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第2日は、五竜岳、唐松岳に登り、難関の不帰キレットを越える、長くて厳しい行程です。<br />きつかったな。。。<br /><br />第2日:キレット小屋−口ノ沢のコル−北尾根ノ頭−五竜岳−五竜山荘−大黒岳−唐松岳頂上山荘−唐松岳−不帰キレット−天狗ノ頭−天狗山荘泊

2010年8月 後立山連峰縦走 第2日 五竜岳(57)、唐松岳(204)、不帰キレット

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2010/08/27 - 2010/08/29

19280位(同エリア29317件中)

旅行記グループ 日本百名山2

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たぁ坊

たぁ坊さん

第2日は、五竜岳、唐松岳に登り、難関の不帰キレットを越える、長くて厳しい行程です。
きつかったな。。。

第2日:キレット小屋−口ノ沢のコル−北尾根ノ頭−五竜岳−五竜山荘−大黒岳−唐松岳頂上山荘−唐松岳−不帰キレット−天狗ノ頭−天狗山荘泊

一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
高速・路線バス JRローカル 自家用車 徒歩

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  • 第2日の美味しい朝食!?<br />この日は長い行程で、少しでも早く出発したかったので、朝食はパン弁当を頼んだのです。

    第2日の美味しい朝食!?
    この日は長い行程で、少しでも早く出発したかったので、朝食はパン弁当を頼んだのです。

  • 5時、まだ薄暗い八峰キレットを出発。<br />ここから、五竜岳、唐松岳、不帰キレットを越えて、天狗山荘まで、標準タイム12時間30分の長い行程だ。気合入れていこう!

    5時、まだ薄暗い八峰キレットを出発。
    ここから、五竜岳、唐松岳、不帰キレットを越えて、天狗山荘まで、標準タイム12時間30分の長い行程だ。気合入れていこう!

  • ここから見ると、キレット小屋は、八峰キレットの一番深い所にへばり付くようにして建っていることがわかる。

    イチオシ

    ここから見ると、キレット小屋は、八峰キレットの一番深い所にへばり付くようにして建っていることがわかる。

  • きれいな朝焼け。

    きれいな朝焼け。

  • 鹿島槍ヶ岳の両耳を振り返る。<br />やっぱり、シャープでスマートな山だ。

    鹿島槍ヶ岳の両耳を振り返る。
    やっぱり、シャープでスマートな山だ。

  • これから目指す五竜岳は、対照的に重厚でごつい感じ。

    これから目指す五竜岳は、対照的に重厚でごつい感じ。

  • 朝露のせいか、夜のうちに雨が降ったのか、岩が濡れていて非常に滑りやすく、一歩一歩慎重に歩く。<br />雨のときや雨の直後は、こういう岩場歩きは避けるべきであると実感。

    朝露のせいか、夜のうちに雨が降ったのか、岩が濡れていて非常に滑りやすく、一歩一歩慎重に歩く。
    雨のときや雨の直後は、こういう岩場歩きは避けるべきであると実感。

  • 朝日を浴びる立山・剱岳の山容は圧巻!<br />次回の山行は、立山・剱岳にしようと決める(気まぐれなのでわかりませんが・・・)。

    朝日を浴びる立山・剱岳の山容は圧巻!
    次回の山行は、立山・剱岳にしようと決める(気まぐれなのでわかりませんが・・・)。

  • 五竜岳に向かう縦走路も圧巻の迫力!<br />・・・というか、本日終盤の不帰キレットに備えて、ここらへんは省エネで歩くはずだったのだけど、早くもフルパワーを強いられている。。。

    イチオシ

    五竜岳に向かう縦走路も圧巻の迫力!
    ・・・というか、本日終盤の不帰キレットに備えて、ここらへんは省エネで歩くはずだったのだけど、早くもフルパワーを強いられている。。。

