2008/03/23 - 2008/03/26
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清渓川(チョンゲチョン)散策の次は、ソウルの正宮だった慶福宮(キョンボックン)の見学です。正門の前では、衛兵交代儀式のリハーサルの最中でした。(ウィキペディア、るるぶ・韓国・ソウル)
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清渓川見学の後、次は京福宮に向かいました。歩けない距離ではありませんが、地下鉄を利用しました。最寄り駅の京福宮駅構内の光景です。写真展が行われていました。地下鉄3号線になります。
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写真展から少しだけ作品を紹介します。夕焼と落雷の光景です。写真展以外では、絵画展等も行われていたことがあります。
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京福宮駅の出入口光景です。階段の左手には、『国立古宮博物館』が見えています。以前、京福宮の正面には日本統治時代から赤レンガ造りの国立中央博物館が有りましたが、今は取り壊され、粗らしい中央博物館は龍山に移設されました。
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地下鉄出口の右手に見えてきた京福宮(キョンボックン)の正門です。その前には、民族衣装を着た人達の集団がありました。衛兵交代儀式のリハーサルでした。
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ソウルの北側にそびえる山、北岳山(プガッサン)の光景です。風水学に基づき選ばれた地形で、景福宮(キョンボックン)の北側を守る山です。現在は、大統領府の青瓦台(チョンワデ)の背景にもなってます。
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工事中だった光化門(クヮンファムン)の説明パネルです。初代朝鮮王の李成桂による漢陽遷都(1394年)の際、景福宮の正門として建設されたのが始まりです。その後、焼失や移築があり、現在は発掘調査をベースに、元の場所に戻して再建工事中です。
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光化門の再建工事が終了した後の京福宮の鳥瞰図です。朝鮮総督府建設に伴って移設された位置から南に14.5メートルの位置に戻して再建の予定です。完工は2010年予定とされます。
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衛兵交代儀式のリハーサルスタッフの女性の方達です。紫色の時代衣装風の装いでした。テントの中には、英語、日本語、中国語への通訳の席が設けられているようです。
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岩肌が剥き出しになった北岳山(プガッサン)の光景です。北の守りには理想的な岩山のように見えます。初代朝鮮王の李成桂の時代、無学大師の風水に基づき、漢江の北、北岳山の南にあたる『陽』の地が選ばれと伝えられます。
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『興礼門』の甍の光景です。興礼門とその北側の勤政門に亘る空間は、王を護衛する兵器や軍事訓練を担当する近衛隊が配置された場所とされます。
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『興礼門』の大額です。興礼門は、南北線上に位置する光化門と勤政門の間に位置する門です。1916年、日本により朝鮮総督府が建てられたことにより、興礼門等が撤去されました。興礼門とその周りの建物が再建されたのは、総督府撤去後の2001年10月のことでした。
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『興礼門』の甍のアップです。魔除けの屋根飾りが整然と並びます。しっかりと、白い漆喰で固められた甍です。
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『興礼門』に連なる建物光景です。京福宮の西面になります。西側には『迎秋門』と呼ばれる門があります。相対する東門は『建春門』です。
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京福宮を取り巻く、回廊のような建物のコーナー部分の光景です。黒い瓦とベンガラ色の壁に統一された、風格ある建物です。
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京福宮に向かって左手方面の光景です。建物は、『国立古宮博物館』の一部です。その手前には、衛兵交代儀式のリハーサルのための白いテントがありました。
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長刀を手にした赤い服の武官です。指揮者か副官当たりの役割でしょうか。兜には位を表わすような飾り羽が付いています。
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黄色の旗に描かれた雲竜図です。中国では、黄色と5本指の龍は皇帝のシンボルですから、この旗も朝鮮王の近衛兵のシンボルでしょうか。
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黒色の旗ですから、北方面を守る玄武です。四獣の一つである玄武は、脚の長い亀に蛇が巻き付いた形で描かれることが多く、玄天上帝として、黒服の男性が描かれることもあります。
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白色の旗ですから、西方面を守る白虎です。四獣の一つである白虎は、細長い体をした白い虎の姿をしています。
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色の区別が付き難いところですが、濃い青色でしょうか。その旗に描かれている動物は、四獣の内の青龍のようです。東を守備します。
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左手に白色の旗、右手に赤色の旗が並んだ光景です。白色の旗には灰色の馬が、赤色の旗には鳳凰らしい動物が描かれています。
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こちらは左側が青色、右が赤色の旗です。青色には青龍が描かれているようですが、赤色の旗の方の文様は判然としません。
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後方の門の前には、青い服の人達が守りを固め、赤い服の人達がその前で横に整列しました。ステップを踏みながら進む、衛兵交代儀式です。
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最初は、帽子に羽根飾りを付けた赤い服の人が上官かと思おいましたが、更に上の位の人達がこのお二人のようです。そう言えば、前に見学した衛兵交代では、最高責任者は武官と文官を従えていました。
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前に見学した衛兵交代儀式では、鍵や引き継ぎ書類の受け渡し場面もありました。この日のリハーサルでは、その場面は見かけませんでした。
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最初に撮影した赤い服の人は、指揮官か副官かと思いましたが、同じ服装、帽子の方が3人集まりました。守衛する場所が同じ武官の人達のようでした。
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衛兵交代儀式のリハーサルが続きます。赤い服の一団は右に向かって進み、青と緑の一団は、左に進んで行きました。青と、緑が同一視されているのは、緑の信号を青信号と呼ぶ日本でも同じです。このことは15年以上前、イ・ヨンヒの著書で知りました。
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大がかりな儀式には、合い図等に使う大太鼓が不可欠なようです。旗を持った人の横に、カラフルな色彩を施した大太鼓がセットされていました。
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これで慶福宮の興礼門の前行われていた衛兵交代儀式の紹介はお終いです。京福宮は。1592年の文禄の役における秀吉軍の入城を前に焼失したとする説もありますが、この戦いが、その後の270年間の荒廃に繋がったことは無視できない事実です。京福宮が再建され、衛兵交代儀式が復活したことは、韓国の伝統文化の継承にとってかけがえがないことだと思います。
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最後にもう一度、慶福宮の興礼門のアップです。次は京福宮(キョンボックン)の離宮として使われた昌徳宮(チャンドックン)に向かいました。
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