菊花さんのクチコミ(13ページ)全318件

午後半休を取った平日の13時すぎ、以前友人に聞いてから気になっていたチリビーンズの店に行ってみた。
ランチタイムを若干外したつもりだったが、店内は9割の入り。幸い窓際のカウンター席に空きがあってすぐに座れた。
豆の店に来たんだからお腹いっぱい豆を食べるでしょ！ってことで、本日のチリボール（フェイジョアーダ）にご飯という組み合わせを選択し、さっぱりさを加えたかったのでカットライムを追加トッピング。
口直しにコールスローとピカリリをつまみつつ、ひたすら椀に入った豆を食べる幸せ。
豆で満たされ、マメスキーで良かったとしみじみしつつ会計を済ませたのは13時40分をまわっていたかと思うが、店の入り口には席が空くのを待つ方々が。
愛されてるな、豆

国立劇場で16時半開演の芝居を観る予定なのだが、開場まではまだ30分以上あるぞ、という平日の15時半前。
半蔵門駅から国立劇場に向かう途中のというか、駅の階段を上がった目の前にあるのでいつも気になっていたカフェに立ち寄ることにした。
客の入りは8割から9割というところ。お喋りマダム、男性や女性のお一人様、仕事の打ち合わせらしき人など、客層はばらけた印象だが、全体の空気はとてもゆったりしている。
ハーブティーを注文したところ予想通りポットで提供され、だらだらと読書しながら、カップにして約3杯分のお茶を楽しむ。
声の大きなオバチャマが隣の席に座ったので気を乱され、ハッと気づくと店には40分以上滞在していた。
手軽な値段で、ゆったりと時間を楽しめるカフェだ。

池袋西口の東京芸術劇場から立教大学に向かう通りには、大学生向けの店からリーマン向けの店まで、各種取り揃っている。
その中で、西池袋公園に面して立地しているのがこのカフェ。
日曜日の12時頃に訪問すると、1階の入り口に「只今の時間は、カフェ利用は1階、食事は2階で」との看板が出ていた。1階のカフェの大きな扉の横にある階段を上がり、何の案内も無く中の様子も見えない扉を開けると、いきなり店内。
既に席は9割以上埋まっていたが、幸い、窓に面したカウンターに1席の空きがあった。
ランチメニューは3種類あって、どれも1500円。
目の前の公園をぼんやり見ているとランチが提供された。
野菜のスープは確かゴボウと言っていたように思うが、あまりにあっさりしていて驚き。
鶏と野菜のスパイス煮・サラダ・五穀米のプレートは、カフェ飯の見本を見ているような盛り合わせ。ガッツリ、ではなくて、さらっと。でも、ちゃんとランチしたい、という女子の要望に応えていると思われる。勿論、味も満足できるもの。
飲み物はホット紅茶を頼んだが、これは、まぁ、可も無く不可もなく。
1500円払うならもう少し量も欲しいとは思うが、いやいや1500円だからこそこの味が確保されているのだし、カフェ飯という雰囲気料も込みで1500円でしょ、とも思う。
次の予定があったので、さっさと食べてさっさと店を出てしまったが、女子ランチらしくお喋りでもしたらまた店の印象も違った、かな。

11月も20日過ぎてから「忘年会しよう！」という話が急に持ち上がり、しかも参加者が10人を超えることに。当初は金曜夜を設定していたが12月の金曜日など当然のように席が確保できず、木曜夜に設定し直して席を確保。
店はベルビア館のレストランフロアの中央部に位置し、壁が無く、フロアの通路から席にアプローチし放題な感じだが、不思議と違和感は全くない。
サラダ、肉の塊が2種類、付け合せ3種、スープ、オニオンライス、シャーベット、更に飲み放題がついて約5000円のコース。
料理は適切なタイミングで提供され、それぞれに主張する味わい。
ステーキはミディアムレアな焼き加減。ジュワッと染み出す肉汁と肉そのものの甘みが実に甘美。
ガブガブと呑んだくれ、ガツガツと肉を喰らい、ワイワイと喋り倒して、結局飲み放題の時間を超過しても追加でドリンクを頼んだりして3時間近く盛り上がった。
諭吉に別れを告げることなく、銀座で肉を食べて呑んだくれて3時間楽しめる、実に幸せなことだ。

