2010年8月　後立山連峰縦走　第３日　白馬三山（鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳(58)）、白馬大雪渓

2010/08/27 - 2010/08/29

最終日は、白馬三山で平和な登山を楽しみ、白馬大雪渓を下山します！

第３日：天狗山荘−鑓ヶ岳−杓子岳−白馬山荘−白馬岳−白馬山荘−白馬岳頂上宿舎−白馬大雪渓−白馬尻小屋−猿倉（バス）白馬駅（ＪＲ）信濃大町駅（バス）扇沢−大町温泉郷・薬師の湯

エリア 長野

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 自家用車 徒歩

天狗池と朝焼けの空。

５時０５分、白馬三山に向けて出発！
右奥にくっきりと鑓ヶ岳が見える。

天狗山荘の朝食開始が６時と遅いので、朝食は抜きです。

日の出を待つ人々。

天狗山荘の向こうに八ヶ岳と富士山。

しばし足を止めて、日の出に見入る。

西の方には立山・剱岳。

徐々に光が射していく様に見惚れる。

圧倒的な山容の鑓ヶ岳へ進む。

鑓温泉分岐を見送る。
鑓温泉は、またの機会に入りに行きたい。

今日は遠くの眺望までくっきり！
立山の左奥は、薬師岳の圏谷群だろうか？

右奥が黒部五郎岳、真ん中が赤牛岳、左が水晶岳かな。

水晶岳（右）と鷲羽岳（左）かな。
２週間前に歩き回ってきた所だ！

鑓ヶ岳に乗っかると、向こうに白馬岳（左）や杓子岳（右）が見えてくる！

６時１０分、鑓ヶ岳の頂上に到着！

三角点。
標高２９０３Ｍ。

杓子岳と向こうに小蓮華岳。

白馬岳。

手前から、天狗平、不帰キレット、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳方面。
ずいぶん遠くから歩いてきたな。

鑓ヶ岳を越えて、次は杓子岳を目指します。

トラバースして通過することも可能なのだが、もちろん山頂を目指します。

刃渡り部分まで登ってきた。
右側の断崖は怖くて覗けない。。。

７時１５分、杓子岳の頂上に到着！
標高２８１２Ｍ。

杓子岳から降りて、いよいよ白馬岳を目指します！

右下に大雪渓が見えてきた。
帰りはここを降ります。

振り返ると、杓子岳（左）と鑓ヶ岳（右）の豪快な眺め！

白馬岳頂上宿舎（下）、白馬山荘（上）のさらに上に白馬岳の頂上。

８時３５分、白馬山荘に到着。
日本一大きい山小屋だそうだ。

一休みして、天狗山荘のお弁当で朝食兼昼食。

お腹を満たして、白馬岳の頂上へ。
今回の山行で最後の登りだ。

９時１０分、白馬岳の頂上に到着！

三角点。
標高２９３２Ｍ。

後立山連峰を見通す。
本当によく歩いたなぁ。

次回登りに行きたい立山・剱岳。

寂しいけれど下山開始です。
白馬岳頂上宿舎の脇を抜けて、大雪渓へ降りていきます。

大雪渓が見えてきた。

慎重に歩けば、アイゼン無しでも行けるが、猿倉で１２時半のバスに乗りたいので、アイゼンを装着して急ぎ目に降ります。
久しぶりに使ってアイゼンの錆を落としたいということもある。

右手の崖の方から、頻繁に落石の音が聞こえてくる。
雪面に転がっている石は、落ちてきたものです。
急いで通過しよう。

クレバス？

やっと終点が見えた。
ガチガチに固まった雪面で、アイゼンの歯も刺さりにくく、けっこうくたびれた。

１１時４５分、白馬尻小屋。
時間が押しているので、先を急ぐ。

下から見る大雪渓。

１２時２５分、猿倉に到着。
１２時３０分のバスに間に合った（逃すと２時間待ちだった）。

猿倉からバスで白馬駅へ。

白馬駅からＪＲの臨時列車で信濃大町駅へ。

そして、信濃大町駅からバスで、車の置いてある扇沢へ。

１４時４０分、扇沢に帰着！

大町温泉郷の薬師の湯で汗を流していきました。

魅力的な峰にたくさん登り、面白いキレットも２つ通過し、大充実の３日間でした！
夏休みも終わりで、９月からは土日の２日間の小縦走が中心になるだろう。まずは、立山・剱岳に登ってみたい！

鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬岳のバッジ１つずつ。