ミロヒさんのクチコミ(56ページ)全2,910件

日本橋の南詰めを西側に50m程行ったところに安政4年創業の老舗の和菓子店の榮太樓總本鋪の本店があります。この地が創業の地です。
榮太樓と言えば梅ぼ志飴ですが、流石本店だけあり喫茶室の「雪月花」を備え、餡蜜生菓子を頂くこともでき、日本橋散策で疲れたら一服するのに良いでしょう。優雅な気分が味わえます。

日本橋の南詰め西側に高札の形をした日本橋由来記の碑があります。元々この場所には高札場だったところだ、この様な形をしているのも納得。碑の上部には安藤広重の絵、下部には日本橋の縁起がかかれています。しかし、酸性雨のせいでしょうか文字などは非常によみづらくなっています。立ち止まって見る人は少ないですが、日本橋が如何に重要な橋だったかを物語る石碑です。

日本橋の北詰め元標の広場に電燈の様な形をしたものがあります。これが旧東京市道路元標です。元々は現在の日本国道路元標のある日本橋の中央に設置されていたものが移設され現在の場所にあります。殆どの道路元標が石造りなのに対し、首都東京だけあって電燈のついた洒落た造りなのは驚かされます。

中央通りを挟んで三越新館の前にある鰹節を扱うお店が八木長本店です。店頭では鰹節削りが実演され、試食させても貰えます。そのため店内は鰹節のいい香りが漂ってます。鰹の削り節は何種類もあり、どれを買うか迷っていると、用途にあった（何の料理につかうか）削り節を教えてくれます。店員が親切で話しかけてくれる店は味も信用できます。

日本橋三越から昭和通り方面に行った細い路地に創業300年にもなる老舗の楊枝専門店があります。それがさるやです。店内には主力商品の黒文字楊枝は太い物から極細のものまで、さらに職人手作りの楊枝が揃えられています。それ以外にも楊枝にまつわる可愛い江戸小物が取り揃えられ江戸の粋が感じられる商品ばかりです。

日本橋にある三井不動産が再開発した商業、オフィス施設がコレド室町です。コレド室町1,2,3の3棟のビルからなり、江戸老舗の店舗や映画館などが集まる人気の施設。私が好きなところはコレド室町1,2の間にあるちょうちん通り。道の両サイドにちょうちんがぶら下がり、江戸時代の歓楽街を彷彿させる雰囲気が気に入ってます。

新日本橋駅から中央通りを神田駅に向かった左側に福島県のアンテナショップ、日本橋ふくしま館 ミデッテがあります。店内には福島の野菜、果物、味噌や菓子などの加工食品、そしてなんと言っても品揃えの多い日本酒が沢山揃っており、名前の通り「見て行って」と言わんばかりです。さすが酒処のアンテナショップです。

新日本橋駅の出口の脇に長崎屋跡の案内板を見つけました。スーパーマーケットの長崎屋の跡ではないと思うので何かと思いましたが、読んでみると長崎出島に出入りしていたオランダ商館長の毎年1回の江戸城登城の際に薬種問屋の跡が新日本橋駅の場所にあったそうです。
オランダ人が毎年江戸城に登城していたことなど全く知らず、この様な案内板があると、街歩き好きの私にとって興味が沸き勉強になります。

小伝馬町駅に近い十思公園の北東部に吉田松陰終焉之地の石碑があります。十思公園の辺りは江戸時代、牢獄のあった場所で、松陰は安政の大獄で収監され、その後されました。石碑には松陰の辞世の歌「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留置まし大和魂」と刻まれ、信念が強かったことが伺われます。幕末歴史ファンにはぜひとも訪れて欲しい所です。

日本橋小伝馬町駅の北西、徒歩2分のところにある十思公園のある場所が伝馬町牢屋敷跡です。現在の姿はまったく牢獄であった形跡は見当たりませんが、石町時の鐘の裏手に牢屋敷の石垣の一部が展示されているほか、公園隣の大安楽寺には処刑場跡の碑が建てられています。
伝馬町牢屋敷にはかの吉田松陰も投獄されており、公園内に吉田松陰の辞世の句が刻まれて吉田松陰終焉之地碑もあり、訪れた際に必見です。