  • 6時05分、口ノ沢のコル(おそらく)。

    6時05分、口ノ沢のコル(おそらく)。

  • 6時35分、北尾根ノ頭(たぶん)。

    6時35分、北尾根ノ頭(たぶん)。

  • 昨日はガスで見えなかった鹿島槍の両耳も、今日はたっぷり堪能。

    昨日はガスで見えなかった鹿島槍の両耳も、今日はたっぷり堪能。

  • 少しずつ近づく五竜岳。<br />なかなか荒々しい登山道だ。<br />昨日と同じように、稜線の東側から雲が攻め込み始めてきた。

    少しずつ近づく五竜岳。
    なかなか荒々しい登山道だ。
    昨日と同じように、稜線の東側から雲が攻め込み始めてきた。

  • よく見ると、団体さんが難儀して岩稜を越えてくる。<br />リーダーがしっかりした方で、いったんパーティーを止めて、私を先に通過させてくれた。

    よく見ると、団体さんが難儀して岩稜を越えてくる。
    リーダーがしっかりした方で、いったんパーティーを止めて、私を先に通過させてくれた。

  • 五竜岳への最後の登りに取りかかる。<br />省エネどころか、かなり必死の登りである。

    五竜岳への最後の登りに取りかかる。
    省エネどころか、かなり必死の登りである。

  • 岩場を登りつめて、山頂分岐にたどり着いた。

    岩場を登りつめて、山頂分岐にたどり着いた。

  • 8時20分、五竜岳の頂上に到着!<br />ごつい山容の通り、なかなか手強い登頂であった。

    8時20分、五竜岳の頂上に到着!
    ごつい山容の通り、なかなか手強い登頂であった。

  • 異様に長い三角点(なのかな?)。<br />標高2814M。

    異様に長い三角点(なのかな?)。
    標高2814M。

  • 分岐に戻り、五竜山荘に向かいます。

    分岐に戻り、五竜山荘に向かいます。

  • 9時15分、五竜山荘に到着。<br />「本日は混雑して、1畳に2〜3人で寝ることになります。」という趣旨の張り紙がしてあった・・・恐ろしい。。。

    9時15分、五竜山荘に到着。
    「本日は混雑して、1畳に2〜3人で寝ることになります。」という趣旨の張り紙がしてあった・・・恐ろしい。。。

  • 五竜山荘近くの遠見尾根分岐点。<br />遠見尾根からこの山域に出入りする登山者も多いようだ。<br />私は、もう少し現実逃避を続けたいので、唐松岳へ。

    五竜山荘近くの遠見尾根分岐点。
    遠見尾根からこの山域に出入りする登山者も多いようだ。
    私は、もう少し現実逃避を続けたいので、唐松岳へ。

  • 唐松岳(左)へは、穏やかな道が続く・・・と思ったのだが、右手にごつい山が行く手を塞いでいるな。。。

    唐松岳(左)へは、穏やかな道が続く・・・と思ったのだが、右手にごつい山が行く手を塞いでいるな。。。

  • そのごつい大黒岳への登り。<br />穂高の峰々への登頂を思い出す。<br />唐松岳や不帰キレットを前にして、早くも私の充電が切れてきました。。。

    そのごつい大黒岳への登り。
    穂高の峰々への登頂を思い出す。
    唐松岳や不帰キレットを前にして、早くも私の充電が切れてきました。。。

  • しかし、面白い道です!

    しかし、面白い道です!

  • 大黒岳を乗り越え、唐松岳頂上山荘から唐松岳に続く美しい稜線が目の前に!

    大黒岳を乗り越え、唐松岳頂上山荘から唐松岳に続く美しい稜線が目の前に!

