sio爺さんのクチコミ(3ページ)全827件

仁王門の場所は、登山口から奥之院のちょうど中間地点ぐらいだろうか。とても見応えのある門で、この辺りの様子は芭蕉翁が「奥の細道」で「岩に巌（いわお）を重ねて山とし、松柏年旧（ふ）り、土石老いて苔滑らかに・・・・」と記しており、この表現が正にピッタリだ。
仁王門の説明掲示には「嘉永元年（１８４８）に再建されたけやき材の優美な門で、左右に安置された仁王尊像は、運慶の弟子たちの作といわれ、邪心をもつ人は登ってはいけないと、睨みつけている。後方の閻魔王がこの門を通る人たちの過去のおこないを記録するという。」と記載されている。従って私は「邪心の塊りである自分はどうしたらいいんだ？」「閻魔大王に記録されるんだろうなあ」と思ってしまった。

山寺訪問は２回目で、せみ塚到着は根本中堂から約１５分後、その間ずっと歩いているわけだが１５分しか登っていないのに、せみ塚到着時は前回訪問時とは比較にならない程に疲れて疲労が足にダイレクトにきていた。
それまでずっと細い山道を登ってくるが、せみ塚の前は少し広いスペースになっている。
せみ塚の掲示板には「芭蕉翁の句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石の塚をたてたもので、せみ塚といわれている。」と記載されている。ここでちょっとだけ休んで『閑かさや岩にしみ入る蝉の声』の句をかみしめて、また登っていった。

山寺は２度訪問し、芭蕉と曾良の像は２回とも見ているが、寄贈者が（株）でん六社長父子だということを最近知った。なぜ寄贈者がでん六社長父子なのか？（株）でん六は山形市に本社を置き、「地域への恩返し」として、（株）でん六創業者の鈴木傳六氏が１９７２年に芭蕉像を寄贈したそうだ。その後「おくのほそ道紀行300年」を記念して１９８９年に息子さんの鈴木伝四郎さんが建立したそうだ。実際の芭蕉像と曾良像は数メートル離れており、一枚の写真に収めようとすると結構大変だった。芭蕉像の右側に石碑があり、そこには「せみ塚」と同じ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句が彫られていた。

前回訪問は昨年秋ごろだから１年以上ぶりだ。今回も到着後に昼食をとって温泉に入った。昼食メニューは「五目あんかけ焼きそば」にしようとすると、何と今日は「諸事情により中華メニューは中止」で、「五目あんかけ焼きそば」も「あんかけラーメン」も中止ということだ。仕方がないので牛乳が入っている北村ラーメンにした。ラーメンはこの１種類のみで、選択の余地がない。初めて食べてみると、かすかに牛乳の味がしてマイルドだったが、ラーメンにこんなマイルドさは求めていない。食後に温泉に入ると、温泉やサウナは普通に気持ちよかった。ただ露天風呂は湯量低下で、大小２か所あるうち小を停止するということで、確かに小露天風呂はカラだった。また自分にとってはこの日の露天風呂は熱く、水風呂は冷たく感じた。

全国旅行支援を活用して宿泊したわけだが、事前に見たクチコミでは「チェックインに時間がかかり待たされる」との記載があり、実際行ってみると４か所のチェックインカウンターが埋まり、少しだけ待たされた。ただこれは早い時間帯であって、夕方はかなりの行列になっていた。部屋は久保田城側でお濠が見えるが、奥の千秋公園は高校の校舎などで見えない。宿泊はセミダブルのシングルユースで、ベッドの横は広めのスペースになっていて何かと便利だった。そして温泉がよかった。トロっとした感じで温泉らしく、サウナもあって快適だった。なお風呂上りに夜はアイス、朝はヤクルトのサービスがあり、ミニサイズだがなかなか侮れない。朝食の品数は少なかったが、それぞれ美味だった。揚げ物用に「いぶりがっこのタルタルソース」があり、エビフライなどに付けるとタルタルソースにかすかにいぶりがっこ風味がある感じだった。汁物は２種類で、２泊したが、だまこ汁は両日で、他に豚汁ときのこ汁が日替わりで出た。なお特に気に入ったのは稲庭うどんで、オーダー制で出来立てを提供して頂いた。

