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プーリア州最後の秘境トレミティ諸島。
ビエステおよびペスキチからの高速船はサン・ニコラ島に着きます。
その小さな港の一角に「La Conchiglia 」があります。
高速船出発までにカフェタイムとして利用しました。
テラスでゆったりと冷たいカンパリやレモンのグラニータなどを頂きながら、
絶景を楽しめました。
波打ち際にあり、
そよぐ風と煌めく海、
対岸のサン・ドミノ島など
夢のような絶景でした。
トレミティ諸島へ日帰りに行く際にはこのレストランで休憩利用にもいいと思います。
なお、良心的な安さで驚きでした。
カンパリ１杯で２ユーロと珍しく爆安でした。

ナポリからガルガーノ半島ビエステへ、
そしてビエステからポリニャーノ・ア・マーレへ移動する際に
マンフレドニアを通過しました。

マンフレドニアを有名にしているのは
１２７９年に建てられたマンフレドニア城。
ノルマン王朝の命で建てられ、
スヴェーヴォ家、アンジュー家、アラゴン家とめまぐるしく変わり、
そのたびに改修や増築が重なり、
現在の姿に。
ドライバーによると
きわめて保存状態が良く、
一見の価値があるとのこと。
幹線道路からもその城がちらりと見えましたが、
確かに立派なお城。

当時は時間の制約もあり、
立ち寄れずに通過しただけなので、
今を想うと残念な気持ちでいっぱい。

訪れる機会があればその城を見たいと思います。

その他、マンフレドニア周辺は広大なオリーブ産地となっており、
オリーブオイルが有名です。
良質なオリーブオイルのようで
お土産にいいと思います。

ガルガーノ半島の標高８００メートルにあるキリスト教の重要な聖地。
１６００年前に大天使ミカエルが降臨された場所。
その出現したとされる洞窟を内部に大聖堂が建てられています。

そのためイタリアのみならず、世界中からの巡礼者が絶えません。
その巡礼者を迎えるホテルがいくつかあるようです。

一番近い町はマンフレドニア。
マンフレドニアから直通バスが出ているようで日帰りが便利です。

ドライバーに立ち寄ってみる価値はあるのかと訊いたら、
よっぽとキリスト教でない人はその価値観がわからないだろうと。
ごく普通の洞窟を持ったごく普通の大聖堂で、
伝説に彩られているだけと。

それで立ち寄りませんでしたが
興味があれば寄ってみてください。
ただし、重要聖地であるため、
静かにマナーを守ってください。
大聖堂および洞窟は撮影禁止だそうです。

ナポリからガルガーノ半島のビエステへ高速道路で行く途中に、
緩やかな丘が連なる風景に突然現れる宝石のような美しい白い町。
それが、サンタガータ。
小高い山に扇状に広がる白い街並みは遠景からでも大変美しかったでした。
ドライバーによるとカンパニア州との州境近くにあり、
プーリア州北部の内陸部に白い街並みは珍しいとのこと。
しかも、南部にある白い町として美しさで知られるオストゥーニと並ぶほど。
この町のホームページを見ると
大変趣のある美しい町であることが伝わってきます。
観光地化されていなく、
穴場な町のようです。
興味があればぜひ寄ってみてください。
（レンタカーを回る方だけおススメ）

プーリア州北部を占めるのがフォッジア県。
その県庁所在地がフォッジア。

ナポリからガルガーノ半島へフォッジア経由で移動しました。
フォッジアを囲む環状幹線道路からその街並みが見え、
かなり近代的な町の印象。
ドライバーによるとフォッジアの見所は、
旧市街の中心部に立つ大聖堂とのこと。
ロマネスク様式の見事な大聖堂のようですが、
機会があればぜひ見に行きたいと思う。

その他、ガルガーノ半島への拠点でもあり、
中でも有名な聖地モンテ・サンタンジェロへの巡礼となっており、
それだけにホテルが多いようです。

プーリア州最後の秘境といわれるトレミティ諸島へ日帰り旅行に行きました♪
サン・ニコラ島は１５世紀に造られたカステッロ（アンジュー城）と大聖堂を持つ歴史地区。
カステッロはAngioino家（フランスのアンジュー家）の命で建てられたもの。
これはプーリア州では異色の存在。
城壁と主塔を残して、住居は失われているが、
そこに大聖堂が代わりに建っている。
大聖堂は別名サンタ・マリア・ア・マーレ教会。
島の最上部に位置しているため、
素晴らしい絶景です。

なお、お城に行くと全体像がわからないため、
周囲の海から見ると分かりやすいです。
頑丈な城壁に囲まれた城は堂々とした景観です。

入場はフリーです。

ビエステから高速船でトレミティ諸島へ。
途中、ペスキチ（Peschici)に寄港しての１時間３０分。
トレミティ諸島は代表的な三つの島からなる。
サン・ニコラ島、カプライア島、サン・ドミノ島。
サン・ニコラ島は１５世紀に造られたカステッロ（トレミティ城）をはじめ、
サン・ニコラ大聖堂が並ぶ歴史的な島。

