夢追人さんのクチコミ(24ページ)全1,032件

　20年ぶりに玄武洞を訪れた。令和4年夏から観覧料500円が必要となっていたが、玄武洞公園と国指定の天然記念物を維持・管理するにはしかたないと思う。券売所から数ｍ登ると正面に玄武洞が見えてくる。団体客が次々とやってきて、そのガイドが詳しい説明をしているので、個人旅行で参加した者も横で聞いてよく分かる。「玄武岩」命名のもととなった玄武洞、石柱が作り出す圧巻の風景は素晴らしい！160万年前の火山活動でマグマが急に冷えて固まり、できた割れ目が節理である。玄武洞公園は、山陰海岸ジオパーク（ユネスコ世界ジオパーク）の構成資産である。

　豊岡駅前のショッピングモール「Aity豊岡店」内にあるレストランである。ジャンルは「うどん・すし店」となっているが、いろいろな定食があり、アルコール類も安い。豊岡市内には、全国旅行支援のクーポン券が使えるレストランが比較的少ないためか、11月の中旬の平日の夕刻にこの店を訪れたが、店内は多くの客で賑わっており、入店まで10分あまり待つことになった。すき焼を食べながら熱燗を飲み、気持ちよく店を出ることができた。

　天橋立や丹後半島観光の拠点として１泊した。部屋は綺麗で広く、コンセントも多くあり機能的につくられている。大浴場も温泉地のホテルのように広く、午後3時から朝9時まで利用可能でジェットバスやサウナを備え、無料のマッサージチェアもある（早朝5時に快適に利用した）。1階にはラウンジやPCコーナー、コーヒーのサービスもある。朝食はメニューが豊富で、大変美味しい。夕食のためのレストランはないが、弁当や生ビールセット、ラーメンセットなどのルームサービスがあり、その価格も安い。フロントスタッフの対応も大変良く、気持ちよくホテルを利用できる。立体駐車場は隣接、ＪＲ豊岡駅までは徒歩10分あまり、豊岡で絶対お薦めのホテルである。

　道の駅てんきてんき丹後から、海側に歩いて数分のところに、高さが20ｍもある巨大な安山岩の見事な一枚岩がある。山陰海岸ジオパークの京丹後を代表する「立岩」で、柱状節理が見事だ。聖徳太子の御母の穴穂間人（あなほべのはしうど）皇后がこの地に身を寄せたことがあることから、浜には聖徳太子の母子像も立っている。

　国道178号沿いにある道の駅で、弥生遺跡の上に建設されている。遺跡から出土した土器などのモニュメントが設置された芝生公園がある。山陰海岸ジオパーク京都丹後情報センターを併設しており、地質関係の写真や資料を展示している。鳴き砂の入った容器があり、砂を棒で押さえるとキュキュという音が聞こえる。景勝地の「立岩」までも車で数分である。

　天橋立から国道178号線を乗用車で約1時間、経ヶ岬バス停前から岬に続く車道に入って数分で経ヶ岬の駐車場に到着する。駐車場にはトイレもある。ここから山道を10分あまり歩くと、映画「新・喜びも悲しみも幾年月」のモデルになった経ヶ岬灯台（国指定の文化財）がある。雨がひどくなったので、岬に行くことは諦めて、国道まで戻って少し車を走らせたところにある展望台から岬を遠望した。晴天の日に是非また訪れたいと思った。　

　天橋立の北側、元伊勢籠神社から国道178号線を北東に約20分走らせると、静かな内湾に舟屋が立ち並ぶ漁師町の伊根に到着する。湾に沿った細い道を走ったのち、高台にある「道の駅　舟屋の里　伊根」に立ち寄った。道の駅の裏には伊根湾全体が見渡せる展望所があり、雨で少し霞んでいたが、立ち並ぶ舟屋を遠望することができた。

　国道178号線から天橋立ケーブルカー乗場に至る道の東側にある神社で、天照大神と豊受大神を伊勢に遷す前に、ここに祀っていたことから元伊勢の名がついたという。イザナギノミコトが地上のこの神社の奥宮眞名井神社にいたイザナミノミコトのもとに通うために使っていた梯子が天橋立であったという話から、この神社は男と女を結ぶ良縁成就のご利益があるという。雨の中、厳かな雰囲気の中を参拝した。

　日本三景の天橋立のビュースポットには、南側の文殊と、北側の傘松公園の２つがある。今回は北側の元伊勢籠神社の西側の駐車場に車を停めて、ケーブルカーに乗って傘松公園まで行った。公園には天橋立を眺望する円形のウッドテラスや、「股のぞき」のための木の台が設置されている。あいにくの曇り空だったが、天橋立の絶景を楽しむことができた。なお、西国第二十八番札所の真言宗成相寺には傘松駅前からバスで行くことができる。

　ケーブルカーは、天橋立の北側の府中駅と、天橋立の展望所のある標高120ｍの傘松公園駅間を、毎時0分 15分 30分 45分に運転しており、所要時間は約４分、料金は往復680円である。車両は勾配を考慮して階段状になっているので、天橋立が見える側の席がお薦めである。なお、ケーブルカーと平行してリフトも運行しているが、小雨が降っていたためか、リフトは運休していた（ケーブルカーとリフトの切符は共通券でどちらに乗っても良い）。絶景を楽しんだ後に帰りのケーブルカーに乗るため傘松駅に行くと、若い女性が駅ピアノを演奏していた。改札に進むと乗車客の行列ができて定時の便に乗ることができなかったが、直ぐ後の臨時便に乗車することができた。

