ミロヒさんのクチコミ(61ページ)全2,910件

神田明神の境内にはいくつかの碑が建立されていますが、銭形平次の碑の碑もその内の一つです。拝殿の右奥に国学発祥の碑と並んで立てられています。
銭形平次と言えば北大路欣也等のテレビドラマで知られますが、神田明神下に住んでいる設定になっています。それに因んでこの石碑は建てられたそうです。銭形平次は知っている人も多く、記念撮影をする人が多く人気です。
こんな石碑があると架空の人物なんですが、実在していた人の様に思えてきます。

神田明神の御神殿の裏面側、裏参道の右手にある末社が籠祖神社(合祀殿)です。籠祖神社の境内に誉田別命を祀る八幡神社、木花咲耶姫命を祀る冨士神社、菅原道真命・柿本人麻呂命を祀る天神社、日本武尊を祀る大鳥神社、天照大御神を祀る天祖神社、建御名方命を祀る諏訪神社が合祀されてます。一参りするといっぺんに七つの御利益を得られる有り難い神社です。それ故か、意外とお参りするのに並んでました。

神田明神の御神殿の裏面側、裏参道の途中に小唄塚 小唄作詞塚があります。江戸小唄には神田祭が所々に取り入れられ、小唄の作曲で活躍した吉田草紙庵を称える石碑です。それに併せて小唄作詞の石碑が隣に建てられました。
歴史にある寺社にはこの様なモニュメントが多く、それらを見て回るのは楽しく、勉強にもなりますが、小唄は余りにも縁がなく見応えはありませんでした。

神田明神の御神殿の裏側、裏参道の近くにあるお稲荷さんが末廣稲荷神社です。宇迦之御魂神を祀る神社で、創建は元和2年(1616年）と言われる古い神社です。現在の社殿は昭和に再建された物ですが、出世のパワースポットとして人気です。神田明神には多くの末社がありますがお稲荷さんはここだけです。

神田明神の御神殿の裏面側、裏参道の横に水野年方顕彰碑があります。縦長の正六角形をした灯籠のような形をした顕彰碑は高さ4m弱あるそうです。明治期に活躍した浮世絵、日本画家であった水野年方は神田山本町に生まれ、神田東紺屋町で画業を過ごしていたと言われ、神田ゆかりの画家です。この顕彰碑を見るまで水野年方を知りませんでしたが、この様な顕彰碑を見学するとその人物の興味を持ち、人物を知りたいという好奇心が沸きます。

神田明神の御神殿の左手、江戸神社のそばに力石と並んで置かれている石碑が角田竹冷の句碑です。石碑に書かれている句を頑張って読もうとしましたが、余りにも達筆すぎる崩し字で読めません。説明版を見て「白うをや　はばかりながら　江戸の水」と詠まれているのが分かりました。角田竹冷はまったく知らない人物ですが、句の意味を知るとなるほどと思える江戸らしい句でした。

神田明神の御神殿の左後ろ側に神田明神資料館の入口があります。入場料は300円とリーズナブル、中に入ると展示室は3階まであり、祭りの際に使う衣装、山車模型、浮世絵、古写真など神田明神と神田祭に関する資料が沢山展示されています。それぞれの説明が詳しく書かれており、真剣に読んでると時間が掛かります。展示品のなかでも神田明神祭礼絵巻、神田明神祭礼図巻は必見です。

神田明神の末社 江戸神社の近くに、丸っこい石が奉納され鎮座しています。これが力石。江戸時代から残る力試しに使われた石です。古い寺社には力石が数多く残されていますが、現代の人なら持ち上げられそうですが、体格が小さかった当時の人が、本当にこの石を持ち上げられたのか、驚くばかりです。どれ程重いのか試してみたいものです。

神田明神の本殿を取り囲む様に建立された末社の一つ。祭祀殿・資料館の正面にあるのが江戸神社です。三天王の一ノ宮に数えられる西暦７０２年以来の江戸最古の地主神です。隣の八雲神社とは異なり、社殿の中をガラス越しで覗けるようになっており、中には金色の装飾が見事な千貫御輿が祀られており見応えがあります。

神田明神の本殿を取り囲む様に建立された末社の一つ。本殿の正面左手に二つの八雲神社がありますが、左側が小舟町八雲神社です。建速須佐之男命を祀る神社で、三天王の三ノ宮に列せられる神社です。
大伝馬町八雲神社と同じく神社自体は新しく、扉は閉じられ見応えはありません。唯一正面右手にある鉄製の天水桶位でしょうか。

神田明神の本殿を取り囲む様に建立された末社の一つ。本殿の正面左手に二つの八雲神社がありますが、右側が大伝馬町八雲神社です。建速須佐之男命を祀る江戸時代前よりこの地に建てられた神社で、三天王の二ノ宮に列せられる格の高い神社です。
しかし、神社自体は新しく、扉は閉じられており中を拝むことは出来ません。由緒あり神社ですが、観光的には見に行っても見応えは無いと思います。