  • 11時30分、唐松岳頂上山荘に到着。<br />ここまでで、予想以上に体力を使ってしまったので、難所の不帰キレットの前に、長めに休憩を取ります。

    11時30分、唐松岳頂上山荘に到着。
    ここまでで、予想以上に体力を使ってしまったので、難所の不帰キレットの前に、長めに休憩を取ります。

  • キレット小屋のお弁当は、何とウナギ!<br />私の山小屋の弁当ランキングで、黒部五郎小屋を抜いて、ダントツの第1位です。

    キレット小屋のお弁当は、何とウナギ!
    私の山小屋の弁当ランキングで、黒部五郎小屋を抜いて、ダントツの第1位です。

  • 12時、休憩を終えて、まず唐松岳に向かいます。<br />ほぼ全ての人が、山荘にリュックを置いて身軽な格好で唐松岳に登っているが、私はその先の不帰キレットに進むので、フル装備です。

    12時、休憩を終えて、まず唐松岳に向かいます。
    ほぼ全ての人が、山荘にリュックを置いて身軽な格好で唐松岳に登っているが、私はその先の不帰キレットに進むので、フル装備です。

  • わずかに見える重厚な五竜岳。<br />ここからの定番の姿を楽しみにしていたのだが、残念。

    わずかに見える重厚な五竜岳。
    ここからの定番の姿を楽しみにしていたのだが、残念。

  • 12時15分、唐松岳の頂上に到着。<br />標高2696M。<br />この山は300名山です。

    12時15分、唐松岳の頂上に到着。
    標高2696M。
    この山は300名山です。

  • 山頂は、たくさんの人で賑わっている。<br />ここから白馬岳方面へ、不帰キレットを越えていきます。

    山頂は、たくさんの人で賑わっている。
    ここから白馬岳方面へ、不帰キレットを越えていきます。

  • 12時20分、不帰キレットへ!<br />時間が遅いせいか(ここから次の天狗山荘まで標準タイムで5時間かかる)、こちらに進む同志は一人もいない。<br />私も、時間と体力がかなり心配ではあるが、とにかく行ってみよう!

    12時20分、不帰キレットへ!
    時間が遅いせいか(ここから次の天狗山荘まで標準タイムで5時間かかる)、こちらに進む同志は一人もいない。
    私も、時間と体力がかなり心配ではあるが、とにかく行ってみよう!

  • 初めは普通の登山道で、一気に標高を下げてきた。<br />不帰三峰は迂回して降りてきた。

    初めは普通の登山道で、一気に標高を下げてきた。
    不帰三峰は迂回して降りてきた。

  • 不帰二峰の南峰。<br />ここまで、普通の登山道。

    不帰二峰の南峰。
    ここまで、普通の登山道。

  • 不帰二峰の北峰が見えてきた。<br />あそこを越えるのが、不帰キレットの核心部分である。

    不帰二峰の北峰が見えてきた。
    あそこを越えるのが、不帰キレットの核心部分である。

  • やせ尾根を不帰二峰の北峰に向かう。<br />楽しくなってきた!

    やせ尾根を不帰二峰の北峰に向かう。
    楽しくなってきた!

  • 不帰二峰の北峰。

    不帰二峰の北峰。

  • 急降下開始。

    急降下開始。

  • 登ってくるパーティーを見下ろす。

    登ってくるパーティーを見下ろす。

  • 長い鎖の急降下。<br />なるべく鎖に頼らず、前を向いて降りる。

    長い鎖の急降下。
    なるべく鎖に頼らず、前を向いて降りる。

  • 降下途中に前を見ると、不帰一峰の向こうに天狗の大下りが見えてくる。

    降下途中に前を見ると、不帰一峰の向こうに天狗の大下りが見えてくる。

  • 浮石もあるので、慎重に足場を確かめながら降りる。

    浮石もあるので、慎重に足場を確かめながら降りる。

  • 有名な(?)アングルの橋。<br />それほど怖くはなかった。

    イチオシ

    有名な(?)アングルの橋。
    それほど怖くはなかった。

  • 不帰一峰との鞍部まで、もう一踏ん張り。

    不帰一峰との鞍部まで、もう一踏ん張り。

  • 不帰二峰の北峰を降りてしまえば、もう安心。<br />鞍部から不帰二峰の北峰を見上げる。<br />あのてっぺんから降りてきたんだなぁ・・・。

    不帰二峰の北峰を降りてしまえば、もう安心。
    鞍部から不帰二峰の北峰を見上げる。
    あのてっぺんから降りてきたんだなぁ・・・。

  • 不帰一峰の頭。

    不帰一峰の頭。

  • 天狗の大下りの取り付きまで、雄大な稜線歩きを楽しめる!