銀座で忘年会があるのだが、会の開始が19時半から。
「仕事早く上がれるからもっと早くから集まれるよ？」「だったら忘年会の前に飲んじゃう？」
というわけで店に着いたのは18時。この時点で店内には片手では少し余る程度の先客が。
座面の高い椅子はあるが、基本は立ち飲みな感じ。店内の照明も暗めで、長く居座る雰囲気ではない、かな。
喫煙可能なので、それが苦手な人は店内ではなく道路脇のテーブルを選択するしかないだろう。
とはいえこちらは飲み物（ワイン、カクテル等）を各々3杯程度と小皿の料理2品で1時間半近く、ワイワイと喋って呑んだ。
自分はカクテルしか飲んでいないが、これは、まぁ、普通のお味。
小皿料理も（イタリア風おでんなるものはあったのだが）自分らはチーズとピクルスしか頼んでいないので、こちらも特筆すべきことは無し。
16時から19時までがハッピーアワーでドリンク300円だった為、お財布に優しく店を出た。

土日の渋谷で買い物をすることになり、12時だし買い物の前に昼食、できれば昼間からちょっとビールなど、ということで、12時開店直後の店内へ。
店内には先客がパラパラとおり、しかし渋谷にしては年齢層が若干高めの印象。
足の高い椅子が並ぶカンター席に座り、メニューを吟味。ランチセットだと、肉料理プラスでパンorライスorミニビールが付く。ここに来たんだからビールは飲みたいし、肉料理だけでは寂しいのでパンとサラダも注文。
少し待つと一番搾りスタウト（黒生）が提供された。クリーミーというか、どこか重量感さえある泡が乗っており、まずはそれをすくうように舐めとって、黒ビールを口にする。やっぱ、黒はガツン！と来るのがいいね。
サラダをつまみにビールを飲んでいると、メインのラム肉とバゲットが登場。黒ビール、ラム肉、バゲット、それぞれがいい感じに癖を引き立て合い混じり合って、実に箸が進む。（ナイフ・ファークだけでなく箸も用意されていたので、自分は箸利用）
渋谷で買い物をするパワーを得て、店を出た。

「突然チヂミが食べたくなった」と言う友人から誘いを受け、予約をして仕事帰りに日比谷へ。
JR有楽町駅から日比谷シャンテの横を通るようにして鉄道沿いに新橋方面に歩き、帝国ホテル近くで「こんな所から高架下に入れるのか！」という秘密のトンネルのような道を入る。シャッターの降りた通路を、それでも店舗の灯というか看板を目指して歩くと、目指す「まだん」がポツンとあった。
翌日が休日というせいもあってか、30人ほど入れる店内は予約で満席。店内は途中から調理場の熱と人の熱気で温度が上がり、入り口のドアを完全開放する状態に。
こんな秘密基地のような場所でこんな盛り上がりとは！侮れないな、高架下。
ナムル4種盛り合わせは、癖の無い味ながら、でもそこはちゃんと個性があって、この4種だけで箸が進む。
目当てだったチヂミは海鮮チヂミを選択。熱々のもっちり感を堪能。
豚肉の甘辛炒めは、是非とも白米と一緒にもりもり食べたいところだが、ここで白米を食べてしまうと次が食べられなくなるだろうな、という葛藤。
卵焼きは、そのざっくりした巻き加減もまた魅力。
宮廷トッポキは何が宮廷なのか不明だったが、そんなこと御構い無しに完食。
「がっつりとした肉も食べたかったな」「しかしもう満腹すぎ」「もっと寒くなったらチゲ鍋も食べたかった」「次回への反省点だ」
と、いうわけで、ビールと料理5皿でお一人様3,200円程度。
次回への反省と、大いなる満足感とともに、店を出た。

