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古都・京都の世界文化遺産の一つ、天龍寺紹介の続きです。臨済宗天龍寺派大本山の寺院で、正式名は、霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざんてんりゅうしせいぜんじ)です。

2009秋、紅葉の天竜寺(4/6):褐葉の樹、紅葉の樹、方丈、精進料理の篩月、馬杉苔

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2009/11/29 - 2009/11/29

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旅行記グループ 2009秋、京都散策(その1)

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

古都・京都の世界文化遺産の一つ、天龍寺紹介の続きです。臨済宗天龍寺派大本山の寺院で、正式名は、霊亀山天龍資聖禅寺(れいぎざんてんりゅうしせいぜんじ)です。

交通手段
高速・路線バス 新幹線
  • 見事な褐葉の樹木の光景です。色素『カロテノイド』による黄葉と同じ原理ですが、タンニン性の物質(主にカテコール系タンニン、クロロゲン酸)や、それが複雑に酸化重合したフロバフェンと総称される褐色物質の蓄積が目立つための発色とされます。

    イチオシ

    見事な褐葉の樹木の光景です。色素『カロテノイド』による黄葉と同じ原理ですが、タンニン性の物質(主にカテコール系タンニン、クロロゲン酸)や、それが複雑に酸化重合したフロバフェンと総称される褐色物質の蓄積が目立つための発色とされます。

  • こちらは濃い紅葉の樹木の光景です。紅葉の赤色は、色素の『アントシアン』に由来します。本来は紅葉する樹木が、アントシアンの生成が少なかったりすると、褐葉になることがあります。

    イチオシ

    こちらは濃い紅葉の樹木の光景です。紅葉の赤色は、色素の『アントシアン』に由来します。本来は紅葉する樹木が、アントシアンの生成が少なかったりすると、褐葉になることがあります。

  • 右手に見える建物は、中に梵鐘が見えていましたから、鐘楼のようです。天龍寺にしては、少し小規模に見える鐘楼でした。その周りの楓の色付きは見事です。

    右手に見える建物は、中に梵鐘が見えていましたから、鐘楼のようです。天龍寺にしては、少し小規模に見える鐘楼でした。その周りの楓の色付きは見事です。

  • 奥に見える大屋根は方丈、この場所は方丈の東庭園エリアになります。右手前の唐屋根の建物は、方丈東庭園の出入口門です。

    奥に見える大屋根は方丈、この場所は方丈の東庭園エリアになります。右手前の唐屋根の建物は、方丈東庭園の出入口門です。

  • 方丈東庭園から眺めた、周りの光景です。塀越しに見事な紅葉の樹が見えていました。左側に見えるのは、塔頭の建物のようです。

    方丈東庭園から眺めた、周りの光景です。塀越しに見事な紅葉の樹が見えていました。左側に見えるのは、塔頭の建物のようです。

  • 方丈東庭園の光景です。方丈の西側にある『曹源池庭園』があまりにも有名ですから、こちらの東庭園は見落とされがちのようです。

    方丈東庭園の光景です。方丈の西側にある『曹源池庭園』があまりにも有名ですから、こちらの東庭園は見落とされがちのようです。

  • 方丈東庭園の庭木の光景です。庭木は隅に配されて、庭園の中央部分は、掃き清められた砂地です。これは松のようです。

    方丈東庭園の庭木の光景です。庭木は隅に配されて、庭園の中央部分は、掃き清められた砂地です。これは松のようです。

  • 掃き清められた砂地と、その周りの庭木の光景です。砂地には、石組の配置も何もありませんでした。箒の掃き目だけです。

    掃き清められた砂地と、その周りの庭木の光景です。砂地には、石組の配置も何もありませんでした。箒の掃き目だけです。

  • 右から読んで、『方丈(ほうじょう)』の二文字です。『方丈』は、1丈四方の面積を表します。1丈は10尺ですから、約3.03メートル四方ですから、面積は約9.2平方メートルです。

    右から読んで、『方丈(ほうじょう)』の二文字です。『方丈』は、1丈四方の面積を表します。1丈は10尺ですから、約3.03メートル四方ですから、面積は約9.2平方メートルです。

  • 『方丈』の話の続きです。大乗仏教経典の一つ、『維摩経(ゆいまきょう)』では、維摩詰の方丈を訪れた文殊菩薩とその一行が、その狭い空間に全員収まることができたという逸話から、仏教では『方丈に全宇宙が内在している』との考えが生まれました。そこから住職が生活する建物を『方丈』と呼ぶようになり、室町時代中期以降は仏像や祖師像が安置されるようになり、本堂の役割を担う建物となりました。今日の日本の曹洞宗では、住職本人のことも方丈と呼ぶようになりました。

