2010秋、黄葉の北欧4カ国旅行記(8/46)：10月13日(6)：北シェラン島・クロンボー城

2010/10/12 - 2010/10/19

2000年に世界遺産に登録された、クロンボー城見学です。デンマークのシェラン島北東部のヘルシンゲルに位置する古城です。目視できる7キロほどの先の対岸は、スウェーデンのヘルシンボリです。

エリア その他の観光地(デンマーク)

水鳥さん達の楽園になっていたクロンボー城のお堀の光景です。何種類もの野鳥が仲良く泳いでいました。

仲良く泳いでいた水鳥さん達の紹介です。マガモ(真鴨)の雌のようです。

マガモ(真鴨)の雄のようです。地味な雌に比べますとカラフルです。殊に首の周りには緑の光沢があります。

周りの水鳥より一回り体の大きな水鳥さんです。コハクチョウか、アメリカコハクチョウの若鳥でしょうか、嘴にオレンジ色の部分はないようです。

隣にいた白い水鳥が軽く飛び上がりました。遠くへ飛び去ってしまうようなジャンプではありませんでした。

ユリカモメさんが居なくなって、周りが静かになりました。羽替わりを始めたような毛並みでした。

軽くジャンプしたのはユリカモメのようです。こちらを窺って、餌を請求しているようでした。嘴も足も赤色です。

カモメさんの1種のようですが、私では判別がつかない鳥さんです。

ハイイロカラス(灰色鴉)さんの後姿です。ズキンガラス(頭巾烏)の別名を持ちます。

ハイイロカラス(灰色鴉)さんを横から眺めた姿です。日本で見かけることがないカラスさんです。

景色が変わって、2つ並んだ大砲の光景です。新品とも思える砲身が、真新しい台の上にセットしてありました。

クロンボー城の建物光景です。航空写真でないと全体写真は撮影できないかも知れません。クロンボー城は、首都コペンハーゲンから北に約30キロのバルト海に面した海岸線にあります。

同じ場所からのクロンボー城方面の光景です。前の写真より右手の光景です。お城を外れた場所の教会が見えました。

お堀に架かった橋を渡ってクロンボー城への入場です。橋は、仮設風の簡易なものです。観光用に整備されたものかもしれません。

デンマーク王室の紋章らしい石造のレリーフです。橋を渡った入口にもありましたが、別の場所での撮影です。

黄葉の木を手前に入れて撮影したクロンボー城の光景です。この地にクロンボー城の前身にあたる砦が築かれたのは、1420年代のことです。

ブロンズ製の尖塔の先端に珍しい飾り物がありました。刀を振りかざした騎馬像の風見鶏です。ところで、この地に砦を築いたのは、カルマル同盟の盟主となったデンマーク王エーリク7世(1389〜1459年)です。カルマル同盟は、1397年に、現スウェーデンのカルマルで結ばれた、デンマーク・ノルウェー・スウェーデンの三国同盟です。

アーチ門の中から眺めた尖塔の光景です。左下の方に、修復作業用と思われる足場が組まれていました。

クロンボー城のコーナーの1つにあった尖塔のアップ光景です。見張り台になりそうなテラスの光景がありました。

お堀越しに渡されたロープの光景です。お城への機材等の運び込みのために施設されているようです。現役施設に見えました。

黒板にチョーク書きのお店の看板です。昼食を済ませてからクロンボー城にやって来ましたが、まだお昼時です。

クロンボー城の2箇所のコーナーに建つ尖塔の光景です。手前の尖塔の先を飛行機雲が過りました。

尖塔の上部のアップ光景です。少し場所を変わりましたので、尖塔を過る飛行機雲の位置が変わりました。飛行機雲は、エンジンから出る排気ガス中の水分、あるいは翼の周りの低圧部が原因となって発生する雲で、排煙ではありません。

尖塔の中間辺りのアップ光景です。アーチ窓が開け放しで、吹き抜けの階もありました。

一部が修復作業中だったクロンボー城の光景です。この箇所では尖塔ではなく、その周りの建物が修復工事中でした。

同じ場所からの尖塔部分のアップ光景です。この尖塔の先端には尖った槍の飾りがありました。その下の飾りは、炎を噴き出す太陽のようです。岡本太郎さんの作品を連想しました。

クロンボー城の先端付近にあった国旗掲揚のポールです。風がなく、紅白の国旗はポールに巻き付いたままでした

デンマーク側から眺めたスウェーデンの光景です。赤い屋根の街並み光景が目視出来ました。小舟でも自由に行き来できる狭い海峡のようです。

ずらりと並んだ大砲の光景です。補遺の絵ハガキで紹介しましたが、イベントで得空砲を撃つ場面がありました。

クロンボー城近くにあった石積の港光景です。帆を下したヨットやモーターボートが係留されていました。