土日に家族ランチということで、予約を入れて二子玉川エクセルホテル東急の30階へ。
雰囲気良さげなレストラン側ではなく、その横のホテルの宴会部屋（あるいは朝食部屋）のようなところに通される。少々がっかりはしたが、大きな窓からは多摩川の西が見渡せ、富士山も（うっすらと雲がかかってはいたが）見ることができたので、なんとなくお得というか、満足。
前菜、魚料理、肉料理、デザートの4品のランチコースを注文。
こういうレストランで食事をする楽しみは、やはり、家庭では食べられない味、素人だと思いつかない工夫に出会うこと。
そして、ここでは、それが次々と出てきてくれるのでとても嬉しい。
太刀魚のムニエルといったら、普通は魚がペッタリと寝ている感じになるわけだが、それがサツマイモのペーストを包むようにして出され、そこにバルサミコとゴルゴンゾーラのソースがかかる。なにこれ、面白くて美味しいんですけど。
牛フィレ肉のトリュフ、と見せて、実はトリュフではなくてヒジキ。しかもパリパリのヒジキなので、たぶん水で戻した後で炒るなりして乾燥させたのを更にほぐしたのかな。こう来たか！という楽しさと美味しさでワクワクする。
またしても幸せ気分でレストランを後にすることができた

金曜日の仕事帰り、美術館が20時までの夜間開館をやっているので足を運び、さてその後に何か食そうというわけで、東京ミッドタウンの食品街をうろうろ。
「和牛まぶし」なるものが気になりイートインコーナーに足を踏み入れる。
20席ほどある店内はさほど人が入っていなかったが、20時前という微妙な時間帯のせいだろう。
迷うことなく「和牛まぶし」を注文、あまり待たされることなく「食べ方ガイド」と共にソレが出て来た。
要するに和牛丼なわけだが、曰く、1杯目はそのまま椀によそって食べる、2杯目は薬味を乗せ、3杯目は2杯目と同じく薬味を乗せ更に出汁をかけてお茶漬け風に、とのこと。
さすがお肉の専門店。柔らかく甘みのある肉はご飯と素直に馴染む。
個人的には肉の味付けの甘みが強すぎるように感じ、そのため、そのまま食べる1杯目よりも薬味を添えた2杯目の方が好みで、出汁をかける3杯目は甘みが全体に回りすぎるかな、という印象。
それでも肉の美味しさに素直にうっとりしつつご飯をかきこみ、お腹も満たされ幸せ気分で店を出た。

国立近代美術館の夜間開館を堪能した後、なんとなく九段下駅方面へ歩いて行ったら、「お粥とスムージーの店」なるものがあったので、入ってみた。
女子向けカフェのように見えるが、近くの会社に勤める草食系サラリーマンもパラパラと来店しており、金曜7時半過ぎという時間帯で店内は半分ほど埋まっていた。
千円のディナーセット、お粥（トマト・チーズ・茄子のお粥）+お惣菜2品（レンコン、冷奴）+サラダ（鶏のサラダ）という組み合わせで注文。ほどなくトレーが運ばれて来た。
こういう店なので「感激の味！！」というわけにはいかないが、（お粥とはいえ）そこそこボリュームがあって、見栄えもするので、それなりの満足感が得られる。
サラッと食べたい、でも、ファーストフードや蕎麦をかき込むという気分じゃないし、牛丼だと重たい、というような時には便利そう。

日曜日の夜、予約を入れて友人と。映画の後という少し遅めの時間だったため、店内は比較的空いていた。
レバーペーストを食べて体内に血が行き渡るのを感じ、炙り野菜では素材の大切さをしみじみ。
グルゴンゴゾーラ（だったかな？）のパスタは、パスタを食べているのかチーズを食べているのか分からなくなるレベルの濃厚さで圧倒された。
肉が推しのこちらのお店、スペアリブは肉の柔らかさと甘みと濃厚さが上手く混ざり合って満足。
色々と喋って、飲んで、食べて、気持ちよく店をでた。

以前味わったあの独自中華が食べたくて、予約を入れて友人と金曜夜の幡ヶ谷へ。
大人数のグループも入っており店内は満員御礼。
「今日は6000円のおまかせコースのみですが、大丈夫ですか？」と言われるが、そもそもこちらはそのコースが目当てなので「よろしくお願いします」ということでスタート。
「ニラを炒めただけなのに何故こんなに美味しいのか？」「海老にかけられたこのタレというかアンの生姜の効き具合が素晴らしく、これだけでご飯3杯はいける」「中華はやっぱり八角だな！」「スッポンにまぶされた青胡椒が絶妙すぎて辛い」「締めの麺は、別腹」
どの皿も、他の店では食べられない味わいがあり、そして当然、一皿一皿が美味しい。
お腹いっぱい食べて幸せ気分で店を出た。