    『方丈』の話の続きです。大乗仏教経典の一つ、『維摩経(ゆいまきょう)』では、維摩詰の方丈を訪れた文殊菩薩とその一行が、その狭い空間に全員収まることができたという逸話から、仏教では『方丈に全宇宙が内在している』との考えが生まれました。そこから住職が生活する建物を『方丈』と呼ぶようになり、室町時代中期以降は仏像や祖師像が安置されるようになり、本堂の役割を担う建物となりました。今日の日本の曹洞宗では、住職本人のことも方丈と呼ぶようになりました。

  • 『方丈東庭園』の光景が続きます。地表に根を露わにした、松の根元の光景です。先ほどの『維摩居士(生没年不詳)』は、古代インドの商人で、釈迦の在家の弟子だった人です。『居士』は、現代では戒名の末尾として知られますが、もともとは、『在家の弟子』を意味しました。

    『方丈東庭園』の光景が続きます。地表に根を露わにした、松の根元の光景です。先ほどの『維摩居士(生没年不詳)』は、古代インドの商人で、釈迦の在家の弟子だった人です。『居士』は、現代では戒名の末尾として知られますが、もともとは、『在家の弟子』を意味しました。

  • ゆったりと枝を伸ばした、赤松らしい庭木の光景です。その背後に、庭を囲む土塀が巡っていました。

    ゆったりと枝を伸ばした、赤松らしい庭木の光景です。その背後に、庭を囲む土塀が巡っていました。

  • 『方丈東庭園』から眺めた、入口方向の光景です。入口左手に『庫裏(くり)』の建物がありました。

    『方丈東庭園』から眺めた、入口方向の光景です。入口左手に『庫裏(くり)』の建物がありました。

  • 『スギゴケ(杉苔)』に似た苔の上に散り敷いた紅葉と黄葉の落葉の光景です。紅葉と黄葉の落葉は、すべて、『カエデ(楓)』のようでした。

    『スギゴケ(杉苔)』に似た苔の上に散り敷いた紅葉と黄葉の落葉の光景です。紅葉と黄葉の落葉は、すべて、『カエデ(楓)』のようでした。

  • スギゴケ(杉苔)に散り敷いた、紅葉と黄葉の落葉のズームアップ光景です。

    スギゴケ(杉苔)に散り敷いた、紅葉と黄葉の落葉のズームアップ光景です。

  • 輝くような赤い色になったカエデの光景です。逆光気味の楓の光景も趣があります。

    輝くような赤い色になったカエデの光景です。逆光気味の楓の光景も趣があります。

  • 思い思いに天龍寺境内を紅葉散策する人達です。目の前には池が広がり、黄葉や常緑樹の光景も交じった錦秋の光景でした。『錦秋』は、紅葉が錦(にしき)の織物のように美しい秋を表現します。『錦繍』の表記もあります。

    思い思いに天龍寺境内を紅葉散策する人達です。目の前には池が広がり、黄葉や常緑樹の光景も交じった錦秋の光景でした。『錦秋』は、紅葉が錦(にしき)の織物のように美しい秋を表現します。『錦繍』の表記もあります。

  • 天龍寺直営の精進料理店、『篩月(しげつ)』の玄関光景です。精進料理は、禅宗とともに、中国から日本に伝わりました。禅宗の修行の一つとされます。心と自然の調和から生まれる、精神の自由を味わうために完成された調理法とされます。

    天龍寺直営の精進料理店、『篩月(しげつ)』の玄関光景です。精進料理は、禅宗とともに、中国から日本に伝わりました。禅宗の修行の一つとされます。心と自然の調和から生まれる、精神の自由を味わうために完成された調理法とされます。

  • 『一滴之碑』の石碑の光景です。その傍らに天龍寺住職による碑の由来の解説の碑がありました。夢窓国師に関わる『曹源池』の名前の由来の解説のようです

    『一滴之碑』の石碑の光景です。その傍らに天龍寺住職による碑の由来の解説の碑がありました。夢窓国師に関わる『曹源池』の名前の由来の解説のようです

  • 斜面や樹の根元は緑の苔、頭上は錦秋の境内光景です。同じ赤色でも、微妙な彩りの違いがありました。

    斜面や樹の根元は緑の苔、頭上は錦秋の境内光景です。同じ赤色でも、微妙な彩りの違いがありました。

  • 土の斜面を覆った苔の光景です。浮き出した樹の根を覆い、苔の上には落葉が散り敷いていました。

    イチオシ

    土の斜面を覆った苔の光景です。浮き出した樹の根を覆い、苔の上には落葉が散り敷いていました。

  • 一面を覆った苔の光景です。この後は、苔の種類を記した立札がありましたので、その立札を参照しながら苔の説明をします。狭義の『コケ(苔)』は、苔類、蘚類、ツノゴケ類の総称としてコケ植物を指しますが、広義では、それに加え菌類と藻類の共生体である『地衣類』や、一部のごく小型の維管束植物や藻類などが含まれます。

