2010秋、黄葉の北欧4カ国旅行記(14/46)：10月13日(12)：フェリーでコペンハーゲンからオスロへ

2010/10/12 - 2010/10/19

デンマークでの見学を終えて、夕方の便でノルウェーのオスロへの移動です。昼間見学したクロンボー城の沖合を通過した時には、すっかり日が暮れていました。

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

そろそろコペンハーゲンの港を出港です。17時に出港し、オスロへは翌蝶の9時半に到着予定です。両国間には時差がありませんから16時間半の船旅予定です。

コペンハーゲンの港ともお別れです。コペンハーゲンからオスロまでの航路は、少しだけ西に振れますが、殆んど真っ直ぐの北上です。

コペンハーゲンの港の洋上風車群ともお別れです。今まで見た風車群規模の中では、機中から見たカリフォルニアの山手の風車群が記憶に残りましたが、今回の洋上風車も記憶に残りました。

船が動き始めたから、はためき始めたようです。赤地に白十字のデンマーク国旗です。国際航路の船では必要不可欠な表示です。

国旗のほかにもう1つの旗がありましたが、何を示すものかは、分かりません。赤、白、青の三色が見えました。

岬の光景です。岬が低くなった先端近くに灯台の明かりが灯っていました。まだクロンボー城がある北シェラトン島には達していない場所です。

船内のショップで買ってきたワインです。小瓶ですから、赤と白の2本ずつにしました。どちらもスペインのトーレス社のものです。日本にも沢山輸入されている老舗のワイナリーです。

ブリッジと呼ばれる船の施設でしょうか、船長等がいる操舵室がある設備ではないようです。右下に夕日の姿がありました。国旗が夕日に照らされ、白十字がピンク色になりました。

先ほどは夕日に照らされていたデンマーク国旗ですが、いつの間にか仕舞われてしまいました。

内側キャビンの室内光景です。1泊だけですから、多少狭くても、海の景色が見られなくても問題はありません。

同じく、内側キャビンの室内光景です。トイレやシャワー施設も船室内にありました。

オープン・カフェバーの席のようです。まだ開いていませんでした。出航してまだ1時間少ししか経っていません。

同じく、オープン・カフェの席の光景です。こちらのエリアもまだ開店前で、客の姿もありませんでした。通路に沿った長い席です。

左手に見える階段光景です。1〜2階分の移動は、エレベーターではなく階段を利用しました。

大型テレビが置いてあった場所です。その先にはデッキに出ることが出来る扉がありました。

18時頃から撮影を始めた夕日の光景です。本当はワインを飲みながら見学したいところでしたが、撮影に専念です。

洋上を染める夕日の光景です。少し贅沢を言えば、夕日の中を行く船の光景も撮影したいところでした。

夕日の頭の部分に雲がかからないタイミングでの撮影です。丸い頭の夕日になりました。

かなり沈んだ夕日ですが、このタイミングでは、頭の上の雲が切れました。

同じ頃の撮影です。そろそろ夕日が沈んでしまいますので、ズームアップしながら撮影はこれでおしまいです。

ほぼ沈んでしまいました。それでも空にはかなりの残照がありました。

夕日が完全に沈んだ後も、暫くは茜に染まった空の景色を楽しむことができました。

夕日の光景はこれでおしまいですが、北欧の夕日はゆっくりと時間をかけて終了しました。夕日の写真を撮り始めて、8分ほどが経過しました。この8分の時間は、たまたま、太陽から地球に届く光の時間と同じくらいになります。

夕日が沈んだ後でも暫くの間、空は茜色に染まっていました。クロンボー城がある北シェラトン島を過ぎた辺りです。薄明かりの中に小舟が見えました。

こちらの船の動きを計算したうえでの航路でしょうが、かなり近くまでやって来た小舟の光景です。小舟の航跡が薄く光っていました。

小舟とは無事にすれ違うことができました。大きな船は急には方角を変えられませんから、小舟の方の判断が主だったかも知れません。

夕日の残照の中で、尖塔だけがシルエットで見えた光景です。航行しているのはデンマークとスウェーデンの間にあるカテガット海峡です。