通りからは見えない高架下、だが人は「まだん」に集う

4.0
旅行時期：2016/11（約9年前）

by 菊花さん（女性）

銀座・有楽町・日比谷クチコミ：42件

「突然チヂミが食べたくなった」と言う友人から誘いを受け、予約をして仕事帰りに日比谷へ。
JR有楽町駅から日比谷シャンテの横を通るようにして鉄道沿いに新橋方面に歩き、帝国ホテル近くで「こんな所から高架下に入れるのか！」という秘密のトンネルのような道を入る。シャッターの降りた通路を、それでも店舗の灯というか看板を目指して歩くと、目指す「まだん」がポツンとあった。
翌日が休日というせいもあってか、30人ほど入れる店内は予約で満席。店内は途中から調理場の熱と人の熱気で温度が上がり、入り口のドアを完全開放する状態に。
こんな秘密基地のような場所でこんな盛り上がりとは！侮れないな、高架下。
ナムル4種盛り合わせは、癖の無い味ながら、でもそこはちゃんと個性があって、この4種だけで箸が進む。
目当てだったチヂミは海鮮チヂミを選択。熱々のもっちり感を堪能。
豚肉の甘辛炒めは、是非とも白米と一緒にもりもり食べたいところだが、ここで白米を食べてしまうと次が食べられなくなるだろうな、という葛藤。
卵焼きは、そのざっくりした巻き加減もまた魅力。
宮廷トッポキは何が宮廷なのか不明だったが、そんなこと御構い無しに完食。
「がっつりとした肉も食べたかったな」「しかしもう満腹すぎ」「もっと寒くなったらチゲ鍋も食べたかった」「次回への反省点だ」
と、いうわけで、ビールと料理5皿でお一人様3,200円程度。
次回への反省と、大いなる満足感とともに、店を出た。