    一面を覆った苔の光景です。この後は、苔の種類を記した立札がありましたので、その立札を参照しながら苔の説明をします。狭義の『コケ(苔)』は、苔類、蘚類、ツノゴケ類の総称としてコケ植物を指しますが、広義では、それに加え菌類と藻類の共生体である『地衣類』や、一部のごく小型の維管束植物や藻類などが含まれます。

  • 『馬杉苔(ウマスギゴケ)』の立札です。日本庭園で最も多く使用されている、ウマスギゴケ科スギゴケ属の蘚類です。大型のコケで、茎はほとんど分枝せず、高さは10〜20センチになります。<br />

    『馬杉苔(ウマスギゴケ)』の立札です。日本庭園で最も多く使用されている、ウマスギゴケ科スギゴケ属の蘚類です。大型のコケで、茎はほとんど分枝せず、高さは10〜20センチになります。

  • 『小葉の提灯苔(コバノチョウチンゴケ)』の立札です。チョウチンゴケ科コバノチョウチンゴケ属の蘚類です。

    『小葉の提灯苔(コバノチョウチンゴケ)』の立札です。チョウチンゴケ科コバノチョウチンゴケ属の蘚類です。

  • 『毛糸瓜苔(ケヘチマゴケ)』の立看板です。カサゴケ科ヘチマゴケ属の蘚類です。ヘチマのような蒴(さく)を付けることからの命名です。蒴は、苔類の胞子嚢です。

    『毛糸瓜苔(ケヘチマゴケ)』の立看板です。カサゴケ科ヘチマゴケ属の蘚類です。ヘチマのような蒴(さく)を付けることからの命名です。蒴は、苔類の胞子嚢です。

  • 『枝艶苔(エダツヤゴケ)』の立看板です。ツヤゴケ科ツヤゴケ属の蘚類です。蘚類は、茎と葉が区別できる茎葉体とされます。枝艶苔は大型で、茎の長さは10センチほどになり、羽状にきれいに分枝します。この場所では、その状態になっていませんでした。

    『枝艶苔(エダツヤゴケ)』の立看板です。ツヤゴケ科ツヤゴケ属の蘚類です。蘚類は、茎と葉が区別できる茎葉体とされます。枝艶苔は大型で、茎の長さは10センチほどになり、羽状にきれいに分枝します。この場所では、その状態になっていませんでした。

  • 『細葉翁苔(ホソバオキナゴケ)』の立看板です。シラガゴケ科シラガゴケ属の蘚類です。白みを帯びた緑色で、こんもりとした密なコロニーを形成します。

    『細葉翁苔(ホソバオキナゴケ)』の立看板です。シラガゴケ科シラガゴケ属の蘚類です。白みを帯びた緑色で、こんもりとした密なコロニーを形成します。

  • 『赤鱗苔(あかうろこごけ)』の立看板です。ネット情報を探してみましたが、情報が少ないようでした。

    『赤鱗苔(あかうろこごけ)』の立看板です。ネット情報を探してみましたが、情報が少ないようでした。

  • 三枚の立看板が纏めて立っていました。一番下は、苔類ではなく、『竜胆(リンドウ)』でした。その後ろは『大和鞭苔(ヤマトムチゴケ)』と『杉葉苔(スギバゴケ)』です。『大和鞭苔(ヤマトムチゴケ』は、ウロコゴケ目ムチゴケ科の苔類、『杉葉苔(スギバゴケ)』は、蘚類のようです。

    三枚の立看板が纏めて立っていました。一番下は、苔類ではなく、『竜胆(リンドウ)』でした。その後ろは『大和鞭苔(ヤマトムチゴケ)』と『杉葉苔(スギバゴケ)』です。『大和鞭苔(ヤマトムチゴケ』は、ウロコゴケ目ムチゴケ科の苔類、『杉葉苔(スギバゴケ)』は、蘚類のようです。

  • 『小杉苔(こすぎごけ)』の立看板です。石で丸く囲われた範囲に生育しているようでした。スギゴケ科ニワスギゴケ属の蘚類です。コスギゴケはウマスギゴケ、オオスギゴケとともによく利用され、この三種は、単にスギゴケと呼ばれることが多いようです。

    『小杉苔(こすぎごけ)』の立看板です。石で丸く囲われた範囲に生育しているようでした。スギゴケ科ニワスギゴケ属の蘚類です。コスギゴケはウマスギゴケ、オオスギゴケとともによく利用され、この三種は、単にスギゴケと呼ばれることが多いようです。

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2009秋、京都散策(その1)

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