ミロヒさんのクチコミ(57ページ)全2,910件

日本橋川に架かる鎧橋の袂、証券取引所前交差点近くに鎧の渡し跡の案内板があります。鎧橋が架けられる明治5年まで渡しがあったそうです。多摩川や江戸川など大きな川に渡しがあったのはよく見ますが、日本橋川の様な都心を通るさほど川幅のない川に渡しがあったとは意外でした。
しかし、兜町の横に鎧とは面白いですね。

江戸橋南交差点の角に日本橋郵便局がありますが、この日本橋郵便局のある場所ことが郵便発祥の地であり、日本初の郵便局です。北側の入口壁面には「郵便発祥の地」のパネル、南側の入口近くには、日本郵政の父と言われる前島密の胸像が設置されています。それ以外は普通の郵便局と変わらず、観光的にには見る価値はあまりありません。

日本橋川に架かる橋の一つです。昭和通りが橋の上を通り、車道の両側に幅のある歩道があるため道路から見ると橋の様には見えないほどです。日本橋同様橋の上には首都高速が覆いかぶさるように通っている上、ジャンクション、出入口があり、日本橋以上に景観は良くありません。橋の表面積が大きいこと以外はそんなに見所はないかと思います。

日本橋川に架かる江戸橋の南側たもとにある外壁保存されたビルが三菱倉庫江戸橋倉庫ビルです。昭和5年に建てられたビルは優雅な曲線美を描く外観で、船橋を模した塔屋が特徴的です。平成26年に高層ビル化されました。
日本橋川が運河として物流に使われてきた歴史を物語るビルであり、また、その外観の美しさは日本橋界隈一の歴史的建造物だと思います。

東京証券取引所と道を挟んで反対側の日本橋川沿いにある小さな神社が兜神社です。境内には鳥居と祠と兜岩があるだけですが、この神社の氏子総代は何と東京証券取引所。証券界の守り神として景気が良くなるようお参りする人がチョコチョコとおられました。
自分の持ち株が上がる様にお祈りするには最強の神社です。

日本経済の中枢となる日本随一の証券取引所が兜町にあります。テレビや新聞で外観を見たことはありますが、普段は訪れることが無い場所です。平日は無料で見学できるのですが、証券の取引はオンラインで行われるようになり、以前の様に人が立合いで、様々な仕草で取引をしている姿はなくなってしまったので、見学しても余り面白くありません。

兜町の南側、現在みずほ銀行兜町支店の入る兜町ビルのある場所が日本の近代銀行発祥の地です。明治8年にこの地に国立第一銀行が設立され初代頭取に渋沢栄一が就任しました。兜町ビルの南側には銀行発祥の地プレート、西側に歴史パネルが嵌め込まれ、その歴史が説明されています。日本銀行が発祥の地だと思い込んでいたので、博識がつきました。

兜町　藍沢証券本社の首都高速側にある小さな公園の中に海運橋親柱が置かれています。現在首都高速環状線がある場所は楓川が埋め立てられた場所で、この楓川に明治8年に架けられた橋が海運橋。楓川の埋め立て時に撤去された海運橋の記念に残された親柱がこれです。
親柱には「開運橋」「かいうんはし」「紀元二千五百三十五年六月造」と刻まれ歴史を感じさせる古い親柱です。しかし、それ以外は見応えはありません。

長津田駅南口から5,60mの長津田商店街にある中華料理店です。平日の昼2時過ぎに訪れると店内は私を含め3人ととっても空いてました。店内の壁には沢山の本格中華料理のメニューが貼られ、厨房からは中国語での会話が聞こえてくるので期待できると思いました。注文したのはシンプルな高菜チャーハン。食べてみると期待は裏切られ普通か、それ以下の味。付け合わせでてきたスープもあんまり。
期待外れでした。

日本橋の老舗洋食店のたいめいけんには何とラーメンコーナーがあります。たいめいけん正面の右手の道沿いにサッシ戸の入口で4人程が入れる程の場所。椅子はなく立ち食いスタイルのカウンターで、奥のたいめいけん厨房が良くみえます。メニューはラーメン、カレー等があります。頂いたのはラーメン750円。洋食屋のラーメンとはかなる物かと思いましたが、見た目は至って普通、味は濃いめの醤油味のスープで、私の評価としては中のちょっと上と言う位の味でした。たいめいけんのラーメンを食べると言う話題性はある店です。

