2009/11/29 - 2009/11/29
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旅人のくまさんさん
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古都・京都の世界文化遺産の一つ、天龍寺紹介の続きです。足利将軍家と桓武天皇所縁の禅寺だけあって、格式と規模の大きさを感じました。
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イチオシ
かなり赤味を帯びた『褐葉』の樹のズームアップ光景です。褐葉は、広義では紅葉に含められますから、紅葉の樹と呼んでも差し支えないようです。
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紅葉、褐葉と黄葉の光景が纏めて見えています。黄葉の樹は、これ以上色は変わらないようですが、褐葉の樹は紅葉に近付きそうな雰囲気の樹もあります。緑も入って、纏めて『錦』の光景です。
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真っ赤ではなく、濃いオレンジ色のイメージもありますが、間違いなく紅葉の範疇の光景です。楓とは別の樹種でした。
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裏山に登る階段の光景です。天龍寺の裏山は、『望京の丘』と呼ばれています。後ほど、その丘の上からの眺めを紹介します。
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朽ちてしまった切り株と紅葉の光景です。かなりの大きさの古木だったらしい切り株でした。寿命が尽きた樹かもしれません。
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同じく、朽ちてしまった切り株と紅葉の光景です。紅葉の光景にアクセントと深みを付け加えていました。
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『望京の丘』と呼ばれている、裏山からの光景です。天龍寺境内の甍光景が広がっていました。左手前の甍は、『多宝殿』のようです。境内図では、『望郷の丘』から一番近い、東側に位置していました。
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『望京の丘』と呼ばれている、裏山からの光景が続きます。天龍寺境内の甍の先に、遠くの山並みも見えていました。
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紅葉の楓越しに眺めた、『庫裏(くり)』の建物光景です。庫裏の二重屋根は、煙突の役割と、戦国の時代には、物見になったことも多かったようです。
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イチオシ
同じく、紅葉の楓越しに眺めた、『庫裏(くり)』の建物光景です。天龍寺の場合は、裏山が物見の役割を果たせそうですから、二重屋根は、塔頭での煮炊きや暖房などの煙突の役割が主だったかもしれません。
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『大方丈』の甍光景です。明治32年(1899年)に再建された建物です。建物の東に方丈東庭園と、西には曹源池庭園がある、天龍寺の中心的な建物です。
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『望京の丘』から眺めた、天龍寺境内とその先の光景です。赤や黄色や緑など、中々賑やかな色の光景でした。
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同じ場所からの光景ですが、今度な遠くの方に目をやっての撮影です。中央付近の黄色の樹木は、公孫樹の黄葉でしょうか。
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一足早い冬木立の枝から透かして眺めた、天龍寺の甍光景です。一番手前の甍は、『多宝殿』と呼ばれている建物です。多宝殿の場所は、亀山上皇が離宮を営んだ際、後醍醐天皇が学問所とした地とされます。
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今度は一足早い冬木立を避けての、多宝殿の建物の甍の光景です。後醍醐天皇の尊像を祀る祠堂です。後醍醐天皇の吉野行宮時代の紫宸殿の様式と伝えられます。入母屋造の屋根です。
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紅葉した楓の枝越しに眺めた、『多宝殿』の甍光景です。南に拝殿を持つこの建物は、昭和9年(1934年)に建築されたものです。
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紅葉した楓の枝のズームアップ光景です。バックは、先ほどと同じく、多宝殿の甍です。
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天龍寺の裏山、『望京の丘』の麓光景です。一足早い冬木立と、紅葉の樹にブラインドされた光景となりました。眼下に見えているのは、平和観音の小さな社でした。
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冬木立の枝で霞が懸かった境内の甍光景です。多宝殿や祥雲閣などのようです。境内の一番北側に位置する、僧堂の甍も見えているかもしれません。その背後の緑は、竹林です。
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すっかり葉を落とした冬木立の白い枝と、今が一番見頃の楓の紅葉のコラボレーションです。
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楓の紅葉と黄葉の話題です。イロハモミジ、オオモミジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデなどは黄色あるいは赤だけの顕著な色彩を示す場合と、一本の木に紅葉、黄葉が共存することもあります。殊にオオモミジは、葉の高さ(位置)により色が変わり、五色カエデと呼ばれることもあります。
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イチオシ
バックが暗くなった部分の、楓の黄葉のズームアップ光景です。
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斜面に生えた楓の紅葉光景です。今は褐葉に近い色の部分もありますが、紅葉に向かっているようでした。
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雑木林のような境内の一角の光景です。黄葉と褐葉の光景でしたが、褐葉の方は枯葉のような色合いでした。褐葉する植物は、ブナ科のブナ、ミズナラ、カシワ、スギ科のスギ、メタセコイヤ、ニレ科のケヤキ、トチノキ科のトチノキやスズカケノキ科のスズカケノキなどです。
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竹林と黄葉の楓の光景です。暗くなった竹林のバックが、枝振りのいい、楓の黄葉の引立て役でした。
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同じく、竹林と黄葉の楓の光景です。こちらの楓は、あまり剪定されていない若木のようでした。
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緑の下草の上に散り敷いた落ち葉の光景です。赤いカエデの葉に、同じような大きさの黄葉の落葉が混ざっていました。
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『鈴木松年翁』で始まる顕彰碑のようです。『鈴木松年(1848〜1918年)』氏は、明治から大正にかけて活動した日本画家です。鈴木派の祖・鈴木百年の長男で、弟に鈴木百翠、鈴木万年がいます。上村松園の最初の師としても知られています。天龍寺の龍の絵も描きました。
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『鈴木松年(すずき・しょうねん)翁』で始まる顕彰碑の傍から眺めた天龍寺境内の紅葉の光景です。鈴木松年は、曾我蕭白や岸駒に私淑し、その豪快な表現や画家としての気位を学び、洋画も独学で学んだ人です。
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松年の師の「曾我蕭白(そが・しょうはく:1730〜1781年)は、江戸時代の絵師で、池大雅(1723〜1776年)とも交友があり、また奇行の逸話を残しています。
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