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2000年に世界遺産に指定された、クロンボー城見学の続きです。わずか幅7キロのエーレスンド海峡を挟んで、スウェーデンのヘルシンボリと向かい合っています。対岸のヘルシンボリは、はっきりと目視できました。通行税の徴収は、ヨーロッパ諸国をはじめアメリカにも評判が悪かったとされますが、 1850年に廃止されるまで続きました。全て王の収入として国家予算の三分の一に当たる莫大な富をもたらし、数百年の間のデンマーク王国の経済的基盤として絶対王政を支えたとされます。

2010秋、黄葉の北欧4カ国旅行記(10/46):10月13日(8):北シェラン島・クロンボー城

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2010/10/12 - 2010/10/19

16位(同エリア47件中)

旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

2000年に世界遺産に指定された、クロンボー城見学の続きです。わずか幅7キロのエーレスンド海峡を挟んで、スウェーデンのヘルシンボリと向かい合っています。対岸のヘルシンボリは、はっきりと目視できました。通行税の徴収は、ヨーロッパ諸国をはじめアメリカにも評判が悪かったとされますが、 1850年に廃止されるまで続きました。全て王の収入として国家予算の三分の一に当たる莫大な富をもたらし、数百年の間のデンマーク王国の経済的基盤として絶対王政を支えたとされます。

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  • クロンボー城の室内に展示されていた絵画の紹介です。撮影が許可されていました。すべてフラッシュなしで撮影しました。反り返った司祭らしい人の態度が印象的な絵です。

    クロンボー城の室内に展示されていた絵画の紹介です。撮影が許可されていました。すべてフラッシュなしで撮影しました。反り返った司祭らしい人の態度が印象的な絵です。

  • クロンボー城に関する歴史的な場面の絵画のようですが、解説なしでは理解しにくい絵でした。

    クロンボー城に関する歴史的な場面の絵画のようですが、解説なしでは理解しにくい絵でした。

  • 恭しく王冠を捧げる白髪の人物のアップ光景です。その右後ろにも、王冠を手にした人の姿があります。王冠と言うより女王の冠のイメージです。

    恭しく王冠を捧げる白髪の人物のアップ光景です。その右後ろにも、王冠を手にした人の姿があります。王冠と言うより女王の冠のイメージです。

  • 部屋の片隅に置かれていた、赤い表装の椅子の光景です。北欧の家具らしく、デザインだけでなく、長持ちしそうな造りです。

    部屋の片隅に置かれていた、赤い表装の椅子の光景です。北欧の家具らしく、デザインだけでなく、長持ちしそうな造りです。

  • 寄木細工のような木材の使い方です。同質の木材のようですが、組み合わせの妙と、木目が変化を与えていました。

    寄木細工のような木材の使い方です。同質の木材のようですが、組み合わせの妙と、木目が変化を与えていました。

  • 木目のアップ光景です。日本ですと、ヒノキや杉と言ったところですが、別種の木材のようです。北欧ではレッド・パインと呼ばれる赤松や、家具材としてはビーチ材と呼ばれるブナ材などが多く使われているようです。

    木目のアップ光景です。日本ですと、ヒノキや杉と言ったところですが、別種の木材のようです。北欧ではレッド・パインと呼ばれる赤松や、家具材としてはビーチ材と呼ばれるブナ材などが多く使われているようです。

  • ほとんどシルエットになった室内飾りの光景です。重厚な造りの木製の建物風の飾りでした。

    ほとんどシルエットになった室内飾りの光景です。重厚な造りの木製の建物風の飾りでした。

  • 歴史を感じさせるクロンボー城の中には似合わないような展示コーナーの光景です。ディジタル技術を使った歴史案内コーナーのようでした。

    歴史を感じさせるクロンボー城の中には似合わないような展示コーナーの光景です。ディジタル技術を使った歴史案内コーナーのようでした。

  • 別の場所でも紹介したクロンボー城で幾度も目にしたシャンデリアの光景です。室内に比べて、廊下の方が少し小型でした。

    別の場所でも紹介したクロンボー城で幾度も目にしたシャンデリアの光景です。室内に比べて、廊下の方が少し小型でした。

  • 『騎士の間』の光景です。『騎士の間』は、舞踏や宴会などに使われる広間として、1582年に完成しました。62メートル*11メートルの広さがあり、これは北欧最大とされます。

