島に一緒に来た人達の中で、この「杭」に興味を抱いてる人は他にいなかった。。。

島でのひと時の散策を楽しむファミリー。

警察の船が接岸していた。
こんな島でも何か事件があった模様。

帰りの船がやっと来た。

本土に戻って湖畔を散策。

すぐそこにローゼン島。

散策路は途中、ゴルフ場の中をつっきっていく。

終わり。