2010秋、黄葉の北欧4カ国旅行記(22/46)：10月15日(2)：ソグネフィヨルド見学の出発地点へ、峠越え

2010/10/12 - 2010/10/19

ヤイロで宿泊したホテルを出発し、ソグネフィヨルド見学の出発地点に向かって通過した、峠越えの光景です。荒涼とした光景が続きました。ヤイロで宿泊したホテルを出発して、ソグネフィヨルド見学の出発地点、グドヴァンゲンまでは130キロ弱の行程でした。オスロを出発してからは、合計370キロ程の長距離移動となりました。

エリア ソグネフィヨルド周辺(ノルウェー)

• 交通手段: 観光バス

ソグネフィヨルド見学の出発地点、グドヴァンゲンまで向かうバスの中から撮影した光景です。道路より一段高くなった場所にあった建物光景です。

遠くに頭が平らな岩山が見える光景です。その手前には、僅かですが灌木の姿があります。森林限界線上の光景と言ったところのようです。

バスのフロントガラス腰に眺めた前方左手の光景です。青い水を湛えた湖の姿がありました。この光景も、かつての氷河の動きがもたらしたものでしょうか。

峠越えのこの辺りでは、人工部分では今は知っている道路と、前方に見える送電線だけとなりました。

この辺りから、建物や送電線などの人工物、樹木の姿もありません。荒々しい岩山の光景が続きました。

森林限界を超えている高さなのでしょうか、地表に緑はありますが、樹木の姿は全くなくなりました。因みに、ノルウェーの森林限界は800〜900メートル程とされます。

荒地の中を流れ落ちる川の光景です。水がある場所でも樹木の姿はありません。僅かに背丈の低い下草の光景がありました。厳しい環境の地帯のようです。

上部の方は殆んど直角に切り立った岩山の光景です。崩れやすい岩石らしく、剥落した跡が各所にありました。

暫くは似たような写真が続きますが、西海岸へ向かっての峠越えの雰囲気を、出来るだけ詳しくお伝えします。

快晴の青い空をバックにそそり立つ岩山の光景です。イメージ的には、この断崖も氷河が造り出したものにも見えます。

冷たく表現すれば、『不毛の土地』のイメージです。しかし、車で通り過ぎただけでは分からない、四季を通じた恵みや景観もありそうです。

岩肌の色が変わりました。川と滝の中間ほどの傾斜の岩肌を流れ落ちる川の光景です。途中、幾筋にも分かれていました。

写真紹介は省略しましたが、途中、トンネルを通過しました。小さな池の光景です。魚が住んでいるのかどうか、微妙な光景でした。

小さな池の岸辺の光景です。草食性の魚の餌になるような藻等が生息しているような雰囲気は無いようです。

今は10月ですが、真冬のことを考えますと、より一層、寒々とした光景に見えました。人が住める場所ではないようです。左手の山の頂には冠雪がありました。

全体の暗い雰囲気は、大きな山の日陰になっていた場所かと思いましたが、グレーっぽい岩肌の色も大きく影響していたようでした。

先ほどまでは暗い雰囲気でしたが、また明るい場所になりました。中間より下の部分は、池に写り込んだ光景です。

池に写り込んだ岩山の光景が続きます。カ座もない穏やかな日でしたから、鏡のようにくっきりと写っていました。

あまりにも鮮やかな鏡池の光景でしたから、連続して撮影しましした。暫く続いた紫苑輪限界を超える場所から、灌木が生える高度に下がってきていました。

人気のない光景は、日本からヨーロッパに向かう途中、シベリア上空を通過した時にも目にしました。その白一色の光景に比べれば、まだこの光景の方が穏やかです。

荒々しい山肌と荒地の光景から、次第と変化があるたような景色を見ることが出来る場所までやって来ました。この谷間の光景も氷河が造ったものでしょうか。

両側の高い崖山がある谷間に入りましたので、山々には、向かいあった山の影が写り込んでいました。

この景色も、向かいあった高い山の影が写り込んだものです。頂の少しだけが陽を受けていた光景です。

両側に高い岩山が見え始めたのは、やはり氷河が削った後の光景でした。この写真には写っていませんが、フィヨルドの水面が見え始めました。

日陰になった場所で、そこだけ明るく見えていたフィヨルドの水面の光景です。

左手は、シルエットになった冬木立の光景です。右から迫った岩山との間で、面白い光景になっていました。

黄葉が綺麗だった山肌の光景です。所々に岩の光景が見えましたが、黄葉の木々には大した影響はないようでした。