    『騎士の間』の光景です。『騎士の間』は、舞踏や宴会などに使われる広間として、1582年に完成しました。62メートル*11メートルの広さがあり、これは北欧最大とされます。

  • 現在、『騎士の間』の壁には大きな油絵が飾られています。次に纏めて紹介します。

    現在、『騎士の間』の壁には大きな油絵が飾られています。次に纏めて紹介します。

  • 槍を持った若い兵士と、それを制止する古代ローマ時代のかぶとを被った兵士です。その傍らに裸の男性が横たわった構図です。

    槍を持った若い兵士と、それを制止する古代ローマ時代のかぶとを被った兵士です。その傍らに裸の男性が横たわった構図です。

  • 2組の母子と、その周りの子供や使用人らしい人達の群像です。左の母子像は、顔つきや髪形など、男性か女性か判断がつかない母子像です。

    2組の母子と、その周りの子供や使用人らしい人達の群像です。左の母子像は、顔つきや髪形など、男性か女性か判断がつかない母子像です。

  • 結婚式の場面でしょうか、司祭の前で手を取り合った若い男女が主役の構図です。

    結婚式の場面でしょうか、司祭の前で手を取り合った若い男女が主役の構図です。

  • 炎上するお城と、それを驚きながら見守る群像の構図です。燃え上がるお城は、クロンボー城ではないようです。

    炎上するお城と、それを驚きながら見守る群像の構図です。燃え上がるお城は、クロンボー城ではないようです。

  • 大きなタペストリーに描かれた人物像です。右が健を持った兵士、左が王冠を被った人です。

    大きなタペストリーに描かれた人物像です。右が健を持った兵士、左が王冠を被った人です。

  • 大きなタペストリーの下端に記されていたマークです。クロンボー城を示すようです。富の象徴とされたゴブラン織りのようです。

    大きなタペストリーの下端に記されていたマークです。クロンボー城を示すようです。富の象徴とされたゴブラン織りのようです。

  • タペストリーに描かれた図柄のアップ光景です。一角獣でしょうか、犀に似たような動物にも見えます。

    タペストリーに描かれた図柄のアップ光景です。一角獣でしょうか、犀に似たような動物にも見えます。

  • 同じく、タペストリーに描かれた図柄のアップ光景です。戦いの場面です。オリエンタル風の雰囲気があります。

    同じく、タペストリーに描かれた図柄のアップ光景です。戦いの場面です。オリエンタル風の雰囲気があります。

  • 一瞬、コロー(1796〜1875年)当たりの絵のように見えました。微かに読み取れた文字は、『ダイアナの肖像』でした。フランスの画家のコローより古い時代の別の画家の作品のようです。

    一瞬、コロー(1796〜1875年)当たりの絵のように見えました。微かに読み取れた文字は、『ダイアナの肖像』でした。フランスの画家のコローより古い時代の別の画家の作品のようです。

  • 一瞬、コロー(1796〜1875年)当たりの絵のように見えました。微かに読み取れた文字は、『ダイアナの肖像』でした。フランスの画家のコローより古い時代の別の画家の作品のようです。

    一瞬、コロー(1796〜1875年)当たりの絵のように見えました。微かに読み取れた文字は、『ダイアナの肖像』でした。フランスの画家のコローより古い時代の別の画家の作品のようです。