平日の17時頃。歌舞伎座の昼の部を観劇後、そのまま銀座駅から帰宅しようかと思っていたのだが、ふと木村屋が目に入り、目に入ってしまうとあんぱんが食べたくなり、ふらふらと2階のカフェへ。
店内は7割程度の入りで、すぐに席に案内してもらう。
メニューを見て迷う必要など何もない。ここはあんぱんセット一択。セットの飲み物はコーヒーか紅茶を選べるのだが、昔はホットミルクも選べたような記憶があるけど、違ったかな？時間帯によるのか？
注文してからさして待たされることもなく、ほんわりと温かいあんぱん（小倉、桜）と紅茶が提供される。うむ、美味い。
そりゃあ、あんぱんなんざぁスーパーやコンビニで1個100円以下で売っている。いくら木村屋のあんぱんが美味いと言ったって、たかだかあんぱん。美味さの限度なんて知れてるし、コストパフォーマンスを考えれば、ここであんぱん食べてるのは高くつく。
けどだな、木村屋總本店初代木村安兵衛が明治7年に考案した、この、あんぱんを、銀座4丁目交差点の目の前で食べる、ってことの充実感が良い。
あんぱん2個と紅茶で30分を過ごし、満たされた気持ちで店を出た。

たまには土日に家族で素敵ランチでも、ということで、予約を入れて店に向かう。
奥沢駅から徒歩2分程度。少し狭い階段を上がった2階に店はある。
予約の12時に着いたところ、先客は1組。しかしその後パラパラと予約客と思しき方たちが来店し、最終的には満席になっていた。
ランチタイムはコースメニューだけで、確か値段は3000円、4000円、6000円だったと思う。
前菜、パスタ、メイン、デザートそれぞれ4種程度用意されている中から好きなものを選ぶタイプ。
食前酒ならぬ食前紅茶を飲みながら、どんな感じの料理が提供されるのか楽しみに待つことしばし、まずは小さな前菜。
その盛り付けを見た瞬間から、当たりだな！という予感。食べて見て、をお！という嬉しい声を上げてしまった。
注意点としては、料理人の人数が少ないのか、全体的に次の料理が提供されるまでにかなり待たされること。（奥の部屋でパーティーをやっているらしき雰囲気だったので、その影響だったのかもしれないが。）
とは言え、美味しいものを食べて幸せ気分に満たされるので、イライラにはならない。なんという美食マジック。
前菜に選んだ豚ハムは、見た目は脂たっぷりなのに、食べてみると驚くほど淡白な味わいで、むしろ野菜類の方が味を主張して来た。
興味本位で選んだサンマのパスタは、もちろんパスタを食べ終わった後に皿に残ったソースをパンで拭ったさ。
鮮魚のカツレツは、どうしたらこんなに軽やかになるのかと、うっとり。そしてまた、野菜が美味しい。
デザートの梨のコンポート、紅茶について来たお茶請けのクッキーとゼリー、最後まで完璧な満足感を与えてくれた。
侮れないな、奥沢。

金曜日の仕事帰り、東京国立博物館に行く前に食事をしようとして店をチラ見したら、レジに立っていたインド人店員に目ざとく見つけられ「お客様、1名様、座れますよ～！」と呼びかけられる。
呼ばれたということは今日はカレーの日なのだなと思ったので、ここで食事。
カレー2種類・サラダ・ナンorご飯、ミニデザートというセットに飲み物をつけて千円ちょっとのお値段。
席で待っているとすぐに飲み物が運ばれて来て、その後間をおかずにカレーセットも出された。
できたてのナンにはお店のマークと思われる焼印付き。
キーマカレーもグリーンカレーも辛くないというかズバリ甘口で、本来は私の好みではない。
でも、駅ナカでお手軽にカレーを食すなら、むしろこの位の甘口の方が箸が進む（この場合は正確に言えばナンが進む？）から良いんだなぁと納得。
次回はナンではなくてご飯を選択してみようかなという気持ちになって店を出た。

