RON3さんのクチコミ(4ページ)全4,319件

国指定名勝「おくのほそ道の風景地」となった草加松原は、松並木と遊歩道がきれいに整備されています。その南にある「矢立橋」は、川にではなく道路に架かる橋、つまり歩道橋としてできた太鼓橋です。
橋の上からの眺望もよく、「綾瀬川と一体となった水と緑の美しい景観をもつ道」として「日本の道百選」にも選定されることにも貢献したと思います。
「美しい日本の歩きたくなる道500」にも選定されています。

橋名は、松尾芭蕉『奥の細道』の「旅立ち」の項が由来だそうです。
　　「行春や　鳥啼魚の　目は泪
　これを矢立の初として、行道なおすすまず」

「おくのほそ道の風景地 」として国指定名勝となった草加松原（松並木）の南端にある札場河岸公園の一番南に、甚左衛門堰があります。
綾瀬川と伝右川の間に、明治時代に作られた煉瓦造りの2連アーチ形水門で、昔はこれで治水や農業用水の調整をしていたそうです。レトロな眼鏡橋が良い雰囲気です。
現在は、隣の神明排水機場がその役割を果たしています。

河合曾良(かわいそら)は、松尾芭蕉の弟子で奥州・北陸の旅『奥の細道』に同行した、江戸時代中期の俳人です。
河合曽良像が建つ交差点の北に、草加松原（松並木）の南端にある札場河岸公園には、松尾芭蕉像が立っています。
私には、お互いに向かい合っているように見えます。
これらを制作したのは、草加市出身の彫刻家、麦倉 忠彦（1935-2025年1月26日没）です。

草加せんべいの生みの親、おせんの名にちなんだ公園で、旧日光街道の旧道の北端と、県道49号線足立越谷線との交差点にあります。
レトロな常夜燈や、草加せんべい発祥の地碑などがあります。せんべいに見立てた円形の花崗岩(高さ3.3m)と、せんべいを焼く箸に見立てた御影石(高さ5.7m)があります。
藤棚にベンチもありました。

旧日光街道の途中にある「おせん茶屋公園」は別の公園です。私は最初混同してしまいました。

旧日光街道の北端で足立越谷線との交差点に近い場所にある小さな神社です。
歴史は古く、1713年（正徳3年）に草加宿の総鎮守として現在の位置に建てられました。天保年間に焼失して、現在の社殿は1847年（弘化4年）に再建されたものです。ご祭神は天照大神です。
祭礼になるとこの地域ではここを中心に神輿なども出て、心のよりどころになっていることがわかります。

創業80余年という伝統のあるお店ですが、伝統的な草加せんべいも焼きつつ、非常に新しい味を追求するアグレッシブな商品もたくさんあります。「うすやきせんべい」や、もっとユニークなせんべいも並んでいます。「いつも感謝」「ほんの気持」「お誕生日おめでとう」などと書かれていたり、みかんあられや黒胡椒あられなどもあります。お土産用に「Thanks」と「みかんあられ」を購入しました。

弘法大師空海が宗祖の真言宗のお寺ですが、開基は、草加宿を開宿したひとりとされている大川図書（ずしょ）と伝わっています。
境内に、大川図書の墓があります。きれいに整備されていて多くの石碑がありますが、中央の大川家の墓の墓石以外は、みな文字が見えなくなっていて、どれが大川図書の墓石かはわかりませんでした。
江戸時代後期に建てられた本堂は市内最大で、本堂内外陣境彫刻欄間は市指定文化財。彫りが深い彫刻が目を引きます。
草加八景のひとつに選定されています

弘法大師空海が宗祖、真言宗中興の祖の興教大師覚鑁が開祖の真言宗 智山派のお寺です。
開山・創建：1606年（慶長11年）に、僧賢宥によって開山・創建され、ご本尊は阿弥陀如来像です。
草加宿七福神の毘沙門天も祀られています。
江戸時代後期に建てられた山門や鐘楼は市の指定文化財になっています。
鐘も1627年（寛永4年）の鋳造で、歴史を感じます。

20年かそれ以上の久しぶりに訪れたら、道の駅はなぞのがすっかり変わってしまい、高速道路のサービスエリアのような立派な施設になっていました。
その中心となる物産館は２階建て、深谷、熊谷、秩父、長瀞のいろいろな名産品がそろっています。
ただ、昼食も撮ろうと思いましたが、気軽に食べられるレストランはなくて、残念でした。

20年近く前に立ち寄ってから、かなり久しぶりに訪れましたが、リニューアルされてすっかり様変わりして、まるで高速道路のサービスエリアのような立派な施設になっていました。休憩所とトイレも独立した素敵な建物になったり、２階建ての物産館も素敵な建物で、いろいろなものがそろっています。
気軽に食べられるレストランはなくて、残念でした。

