パピルスさんのクチコミ全283件

上海から車で２時間程の蘇州にある寒山寺は、南北朝時代に創建され、中唐の詩人、帳継の七言絶句「月落烏啼霜満天」で始まる「楓橋夜泊」で広く知られています。昔高校の漢文の授業で習ったこともあるような、ないような。境内に置かれた香炉では線香が炎を上げて燃え盛っていました。寒山寺の境内の東端に建てられた普明宝塔に登ると境内を見渡すことができます。塔に登って眼下の建物の屋根を見ると、沢山の投げ込まれたコインが瓦の中に輝いていました。参拝客がコインを屋根に投げて、落ちずに上手く屋根に止まると、財をなすことができるんだそうです。どこの国でも庶民の願いは変わらないものです。

瓢湖は冬に白鳥が飛来することで有名です。また、夏になるとピンク色の華麗なハスの花が湖面を覆いつくすほどに咲き揃います。これほどまで、見渡す限りに湖面をハスの花が埋め尽くす光景は、他ではなかなか見ることができません。湖のすぐ横に駐車場もありますので、車であればアクセスも容易です。

千葉県の南房パラダイスなどへ行くと、ランの解説に「シンガポール植物園ラン園で交配育成された」とか、「シンガポールラン園から提供された」との字句を頻繁に目にしておりましたので、数年前から一度は訪ねてみたいと考えていました。ボタニック・ガーデンは入園無料で、早朝５時から深夜０時まで解放されています。広大な敷地にラン園だけでなくジンジャーガーデンやブーゲンビレアを集めたガーデンなどが点在し、熱帯植物に興味のある方には夢のような時間を過ごせる楽園です。

松本城は、市民からは烏城とも呼ばれている黒に色が印象的なお城で、天守は国宝に指定され、城跡は国の史跡に指定されています。周辺は松本城公園として整備されています。何といってもこの城の美しさは、背景の北アルプスの雪の白さと対照的な黒い色のイメージにあると思われます。

レンタカーでアメリカ大陸を横断する途中、グランドキャニオンを訪問しました。本当は朝日の中でキャニオンを見る予定でしたが、砂漠の中で、キーを付けたまま車のドアをロックするというアクシデントがあって、昼近くの到着となりました。最初にビジターセンターに寄って、情報を仕入れてからマーサポイントへ。谷の深さは１６００メートルですから、関東平野の南に位置する丹沢山系をそのままの規模で、谷を作ったようなものです。写真で見ていた通りの光景が目の前に広がっていました。グランドキャニオンの本当の楽しみ方は谷の中を歩くことだそうですので、次回は是非そうしたいと考えています。可能であれば、ここはスケジュール的に二日は欲しいところです。

石川県林業試験場は石川県白山市三宮町にあります。金沢からですと新西金沢から北陸鉄道石川線に乗り、鶴来駅で下車し、そこから３５分ほど歩くことになります。車では金沢から３０分程度でしょうか。石川県林業試験場は日本の桜の名所１０選に選ばれており、桜が１５０品種１０００本植裁されています。また、椿も１４０種を数え、春にはツツジやカタクリが咲きそろいます。植物の好きにはアクセスの悪さが気にならない程に充実した施設だと思います。

福岡市動植物園は博多駅前からバスで３０分程度の住宅街の中にある動物園と植物園の複合施設です。地下鉄薬院大通駅からバスに乗って行くともっと早く行くこともできます。薬院大通駅から歩いても行けるようですがずっと上り坂が続くので私は歩いたことはありません。福岡へ行ったら必ずこの植物園には寄りますので、７～８回は訪問していることになるのでぢょうか。何度行っても飽きることはありません。九州では一番充実している植物園だと思います。

国営讃岐まんのう公園は、１９９８年に開園した香川県まんのう町にある四国で唯一の国営公園です。国営讃岐まんのう公園はまんのう町にある日本最大の灌漑用ため池、満濃池の東に隣接し、園内には自然生態園、風花の庭やオートキャンプ場などで構成されています。私が訪ねた時はクリスマスの日でしたが、イルミネーションで園内を飾るイベントがおこなわれ、閉園時間が延長されていました。私はこの旅の途中の松山で雪に降られましたので、四国の予想以上の寒さを体験することができました。今度は暖かい季節に訪ねたいと思います。

ときわ公園は山口県宇部市にある常盤湖を中心とした総合公園です。この公園には動物園や温室があり、園内には様々な彫刻が設置されていて、隔年でＵＢＥビエンナーレとして彫刻展が開催されているそうです。ときわミュージアムの野外彫刻展示場の彫刻もなかなかに見ごたえがあります。昔のことになりますが、この公園で人工孵化により誕生したカッタくんというペリカンが全国的に人気になったこともありました。