急にラクサが食べたくなり、定時に仕事を上がれたのを良いことにシンガポール海南鶏飯に駆け込む。
金曜日とはいえ、17時半という時間帯のせいで自分が一番乗り。
私「1人です。予約してないですけど、大丈夫ですか？」
店員「1時間だけなら」
という感じであっさり席に着き、タイガービールの瓶とラクサを注文。
ビールを2口くらい飲んだらもうラクサが出てきた。
まずは、ラクサの肝であるスープを啜ってみる。濃厚な味わい。でも、自分の好みから行くと少しココナッツの甘みが強すぎる印象。
ラクサの麺はビーフンにするか迷ったがあえてヌードルにしてみたのだが、んんん、ちょっと湯がき過ぎかな。
スープと麺の絡み具合は良いのだけれど、スープと具がいかにも「今、具を麺の上に置きました」という感じで馴染んでいない。
美味しいのだけれど、どこかまとまり感が薄くてちょっと残念。
とはいえ、このレベルのラクサを千円で食べられるなら満足できるレベル。
サクサク食べて18時すぎに店を出ようとしたら、次のお客様（多分予約を入れている方）が来た。

土曜の20時過ぎ、Bunkamuraでの観劇後に軽く食事をと思って店内へ。
入り口近くのショーケースには美味しそうなケーキが並ぶ。
店内は空いていて、あっさり座席を確保。
パスタを食べてみてお腹に余裕があったら食後にケーキも、というスタンスで臨む。
パスタのお味は、まぁ、普通。
ま、この店の「売り」はケーキだもんね、ケーキ食べなきゃね。
ってことで、ショーケースで確認してチーズケーキを選択。
お皿のデコレーションも素敵だし、ソースもいい感じ。うん、ケーキ、美味しいです。
それにしても。素敵ケーキのお店で、展開に歌舞伎のイラストが飾ってあったのはどういう意図があったんだろう？

平日の18時半過ぎ、カレーが食べたくなって共栄堂への階段を降りる。
たまたま客が引けたタイミングだったのか、すぐに席につけた（と言っても相席だが。）
チキンカレーを注文するのとほぼ同時に、熱々のコーンスープが提供される。
本当に熱々なのですぐに飲むのは躊躇われるほど。
カレーが出てくるまで少し冷まそうかなと思うのだが、カレーが提供されるのも早い。
ご飯は皿にしっかり敷き詰められ、黒々としたルーはサラッとしたタイプで、しかも胡椒っぽい香料が効いている。
これ、かなり面白い。
ピリピリ、あるいはヒリヒリした辛さは無いが、辛味のような苦味のようなモノが後に残って一種独特。
サラッと食べて、サラッと会計を済ませて店を出たら、外にはサラリーマンらしき方々が5人ほど順番を待っていた。

金曜夜、予約を入れて友人と訪問。
小さな店だが18時半頃はまだ座席に余裕あり。
日本酒も揃っていたようだが、私らはひたすらクラフトビールを飲んだ。1人で4杯は飲んだと思うが、どれも異なる味わいで「ビール楽しいな」という気持ちにさせてくれる。
酒のツマミにはフィッシュ&根菜チップス、ホヤやイカの塩辛などが並ぶ八寸（ようするに前菜）、レバーなど、どれも実に美味しく、これまたビールが進む。
21時過ぎると店内は満員になり、店員から「席の問い合わせが入ってるんでそろそろ切り上げてもらっていいですか？」と言われる。納得の人気店である。

パルコなどがある太い通りをちょっと入ったところ、1階のパン屋の横の細い階段を上がったところにある、知らないと気がつかないであろうレストラン。
平日の13時前という時間帯で、客の入りは7割程度。
そこそこお値段のするランチメニューもあったけれど、1800円程度のお手軽Aランチ（前菜5種、パン、パスタ、デザート2種）を選択。
前菜のチーズを食べて、このお店が「当たり」だと確信。
ジェノベーゼのリングイネは、しっかりバジルだけどキツすぎず、パスタとソースの絡み具合も抜群。出されたパンでお皿を拭うようにして、ジェノベーゼ・ソースをなめ尽くしてしまったよ。
もちろん、デザートも満足の味わい。
もう少し時間に余裕のあるときに、もう少しお高いランチも試してみたい店。