紅映さんのクチコミ(7ページ)全717件

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その㉙

2006年4月に建立。
広島平和記念公園の敷地内にある広島平和記念資料館と原爆ドームを結ぶ直線上に設置されています。このことは、実際にこの慰霊碑の前に立って初めて知りました。
慰霊碑は「原爆犠牲者の霊を雨露から守りたい」という趣旨から、屋根の部分がはにわの家型をしているのだそうです。そして、中央の石室（石棺）には、国内外を問わず、死亡した原爆被爆者全員の氏名を記帳した名簿が奉納されているということです。
翌朝早く再訪すると、すでにお参りに訪れる人の姿があり、その傍らで係の方々がたくさんの供花の整理をなさっていました。

　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２８

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その㉘

嚴島神社の社殿を造営して現在の規模に築きあげ、宮島を今日の隆盛に導いた平清盛の偉績をたたえ、また、その霊を慰めるために１９５４年（昭和29年）に建てられた、時代的にはとっても新しい神社です。
厳島神社の出口から更にはずれのほうへ行った海の近くにある小さなお社なので、ほかに訪れる人はいませんでした。

　　　　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２８

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その㉗

厳島は一般に「安芸の宮島」とも呼ばれ日本三景の1つに数えられています。
全国に約500社もある厳島神社の総本社なんだそうです、びっくりですね。
海上に建ち並ぶ建造物群と背後の自然とが一体となった景観の見事さ、建造物の多くは創建時の様式に忠実に再建され、平安時代、鎌倉時代の建築様式を今に伝えていることなどが評価されて、平成8（1996）年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。
厳島神社（1件6棟）が国宝です。
雅な建造物を実際に肌で感じながら、平家隆盛期の繁栄ぶりに思いを馳せました。

　　　　　　　　　　　　訪問日　２００８・５・２８

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その㉖

大鳥居は境内の沖合約200mの地に立っているので、満ち潮の時は海の中に立っていることになります。
奈良の春日大社・敦賀の気比神宮の大鳥居とともに「日本三大鳥居」に数えられているという大きな鳥居です。
現在のものは平清盛の造営時から、なんと８代目だそうです。扁額は有栖川宮熾仁親王の染筆で、沖側には「嚴嶋神社」、神社側には「伊都岐島神社」と記されているらしい・・・
写真や映像では見て知ってはいたものの、実際に間近で拝見すると、威厳があって神々しくさえありました。願わくば引き潮で、鳥居のそばまで行ってみたかったです。

　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２８

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その㉕

尾道海峡（水道）は、尾道市の瀬戸内海のうち、本州と向島に挟まれた東西に長い幅約200から300メートルの狭隘部の呼称です。そんな海峡にある尾道港は古くから瀬戸内航路の主要商港として機能していたとのことです。
水道に南面する本州側の尾道市中心市街地、向島には造船所とこれに続く住宅地があります。そのため、水道には向島と本州側尾道市街地を結ぶ生活交通網として３本のフェリー航路と２本の橋梁（尾道大橋と新尾道大橋）が整備されているそうです。
朝になってホテルの窓から見ていると、フェリーがひっきりなしに水道を往復して、通勤・通学の人々を運んでいました。
活気にあふれた感じで、とても感動しました。

　　　　　　　　　　　　観察した日　２００８．５．２８

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その㉔

商店街アーケードを抜けたところにありました。すぐ後ろは山陽本線の線路です。
北九州の人ということですが、大正５年尾道に移り住んで、尾道の尋常小学校、高等女学校を卒業しています。その後上京して、出世作「放浪記」を出して、新進作家として大成をしたそうです。
今回は訪問出来ませんでしたが、近くのうずしお小路に残る旧林芙美子居宅が「おのみち林芙美子記念館」となっているようです。次の機会があったら訪ねてみたいと思います。

　　　　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２７

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その㉓

千光寺から下ってきたところにあるお寺で、国の重要文化財になっているとっても大きな三重塔があります。三重塔は別名海雲塔。その名のとおりバックに見える海と空は格別で、尾道を代表する景色のひとつとなっているようです。

夕方になってきたので、三重塔を間近に拝見させて頂いただけで失礼を致しましたが、存在感のある塔でした。

　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２７

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その㉒

尾道港を一望する大宝山の中腹にある、珍しい舞台造りの別名「赤堂」とも呼ばれる本堂で知られます。
境内中央に巨岩「玉の岩」がありますが、昔この岩の頂に如意宝珠があって、夜毎に海上を照らしていたのでこの地を「玉の浦」と呼ぶとか。
大きな岩があって、しかも山の斜面に建つ珍しいお寺さんでした。
市街地から千光寺公園まで３分で結ぶロープウェイがあり、是非乗りたいと思っていましたが、残念ながら営業時間が過ぎていて乗ることが出来ませんでした。

