2008/03/23 - 2008/03/26
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旅人のくまさんさん
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景福宮(キョンボックン)の次に世界遺産の昌徳宮(チャンドックン)にも立寄りましたが、セットミスで写真撮影を失敗しました。その次は、歩いて宗廟(チョンミョ)に移動しました。こちらも世界文化遺産です。(ウィキペディア、るるぶ・韓国・ソウル)
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宗廟に到着しました。宗廟を取り囲む石塀の光景です。宗廟は朝鮮王朝を創設した李成桂初代王の漢陽(ソウル)遷都の年である1394年12月に着工され、翌1395年9月に完成しました。その後、1592年の秀吉軍のソウル占領によって破壊され、1608年に再建されました。
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宗廟を取り囲む石塀と、その上に頭を出した宗廟内の樹木の光景です。長い歴史を持つ世界遺産ですから、廟内の樹木も大木に育っています。廟内には、カササギが多く生息し、高い梢には、巣が懸けられています。
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同じく、宗廟を取り囲む石塀と、宗廟内の樹木の光景です。李氏朝鮮の初代王の李成桂(イ・ソンゲ:1335-1408年)は、当初は元の武官とされ、1357年から高麗の武官になったとされます。廟号は、太祖(たいそ)です。康献王の呼び名もあります。
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場所によっては、宗廟の石塀を挟むように樹木が立ち並んでいました。話は戻って、初代王の太祖の陵墓は、京畿道九里市仁倉洞の楊州倹岩山にあります。世界遺産に指定された王陵の一つです。
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宗廟の入口が近付いてきました。何度か歩いた宗廟の南側の通りです。東から、西に向かう途中での撮影です。
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宗廟の入口がある建物の甍光景です。宗廟の主な建物は次の通りです。
①正殿:善政のあった王を祭る場所
②永寧殿:悪政を行った王を祭る場所
③功臣堂:李氏朝鮮の功臣83人を祭る場所
④斉室:沐浴して祭儀の準備をする場所
⑤典祀庁:祭器、祭具を保管する倉庫
⑥楽工庁:祭祀で音楽を奏する楽師の待機場 -
宗廟の入口に当たる建物の屋根飾りのアップです。漆喰で固められた重要施設の屋根の上には、例外なく魔除けの像があります。
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ここから先は、宗廟に入場しての撮影です。入口横に改札がありました。入場した後、振り返っての撮影です。宗廟の正門は外大門、または蒼葉門と呼ばれます。
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宗廟(チョンミョ)の世界遺産登録標識です。世界遺産に登録されたのは、1995年のことです。現在も全州李氏宗家によって、この場所で祭祀が営まれています。
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緑に囲まれた世界遺産の宗廟の平面図です。韓国で最初に世界遺産に登録されたのは1995年です。宗廟の他に『石窟庵と仏国寺』と『海印寺大蔵経板殿』が同時に登録されました。
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入口近くにあった建物です。先程の平面図には記されていない建物です。周りの景観の配慮した造りの事務所の建物でしょうか。
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望廟楼(マンミョルゥ)です。香大庁の南に位置する望廟楼は、祭祀の時王が立ち寄り、祀堂を眺めながら、先王と宗廟社稷を省みるとの意味で付けられた名称です。
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同じく、望廟楼の建物光景のアップです。望廟楼の周りには、恭愍王神堂(コンミンワンシンダン)と香大庁(ヒャンデチョン)の建物があります。
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中央・左右の三部分にそれぞれ薄石が敷かれている通路です。左右に比べ若干高くなっている中央の道は、神様が通ると考えられる『神路』と呼ばれます。右(東)側は、王が通る『御路」、左(西)側は皇太子が通る『世子路』と呼ばれます。以前、『神路』は歩いてはいけませんと、予め教えて貰ったことがあります。
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繁殖の時期に入ったのでしょうか、カササギさんが大きな声を上げて縄張り、テリトリーを主張しているようでした。人を見ても怯むどころか、威嚇する勢いでした。
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低い場所を飛び回ったり、鳴き声を上げていたカササギさんです。ある時、巣に近付くリスを空中から追いまわしていた姿を目にしたこともあります。冬のソナタの撮影場所になった、ナミソンでの光景でした。
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『正殿』の説明看板です。ハングルと英語での表記です。宗廟の中心をなす正殿には、最も西側に安置された太祖をはじめ、道徳に適った政治を行ったとされる19人の王とその王妃の計49の牌位が安置されています。
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正殿に入る正面の門です。向かって右側の並びには功臣堂(コンシンダン)が、左側には七祀堂(チルサダン)があります。
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正面から眺めた『正殿(チョンジョン)』の建物光景です。韓国の国宝第227号に指定されています。元々宗廟とよばれていましたが、太廟(テミョ)と呼ばれた時代もありました。
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正殿に祀られた位牌の配置図です。正殿は西側を最も上とし、第1室である西側1番目の間には、第1代の太祖の位牌が祀られます。李氏朝鮮の最後の皇帝である第27代の純宗皇帝(スンジョンファンジェ)まで、各王と王妃あわせて計49位の位牌が19室に祀られています。例大祭以外は、その扉は閉じられています。
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第1代の太祖の位牌が祀られた、西側1番目の第1室と、その左手方面の建物光景です。韓国の単一建物としては最長となる、長さ101メートルの建物の端の光景です。
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同じく正殿の左端方面の光景です。宗廟の周りには、自然林と思われる林が取り囲みます。冬木立の佇まいですが、新緑の頃には緑が映えます。
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ベンガラ色に統一された正殿の軒下と回廊の光景です。500年以上に亘って朝鮮王朝が続き、奉安する歴代王の位牌が増えたことで、横に向かって増築が続けられました。
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正殿の甍のアップ光景です。奥行きは余りない建物ですから、甍もシンプルです。白い雲がかかっていましたが、天気は上々です。
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正殿の甍の端の光景です。シンプルな造りとすることで、荘厳さを強調咲いているようです。魔除けの像はありますが、鬼瓦の飾りもシンプルです。
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正殿を取り囲む石塀の光景です。正殿がある左方向に向かって、緩やかな登り勾配になっていました。手前に見える石畳は、月台のものです。
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広い月台越しに眺めた正門の光景です。石が敷き詰められた月台は、東西109メートル、南北が69メートルです。例大祭の時に必要な広さでしょうが、普段でも祀廟建築としての品位と荘重さを表わしています。
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正殿を取り囲む石塀と石垣の光景です。正殿の敷地の北東角の光景だったようです。品格のある石組の光景です。
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正殿の東端の甍光景です。その周りを取り囲むのは、端正で品格のある石垣と石塀です。その背後には、カササギが巣を懸けた落葉樹がありました。
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ベンガラ色に統一された功臣堂(コンシンダン)の軒下光景です。壁には、控え目に緑色の彩色がありました。
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