　ＪＲ西日本山陰本線・因美線の駅であり、若桜鉄道・智頭急行の列車も因美線を経由して乗り入れている。鳥取県の代表駅であり、特急列車をはじめ多くの列車の始発駅であるが、非電化駅でもある。駅ビルにはショッピングモールやレストランがあり、駅北口を出て信号を渡ると、商店街が北東方向に伸びている。また、北口の風紋広場には因幡の麒麟獅子舞像や夢時計などがある。

　鳥取県琴浦町の山陰自動車道（無料区間）にある、北に日本海、南に大山が見えるパーキングエリアであり、施設・駐車場は上り線・下り線共用である。山陰自動車道の中では比較的大きな道の駅であり、観光案内所やレストラン、海産物・土産物売店などを備えている。売店では、水槽に入った生きたものを含め、多くのカニが売られていた。

　クレパスの生みの親の佐竹氏が誕生した地である、日南町にある小さな美術館。日南町役場に隣接した総合文化センター内にあり、現代作家のクレパス画が中心に展示されている。クレパスでこのような素晴らしい絵画が描けるものだと感動する。なお、写真撮影は禁止、入館料は200円である。入口右隣には井上靖文学展示室と松本清張文学展示室がある。

　岡山からの帰りにはいつも立ち寄っている。多くのドライバーが訪れる活気のあるサービスエリアで、行列のできている店もあった。建物の西側のバラ園には、１１月中旬のためバラの花のピークは過ぎていたが、綺麗に咲いている花もいくつかあり、小春日和の中、バラ園のベンチに座ってソフトクリームを食べた。

　５０年以上前、岡山県鴨方の遥照山の東京大学天文台（現国立天文台）を初めて訪れた。現在、付近には京都大学岡山天文台、岡山天文博物館などがオープンしている。１１月中旬の快晴の日、山陽自動車道鴨方ＩＣから車を２０分ほど走らせ、岡山天文博物館を訪れた。スタッフの指導のもとドームにある天体望遠鏡で太陽を観測した。黒点だけでなくプロミネンス（紅炎）を観測できて感動した。２階に上がると、日食や月食、銀河の誕生などのしくみがわかる展示もあった。プラネタリウムでは、「ブラックホール」がテーマの上映がなされたが、小学生にはよく分からなかったと思う。入館料100円、プラネタリウム観覧料300円で、星空のロマンに浸ることができるお薦めの博物館である。なお、隣の京都大学天文台のドームは、周囲の廊下から大きな反射望遠鏡を見ることができる。

　ＪＲ岡山駅を起点に東方向に市電が走り、途中で２路線に分かれて南下している。東山線は「城下」電停で南下するが、この電停は、岡山城やオリエント美術館などに行くには便利である。運賃は120円と140円の２区間で安く、イコカなどの交通系ＩＣカードも利用できる。大人400円の1日乗車券もある。後乗り・前降りである。さまざまなラッピング電車を目にすることができ、見ていて楽しい。なお、岡山駅近くのバスには100円区間もある。

　桃太郎大通りを東に15分あまり歩いて、城下筋と交わるところを左折して直ぐに左側に美術館がある。土器やガラス、金属器、陶器、モザイク、装身具類など、西アジアの考古美術品を中心に展示している。初めて訪れたが、円空が彫った仏像が何点かあり、なにか親しみを感じた。通常は65歳以上のシニアは入館料は無料であるが、古代ガラスの特別展を開催していたため、通常料金だった。　

　岡山市北区表町の桃太郎大通りから南に伸びるアーケード街で、中心部には天満屋岡山本店もある。「岡山の繁華街と言えば表町」で、かつては岡山に来たときはいつも歩いていた。今回は、以前の面影を訪ねて、朝９時過ぎに歩いてみた。まだ、ほとんどの開店前で閉まっていたが、北の入口に近い店では、恐竜が通りをのぞき、翼竜が飛んでいた。

　岡山駅から徒歩約10分、イオンモールから徒歩数分、西川緑道公園までは徒歩約10分で、観光や食事、ショッピングに大変便利なロケーションである。建物の4階には、浴室とサウナがある。朝夕２食付きの8000円の年金プランで宿泊し、翌日はホテルの駐車場に車をおいて（宿泊者は午後11時まで無料）、西川緑道公園前を通って表町商店街まで約15分歩き、オリエント美術館を見学して、ホテルに帰った。

　11月初旬の晴天の日、数年ぶりに後楽園を訪れた。正門から入って、沢の池のほとりを心地よい陽光をうけながら、南門まで歩いた。芝の上には沢山の和傘が置いてある。夜間にはその一つ一つに灯りがともるらしい。南門からいったん園を出て、旭川越しに青空に映える美しい岡山城を観賞した。再び南門から再入園して、歩きながら移り変わる景色を楽しんだ。入園料は大人410円だが、65歳以上のシニアが140円というのはとてもありがたい。また、正門の左側の川沿いに広い駐車場があり、これも1時間100円と割安だ。