旧日光街道沿いの宿場の雰囲気のある小さな公園で、木造の茶店風の休憩所になっています。
公園の名前は、草加せんべいの元祖とされている「おせんさん」にちなんだ命名ですが、あくまでもイメージで、ここに昔茶屋があったわけではありません。
高札を模した掲示板や案内板、そして投句箱もあって、草加宿の雰囲気を盛り上げています。

1905年（明治38年）創業で、天日干しと炭火手焼きにこだわっているお店です。
2018年に草加市がせんべいでモザイクアートを作ったことでギネスに登録された時に協力したり、テレビドラマ『相棒』のロケ地にも使われたそうです。
今回はあえて「ザラメ」にしました。
天日干しと炭火手焼きは食感が違います。パリッと軽やかで、生地の旨味も感じられます。

1870年（明治3年）創業で、大正天皇に献上したことで、草加せんべいが全国に広まった、きっかけを作ったお店といっても過言ではありません。
原材料は米と醤油のみの素材にこだわって、一枚一枚炭火で手焼きをしています。
この店の「堅焼きせんべい」の特徴は、焼くときにせんべいが膨らんだら、コテでそれをつぶして空洞を作らないようにしています。それで生地がギュッと締まっています。パリッとした食感が良く、炭火で焼いた醤油や生地の香ばしさが口の中に広がります。

草加市内を通る旧日光街道沿いに「草加宿本陣跡」の石碑があります。奥州・日光道中参勤交代の大名が休泊した本陣で、この清水本陣は宝暦年間から明治初期まで使われたそうです。会津藩の松平容保、仙台藩の伊達綱村、盛岡藩の南部利視、米沢藩の上杉治憲（鷹山）らが休泊した記録があるそうです。
道路のはす向かいに「草加宿 大川本陣跡」の石碑もあって、大川本陣は宝暦年間まで使われていたそうです。その後に滲みず本陣が使われたそうです。

2年前に出来た草加市役所の新庁舎の角地にある小さな祠です。どうしてこんなところにあるんだろう？　なければ、市役所の建物も敷地いっぱいに出来たんだろうに、とか思いました。
実は、もともとこの土地は全て浅古家の土地だったようです。
江戸時代の豪商 浅古家が赤堀用水を流れてきた地蔵を拾い上げて、子育て地蔵として祀ったという言い伝えがあるそうです。
失礼申し上げました。

埼玉県東南部地区の越谷市、草加市、八潮市などの5市1町の東埼玉資源環境組合第一工場に行って、こしがや田んぼアートを今年も楽しんできました。
高さ80ｍの展望台は無料で、駐車場も無料という太っ腹です。
見頃の７月・８月は、平日だけでなく、土日も公開されます。
到着したのがぎりぎりの16:20でしたが、17時までゆっくりと鑑賞できました。
2025年度のテーマは、マンガ『シティーハンター』です。
8月初旬より、田んぼアートカードも無料配布される予定です。

埼玉県東南部地区の5市1町（越谷市、草加市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町）の組合の展望台の煙突を利用した展望台から「こしがや田んぼアート」を無料で楽しめるのです。
80mという高さから見下ろすと、田んぼアートがまるで足元にあるような感じになります。デザインのゆがみが少なくなります。
この日、ギネスにも登録されたことがある行田市の「古代蓮の里」の展望タワーにも行って田んぼアートを鑑賞しました。比較すると、行田市の展望台は50mで有料400円です。デザインを横から見るような感じになるので、図案が平べったくゆがみが発生します。

無料という「こしがや田んぼアート」の気前の良さと、展望台の見晴らしの高さと、田んぼアートのゆがみの少なさ、という3点で、心から感謝しております。

パティオの他に、芝生広場、多目的広場、BBQ場、フラワー園などいくつもの施設がある公園になっています。
特にフラワー園は、深谷の名産植物を中心に、季節によってそれぞれ見ごたえのある花壇を楽しめます。3月～4月はチューリップ、7月～8月はユリ、10月～11月はコスモス、12月～2月はパンジーです。
今回訪れた時はユリで、とても見事でした。
深谷市は全国1位のユリの産地だそうです。

埼玉のB級グルメにうどんやラーメンなどがあります。特にうどんは、香川に次いで全国2位の生産量です。前日にテレビで埼玉特集でやっていた『肉汁うどん』もあったので、それをいただきました。
『肉汁うどん』は、温かい肉汁は、濃い色の割にしょっぱくなくて、やや甘めです。コシの強い地粉うどんに良くからんで、とても美味しかったです。

原始的な形態を持つ1400年～3000年前の古代蓮は行田蓮とも呼ばれていて、行田市の天然記念物に指定されています。上品なピンク色の大きな花は、気高さも感じさせます。6月下旬から8月いっぱいまで見ることができます。
古代蓮を含めて、42種類10万株の蓮が植わっていて、無料で見ることができます。
ただし、隣接する田んぼに描かれて、ギネス記録にもなった、巨大な田んぼアートを見ることができるのは、古代蓮会館の展望タワーのみで、ここへの入館料は４００円です。