Mr.Tさんのクチコミ(30ページ)全1,083件

中之島にあるひときわ目立つ赤煉瓦の建物。
手掛けたのは東京駅などの設計で有名な辰野金吾。
中之島にある建造物では大阪府立中之島図書館と並んで重要文化財に指定されている。
重要文化財だが、公会堂として現在も使用されており、覗いてみるとレストランもあるようだった。
夜間はライトアップやプロジェクションマッピングも行われているようで、ぜひ見てみたい。
アクアライナーに乗っての水上からの眺めもまた良し。

大阪城の北を抜けて大阪城ホールを隣に見ながら歩き、大阪城港へ向かう。
港というより船着き場だが、川の駅として看板が出ていることもあり乗船券売り場では軽食を購入することもできる。
ここからアクアライナーに乗って淀屋橋を目指した。航行時間は20分。
航路にはいくつかの橋があるため、船は平べったく作られている。船内は狭く感じることなく快適に過ごせる。
また、天井がクリアーになっているので、橋を下から眺めることができる。
橋すれすれを通るのを見上げながら20分の航行を楽しんだ。

休日に訪問、やはり天守閣のチケット売り場は行列だが、大阪周遊パスを持っていたので並ぶことなくそのまま入口へ。
天守閣展望台からの眺めはどの方角も素晴らしく、遠くにはあべのハルカスや通天閣も望める。
もちろん金のしゃちほこも近くでじっくりと見ることができる。
展望台から下は博物館や歴史ミュージアムとなっていて、じっくり見るなら１時間はかけたい。
ミュージアムを見た後で城の外観を眺め、随所に凝らされた造形を改めて観たい。
そのため、双眼鏡持参がよいかもしれない（展望台でも活用）。

森ノ宮駅方面から天守閣に向かって大阪城公園を進んでいくと、約20分で豊国神社に着く。
境内はそれほど広くない。拝観目安は15分。主に奉られているのは豊臣秀吉。
そしてこちらの御利益は出世である。まさしく秀吉の出世にふさわしい。
年老いた秀吉像が鳥居の外の駐車場で眼光鋭くにらみを利かせているが、訪問時は逆光だったのが少し残念。

森ノ宮駅で下車し大阪城公園へ。
広大な公園であり、大阪城天守閣へはどの入口からもかなり歩く。
森ノ宮駅方面からまだ遠く小さく見える天守閣に向かって歩いて行く道は自然豊かな公園。内堀の内側に入って蓮如上人袈裟掛けの松などを見たら、豊国神社にもお参りを忘れずに。

天保山公園を奥に進み、モザイクタイルのパブリックアートが並ぶ道を抜ける。
この先に小さな小屋と四角い灯台がある。
渡し船は20～30分に1本出ているが、待合所には誰もいなく使う人は少ないのかと思っていたら、自転車での乗客がやってきた。
船内は何もなく、壁際に手すりがあってこれにつかまるのみ。ここから桜島までわずか3分で結ぶので操船はかなりアグレッシヴ。

天保山マーケットを抜けて海沿いを歩くと公園がある。ここが天保山公園だが、階段で登る小高い丘は展望台でここが天保山ではない。
この展望台を抜けて「階段を下りた」先に天保山の山頂はある。
天保山ができた歴史をみると、水路を通りやすくするためにそこの土砂を積み上げてできたそうである。
現在は仙台にある日和山に抜かれて日本二番目となってしまった。
ちなみに秋田県にある大潟富士も日本一低い山を名乗っている。

ＵＳＪエリアから天保山エリアへ移動するのに利用。
ＵＳＪからユニバーサルシティポートまで徒歩約10分。
これらのエリアは近いが、簡単には行き来できないので水路を横断するのがベスト。
ユニバーサルシティポートには観光遊覧船なども発着。
わずか10分だがＵＳＪの裏側、天保山観覧車、海遊館、埋立中の舞洲エリアなど両舷に見るべきものはたくさんある。

コスモスクエア駅からコミュニティバスで10数分、環境局前で降りる。
バスからすでに見えている異様な外観の建物は大阪市環境局舞洲工場、つまりゴミ収集車の出入りする清掃工場。
内部見学には予約が必要なので、建物の外観をぐるっと一周するのに約20分。
ゴミ収集車の出入りする口もちゃんとある。
少し離れたところに似たデザインの建物があるが、こちらは下水処理施設（スラッジセンター）。

新世界にあるひと際大きな建物がスパワールド世界の大温泉。
月ごとにフロアが男女入れ替わるようになり、訪問時はヨーロッパゾーンが男性だった。
とにかく広大なフロアで、それぞれの風呂も大きく趣向を凝らしたつくりになっている。
中でも青の洞窟をイメージした洞窟風呂は、かなりよかった。
サウナも数種類あるが、変わったところでは塩サウナ。じっくり汗を流したい人にもお勧め。

ゲームセンターともパチンコ屋とも違う、「遊技場」という呼び名が妥当か。
夕食後に入ってみると店内はいろいろな客層で賑わっている。
店内は明るいので割と入りやすい。
ルールは簡単で、適当に台を選んで始めると100円で約5分遊べた。
入賞したときに球がバラバラと落ちてくるのが何ともいえずアナログで面白い。
台に囲まれた中央部に店員がいて、声をかければ景品と交換してくれる（はず）。
携帯やデジカメを忘れないように、と貼り紙があったので店内の撮影は可なのだろうと勝手に解釈。

