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今回の旅行の一番の見所、フィヨルド見学です。世界遺産のソグネフィールドと、その支流のネーロイフィヨルドを見学しました。季節にも、天候にも恵まれた最高のクルージングでした。

2010秋、黄葉の北欧4カ国旅行記(24/46):10月15日(4):ソグネフィヨルド・クルージング

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2010/10/12 - 2010/10/19

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旅人のくまさん

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今回の旅行の一番の見所、フィヨルド見学です。世界遺産のソグネフィールドと、その支流のネーロイフィヨルドを見学しました。季節にも、天候にも恵まれた最高のクルージングでした。

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  • 波止場で咲いていた花の紹介です。まっすぐ延びた茎の先に、ひと塊になって咲いていた茜色の花です。名前は分かりませんが、ベンケイソウの様な肉厚の葉を持っていました。ムラサキベンケイソウ(紫弁慶草)属の植物のようです。洋名、カランコエの1種です。

    波止場で咲いていた花の紹介です。まっすぐ延びた茎の先に、ひと塊になって咲いていた茜色の花です。名前は分かりませんが、ベンケイソウの様な肉厚の葉を持っていました。ムラサキベンケイソウ(紫弁慶草)属の植物のようです。洋名、カランコエの1種です。

  • こちらもまっすぐに伸びた茎の先に、紫色の花が咲いていました。八重咲きのヒャクニチソウ(百日草)に似た、キク科の植物のようです。こちらの葉は、肉厚ではありません。

    こちらもまっすぐに伸びた茎の先に、紫色の花が咲いていました。八重咲きのヒャクニチソウ(百日草)に似た、キク科の植物のようです。こちらの葉は、肉厚ではありません。

  • 上から覗き込んだ桟橋の光景です。大型のフェリーが発着しますので、頑丈な造りになっていました。岩山と空が写り込みました。

    上から覗き込んだ桟橋の光景です。大型のフェリーが発着しますので、頑丈な造りになっていました。岩山と空が写り込みました。

  • 東洋の五重塔か、七重塔の様な積み方をしてあったモニュメントらしい光景です。崩壊防止の手立てはしてあるのでしょうが、お子さんが登ったりしたら危険な造りに見えました。とり越し苦労かも知れませんが、周りを立ち入り制限した方がよさそうです。

    東洋の五重塔か、七重塔の様な積み方をしてあったモニュメントらしい光景です。崩壊防止の手立てはしてあるのでしょうが、お子さんが登ったりしたら危険な造りに見えました。とり越し苦労かも知れませんが、周りを立ち入り制限した方がよさそうです。

  • 波止場の対岸の光景です。針葉樹の光景がありました。橋が架かっていましたが、こちら側からの見学に留めました。

    波止場の対岸の光景です。針葉樹の光景がありました。橋が架かっていましたが、こちら側からの見学に留めました。

  • 木製の人道橋の光景です。まだ新しい造りでした。この橋を渡って、対岸に向かうことができました。

    木製の人道橋の光景です。まだ新しい造りでした。この橋を渡って、対岸に向かうことができました。

  • 外壁の木彫、苔生した屋根など、中々雰囲気のある建物ですが、人の気配はありませんでした。営業を休止した休憩所のようです。

    外壁の木彫、苔生した屋根など、中々雰囲気のある建物ですが、人の気配はありませんでした。営業を休止した休憩所のようです。

  • 春の雪解けの時期等では、ぬかるんでしまいそうな町の光景です。そのためでしょうか、石畳の散策路が整備されていました。

    春の雪解けの時期等では、ぬかるんでしまいそうな町の光景です。そのためでしょうか、石畳の散策路が整備されていました。

  • 一通り周りの光景を撮影しましたので、次は休憩所とお土産店を兼ねていた建物内部の紹介です。日本では見掛けない形のストーブがありました。下に置かれた薪を使うようでした。

    一通り周りの光景を撮影しましたので、次は休憩所とお土産店を兼ねていた建物内部の紹介です。日本では見掛けない形のストーブがありました。下に置かれた薪を使うようでした。

  • 中々お洒落な造りの休憩所でした。右手はスタンドバーです。カウンターにヴァイキングの盾のような飾りがありました。

    中々お洒落な造りの休憩所でした。右手はスタンドバーです。カウンターにヴァイキングの盾のような飾りがありました。

  • こちらは食堂の光景です。グドヴァンゲンの波止場に到着した観光バスは、私達のツアーが一番乗りでしたが、その後、続々とやって来ましたので、波止場で列を作ってフェリーを待つことになりました。