秋田空港入口から入って一階に売店があったが、そこではなく二階が秋田空港ターミナルビル売店だ。売り場面積も広く、秋田県内各地のお土産が並び、さすがの品揃えだ。今回のお土産でやや心残りなのが秋田の地酒。あと一本ぐらい何かないかなと思って探し、見つけたのが雪の茅舎山廃純米だ。雪の茅舎は全国展開しているので北海道でも売っているところはあるが、この銘柄はあまり見たことがなかったのでゲット。何も言わなくても白い梱包材で巻いてくれた。

秋田空港から秋田駅に到着して、最初に行った所。セリオンタワーとメガドンキへのバス経路について教えて頂いた。結果的にメガドンキは宿泊ホテルから徒歩圏内だったが、セリオンタワーは直通バスが少ないので、別経路を教えて頂いて本当に有難かった。バスの時刻表もコピーして頂いた。本当に感謝です。

スマホで秋田市内の珈琲豆販売店を探して見つけた。クチコミで「香りやコクが他社とは違う。」「コーヒー通がうなる」等のコメントうを見ると、セールストークに弱い私はココに決めた。場所は杉本珈琲から道路を挟んで２〜３分のところにある。店内は珈琲以外にも食器や様々な雑貨が販売されていた。店内にはスタッフの女性が２名いて、とても気さくでフレンドリーだった。特上ブレンドを注文すると、クリスマスブレンドの試飲を進められたので頂いた。コロナの関係もありスタンディングだったが、美味しくいただいた。

秋田旅行のお土産に珈琲も加えようと思い、スマホで秋田の珈琲店を探すと、秋田市内には珈琲店がたくさんあるような気がした。その中で旅行最終日の日曜日に営業して評判良さそうな所がここだった。入店してコーヒー豆リストを見ると、メインと思しき有機栽培ブレンドは品切れだった。メインに近いものとしてマイルドダークブレンドを注文した。マスターが容器内の豆をブレンドして挽いてくれた。食べログなどには写真が掲載されているが、今は（注文品については分からないが）店内については撮影禁止のようなので画像はない。リュックサックに入れると、リュック内は珈琲の良い香りに満ちた。

青森駅からは少し歩くが、１０分位なので全く許容範囲。ここは部屋が少し広めのようなので決めたが、チェックインするとツインルームを用意してくれていた。ツインルームといっても狭めではあるが、部屋が広いと何かと便利だ。ホテルの目の前にローソンがあるのも好都合。夜中に目が覚めた時の飲み物や、朝の食料等を調達した。

青森まちなか温泉の宿泊は今年２回目だ。５月の青森旅行での印象がとても良かったからだ。サウナ付きの温泉は勿論、朝食がついて、のっけ丼のチケットも付いて、青森で使えるクーポンもついて、旅行割引で宿泊費はほぼ半額。とくれば、リピしない手はない。ＡＮＡ往復で何とか取れたので、旅行初日に宿泊した。部屋はスーペリアシングルでゆったり過ごせた。朝食はバイキングで、手をかけた家庭料理風といってしまえばそれまでだが、ローストビーフもあった。

青森旅行３日目の予定は当日朝にも決まってなかった。決めていたのは、津軽フリーパスを使うということ。弘前行きのJRに乗りながらパンフレットを見て、りんご公園行きを決めた。弘前駅からリンゴ公園までは、ためのぶ号が１番便利だが本数が少ない。観光案内所で聞いたら、最寄りのバス停を教えてくれた。ここはいつも親切でわかりやすい。最寄りのバス停で降りて、りんご公園まで400m、約５分で到着。「りんごの家」というレストハウスのような所で収穫体験の受付と会計をする。りんごの収穫体験は３０分ごとの時間制となっており、到着時ちょうど今、出たばかりということだったが、すぐ近くなので案内してくれた。そして、美味しいりんごの見分け方も教えてくれた。この日収穫するりんごの品種は、弘前ふじ、赤いりんごだ。前日、トキという黄色いりんごを買ったので、収穫は大きめ３つにした。レジで計量して支払うと３１０円だった。ついさっきまで木になっていた新鮮なりんごをこの値段でゲットできた。帰宅後に食べると当然、美味。

りんご公園でリンゴの収穫体験をするには、りんごの家で収穫体験の受付をして、収穫後の計量と会計もここでする。りんごの収穫体験は３０分ごとの時間制となっていた。りんごの家に到着時、ちょうど今、出たばかりということだったが、すぐ近くなので案内してくれた。収穫体験後、レジで計量して支払うと３１０円だった。ついさっきまで木になっていた新鮮なりんごがこの値段でゲットできた。何て良心的なんだろう。