青葉台駅から徒歩5分程の田園都市線高架沿いにある焼き鳥店です。店の外から焼き鳥を焼く厨房、焼き鳥に良い匂いがし、以前より気になっていた紀助に友人と一杯呑みに行ってきました。土曜夜7時に行くとお店は満杯。予約して行って正解でした。
店内はカウンター席とテーブル席がありますが、結構ぎゅうぎゅうの配置です。焼き鳥は200円／本少し高いですが、具が大きいので納得。味付けはタレはなく、塩だけ。焼き鳥以外に一品料理はありますが、刺身はありません。ご飯系は親子丼、鶏飯などがあり食事もできます。
お洒落な雰囲気で、美味しい焼き鳥、お酒で話が弾む青葉台ではお薦めの焼き鳥店です。くれぐれも予約を忘れずに。

小伝馬町駅に近い十思公園の片隅に二つのが建てられています。一つが「吉田松陰終焉の地」、そしてもう一つが「杵屋勝三郎歴代記念碑」。近寄っても見づらいですが、市松模様の石に三味線が描かれています。杵屋勝三郎は現在も続く長唄三味線方の名跡です。
三味線に縁の無い私にとっては、なぜこの地に記念碑があるのか気になる程度で見ごたえありません。

小伝馬町駅に近い十思公園の中にコンクリート製の2階建ての鐘撞堂があります。この2階部に石町時の鐘が保存されています。石町は現在の日本橋室町四丁目付近で、そこから移設された1711年に鋳造された実物の時の鐘です。貴重な鐘をしっかりと見たいところですが、2階にあるため、離れたところからしか鐘が見えません。
しかし、この様な鐘が戦中の軍需金属供出を免れたのは町の人々に愛されたことを物語っているなと思いました。

日本橋小伝馬町駅の北西、徒歩2分のところにある公園です。どこにでもある公園と同じく、滑り台などの遊具、砂場があり、子供連れの親子が遊ぶ公園なのですが、この場所は江戸時代、牢獄のあった場所。安政の大獄で吉田松陰が処刑された場所で、今では想像もつきません。ある意味いわくつきの公園ですが、歴史好きには興味をそそる公園です。

人形町駅のある甘酒横丁交差点から親子丼が有名な玉ひでに行く途中にある喫茶店です。外観からしてステンドグラウが嵌めれれ古い感じがしていますが、中も予想通り赤いビニールが張られた椅子など超レトロな雰囲気の喫茶店です。創業大正8年で開業100年以上の老舗喫茶店。タバコも吸えるので一服しに来ている人や、打ち合わせをしている人など地元でも人気のお店のようです。私もスタバより、この様なレトロな喫茶店が好きなので気に入った店の一つです。

人形町駅から3分程にある魚久本店のある交差点の反対側角に鯨の像のモニュメントがあります。これが鯨と海と人形町の碑です。なぜこんなモニュメントがあるかと説明板を読むと人形職人が多く住んでいたことから人形町と言う名が付き、その人形には鯨のヒゲが使われていたことから、このモニュメントが作られたそうです。
人形町と鯨の意外な関係が分かり面白いです。鯨のモニュメントは子供の遊び道具にもなっており、親しまれていました。

日本橋小学校・幼稚園の入口左手に西郷隆盛屋敷跡の立札があります。西郷隆盛と言えば上野のイメージが強いですが、その西郷隆盛の邸宅があったのが人形町だとは知りませんでした。しかし西郷隆盛屋敷跡には遺構は何も残っておらず、ただ立札が残っているだけで、歴史的事件があった訳でももなく、いくら幕末歴史好きの人でもあまり見ごたえはありません。

日本橋小学校の南西にある小ぶりな神社が小網神社です。倉稲魂神、市杵島比賣神、福禄寿を祀る由緒ある神社で強運厄除け、金運のパワースポットとして、そのパワーにあやかるため地元の人だけでなく、遠くからも多くの人がお参りに来ています。私がお参りに行ったときも平日にも関わらず2,3人の人が参拝待ちしているほど。よっぽどの御利益がある証拠でしょうか。

東京証券取引所から鎧橋を渡った先の運河沿いにメイゾン鴻乃巣創業の地の案内板がありました。メイゾン鴻乃巣とは何だ？と案内板を読むと明治43年に奥田駒蔵がオープンした西洋料理店。何で有名だったのかと言うと高村光太郎、武者小路実篤等の文士が集った文士カフェとして知られるカフェだっとそうです。
街歩きをしていると、この様な一般的には知られていない歴史をしることでき面白いのですが、観光地としての魅力はありません。

東京証券取引所の東門近くの日本橋川に架かる橋が鎧橋。この付近にあった鎧の渡しの代わりに明治5年に三井等の3豪商によって架けられた橋が鎧橋です。現在の橋は3代目です。日本橋川に架かる橋の中では交通量は少なく静かです。
兜町にある鎧橋とはなかなか決まったネーミングの橋ですが、特段景色が良い訳でもなくも見応えはないかと思います。。