展示は素晴らしかった山形美術館
- 3.5
- 旅行時期:2020/11(約5年前)
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by sio爺さん(男性)
山形市 クチコミ:17件
訪問当時の展示は、「吉野石膏コレクション」と「長谷川コレクション」など。
「吉野石膏コレクション」は、1991年に吉野石膏株式会社より、同社が収集してきたフランス近代絵画が寄託され、その後も追加寄託が続き、ミレー、マネ、モネ、セザンヌ等の画家による国内有数の良質な作品群として認知されている、という経緯がある。
「長谷川コレクション」は、1968年に山形銀行の長谷川前会長より、重要文化財の与謝蕪村「奥の細道図屏風」を含む美術品163点が寄贈され、その後も松尾芭蕉「出羽三山短冊」等の寄贈を受け、2つの長谷川家からなる当コレクションは江戸時代の狩野派、文人画、円山四条派系統的にたどることのできる内容になっている、ということだ。
従って、展示自体は素晴らしいものだった。しかしここで一言言わせてもらうと、撮影に関しては、東京国立博物館や東京国立近代美術館等の姿勢を見習ってほしいということだ。両館では一部撮影禁止の作品以外、ストロボ禁止だが写真撮影可能になっている。重要文化財の仏像や、上村松園や鏑木清方の作品も撮影可能だった。著作権等の様々な課題はあるものの検討してほしいと願うが、無理だろうな。
- 施設の満足度
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3.5
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/11/27
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