    天狗の大下りの取り付きまで、雄大な稜線歩きを楽しめる!

  • 不帰キレットを見返す。<br />左から、一峰、二峰の北峰、二峰の南峰、三峰。

    不帰キレットを見返す。
    左から、一峰、二峰の北峰、二峰の南峰、三峰。

  • 核心部である二峰の北峰(左)と南峰(右)。<br />確かに、難所には違いない(特に、二峰の北峰からの降下)が、それほどの困難や恐怖を感じることもなく、むしろ楽しく通過することができた。やはり、大キレットの経験は大きかったかな!

    核心部である二峰の北峰(左)と南峰(右)。
    確かに、難所には違いない(特に、二峰の北峰からの降下)が、それほどの困難や恐怖を感じることもなく、むしろ楽しく通過することができた。やはり、大キレットの経験は大きかったかな!

  • 最後に待ち構える天狗の大下り(こちらからだと大登り)。<br />どちらかと言えば、不帰キレットよりも、ここの登りの体力的なつらさの方が忘れ難い。

    イチオシ

    最後に待ち構える天狗の大下り(こちらからだと大登り)。
    どちらかと言えば、不帰キレットよりも、ここの登りの体力的なつらさの方が忘れ難い。

  • 14時10分、天狗の大下り(大登り)に取りかかります。<br />標高差300Mの大下り(大登り)です。<br />ここまで9時間も難路を歩いてきた身には、非常につらいです。。。

    14時10分、天狗の大下り(大登り)に取りかかります。
    標高差300Mの大下り(大登り)です。
    ここまで9時間も難路を歩いてきた身には、非常につらいです。。。

  • 最後の方にある長〜い鎖。<br />手がかり、足がかりが少なく、疲労もあり、不本意ながら鎖に頼り切って登る。。。

    最後の方にある長〜い鎖。
    手がかり、足がかりが少なく、疲労もあり、不本意ながら鎖に頼り切って登る。。。

  • 上の方から、不帰キレットを見返す。<br />雄大な眺めだ!<br />いつか、こちら側からも通ってみたい。

    イチオシ

    上の方から、不帰キレットを見返す。
    雄大な眺めだ!
    いつか、こちら側からも通ってみたい。

  • 15時、ようやく天狗の大下り(大登り)の出発点にたどり着く・・・ヘロヘロです。。。

    15時、ようやく天狗の大下り(大登り)の出発点にたどり着く・・・ヘロヘロです。。。

  • ここから天狗平までは、穏やかで美しい縦走路!<br />取って置きの飲むヨーグルトでちょっと元気回復。というか、もっと早く飲むべきだった。。。

    ここから天狗平までは、穏やかで美しい縦走路!
    取って置きの飲むヨーグルトでちょっと元気回復。というか、もっと早く飲むべきだった。。。

  • 15時45分、天狗ノ頭に到着。<br />天狗山荘まで、あと少し。<br />ここらへんから、地図も、「鹿島槍・五竜岳」から「白馬岳」にチェンジ。

    15時45分、天狗ノ頭に到着。
    天狗山荘まで、あと少し。
    ここらへんから、地図も、「鹿島槍・五竜岳」から「白馬岳」にチェンジ。

  • 16時、天狗山荘に到着。<br />計画通りに歩き通せた!

    16時、天狗山荘に到着。
    計画通りに歩き通せた!

  • 五竜岳と不帰キレットの方向に乾杯!

    五竜岳と不帰キレットの方向に乾杯!

  • 素晴らしい夕食!<br />私の山小屋の夕食ランキングで、ベスト3に入るだろう(あと2つは百間洞山の家と黒部五郎小屋)。

    イチオシ

    素晴らしい夕食!
    私の山小屋の夕食ランキングで、ベスト3に入るだろう(あと2つは百間洞山の家と黒部五郎小屋)。

  • なので、もう一度乾杯!<br />この後、バッタリと寝ました。

    なので、もう一度乾杯!
    この後、バッタリと寝ました。

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