りんご公園からの帰路、ためのぶ号に乗り、ねぷた村で降りた。ブーランジュリーフーというパン屋さんに寄るためだ。昨年の青森旅行で訪問した際、アップルパイが完売だったのでリベンジしようとしたら、今は工事中で全く営業していなかった。さすがに意気消沈だったが、取り敢えず近くのJAひろさき新鮮組という農産物直売所に入ってみた。ここは昨年の青森旅行で弘前城に行ったときに見つけたところだ。すると何と「いぶりがっこ」があった。今回の旅行は当初、新千歳から秋田空港に降りて、青森空港から新千歳に帰る予定だったが、過日の大雨の影響で、秋田〜青森間は列車が一部不通となり、秋田行きは断念した。でもここで「いぶりがっこ」をゲットできてラッキーだった。

弘前城近くにポポロというパン屋さんがあることは、昨年の青森旅行の予習で知っていた。しかし昨年は場所がわからず断念した。今回は時間に余裕があるので、スマホで探して訪問した。１番人気のラウンドは焼き立てがあったが一本丸ごとだったので、ラウンドはカット済のハーフを購入。あとクリームパンなども人気というのでゲット。いいお土産になった。スタッフはとても親切な方だった。

山形市郷土館（旧済生館本館）のもとは、明治時代の1878年（明治１１）年に建設された県立病院で、当時の山形県令三島通庸の「山形の近代化を図る」という構想のもとに竣工したそうだ。命名者は、当時の太政大臣・三条実美だ。東北地方で最も早く西洋医学を取り入れ、診療の他に医学校も併設されたとのこと。訪問時は山形旅行３日めの早朝散歩で山形城跡をまわった時で、まだ開館時間前だったので、画像は外観のみ。

今から10年ぐらい前になるだろうか？山形に行ったとき、幻の銘酒「十四代」を飲ませてもらったのがここだ。ただし今はほとんど無理だと思う。訪問時のお目当ては、地酒とともに前菜盛合せだ。内容はあまり覚えていないが、見た目は画像を見ればわかる。美味だったことは間違いない。地酒は1杯目は銘柄が写っていなかった。2杯目は裏・雅山流で、さすが地元ならではだ。3杯めも銘柄が写っていなかった。4杯目は龍神といって、確か群馬の地酒と言っていた。この頃に刺身がきてこれまた美味。そしてもう一品がきたあたりで、また龍神を頼んでしまった。そして〆は味噌汁で、これまた沁みる。多少、飲みすぎ感があったが、山形の酒と肴を満喫した。

陸奥湊駅は、昨年秋の青森旅行での八戸酒造訪問の時と、今年春に舘鼻岸壁朝市に行ったときに利用した。昨年秋の八戸酒造訪問の際は舘鼻岸壁朝市とは無関係な時間帯だったので、ＪＲは空いていた。今年春の舘鼻岸壁朝市は、今年の初日だったが春の嵐ともいえるほどのみぞれ交じりの悪天候だったので、この日もＪＲは混雑してはいなかった。駅舎を出ると、イサバのカッチャが出迎えてくれた。

昨年秋の青森旅行に始まり、今年も２回青森に行き、合計３回ともアスパムには行っている。最初はアップルパイ目当てで、そこには「りんごしろっぷ」というのを売っていて、試しに買ってみると、これがトーストやヨーグルトなどに合った。今年２回目の訪問でもリピート購入した。ここでは今まで、せんべいやせんべい汁などを買い、この時ははちみつを買ってみた。

青森まちなか温泉に宿泊した際に、青森魚菜センターでの「のっけ丼チケット」引換券を頂いたので行ってみた。ＨＰにはホテルから２０秒と書いてあるが、走ったら可能かもしれないが、歩けば２～３分ぐらいか。受付で「のっけ丼チケット」引換券を渡して、１０枚つづりのチケットを受け取った。初めに容器にご飯を入れてもらい、気に入った店舗で注文すると、スタッフが容器に乗せてくれる。選んだのは、えび、イカ、サーモン、ホタテ、マグロ、ネギトロなどだ。みそ汁も付けることができた。