    こちらは食堂の光景です。グドヴァンゲンの波止場に到着した観光バスは、私達のツアーが一番乗りでしたが、その後、続々とやって来ましたので、波止場で列を作ってフェリーを待つことになりました。

  • ソグネ・フィヨルド・クルージングの出発です。11時頃にグドヴァンゲンの波止場に到着し、12時頃の出航となりました。

    ソグネ・フィヨルド・クルージングの出発です。11時頃にグドヴァンゲンの波止場に到着し、12時頃の出航となりました。

  • フィヨルドの鏡のような水面に写り込んでいた緑と岩山の景色ですが、フェリーが造り始めた波で溶けあうような景色になりました。一瞬、オスロの美術館で観たムンクの絵を思い出しました。

    フィヨルドの鏡のような水面に写り込んでいた緑と岩山の景色ですが、フェリーが造り始めた波で溶けあうような景色になりました。一瞬、オスロの美術館で観たムンクの絵を思い出しました。

  • 黄葉が見頃だったソグネ・フィヨルドのクルージングは1時間半ほどでした。その出発地点に近い場所の光景です。ノルウェー最大のフィヨルドで、世界でもグリーンランドのスコルズビ湾に次ぐ2番目の規模です。

    黄葉が見頃だったソグネ・フィヨルドのクルージングは1時間半ほどでした。その出発地点に近い場所の光景です。ノルウェー最大のフィヨルドで、世界でもグリーンランドのスコルズビ湾に次ぐ2番目の規模です。

  • 少し霞がかかって、幻想的なソグネ・フィヨルドの光景ですフィヨルドは北半球に多く存在し、中でもスカンディナビア半島のノルウェーとスウェーデンが一番有名です。スカンディナビア半島のほかには、大西洋上のグリーンランド、アイスランドにもフィヨルド地形が多く存在します。

    少し霞がかかって、幻想的なソグネ・フィヨルドの光景ですフィヨルドは北半球に多く存在し、中でもスカンディナビア半島のノルウェーとスウェーデンが一番有名です。スカンディナビア半島のほかには、大西洋上のグリーンランド、アイスランドにもフィヨルド地形が多く存在します。

  • 額縁の中に入ったフィヨルドの光景です。フィヨルドは、ニュージーランドの南島、チリ・アルゼンチン南部(パタゴニア地方)など、南半球にもありますが、北半球よりは数が少なく、規模も小さいとされます。

    額縁の中に入ったフィヨルドの光景です。フィヨルドは、ニュージーランドの南島、チリ・アルゼンチン南部(パタゴニア地方)など、南半球にもありますが、北半球よりは数が少なく、規模も小さいとされます。

  • 千メートル級とされるフィヨルド両岸の山の光景です。かつて、氷河が削り取った彫刻の跡です。U字谷の縁の光景です。

    千メートル級とされるフィヨルド両岸の山の光景です。かつて、氷河が削り取った彫刻の跡です。U字谷の縁の光景です。

  • フェリーの前方の光景です。鏡の様なフィヨルドの水面の光景でした。山の景色も、黄葉も空も、二倍に楽しめる光景でした。

    フェリーの前方の光景です。鏡の様なフィヨルドの水面の光景でした。山の景色も、黄葉も空も、二倍に楽しめる光景でした。

  • 上下対称の光景が続きました。この写真では、右下にフェリーの舳先を入れて、多少の変化を加えました。

    上下対称の光景が続きました。この写真では、右下にフェリーの舳先を入れて、多少の変化を加えました。

  • フィヨルドの語源は、ノルウェーの『フィヨルド』『深く入り込んだ湾』、つまり『入り江』とされます。フィヨルド大国の言葉が国際語になったようです。

    フィヨルドの語源は、ノルウェーの『フィヨルド』『深く入り込んだ湾』、つまり『入り江』とされます。フィヨルド大国の言葉が国際語になったようです。

  • 話ついでに、日本語でも国際語になった言葉の紹介です。すぐに思い浮かぶのが、『THUMAMI(津波)』、『SUKIYAKI(スキヤキ)』、『SUSHI(寿司)』、『MANGA(漫画)』、『ZEN(禅)』、『SAMURAI(侍)』、『KAMIKAZE(神風)』、『GEISHA(芸者)』、『HARAKIRI(腹切り:切腹)』等です。津波を除いて、日本文化に深く根差したものや、外国語に置き換えることが難しそうな言葉です。

