inuさんのクチコミ(53ページ)全2,110件

岩湧山東峰北側直下にあります。東峰からは、兼松新道を下れば、約30分で到着します。今回は、一徳防山から編笠山を通ってここまできました。杉木立の中に、ひっそりとたたずむ多宝塔は、時の流れと風情を感じさせてくれます。岩湧寺までは、車でも入れますので、登山者以外の家族連れの姿も見受けられます。

生石高原の最高峰、生石ヶ峰からススキの中を北へ向かって歩き、少し下ったところにこの生石神社があります。言い伝えによると、一夜にして巨岩が現れ、そこに神が降臨したといわれています。その巨岩をご神体とし、祀っているのがこの神社です。北野集落へむけて、下山する途中、この神社前で休憩をとりました。

JR海南駅からバスに乗り、終点の登山口で下車し、約3時間、山道等を歩いて、たどり着きました。生石高原入り口の笠石からは、すばらしい展望を楽しむことができます。さらに、最高峰の生石ヶ峰を目指して歩いていくと、あたり一面はススキで覆われた草原がひろがっています。素晴らしい眺めでした。

比叡山東塔のいっかくにあります。昭和39年に山麓の讃仏堂を移築したもので、見た目にもわりと新しい感じがします。本尊の大日如来とここ比叡山で修業した各宗派の宗祖の木像を祀っており、国の重要文化財に指定されています。

坂本側から比叡山東塔を訪れると、最も奥にあります。昭和12年に檀信徒の先祖回向の道場として建てられた新しい堂で、鮮やかな朱塗りが印象的です。また、阿弥陀堂は東塔の最も高所に位置しており、阿弥陀堂の裏から急坂をのぼっていくと、比叡山最高峰の大比叡に行くことができます。

比叡山といえば、京都府と滋賀県の境に位置し、天台宗の総本山延暦寺で知られています。多くの参拝者や観光客が訪れるスポットです。この比叡山の最高峰が、大比叡で延暦寺の阿弥陀堂の裏から山道を登り、テレビ局のアンテナ前などを通り過ぎた先のこんもりとした小山です。山頂には、大比叡の標がたっていますが、ほとんど展望もなく、期待外れで、がっかりします。展望の良さを望むなら、ケーブル延暦寺駅舎前の広場がいいと思います。

南海高野線の極楽橋駅と高野山上を結ぶケーブルカーです。極楽橋駅と高野山上駅との標高差は328メートルで、全長0.8キロを約5分で結んでいます。極楽橋駅からケーブルカーを使わず徒歩で女人堂近くへ続く道もありますが、特に上りは大変なのでケーブルカーを利用する方がよいでしょう。ケーブルカーは2019年の冬に新しい車両にかわりました。

九度山慈尊院から高野山町石道を約6時間歩いてここまでたどり着きました。大門手前のつづら折れの坂道を登りきって車道に出たところでこの大門が突然、目に飛び込んできます。高野山の総門というだけあって、重厚な、堂々とした朱塗りの門です。高さが約25メートルあり、両脇には、仁王像がおかれています。

南海、九度山駅から慈尊院を経て高野山大門を目指しました。道は、慈尊院を出て最初の展望台までの間と、大門手前の約1キロが急坂で、途中は多少のアップダウンがあってもおおむね平坦な道です。慈尊院から大門ヘは、距離約20キロ、所要時間は休憩を入れて7時間程度です。途中、紀ノ川の素晴らしい展望や、木立の中の気持ちよいハイキングを楽しみながら大門まで歩けます。

高野山町石道の起点となる九度山慈尊院境内にたっています。胎蔵内大日如来を本尊としており、脇仏として阿弥陀如来など四仏がおかれています。現在の塔は江戸時代に再建されたものと言われており、色鮮やかな朱塗りの塔は、とても人目をひき、境内の中で存在感があります。

町石道を歩くため、南海、九度山駅から約30分かけてここまでやってきました。弘法大師によって創建されたこの寺は、高野山町石道の起点で、かつて弘法大師の母親がここに滞在したことでも知られています。境内には弥勒菩薩を本尊とする本堂と大日如来を本尊とする多宝塔があり、子宝・安産などの御利益があるとして、女性の信仰を集めています。

東京駅赤煉瓦駅舎は、丸の内側にあります。1914年にアムステルダム中央駅の駅舎を模して建てられたもので、100年以上の歴史を有しています。ヨーロッパの大都市の中央駅らしく重厚な作りでレンガの赤色は特に人目をひきつけます。今回は、外から眺めるだけで、内部を見学できませんでしたが、次回はぜひ、ゆっくりと訪れてみたいと思います。

赤坂見附交差点から西へのびる青山通りを徒歩5分ほど行ったところにあります。かつて江戸時代、大岡越前守忠相公が日常信仰していた豊川稲荷分霊を明治以降、この地に移したものです。豊川稲荷といえば、神社だと思ったのですが、ここはそうではなく、曹洞宗の寺だそうです。参拝者はわりと多いのですが、落ち着いた静かな境内でした。

JR総武線信濃町駅から、南へ徒歩5分ほどのところにたっています。明治時代に赤坂仮皇居の御会食所として建てられ、大日本帝国憲法の草案審議にも使われたという歴史的な建物です。現在は、婚礼、式典、会食など一般の人に利用されています。

JR浜松町駅から増上寺に向かって徒歩5分ほどのところにあります。もともとは、増上寺の総門だったのですが、一度、東京府に寄贈され、老朽化のため、コンクリート製に建て替えられ、再び、東京都から、増上寺に返還されたという経緯があるそうです。

増上寺大殿左横にたつ大きな建物です。平成12年に建築され、1階は講堂、3階は大広間となっています。大広間の天井には、著名な日本画家の手による天井画が描かれており、秋の「みなと区民祭り」の時に一般公開されるようです。機会があれば、この天井画を見てみたいと思います。

増上寺三解脱門をくぐり、正面にある建物です。本堂はこの大殿2階にあり、3階には、念仏の道場が、そして1階は檀信徒控室となっています。また地下は宝物展示室として利用されています。戦後、再建されたものですが、風格と威厳を備えた堂となっています。

三解脱門は江戸時代に増上寺が大造営された際に、建てられた門でその後、再建されましたが、当時の面影を残す唯一の建造物となっています。この門をくぐると「おろかさ・むさぼり・怒り」の三つの煩悩から解き放たれて、本堂へ向かうことができるといわれています。

JR浜松町駅から、徒歩で増上寺を訪ねました。20数年ぶりの訪問でしたが、何となく新鮮に感じました。境内も広く、諸堂が立ち並ぶ様子は、さすがに徳川家の菩提寺だけあるなと感じさせます。ただ、これらの諸堂は戦災で焼失し、再建されたものです。

嵐電は、正式には京福電鉄嵐山本線といいます。嵐山と四条大宮、北野白梅町を結んでいます。ほぼ路面電車と言ってよい鉄道で、観光客だけでなく、地元の人にも利用されています。沿線には、観光スポットも多く、旅行者にとっては利用価値は高いと思います。