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 久し振りに往きの乗り継ぎ待ち合わせ時間はたったの3時間。短過ぎる訳でも無く、いつもの様に十数時間も待たされる事も無く、理想的な待ち合わせ時間。遅延するのが怖かったけれど、事前情報ではイスタンブール便の97%が定刻か定刻前に到着しているデータを見て一安心(これ、伏線って事に気づけよ!)<br /><br /> 当日機内に乗り込めば、数少ない邦画枠にファンである吉岡里帆さんが三作品にも登場!鼻の下を長くしながら、あまり眠れない筈の機内で爆睡。(此処にも伏線は張られていた?)熟睡して目覚めれば、最早飛行機は到着寸前の筈でしたが…フライトスケジュールには信じられない目的地が…。<br /><br />「何やってんだよ…トルコ航空。フライトスケジュールがバグってるぞ!」<br /><br /> 寝起きで働かない私の脳内は正常に機能せず、完璧に正常バイアスに支配されていたのでした。

マグレブを旅する Final Destination 不本意ながらイスタンブール

40いいね!

2025/10/24 - 2025/10/25

396位(同エリア4761件中)

旅行記グループ 西アジアの旅

2

80

さっくん

さっくんさん

 久し振りに往きの乗り継ぎ待ち合わせ時間はたったの3時間。短過ぎる訳でも無く、いつもの様に十数時間も待たされる事も無く、理想的な待ち合わせ時間。遅延するのが怖かったけれど、事前情報ではイスタンブール便の97%が定刻か定刻前に到着しているデータを見て一安心(これ、伏線って事に気づけよ!)

 当日機内に乗り込めば、数少ない邦画枠にファンである吉岡里帆さんが三作品にも登場!鼻の下を長くしながら、あまり眠れない筈の機内で爆睡。(此処にも伏線は張られていた?)熟睡して目覚めれば、最早飛行機は到着寸前の筈でしたが…フライトスケジュールには信じられない目的地が…。

「何やってんだよ…トルコ航空。フライトスケジュールがバグってるぞ!」

 寝起きで働かない私の脳内は正常に機能せず、完璧に正常バイアスに支配されていたのでした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス 徒歩
航空会社
ターキッシュ エアラインズ
旅行の手配内容
その他
  •  漸く日頃のまるでゾンビの様な私から、本来の私に戻れる、つまり旅に出れる日がやって来ました。今回も羽田から旅立ちます。この頃中東方面に向かう航空便も羽田発が充実してきました。一方、私が暮らす東京僻地にも以前は成田行きと羽田往き双方に向かうバスがありましたが、コロナ以降成田行きはメッキリ数を減らしてしまいました。未だ成田空港も需要はあるのですが、この頃の時世で、コロナで一旦去ってしまったドライバーが戻る事無く、人材の問題で復活出来ないとの事。こんなところにも少子高齢化の皺寄せが起こっています。

     漸く日頃のまるでゾンビの様な私から、本来の私に戻れる、つまり旅に出れる日がやって来ました。今回も羽田から旅立ちます。この頃中東方面に向かう航空便も羽田発が充実してきました。一方、私が暮らす東京僻地にも以前は成田行きと羽田往き双方に向かうバスがありましたが、コロナ以降成田行きはメッキリ数を減らしてしまいました。未だ成田空港も需要はあるのですが、この頃の時世で、コロナで一旦去ってしまったドライバーが戻る事無く、人材の問題で復活出来ないとの事。こんなところにも少子高齢化の皺寄せが起こっています。

  •  今回の目的地はリビア。前々回のイラクと前回のアフガニスタンでは、イラクに赴く前にクェートに立ち寄り、アフガニスタンではビザ取得の為ドバイに立ち寄っています。乗り継ぎに失敗する事を防ぐ目的もありましたが、イラクのビザはアライバルビザ、アフガニスタンはドバイでビザ取得の為、どちらも日本出国時に目的地のビザを所持出来ない状態の為、航空会社から要らぬイチャモンをつけられるのが嫌だった事もあります。

     今回の目的地はリビア。前々回のイラクと前回のアフガニスタンでは、イラクに赴く前にクェートに立ち寄り、アフガニスタンではビザ取得の為ドバイに立ち寄っています。乗り継ぎに失敗する事を防ぐ目的もありましたが、イラクのビザはアライバルビザ、アフガニスタンはドバイでビザ取得の為、どちらも日本出国時に目的地のビザを所持出来ない状態の為、航空会社から要らぬイチャモンをつけられるのが嫌だった事もあります。