神田明神の本殿を取り囲む様に建立された末社の一つで、丁度本殿の正面左手に位置するのが魚河岸水神社です。聞いたことがある名前だと思ったら、築地の場内に祀られていた魚河岸水神社の本殿がこちらでした。築地の遥拝所は最近豊洲に移されニュースにもなりましたが、ここの本殿があるとは。これも商売繁盛を祈願したもので、如何に神田明神が昔から信仰されていたかが分かる末社です。

神田明神の本殿に向かって右手に岩が積まれた岩山があります。この岩山が獅子山です。獅子山からは水が流れ落ちる滝が設けられており、そちらにめが行きますが、よく見るとその滝の上に2頭の石獅子が乗っかっています。親獅子が子獅子を谷に突き落とし這い上がってくるのを見守るすがたを現しているそうです。
この2頭の岩獅子は江戸時代に奉納されたもので、その躍動感ある姿は、他には見られない程見応えがあります。見逃さないように。

神田明神の境内、隨神門を潜った先すぐの文化交流館の前にある大きなたいこく様の石像です。1月の三連休に神田明神を訪れると、だいこく様尊像の前は長蛇のお参りの人。御神殿の前の列に次いで並んでます。米俵の上に乗り小槌を振る可愛い顔をした大黒様の像は並ぶだけのご利益をきっと授けてくれます。

藤が丘駅から歩いて10分強のもえぎ野交差点にほど近い所にある中華料理です。駅から歩くと少しありますが、近くに駐車場も3台分あります。
店内は手前の厨房の前にカウンター席、奥にテーブル席がある街の中華料理店と言った感じのお店。しかし、メニューは本格的で前菜から一品料理、天心、麺、飯まで揃う本格中華。初めてだったので、二人で軽く鶏ソバと五目焼飯を頂きました。鶏ソバは鶏だしの旨味がたっぷりと出たスープに硬めの麺、鶏肉が絶妙の美味しさ、五目焼飯も具がしっかりと入り、パラパラのご飯が美味しかったです。何れも値段は1000円以下で気軽に入れる本格中華料理店としてお薦めです。

神田明神の境内にはいくつかの碑が建立されていますが、国学発祥の碑もその内の一つです。拝殿の右奥に銭形平次の碑と並んで立てられています。国学と言ってもさっぱりなので調べてみると荷田春満が始めた日本独自の精神を研究した学問。神田明神神主家の芝崎好高の邸宅で抗議を行ったのが国学の発祥の地とされる所以だそうです。
現代では国学といっても、私を含め???と言う人が殆ど。この碑を見ても「あ～そうなの」と言う程度にしか思えませんでした。

本郷通りから神田明神の大鳥居を潜った先に現れる立派な門が随神門です。銅板瓦棒葺屋根、総檜･入母屋造の二層建ての門は昭和50年に再建された門で古くはないですが、欄干には朱雀･白虎･青龍･玄武の四神の彫刻が施されるなど、装飾見応えがあえる朱色が艶やかな門です。
神田明神に商売のお参りに行くときは、この門を潜って行かないとご利益が無いように思える門です。

湯島聖堂のの正殿に当たる建物が大成殿です。黒光りする壁に、緑青の緑の屋根がお城の様にも見えます。屋根に載せられている鋳銅製の鬼頭、鬼龍子は特徴的な形をしています。
この大成殿に孔子像メインに孟子、顔子、曽子、子思の四賢人が祭られています。長崎や中国で観た孔子廟とは大分異なり、日本的に見えました。
1月は受験まえなので、学が付く様に、お参りする人が後を絶ちません。

湯島聖堂の大聖堂の入口にあたる門が杏壇門です。杏壇とは孔子の教授堂のことで学問を教える所、学問所を指します。なので杏壇門は学問所があった所に建てられた門に当たります。
杏壇門の奥には大成殿が鎮座しており、杏壇門越しに見る大成殿は黒光りして威厳高く見えます。杏壇門自体は再建されたものですが、大成殿と同じく黒光りした柱に青銅の屋根がある意味かっこよく見えました。

湯島聖堂の境内、大成殿から杏壇門を潜り石段を下った先にある木造の古い門が入徳門です。湯島聖堂のの建物は殆どのものが関東大震災で焼失してしまいましたが、唯一建立時そのままの姿を残しているのがこの入徳門です。それだけに見ごたえがあり、門を支える柱には精密な装飾が施されており、見応えがあります。またその名前から入徳門を潜ると徳を得られるような気がします。湯島聖堂に参るならこの門を潜ってからお参りしたいものです。