大聖堂は別名サンタ・マリア・ア・マーレ教会。
その名前の響きは美しい。
その名も通りに「海のサンタ・マリア教会」。
特に目立った装飾はなく、シンプルな印象であるが、
島の独特な雰囲気と相まってどこか凛とした雰囲気が流れる。
しかし、近年の地震のため、内部は閉鎖中。
その隣はかつての修道院で回廊が残っている。
現在は廃墟となっているが、
そこがかえって趣がある。
ゆったりと中世時代のカステッロと大聖堂を眺めて。

これらの歴史地区は島の最上部にあるため、眺めは素晴らしいです。
トレミティ諸島の全景を見渡せ、
一生、忘れ得ない思い出になります。

入場はフリーです。

ビエステから高速船でトレミティ諸島へ。
途中、ペスキチ（Peschici)に寄港しての１時間３０分。
トレミティ諸島は代表的な三つの島からなる。
サン・ニコラ島、カプライア島、サン・ドミノ島。
サン・ニコラ島は１５世紀に造られたカステッロ（城）をはじめ、
サン・ニコラ大聖堂が並ぶ歴史的な島。
島の大半は要塞化しており、
頑丈な城壁とそびえて立つ城や大聖堂が印象的な景観。
これを見るだけでも
大変な価値があり、
見たら、忘れ得ない風景です。
この島では宿泊施設はなく、
カフェやレストランやショップのみ。
ビエステから着く港近くにインフォメーションがあり、
そこで観光情報を得ることができます。

トレミティ諸島はプーリア州最後の秘境、および、プーリア州の唯一の島。
７月に訪れました。
何もかも素晴らしい風景で夢のような世界でした。
体験談は次の通り♪

ビエステから高速船でトレミティ諸島へ♪
途中、ペスキチ（Peschici)に寄港しての１時間３０分。
青いアドリア海を進んでいくと、
トレミティ諸島が見えてくる。
トレミティ諸島は代表的な三つの島からなる。
サン・ニコラ島、カプライア島、サン・ドミノ島。
サン・ニコラ島は１５世紀に造られたカステッロ（トレミティ城）をはじめ、
サン・ニコラ大聖堂が並ぶ歴史的な島。
カプライア島は無人島であるが、
イタリア有数のダイビングスポットで有名。
サン・ドミノ島は諸島の中で最大の島で、村やリゾートホテルがある。
また、ヨーロッパからやってくる美しい人気のビーチを有している。
船上から見えてくるサン・ニコラ島のそびえたつ城や教会は素晴らしい風景で、
これを見るために行く価値がある。
ついに、憧れのトレミティ諸島にやってきたと感動。
高速船はサン・ドミノ島の港へまわる。
そのときに透明感のある真っ青な海が広がり、
歓喜の声をあげる。
その海に浮かぶ船はまるで空に浮かんでいるような光景に
驚愕する。
その向こうにそびえたつ城や城壁。
あまりの美しさに下船するのを忘れて呆然と見入ってしまう。
以前、シチリア島の沖合に浮かぶエガディ諸島のファヴィニアーナ島を思い出す。
また、話題になっていた空飛ぶ船が見える島があるが、
こちらのほうがアクセスが優しく、
このような風景に出会える。

ビエステから高速船でペスキチ寄港しての１時間３０分。
ビエステ発は８時で１本だけ。
トレミティ発は１６時で１本だけ。
トレミティ諸島滞在時間は約７時間です。
予約なしで乗船できますが、
７月時点ではハイシーズンでなかったようで余裕でした。
８月は予約なしでは満員で乗船できないと聞いており、
予約必須のようです。
ビエステやペスキチに宿泊した場合は港のチケット販売所へ行って予約することができます。
ホテルに訊けば案内してくれます。

なお、トレミティ諸島にもホテルがあり、宿泊はできますが、
荷物（スーツケース）を持っての移動が大変ですので、
日帰りがおススメです。

ヴィーコ・デル・ガルガーノはガルガーノ半島で最も標高の高い町。
標高５００メートルに達します。
訪れた７月でも涼しさを通り越して寒く感じられました。
地元の人の服装を見るとTシャツ１枚だけや半袖姿はなく、
カーディガンやジャンパーの姿が多かったでした。
なお、心配される蚊はいませんでしたが、
夜行性なので夜には出現すると思います。

ヴィーコ・デル・ガルガーノはガルガーノ半島で最も標高の高いところにある町です。
ヴィーコ城を頂点に旧市街が広がります。
訪れた７月で観光客は多いかもしれませんが、
訪れたのはすでに黄昏だったので、観光客の姿はなく、
寂しい印象に。
旧市街内は中世時代のままで、
当時の雰囲気をよく伝えており、
散策が楽しかったでした。
でも誰もいなく、静寂の世界でした。
夜は中世時代の雰囲気を通り越して不気味さが漂いそうですので、
暗くなってからの散策は避けたほうが良いと思います。

ペスキチはガルガーノ半島のビエステと並ぶ人気の白い街。
訪れた７月は昼間だったので陽射しの下では暑かったでした。
でも、陰に入ると涼やかでした。
旧市街は岬の上で断崖に囲まれており、
常に強風が吹いているようです。
心配される蚊はいませんでしたが、
蚊は夜行性なので
夜になるとたくさん出てくると聞いています。