開聞岳は、鹿児島県薩摩半島指宿市に位置する標高９２４mの山です。日本百名山や花の百名山に選定されています。山容が見事な円錐形の独立峰なので別名を薩摩富士とも呼ばれています。薩摩半島の先端の長崎鼻から望めば、開聞岳が海の上に浮かんで見えました。

「青島リゾートこどものくに」は宮崎県宮崎市にある観覧車やスワンボート、ゴーカートなどの遊具を揃えた遊園地です。一方、バラ園には２５０品種、椿園には４００品種と充実し、早春には寒緋桜が咲きそろう、花を楽しめる公園でもあります。

彼岸花の咲く頃、熊本市内から菊池高原を経由して阿蘇の外輪山に向かいました。秋晴れの本当に気持ちの良い日で、阿蘇の火口全体を見晴らす、大観峰と呼ばれる展望台に行くと、青空の下で上昇気流に乗ってハンググライダーが空に浮かんでいました。心の底から開放されるような景色が広がっていました。

佐世保市亜熱帯動植物園は長崎県佐世保市にある市営の動物園・植物園です。石岳動植物園という愛称で呼ばれることもあるようです。このクチコミの記載のために確認したところ平成２３年に西海国立公園九十九島動植物園に園名が変更されたようです。私が訪ねたのは平成２２年ですから、旅の情報は古くなると価値が下がるようです。

ポンポコ村は佐賀県唐津市の鏡山の中腹にあります。８００種類を超えるベゴニアを育てる温室を中心としたフラワーガーデンですが、クワガタ虫や珍しい亀を飼育していたり、晩秋には皇帝ダリアを周囲に咲かせています。ポンポコ村からは唐津湾の青い海がよく見えました。

くじゅう花公園は、大分県久住町の久住高原にあるフラワーパークです。前日に竹田市に宿泊して国道４４２号線を車で久住高原へと登って行きました。少しずつ標高が上がるにつれて久住連山が見えてきました。くじゅう花公園に着いて入園するとサルビアやケイトウの花が園内を色とりどりに染めていました。説明なしに綺麗の一言です。

伊吹山は、滋賀県と岐阜県の県境にある標高１３７７の滋賀県最高峰の山であり、日本百名山、新・花の百名山に選定されています。小倉百人一首で「かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」とはこの伊吹山のことです。石灰岩の山であるため特異な野草が育ち伊吹山頂草原植物群落が植物天然記念物に指定されています。９合目まで伊吹山ドライブウェイで登れるというアクセスの良さも嬉しい山です。

馬見丘陵公園は、奈良県香芝市、広陵町、河合町にかけて広がる馬見丘陵内にある都市公園で、入園は無料です。公園は馬見古墳群のエリアにあり多くの古墳が存在し、２箇所が史跡に指定されています。２０１０年には第27回全国都市緑化フェアが開催されました。ダリア園や花菖蒲園など花が楽しめる公園です。

ぐんまフラワーパークは群馬県前橋市にあるフラワーパークで、前橋市から車で３０分ほどの赤城山の南斜面にあります。５つある観賞温室は、ラン、熱帯花木、ベゴニア、サボテンなどが植えられ、イングリッシュガーデン、日本庭園、バラ園なども整備されています。春は１５万本のチューリップが咲きそろい、晩秋にはサザンカ園で数多くの品種のサザンカが花を咲かせます。

山梨県北杜市小淵沢町にある八ヶ岳薬用植物園は山梨県森林総合研究所の付属施設です。整理された広い敷地に薬用植物、ハーブや樹木などが植裁されています。ゆっくりと散策しながら植物を観察できますので、ハーブなどに興味のある方にはお勧めの植物園です。入場無料で人も少なく、ゆっくりと植物を楽しむことができます。

富山県中央植物園は富山駅からバスで２０分ほどの市内婦中町にある植物園です。私はこの植物園に近頃は毎年訪ねるほど、気に入っています。温室が熱帯雨林植物室、ラン温室、熱帯果樹室、高山植物室、雲南温室と充実しており、屋外展示園もボタン園、雲南の植物、香りの植物、花のプロムナード、クレマチス園、海岸の植物、湿地の植物など花の写真を趣味にしている私には宝庫のような植物園だからです。温室が充実しているので雨が降っても花が楽しめます。それと、富山は魚も美味しいので、花を楽しんだ後ももう一つ別の楽しみが待っていてくれるのです。