TTukomiさんのクチコミ(98ページ)全2,291件

上田城跡は上田駅より徒歩15分程。
旧城下町の面影が残る枡形の道や上田藩主屋敷跡を通り本丸入口の北櫓・南櫓が並ぶ東虎口櫓門に着く。
本丸を通り抜け西櫓から尼ヶ淵に降りる。
千曲川の流れがない今でも、尼ヶ淵から見上げる西櫓から南櫓の断崖は、東軍の攻めを2度も防いだ難攻不落の城だったことを実感させられる
。

かってのJR信越本線・現在も湘南電車が走るしなの鉄道と、JR小海線の接続駅である小諸駅は、しなの鉄道が本線、JR小海線がローカル線である事をおもい知らされる。
小諸駅の裏手直ぐ側には、小諸城跡の懐古園がある。

小諸城跡本丸が懐古神社となっていた。
三の門から枡形部を除けばほぼ直進し、黒門橋に着く。黒門橋を渡ると本丸跡で懐古神社だった。
懐古神社の本丸跡はさほど広くなく、片隅に小さな天守台跡があった。
小雨の降る中の訪問だったので薄暗く、穴城と呼ばれる通り最低部の本丸跡は城跡とは思われず、寂れた神社にぴったりの風景だった。

三の門は懐古園の入口となっていた。これ以上先の城内は、入園料300円が徴収される。
小諸城跡として紹介される箇所が、唯一この三の門の写真しか見た事が無いと思い、入場してその意味を理解する。
城に興味ないの無い方は、自然の豊かさを味わえる時期以外は、時間等の無駄使い。

三の門の手前に徳川秀忠の憩石がある。

しなの鉄道が小諸城跡城内を分断し、小諸駅を中心にして、駅玄関口に大手門、裏手側に三の門があった。
大手門と三の門は、鉄道を潜る地下道で結ばれていた。いずれも重文に指定されている小諸城跡に残る唯一の建築物。
大手門を潜ると城跡の中心部に向かうに連れて下っていて、穴城と呼ばれる意味を実感する。

三の門が入園口になる小諸城跡の懐古園。
小諸城跡は、三の門を潜り二の丸・本丸に行くに連れて降り、全国でも珍しい「穴城」と呼ばれる意味が理解出来た。
本丸の裏手の水の手展望台からは、千曲川の断崖の高台にある城跡だと実感出来た。

野辺山駅は、JR最高地点の駅。駅名板の横にJR最高駅の碑が建っていた。標高は、1345.67mと語呂合わせの良い数字だ。
JR最高地点は、駅手前、かなり清里寄りの踏切の八ヶ岳側に建っていた。
この駅で多数下車。野辺山駅以降小諸駅までローカル列車に変身する。

中央本線から小海線の乗り換え駅で、小海線の始発駅。
中央本線のホームから小海線のホームに移動すると、車両も電車から列車に変わり、ホームは観光模様のホームになり、雰囲気がガラッと変わり旅行気分を醸し出された。

小渕沢11:21-清里11:48-野辺山11:56-13:36小諸

小渕沢駅を出ると中央本線を下方に眺め、高度を稼いでいることを実感する。車窓は、右手に富士山、右手後方に南アルプスの甲斐駒ケ岳、左手に八ヶ岳を眺める高原列車だった。

清里駅と野辺山駅間はJR最高地点であり、野辺山駅寄りの八ヶ岳側にJR最高地点の碑を見ることができた。
野辺山駅はJR最高地点駅。

小渕沢駅から野辺山駅間は、混み合った観光線で、野辺山駅を過ぎると地方の田舎のローカル線だった。

パチンコ屋に併設されているスーパー銭湯。
ナノ炭酸泉の他に高濃度酸素温泉という珍しい人工泉があった。効果はというと表示されているがハテナ。湯は、全体的に消毒臭が気になった。

全ての浴槽は、狭さを感じる中途半端な広さ。少し入浴者が増えるとゆっくりと浸かっていられない。平日の日中の訪問で感じたので、温泉の少ない名古屋では、土日の混雑度が想像される。