ペスキチはガルガーノ半島ビエステと並ぶ人気のリゾート。
断崖上の白い街並みが美しく、
優雅な散策ができました。
ペスキチ旧市街のメインストリートは岬の尾根に走行しており、
横道はすべて海への急な坂道。
なので、サンダルよりも歩きやすい靴で。
訪れた昼間は観光客で賑やかでしたが、
特にスリに遭うような雰囲気は全くありませんでした。
オシャレな店が多く、夜でも賑わっていることと予想できます。
治安は地方にしては至極良好と思われます。

ナポリからポンペイとエルコラーノへ専用車ベンツチャーターを利用しました。
ナポリを８時に出発。
ポンペイ８時３０分着。
ポンペイ観光８時３０分～１１時。
ポンペイからエルコラーノへ１５分。
エル子らの観光１１時２０分～１２時５０分。
ナポリ１３時１０分着。
基本６時間利用で２５０ユーロでした。
JTBローマデスクを通して予約してもらいました。

ナポリ国際空港からタクシーではなく、
予約しておいた専用車ベンツで移動しました。
ハイクラスの乗り心地が良く、
また、ドライバーの優雅な振る舞いや身だしなみで
旅行の気分を盛り上げてくれました。
値段は１３０ユーロでした。
JTBローマデスクを通して予約してもらいました。

ナポリからポンペイとエルコラーノへ専用車ベンツチャーターを利用しました。
ナポリを８時に出発。
ポンペイ８時３０分着。
ポンペイ観光８時３０分～１１時。
ポンペイからエルコラーノへ１５分。
エル子らの観光１１時２０分～１２時５０分。
ナポリ１３時１０分着。
基本６時間利用で２５０ユーロでした。
JTBローマデスクを通して予約してもらいました。

ナポリから専用車ベンツでプーリア州ガルガーノ半島ビエステへ行きました。
ナポリのホテルからビエステのホテルまで３時間。
さらに、ビエステから
ペスキチとヴィーコ・デル・ガルガーノへ日帰り観光にも利用。
よって、９時から１７時まで専用車ベンツをチャーターしました。
お値段は５５０ユーロでした。
JTBローマデスクを通して予約してもらいました。

ペスキチはビエステから車で30分にある。
ガルガーノ半島ではビエステと並ぶ人気の白い街♪
小さな半島が海へ突き出し、
断崖に囲まれている。
旧市街のメインストリートはおしゃれな店が多い。
メインストリートの終点が古城の岬。
その名はカステッロ（Castello：城のこと）でペスキチ城。
かつてここにお城があったが、現在は城壁と塔が残っている。
また、展望台となっており、絶景が広がる。
青いアドリア海が広がり、素晴らしい。
海の向こうはクロアチアのドブロヴニーク。
向かって左手にトレミティ諸島の島影が見える。
プーリア州では最後の秘境と言われている。

入場はフリーです。
断崖絶壁ですので、柵から身を乗り出さないように。

ペスキチはビエステから車で20分にある。
ガルガーノ半島ではビエステと並ぶ人気の美しい白い街♪
小さな半島が海へ突き出し、
断崖に囲まれている。
旧市街は小さく、ほぼ完璧に城壁に囲まれ、
岬には古城が残っている。
8世紀起源の城を持つ城下町で、
ビエステより古いとされる古都。
20年前までは見向きもされなかった田舎町が
突如、ビエステと同じく、リゾート地として注目される。
そんな注目を浴びるガルガーノ半島であるが、
未だに交通不便の難所であることが、
かえって魅力さを増しているようである。
旧市街の後方に新市街が広がるがそれでも小さい。
まずは新市街をゆったりと歩く。
これが新市街なの？と疑うほど古い街並み。
しかも真っ白で趣がある。
さらに進むと城門と塔が見えてくる。
これが本当の旧市街の入り口。
この小さな城門と塔は趣があり、
まるでおとぎの国への入り口のよう。
抜けると美しい石畳の道が迷路のように、
白い街並みが美しい。
土産物がセンス良く飾られ、
素晴らしい。
城門からのメインストリートを岬へ
わずか500メートルしかない。
半島の尾根はメインストリートを中心とした旧市街が広がっているため、
横道はすべて海へ急な坂道で、
その向こうに海が見える絶景。
この夢のような美しいペスキチ、
心から満足できる。

旧市街尾根のメインストリート以外は急な坂道ですので
サンダルは避けてください。

ペスキチから車で30分にあるヴィーコ・デル・ガルガーノ。
ガルガーノ半島では最も標高の高いところにある町で、
標高５００メートルに達する。
山上のカステッロ（ヴィーコ城）を頂点に旧市街が広がり、
その周囲は新市街が広がる。
旧市街にある小さなカテドラル。
別名マトリーチェ教会。
カテドラルも歴史が古いが、
内部は美しく改修されている。
過剰な装飾はなく、
ホワイトとアイボリーの配色で、
清々しい雰囲気がある。
旧市街の守護神で、心拠り所。

入場はフリー。
撮影はOK。