  •  しかし、今回のリビアは2024年からEビザを開始した事で、出国時に確定したビザを所持出来る事。また、トルコ航空ならオンラインチェックインが可能なので、鬱陶しいチェックインカウンターをスルーする事が出来る事、また3時間と言う魅力的な乗り継ぎ時間もあったので、リビア迄通しで航空券を購入しました。(結果、これが大失敗に繋がるのですが…。)

     しかし、今回のリビアは2024年からEビザを開始した事で、出国時に確定したビザを所持出来る事。また、トルコ航空ならオンラインチェックインが可能なので、鬱陶しいチェックインカウンターをスルーする事が出来る事、また3時間と言う魅力的な乗り継ぎ時間もあったので、リビア迄通しで航空券を購入しました。(結果、これが大失敗に繋がるのですが…。)

  •  荷物を預ける事の無い私にとって、オンラインチェックインは完璧にチェックインカウンターの長蛇の列を完全スルーする事が出来るので、超快適なシステムなのですが、チェックインカウンターでの航空会社の重要な役割である、搭乗者が適切なビザを所持しているかのチェックはどうやらスルーされない様です。<br /><br /> 私が搭乗を済ませ、機内でホッとしていると、明らかにCAでは無いトルコ航空の社員が機内に乗り込んできて、私の席直前に立ち止まると<br /><br />「さっくん様、リビアへお向かいになる様ですが、ビザの確認が出来ていないので拝見させていただけないでしょうか?」<br /><br /> まぁ、別に構わないのですが、そう大声で喋らなくても…周りの視線が…。何事も無く終わったから良いけど、此処まで来て一悶着起こされたら大暴れするよなぁ…。

     荷物を預ける事の無い私にとって、オンラインチェックインは完璧にチェックインカウンターの長蛇の列を完全スルーする事が出来るので、超快適なシステムなのですが、チェックインカウンターでの航空会社の重要な役割である、搭乗者が適切なビザを所持しているかのチェックはどうやらスルーされない様です。

     私が搭乗を済ませ、機内でホッとしていると、明らかにCAでは無いトルコ航空の社員が機内に乗り込んできて、私の席直前に立ち止まると

    「さっくん様、リビアへお向かいになる様ですが、ビザの確認が出来ていないので拝見させていただけないでしょうか?」

     まぁ、別に構わないのですが、そう大声で喋らなくても…周りの視線が…。何事も無く終わったから良いけど、此処まで来て一悶着起こされたら大暴れするよなぁ…。

  •  それにしても、毎回この和的な空間を訪れる度に思います。なんでこれを制限ゾーン内に作らなかったのか?世界のどの空港を見ても、賑わいを見せているのは制限ゾーン、つまりはトランジットの乗客でごった返すスペースです。勿論訪日している外国人の観光客も、どれだけ時間がかかるか解らないチェックイン前より、制限ゾーンに入ってからの方が、時間を気にする事無くゆっくり買い物を楽しめます。日本が外国人にアピールしたいだろう、こうした和的な空間は、制限ゾーンにあってこそ、その魅力を発揮出来るのです。全くなってないと思います。残念でなりません。

     それにしても、毎回この和的な空間を訪れる度に思います。なんでこれを制限ゾーン内に作らなかったのか?世界のどの空港を見ても、賑わいを見せているのは制限ゾーン、つまりはトランジットの乗客でごった返すスペースです。勿論訪日している外国人の観光客も、どれだけ時間がかかるか解らないチェックイン前より、制限ゾーンに入ってからの方が、時間を気にする事無くゆっくり買い物を楽しめます。日本が外国人にアピールしたいだろう、こうした和的な空間は、制限ゾーンにあってこそ、その魅力を発揮出来るのです。全くなってないと思います。残念でなりません。

  •  日本人の集客も狙ったが故、制限ゾーンでは無い部分にこうした施設を築いたのかもしれませんが、ショッピングとしては日本人が態々都心部より辺鄙な羽田まで訪れて迄買いに来ようとする品揃えや店舗展開では無いし、飲食店もインバウンドを狙った強気な価格設定だし、江戸とかデカデカとプリントされたTシャツを日本人が買う訳無いでしょ?どうしてこれ制限ゾーン内に作らないの?といつも頭の中が?になります(笑)