露天風呂には、知床のカムイワッカの湯があったが、全く別物。嘘も甚だしい。カムイワッカの湯を誰も知らないと思い舐めているのかと思わざるおえない。

温泉分析書は、あちらこちらと見回したが見当たらない。本当に天然温泉かとの疑問大。

苗木遠山歴史資料館及び付近に駐車場あり。

苗木城跡の特徴は、自然石と人工物である積み重ねられた石垣がマッチする石垣にあった。
天守展望台からの眺望は、木曽川の流れや恵那山を眺め、360度の素晴らしい風景であった。

他の有名な山城跡と比較すると、難なく本丸に行け、町中の小高い丘にある様なチャチな小さな公園に感じる。

御嶽山下山後の日帰り温泉を求め国道19号を名古屋方面に戻ると、道の駅大桑にフォレスパ木曽日帰り入浴可の看板を見て向かう。

薄茶色の若干塩素臭のある加水加温の循環式のPH8の弱アルカリ性の温泉だった。けれど、湯質は、ぬめりがあるぬるめの気持ちの良い湯だった。
浴槽は内湯の一つのみ。入浴料は600円。

御嶽山下山後の楽しみとして、帰宅の利便性を考え、国道19号線沿いにある棧温泉を目指す。
道の駅木曽福島を名古屋方面に進み、国道をそれた木曽川沿いの渓谷美の良い場所にあった。

車一台がやっと通れる道を降りた先の狭い駐車場に停めフロントに向かうと、従業員が「今日は団体客が来るので入浴できません」と悪びれもなく抜かし、ふざけるなとの思いだった。
二度と行かない。

日本最高位の2905mにある火口跡の二の池は、剣ヶ峰側斜面には池の淵まで雪が残っていて、コバルトブルーの神秘的な池だった。
噴火があったとは思えない程、静寂。しかし、池の手前からは入山規制があり、硫黄臭、生々しい火山灰が降り積もっていた。

JR鵜沼駅から徒歩20分程。
鵜沼駅から徒歩で犬山城に向かうと、名鉄と並行して木曽川に架かる国道の橋を渡る。この橋から眺める犬山城が素晴らしい。
当日は夕日に照らされる犬山城を眺め、特にその事を実感する。

入場料は、本丸入口から550円も取られる。
建物の遺構は、狭い狭い本丸内の石垣の上にポッンと乗る天守閣のみ。
建物の価値がわからなければ、国宝と言う名だけでわざわざ入場料まで払って見るのは勿無いだけだ。

高山本線と太多線の分岐駅であり、名古屋への通勤圏の一部と思われるが、地上階の立派な駅舎のみが際立つ静かなローカルな駅だった。
駅前には目立って何もなく、中山道の太田宿の最寄りの駅である事が強調された駅だと感じた。

脇本陣の斜め前が太田宿本陣跡。こちらは本陣門のみ残っていた。
本陣門の写真を撮っていると、こちらの住居の方と出会い歴史的な保管物を拝見させて頂ける。
本陣は皇女和宮の下向時宿泊所となり、その時使用された調度。幕末の武田耕雲斎の鎧兜。その他歴史的に非常に価値のある物を。ショーケースもなく目の前で拝見できすごく鳥肌が。

小松屋より古い町並みを眺めながら歩いてすぐ。母屋は住居として使用されているので内部見学できなかったが、隠居部と呼ばれている内部は無料公開されていたので立ち寄る。興味がわかなかった。
重要文化財であるようだが、宿場町は古い町並みを見る事にしか価値観を見出せない。

美濃太田駅より直線に伸びる道を進み木曽川に突き当たる所が旧中山道で、左に曲がり枡形の道を過ぎると小松屋があった。徒歩15分程。
うだつが立派な建物だった。内部は無料公開されていたが、他方で公開されている同時代の内部と大した差異を感じる事無くあまり興味がわかなかった。
無料公開なので立ち寄ったもの。

下呂温泉というネームバリューからすれば、飛騨川沿いにあるすごく小さな田舎駅、が実感。
下呂温泉街の中心部の外れにある駅だった。
駅前を右手に進み、JRの線路を超え、飛騨川を渡ると、人混みのある下呂温泉街に出た。