    話ついでに、日本語でも国際語になった言葉の紹介です。すぐに思い浮かぶのが、『THUMAMI(津波)』、『SUKIYAKI(スキヤキ)』、『SUSHI(寿司)』、『MANGA(漫画)』、『ZEN(禅)』、『SAMURAI(侍)』、『KAMIKAZE(神風)』、『GEISHA(芸者)』、『HARAKIRI(腹切り:切腹)』等です。津波を除いて、日本文化に深く根差したものや、外国語に置き換えることが難しそうな言葉です。

  • フィヨルドの話に戻ります。フィヨルドを形成した氷河は、数万年もの時間をかけて数千メートルも降り積もった雪が、融けずに氷へと変化したものです。その移動速度は、近年、GPS(全地球測位システム)での測定が行われているようです。

    フィヨルドの話に戻ります。フィヨルドを形成した氷河は、数万年もの時間をかけて数千メートルも降り積もった雪が、融けずに氷へと変化したものです。その移動速度は、近年、GPS(全地球測位システム)での測定が行われているようです。

  • フィヨルドの両岸に切り立つ岩山の光景です。氷河が削った峡谷は、その後に海水が浸入したことで、今日の入江が出現したとされます。

    フィヨルドの両岸に切り立つ岩山の光景です。氷河が削った峡谷は、その後に海水が浸入したことで、今日の入江が出現したとされます。

  • 屹立した岩山の正面からの光景です。このフィヨルドを形成した氷河は今は存在しませんが、今でも地球の面積の11%ほどが氷河におおわれています。その最大のものが、南極氷床とグリーンランド氷床です。仮に南極の氷床が全て融解すると65メートルの海面上昇、グリーンランドの場合でも6メートルの上昇があると見積もられています。

    屹立した岩山の正面からの光景です。このフィヨルドを形成した氷河は今は存在しませんが、今でも地球の面積の11%ほどが氷河におおわれています。その最大のものが、南極氷床とグリーンランド氷床です。仮に南極の氷床が全て融解すると65メートルの海面上昇、グリーンランドの場合でも6メートルの上昇があると見積もられています。

  • 地球温暖化の議論でもされたことですが、北極は海水に浮いていますから、全部溶けても海水面が下降することはあっても、上昇することはありません。ところで、日本には氷河が存在しないとされてきましたが、2012年に日本雪氷学会が剱岳と立山の雪渓を氷河であると認定しましたので、世界の氷河の南限がソビエトのカムチャッカから日本に変わりました。

    地球温暖化の議論でもされたことですが、北極は海水に浮いていますから、全部溶けても海水面が下降することはあっても、上昇することはありません。ところで、日本には氷河が存在しないとされてきましたが、2012年に日本雪氷学会が剱岳と立山の雪渓を氷河であると認定しましたので、世界の氷河の南限がソビエトのカムチャッカから日本に変わりました。

  • フェリーの後方の光景です。静かな水面にゆっくりと波が広がっていました。

    フェリーの後方の光景です。静かな水面にゆっくりと波が広がっていました。

  • 石灰岩質を思わせる白い岩山の光景です。空の青と、左下の黄葉とのコントラストが綺麗でした。

    石灰岩質を思わせる白い岩山の光景です。空の青と、左下の黄葉とのコントラストが綺麗でした。

  • フィヨルドの地形の特徴は、湾口から湾奥まで湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状になることです。鏡の様な水面も、その地形も影響しているようです。

    フィヨルドの地形の特徴は、湾口から湾奥まで湾の幅があまり変わらず、非常に細長い形状になることです。鏡の様な水面も、その地形も影響しているようです。

  • 長さ200キロ、水深・両岸の断崖ともに1,000メートルクラスのソグネ・フィヨルドの光景が続きます。かつての氷河が自分自身の重みによって滑りながら移動するスピードは、速くても1年間に数百メートルとされます。

    長さ200キロ、水深・両岸の断崖ともに1,000メートルクラスのソグネ・フィヨルドの光景が続きます。かつての氷河が自分自身の重みによって滑りながら移動するスピードは、速くても1年間に数百メートルとされます。

  • 岩山の麓の黄葉のアップ光景です。厳しい環境でも、しっかりと樹木の群生を形成し、黄葉の時期を迎えていました。

    岩山の麓の黄葉のアップ光景です。厳しい環境でも、しっかりと樹木の群生を形成し、黄葉の時期を迎えていました。

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