　　　　　　　　　　訪問日　　２００８．５．２７

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その㉑

瀬戸内海を渡って尾道市にやってきました。備後三十三観音霊場第六番札所です。
金堂や三重塔、ご本尊の薬師瑠璃光如来坐像などは国の重要文化財だそうです。
境内とてもは広いので、とても回り切れませんでした。
木彫りのような彫刻を施した手水処が印象的でした。

　　　　　　　訪問日　　　２００８．５．２７

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その⑲

岡山県倉敷市と香川県坂出市を結ぶ10の橋の総称です。橋の大部分は香川県に属するそうです。1988年（昭和63年）に全線開通し、それにより初めて四国と本州が陸路で結ばれました。橋には道路と鉄道が通り、鉄道道路併用橋としては世界最長で「世界一長い鉄道道路併用橋」としてギネス世界記録（2015年）にも認定されているそうですよ、すごいですね。

この道路を通るのは初めてなのですが、瀬戸大橋開通の日にたまたま大阪の友人宅にいたので、電車で坂出まで往復しました。なんとまあ30年以上も前の話になってしまいましたけど・・・

　　　　　　利用日　　２００８．５．２７

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その⑱

四国八十八箇所霊場の第8１番札所です。
香川県の霊峯五色台の最も西よりの白峯（標高３７７m）に位置しています。
白峯寺縁起によれば、弘法・智証大師によって開基されたと伝えられています。
悲運の帝・崇徳上皇ゆかりの地です。崇徳上皇は権力の座を賭けた政争「保元の乱」の首謀者として流され、この地で亡くなりました。百人一首にも選ばれるほどの和歌の才能を持ちながら波乱の一生を終え、のちに怨霊になって平清盛らを悩ませたと言われます。
うっそうとした山中にあって、四季それぞれに趣のあるお寺です。
山門（七棟門）は高麗形式の門の左右に２棟の塀を連ねた、とても珍しい門となっています。

【御詠歌】
霜寒く露白妙の寺のうち
御名を称ふる法の声々

境内に崇徳天皇御廟遥拝所があります。


　　　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２７

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その⑰

四国八十八箇所霊場の第84番札所です。
屋島の南嶺山上にある真言宗御室派の寺院。律宗の開祖である鑑真が朝廷に招かれ奈良に向かう途中に当地を訪れて開創し、のちに弟子の恵雲がお堂を建立し屋島寺と称し初代住職になったといわれます。
嵯峨天皇の勅願を受けた空海は、お堂を北嶺から南嶺に移し、千手観音像を安置し本尊としたと伝えます。立派な四天王の安置された四天門があります。

お寺のある屋島は、硬質の溶岩に覆われた平坦面が侵食された残丘で、南北に長い台地が海へと突き出ていますので、とても見晴らしのいいところです。

【御詠歌】
梓弓屋島の宮に詣でつつ
祈りをかけて勇む武夫

　　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２７

江戸時代に長い年月をかけて手作りされた貴重な時計の数々を見ることが出来ます。
もと勝山藩の下谷屋敷跡に建てられた上口和時計保存協会がもとで、2代目が現在の本館を建てたそうです。
敷地内には木々が鬱蒼としています。
この日は臨時休館となっていました。

　　　　　訪問日　2020.4.19

越後湯沢へ東京から日帰りで酒造見学とアルプの里を訪ねた折に昼食として利用しました。
越後湯沢駅から至近で分かりやすく、名物のへぎそばということで選びましたが、あとから調べてみると、なんと人気店のようでした。
時間的にお昼の時間が過ぎていたこともあって、待つこともなくすんなりと入れましたが、休日とかスキーシーズンなどは混んで大変なんだそうです。
人気のへぎそばもまいたけの天ぷらもとても美味しかったです。


　　　　　　　　　　　利用日　　２０１２・９・２５

川端康成の有名な小説「雪国」のヒロイン駒子の名にちなんだ共同浴場ですが、十分な広さの休憩スペースを持っていて、湯上りには、しばしゆっくりとくつろぐことが出来ました。
こじんまりした和室の休憩所や浴場もどことなく風情が漂っていました。
越後湯沢駅から徒歩２０分ほどなので、ぶらぶらと歩いて行くことも出来ます。

収穫期を迎えた田んぼに稲架が並んでいて、そんな景色の向こうにこの施設はポツンと建っています。
地元の人たちも気軽に訪れる憩いの共同浴場のようで、駐車スペースも大きいとのことです。

　　　　　　　　　　利用日　２０１２．９．２５

　