  • 部屋の片隅に置かれていた、赤い布の間仕切りです。横にテーブルが置かれていました。勝手な推測ですが、王か王妃が外の景色を楽しまれた場所でしょうか。

    部屋の片隅に置かれていた、赤い布の間仕切りです。横にテーブルが置かれていました。勝手な推測ですが、王か王妃が外の景色を楽しまれた場所でしょうか。

  • 焼物の紹介です。ヨーロッパの国の現地ガイドさんにお聞きした話ですが、日本の江戸時代に輸入された古伊万里等の焼物は、1品で家が一つ立てられる品もあるとお聞きした記憶があります。

    焼物の紹介です。ヨーロッパの国の現地ガイドさんにお聞きした話ですが、日本の江戸時代に輸入された古伊万里等の焼物は、1品で家が一つ立てられる品もあるとお聞きした記憶があります。

  • 続けて紹介する、少し離れた棚の上に展示してあった焼物の光景です。貴重な品も含まれているかも知れません。『なんでも鑑定団』の中島誠之助さん(1936年〜)に鑑定してもらいたい品です。古伊万里を世に広め、『中島さんの鑑定によって日本の古伊万里鑑定額の相場が決まる』と言われる方です。毎週日曜日のTV番組を長く楽しみにしてきました。

    続けて紹介する、少し離れた棚の上に展示してあった焼物の光景です。貴重な品も含まれているかも知れません。『なんでも鑑定団』の中島誠之助さん(1936年〜)に鑑定してもらいたい品です。古伊万里を世に広め、『中島さんの鑑定によって日本の古伊万里鑑定額の相場が決まる』と言われる方です。毎週日曜日のTV番組を長く楽しみにしてきました。

  • 棚に展示してあった色絵の大皿のアップ光景です。梅に鶯図等、日本の古伊万里を連想させる1品です。柿右衛門風の赤色も鮮やかです。中国の景徳鎮窯ではなく、日本からの輸出品かも知れません。

    棚に展示してあった色絵の大皿のアップ光景です。梅に鶯図等、日本の古伊万里を連想させる1品です。柿右衛門風の赤色も鮮やかです。中国の景徳鎮窯ではなく、日本からの輸出品かも知れません。

  • 白地の広口の大壷です。口髭をはやした人物像など、絵柄全体のイメージは中国風です。ヨーロッパで見られる日本から輸出された焼物は、貞享、元禄、享保(1690年〜1730年)に有田(佐賀県)で作られた古伊万里です。その可能性もあります。

    白地の広口の大壷です。口髭をはやした人物像など、絵柄全体のイメージは中国風です。ヨーロッパで見られる日本から輸出された焼物は、貞享、元禄、享保(1690年〜1730年)に有田(佐賀県)で作られた古伊万里です。その可能性もあります。

  • 室内に展示してあった風景図の紹介です。手前の帆船には、赤字に白い十字架のデンマーク国旗が掲げられていました。右手奥に見える建物は、クロンボー城のようです。

    室内に展示してあった風景図の紹介です。手前の帆船には、赤字に白い十字架のデンマーク国旗が掲げられていました。右手奥に見える建物は、クロンボー城のようです。

  • 部屋の中央にセットされていた机と椅子の光景です。親しい限られたメンバーで使用された雰囲気がありました。

    部屋の中央にセットされていた机と椅子の光景です。親しい限られたメンバーで使用された雰囲気がありました。

  • 壁に沿って置かれていた豪華な什器の光景です。造りも塗装も、特別注文の別格品のように見えます。

    壁に沿って置かれていた豪華な什器の光景です。造りも塗装も、特別注文の別格品のように見えます。

  • 室内に置いてあった地球儀のアップ光景です。上の方にはイギリスと欧州、一番南のスペインがありました。下の方はアフリカ中部付近までが図示されていました。

    室内に置いてあった地球儀のアップ光景です。上の方にはイギリスと欧州、一番南のスペインがありました。下の方はアフリカ中部付近までが図示されていました。

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