2010秋、黄葉の北欧4カ国旅行記(7/46)：10月13日(5)：コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿とその界隈

2010/10/12 - 2010/10/19

アマリエンボー宮殿の見学の後、デンマーク市内のレストランでの昼食になりました。午後はオプショナルツアーでの世界遺産のクロンボー城見学です。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

アマリエンボー宮殿紹介の続きです。八角形の広場に面して建つ4つの宮殿は、クリスチャン7世宮殿、クリスチャン8世宮殿、クリスチャン9世宮殿とフレゼリク8世宮殿と呼ばれています。

アマリエンボー宮殿界隈で一番目立つ、銅葺のドーム、フレデリクス教会です。150年ほどかけて1894年に完成した教会とされます。

フレデリクス教会とアマリエンボー宮殿界隈の光景です。歴史を感じさせる建築群です。

アマリエンボー宮殿に向かって立つ騎馬像です。元々は貴族の住居だったアマリエンボー宮殿を購入し、入居したフレデリック７世(1749〜1809年)像のようです。フレデリック5世像とのネット情報もいくつかありました。

フレデリック７世(1749〜1809年)像と推定したのは、クリスチャンボー城が焼失したのが1794年2月、その前後のデンマーク王がフレデリック７世(在位：1766〜1808年)だったためです。

アマリエンボー城の出入口の光景です。右手に交代儀式の近衛兵の方達の姿が見えています。女王の滞在中には、近衛兵が、午前11時30分にローゼンボー城を出発し、コペンハーゲンの通りを通過し、正午にはアマリエンボー宮殿前で衛兵交代します。この日は女王が滞在されていました。

アマリエンボー城の周りの建物光景です。先ほど見学してきた、海浜方角の景色が見えています。

煙突や、人物像が並んだ屋根飾りのアップ光景です。優勝カップのような石造の飾りもありました。

2階部分にギリシャ・ローマ建築風の柱があった建物光景です。意匠を凝らした建物でした。

斜め前から眺めた、2階部分にギリシャ・ローマ建築風の柱があった建物光景です。装飾を目的とした建物デザインのようでした。

八角形の広場の周りに立つ4つのロココ様式の宮殿の1つです。ロココ様式はバロック様式に続く様式で、18世紀のフランス宮廷から始まりました。

石畳にあった模様の紹介です。色の異なる3種類の石を使って、幾何学模様風の絵が描かれていました。モザイクを使った道路装飾では、マカオのセナド広場が印象に残っています。

昼食のレストランまで歩いて移動する途中の街並み光景です。左手に城壁のような光景がありました。

道路工事中の現場に差し掛かりました。車は通行禁止ですが、人は通行できました。

大がかりな道路工事の光景です。掘削された中に、複雑に交差する大きな管が見えました。

お店の看板を入れた街路光景です。喫茶店かレストランの様なお店でした。看板と同じ文字が、壁にも記されていました。

街路光景の紹介が続きます。上空にはポールではなく、配線を使った街路灯の設備がありました。右手には改修工事中の建物も見えます。

お店の前にあったメニューの看板です。利用したお店のものか、別のお店だったかは忘れました。料理が600円前後、コーヒーが350円ほどですから、日本の値段とあまり変わらないようです。

レンガ造りのクラシックな建物光景です。教会か、公共施設のようでした。

レストラン＆カフェーの建物光景です。アンカラの名前がありました。アンからはトルコの首都、トルコ・コーヒーの専門店でしょうか。

野菜や産の店先光景です。大きなカボチャと種類の違う小さなカボチャが並んでいました。

赤トウガラシの光景です。鮮やかな色のトウガラシが栽培されていました。

赤トウガラシのアップ光景です。唐辛子は世界中で重宝されている香辛料です。

通路に沿って設置されていたブロンズ製の胸像です。世界的な物理学者のニールス・ボーアや、言語学者のトムセンなどでした。

世界的に有名な物理学者、ニールス・ボーア(NIELS BOHR：1885〜1962年)の胸像です。量子力学の先駆者です、1922年、『原子構造とその放射に関する研究』でノーベル物理学賞を受賞しました。

『JADETUS STEENSTRUP(1813〜1897年)』の文字を手掛かりに調べましたら、デンマークの動物学者、ヤペトゥス・ステーンストロップであることが分かりました、

『Yoakim Frederic Schouw』と『1835年10月1日〜1849年5月25日』の文字がありましたが、業績等の詳細はまだ分かりません。

『HENRIK NIKOLAI CLAUSEN(ヘンリック・ニコライ・クラウセン)：1793〜1877年』の紹介文字がありましたが、詳細情報は分かりません。海外までは名前を知られていない方でしょうか、誕生日などの検索でもヒットしませんでした。

『VILHELM THOMSEN:1842〜1927年』』の紹介文字がありました。ヴィルヘルム・トムセンはデンマークの言語学者です。トムセンは印欧比較言語学者として、ギリシア語、ラテン語、梵語など多くの言語に通暁していました。世界に名を残したのは突厥文字の解読です。

『JOHAN NICOLAI MADVIC:1804〜1886年』の紹介文字がありました。英文ネット情報では、国民議会の演説者(Speaker of the Folketing)として名前がありました。