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その⑮
旧全日空ホテルクレメント高松は現在はJR四国ホテルズが運営するJRホテルクレメント高松となっています。JR高松駅から至近です。
高松港の近くに位置する四国最大規模のシティホテルです。瀬戸内海の島々と高松市街を一望出来るそうです。また高松城跡玉藻公園のすぐ目の前で、日の出から日没まで開園しているというので、朝食前に散策に行ってきました。

　　　　　　　利用日　２００８・５・２６日から１泊

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その⑯

高松に一泊した折に、早朝に見学させて頂きました。
１６世紀の末頃、豊臣秀吉から讃岐一国を与えられ、国主として生駒親正が入府し築城したもので、その後、常陸国（茨城県）下館藩主だった松平重が東讃岐12万石の城主として入城、松平氏の治世は11代228年間にわたり、高松は松平氏の居城として栄えましたが、
明治２年、版籍奉還によって廃城となり一時、政府の所管になりました。
１９５５年に一般に公開されるようになったそうです。
月見櫓・披雲閣・披雲閣庭園などが見事でした。

　　　　　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２７

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その⑭
神仏習合によって真言宗の象頭山松尾寺金光院となり、象頭山金毘羅大権現と呼ばれましたが、明治維新の際に神仏分離・廃仏毀釈が実施されて、宗教法人金刀比羅本教の総本部となりました。全国にある金刀比羅神社、琴平神社あるいは金比羅神社の総本宮です。
唄にもあるように、海上交通の守り神として信仰されており、漁師、船員など海事関係者の崇敬を集めています。現在ではこんぴらさんと呼んで親しまれています。
こちらの参拝はなんと言っても階段を登って行かなくてはならないことです。
本宮までが７８５段、更に奥社までが５８３段、合わせて１３６８段です！！
初めにして最後と思われる今回の訪問ですが、残念ながら本宮までで断念しました。
それでも、お籠に乗らなかっただけ偉かったでしょ！？（笑）

大門　３６５段目、ここからが実際のスタートになります。　
桜の馬場　ここまでは平たんな道が続きます。
書院　４７７段目　黄色以外のお守りを買うことが出来ます。
賢木門　６４２段目
本宮までの最後の急な階段が１５７段あります。
そして７８５段目、金刀比羅宮に到着。
黄色いお守りはここでしか買えないそうです。

本宮の境内から讃岐富士（飯野山）が見えます。

　　　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２６

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その⑬

真言宗善通寺派の総本山であり、また四国八十八ヶ所霊場の75番札所でもあります。
このお寺は「屏風浦五岳山誕生院善通寺」と号し、お大師さま誕生の地であることを示しています。御誕生所である善通寺は、京都の東寺、和歌山の高野山とならぶ弘法大師三大霊跡のひとつとして、古くから篤い信仰をあつめているといいます。
東院・西院に分かれている広大な境内には、由緒あるさまざまな建物があり、参拝者、巡礼者が数多く行き交っていました。
誕生院「仁王門」　国登録文化財
誕生院「御影堂」（大師堂）国登録文化財
御影とは真言宗では弘法大師空海の姿を指し、御影堂奥殿の厨子内には秘仏・瞬目大師（めひきだいし）像がおまつりされているそうです。
東院伽藍「金堂」
善通寺の本堂である金堂は、伽藍（東院）の中央に位置します。
金堂内の中央須弥壇上に座すのが、善通寺の本尊・薬師如来坐像です。御室大仏師・北川運長の製作。国重要文化財
「大楠」
南大門北と五社明神社のかたわらにある2株の楠は、いずれも樹齢千数百年と伝え、お大師さまの幼少の頃、そして善通寺の創建当時を偲ばせる大木です。「善通寺境内の大グス」として香川県の天然記念物に指定されています。

【御詠歌】
我すまばよもきゑはてじ善通寺
ふかきちかいの法のともしび
　　　　
　　　　　　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２６

２００８年５月に友人と松山・琴平・高松・尾道・広島・宮島と４泊５日で回った時の記録です。

その⑫

琴引公園の六九番札所の観音寺からほど近い四国霊場七十番札所です。
本堂は国宝に指定されています。一重寄棟造り、本瓦葺きの風格あふれる建物で、正安2年（1300）建立の奈良風の造りです。
シンボルとしての五重塔があります。五重塔があるのは四国霊場では竹林寺・志度寺・善通寺とこの本山寺の4ヶ所だけとか。
仁王門は和様・唐様・天竺様という三つの様式で造られた、どっしりとした構えの八脚門。国指定の重要文化財となっています。
境内は整然とした佇まいでした。

【御詠歌】
もとやまに誰か植江ける花なれや
春こそたをれたむけにぞなる

　　　　　　　　　　　　訪問日　２００８．５．２６