コレド日本橋のの裏側、アネックス広場の南東に漱石名作の舞台の碑が建立されいます。早稲田大学が2005年に建てた石碑で、「三四郎」、「こころ」に登場した木原店と呼ばれる寄席がこの地にあったことに因んだものです。木原店の碑ではなく、漱石名作の舞台の碑とするのがさすが、早稲田です。
石碑しかないので、漱石ファン以外は見応えはなく、行く必要はないと思います。

現在コレド日本橋が建っている場所には以前、東急百貨店がありました。その東急百貨店の前身が越後屋と並ぶ呉服店の白木屋。この井戸はその白木屋の二代目が掘った井戸が名水白木屋の井戸です。
日本橋の歴史を物語る遺構ですが、石碑しかなくこれを目当てに訪れることはないでしょう。

久々に日本橋の高島屋に行くと本館と道を挟んで隣に新たに新館がオープンし日本橋高島屋S.C.に生まれ変わっていました。本館の中はこれまでと変わらず、新館は365日と日本橋、トゥモローランドなど新規のフード、ファッション、雑貨、カフェ、レストランがあり、今まで以上に魅力のあるデパートとなっています。
本館のクラシカルな雰囲気と新館のモダンなビルが融合し年配の人から若者まで楽しめるS.C.です。

日本橋高島屋本館から中央通りを渡り東京駅方向にいったビルの1階に山梨県のアンテナショップ、富士の国やまなし館があります。山梨の名産品、ほうとう、信玄餅を始め山梨県産ワインが沢山置かれています。イートインコーナーがありワインをその場で頂くこともできます。そして、ここで頂けるのが生乳ソフトクリーム。濃厚で甘さ控えめの一味違うソフトクリームはとっても美味しく、また来たら食べようと思う味でした。

日本橋高島屋本館から中央通りを渡り東京駅方向にいったビルの1階に山口県のアンテナショップ、おいでませ山口館があります。店内には可愛い金魚ちょうちんがぶら下がり、山口名産のフグなどの海産物、夏ミカンの加工品、獺祭をはじめとする日本酒などが並びます。アンテナショップでは物産しか扱わない所もありますが、ここでは山口の観光ガイドが沢山揃っています。山口市、萩市の他、下関、周防等のガイドの品ぞろえが多く観光情報の収集に役立ちます。

日本橋駅のすぐそば、永代通り沿いにあるビルの1階にある長崎のアンテナショップです。多数あるアンテナショップの中では大きな方で、天井には長崎の伝統的な凧が飾りとなって艶やかです。カステラを始めとした菓子類、海産物、ちゃんぽん、角煮等長崎らしい食べ物、名産品が数多く鶏揃っています。訪れるだけで長崎に行った雰囲気を感じられるアンテナショップです。

西河岸橋から南に50m程行った日本橋ファーストビルの一角にうさぎや本店があります。小さな店舗で客が6人も入れば一杯です。この店は上野広小路にあるどら焼きの名店うさぎやの暖簾分けしたお店で、この店の名物もどら焼きです。
平日なので予約しなくてもどら焼きがあると思っていたのですが、2時に行くと売り切れ。再入荷するとと聞きその場で予約して、どら焼きを手に入れることができました。こちらのうさぎやも相当の人気ですので予約必須です。
そのどら焼きは上野のお店と同じほどの味。どう違うのか文字では表現できませんが、確かに味は違います。

八重洲の一石橋の近くにあるみずほ信託銀行の正面入り口前に夢二・港屋ゆかりの地の碑が建てられています。独特な美人画でなをはせた竹下夢二が人気絶頂の頃（大正3年）にハガキ、絵ハガキ、封筒、版画、手ぬぐい等のステーショナリーを売る港屋をこの碑の近くにあったことからこの碑が建てられています。
夢二の絵が嵌め込まれた近代的な石碑ですが、碑だけと言うこともあり、通りかかる人はまったく見向きもしないで通り過ぎて行く人ばかりでした。

江戸時代に旧江戸城の常盤橋門から旧常盤橋を渡った先正面に金の小判等作っていた金座がありました。その場所は現在の日本銀行本館が立つ場所です。つまり明治時代になって日本銀行は金座跡に作られたということです。日本銀行本館がこんな謂れの所に作られているとは、歴史って面白いと思いました。

日本橋川に架かる一石橋にある親柱のそばにある古い石柱が一石橋迷子しらせ石標です。正面は、満よひ子の志るべ 、左は、たづぬる方 、右は、志らす類方、と彫られ、訳すと「迷い子の標、訪ねる方、知らせる方」と言う意味です。いつの時代も迷子になる子供いるのかと思うと面白い江戸の遺構です。