新世界は串カツ屋激戦区であり、夜になると路上では必死の呼びかけが目立つ。
そんな中、だるまは有名店であり、新世界に数店舗あるがどこも行列。
行列に並んで約30分、「長いことお待たせしてすみません」との案内でカウンター席へ。
すでに目の前にはソースの入った大きめのバットが置かれている。
二度づけ禁止はもはや常識、他にもキャベツは箸を使わないなどのルールは店内に書いてある。
串カツセットとどて焼、アルコールを発注。
ネタが揚がると、店員さんが丁寧にすべてどれがどれか説明してくれる。
店内はせわしなく、うるさいが店員さんのやさしさがよく伝わるお店だった。

新世界の象徴、通天閣。展望台になっているので夜景を見に昇った。
エレベータで５階まで登った先が展望台である。遠くまでよく見えるが、館内が明るいので写真を撮ると窓に反射してしまう。
ぐるっと回ると金のビリケン様像が安置されており、足をさするための行列が絶えない。
階段で４階に下りると、こちらも展望台になっており５階と違って照明を抑えている。
そのため写真撮影はこちらの方がよい。ライティングされたあべのハルカスもきれいに見える。
２階はキン肉マンミュージアム。作者のゆでたまごが大阪出身ということによる。
ファンには必見のアイテムが揃っている。

１泊素泊まり3000円という超格安。
新今宮駅にも近い。新世界へ歩いて行ける。
ただし設備は値段相応で、部屋は狭く、床はリノリウム、風呂なし。
風呂は新世界のスパワールドがあるので問題なし。
窓からは道を挟んでシルバーセンターがよく見えた・・・。
フロントの方も大陸系だったが応対は問題なかった。
wifiが使えるようで、IDとパスワードが書かれた紙を渡されたが、これが米粒写経のように小さい。
こんな環境でも泊まれれば関係ない、という方はどうぞ。

愛染坂にある勝鬘院愛染堂。
住宅街にありながらも朱塗りの山門がよく目立つ。
境内はそれほど広くないが、縁結びの寺として参拝客は多い。
本堂（愛染堂）の奥には大日如来の奉られた多宝塔があり、本堂と多宝塔は重要文化財に指定されている。
拝観目安は20分、御朱印は本堂内で頂く。
境内には「愛染かつら」とよばれる巨木があり、桂の木にのうぜんかずらのつるが巻きついていることから
縁結びの霊木とされている。

一心寺から細い道に入って行き、清水坂へ。
ここにあるのが清水寺。
山門はなく、境内はまず墓地になっている。しかしその先には京都と同じく清水の舞台がある。
ここからは天王寺を一望、というわけにはいかないが、近くの街並みや遠くはあべのハルカス、通天閣が見える。
階段を下ると仮本堂があり、こちらの授与所で御朱印がいただける。
仮本堂の先には修行場があった。
拝観目安は20分。

山門前の石塔にお骨仏の寺とある。
これは文字通りお骨で作った仏像が安置されているためで、全国から参拝者が集まり境内はとても人が多い。
山門は近代建築アートのようでびっくりするが、その両脇に建つ仁王像も彫刻のようでありまた驚く。
境内歩それほど広くない。拝観目安は20分。
御朱印は寺務所で頂ける。案内所にて丁寧に場所を教えていただいた。

天王寺駅から徒歩で結構距離がある。極端に高い建物がないので、近くまで来ないと意外と分かりにくかった。
ここは日本最古の寺院の一つとして重要であり、参拝客は後を絶たない。
境内は広大で、拝観目安は1時間。
四角い境内はとてもわかりやすい構造になっている。
主要な伽藍は境内中央の回廊に囲まれており、仁王門、五重塔、金堂、講堂が一直線に並ぶ様式は「四天王寺式」と呼ばれている。
中央部分は拝観料が必要。
また、境内からはあべのハルカスがどこからでも見え、天王寺の歴史と現在が共存するような対比が面白い。。
御朱印は境内西側にある御朱印所で頂く。御朱印所の前に札所一覧の看板があり、かなり多くの札所を兼ねていることが分かる。

あべのハルカスは２段構造になっていて、展望台があるのは高層部。
しかし、あべのハルカスそのものを見るのにはベストな場所がある。
それがウイング館の屋上にある「空の広場」である。
ここは屋上庭園になっていて、ちょっとした憩いの場所でもある。入場は無料。
振り返るとハルカスのタワー部が目の前にそびえている。
また、自撮り用のフォトミラーが置かれていて、タワーをバックに自分を入れた写真が撮れるのも特徴。

大阪駅からは10分ぐらい歩く。
二つのビルが空中展望台で連結しているのが特徴で、展望台へと続くエスカレータが非対称のアクセントになっている。
空中展望台（空中庭園）は有料。ガラス張りの展望フロアがあり、さらに屋上に出てガラス無しの360度の視界を楽しむことができる。
ここで見られる景色は主に梅田の高層ビル群。40階からはほとんどのビルを見下ろす視野になる。
実は世界の有名建造物20選に選ばれた世界的に有名なビルだった事を後で知った。