     日本人の集客も狙ったが故、制限ゾーンでは無い部分にこうした施設を築いたのかもしれませんが、ショッピングとしては日本人が態々都心部より辺鄙な羽田まで訪れて迄買いに来ようとする品揃えや店舗展開では無いし、飲食店もインバウンドを狙った強気な価格設定だし、江戸とかデカデカとプリントされたTシャツを日本人が買う訳無いでしょ?どうしてこれ制限ゾーン内に作らないの?といつも頭の中が?になります(笑)

  •  空港として充実してきましたし、インバウンド効果で外国人を中心に賑やかになってはきたものの、イスタンブールやドバイと同列に見てはダメです。日中は未だ良いのです。でもヨイ子の時間を過ぎるとゴーストタウンに豹変しちゃいます。殆どの店が閉まってしまうので、空港に行ってから足りないものは買い物しようとしていくと大失敗します。前回深夜便のドバイ往きが遅延したので、制限ゾーンでラーメン食べに行ったらラストオーダーで仰天しました。

     空港として充実してきましたし、インバウンド効果で外国人を中心に賑やかになってはきたものの、イスタンブールやドバイと同列に見てはダメです。日中は未だ良いのです。でもヨイ子の時間を過ぎるとゴーストタウンに豹変しちゃいます。殆どの店が閉まってしまうので、空港に行ってから足りないものは買い物しようとしていくと大失敗します。前回深夜便のドバイ往きが遅延したので、制限ゾーンでラーメン食べに行ったらラストオーダーで仰天しました。

  •  外国人が舌鼓を打っている高価な鮨に惹かれはしますが、結局私はこうなります。

     外国人が舌鼓を打っている高価な鮨に惹かれはしますが、結局私はこうなります。

  •  前々回イラク、前回アフガニスタンと来て今回リビア。全て退避勧告が出ている国であり、コイツ、ヤバい国ばかり旅している奴なんじゃね?的に思われる方がいるかもしれません。が、決して私にそうした趣向はありません。外務省が出している危険度情報と、旅人が現地で体感する治安には大きな乖離があります。私はチキンなので、本当に危険だと感じている中南米や、アメリカの大都市でさえ渡航する気になりません。<br /><br /> 例えばYouTube等で、「この頃のハワイの治安に注意してください。」と言うハワイに暮らす日系のYouTuberさんの動画を見ましたが、治安を注意して旅するなら、海外なんて行きたく無いなぁと感じる程です。逆に言えば私が旅した、旅する国々は、そうした心配は要らないと私が信用しているからに他なりません。

     前々回イラク、前回アフガニスタンと来て今回リビア。全て退避勧告が出ている国であり、コイツ、ヤバい国ばかり旅している奴なんじゃね?的に思われる方がいるかもしれません。が、決して私にそうした趣向はありません。外務省が出している危険度情報と、旅人が現地で体感する治安には大きな乖離があります。私はチキンなので、本当に危険だと感じている中南米や、アメリカの大都市でさえ渡航する気になりません。

     例えばYouTube等で、「この頃のハワイの治安に注意してください。」と言うハワイに暮らす日系のYouTuberさんの動画を見ましたが、治安を注意して旅するなら、海外なんて行きたく無いなぁと感じる程です。逆に言えば私が旅した、旅する国々は、そうした心配は要らないと私が信用しているからに他なりません。

  •  勿論個人的な信用だけに頼っている訳ではありません。イラクも数年前迄はビザは招待制で、一般人は取得出来ませんでした。しかし現在はアライバルビザを国を限定した上で発給を開始しました。アフガニスタンもビザの発給を、そしてリビアも24年からEビザを発給開始しました。一時期紛争状態で、ビザの波及を停止していた、そんなこれらの国々が、一般人に向けてビザを発給し出したと言う事は、状態が安定してきた事を意味します。

     勿論個人的な信用だけに頼っている訳ではありません。イラクも数年前迄はビザは招待制で、一般人は取得出来ませんでした。しかし現在はアライバルビザを国を限定した上で発給を開始しました。アフガニスタンもビザの発給を、そしてリビアも24年からEビザを発給開始しました。一時期紛争状態で、ビザの波及を停止していた、そんなこれらの国々が、一般人に向けてビザを発給し出したと言う事は、状態が安定してきた事を意味します。

  •  リビアに於いては、昨年のシリア政府軍の壊滅により、行き場を失ったロシアのワグネルがこぞってリビアへ移動していると言う不安材料もありました。しかし25年に起こった国民統一政府とそれに反するグループとの衝突も合意がなされた事。紛争の継続から危機遺産に認定されたガダミスも危機遺産のリストから脱した経緯もあり、下手に待機してウクライナ紛争が停戦し、ロシアが息を吹き返せば、リビアへの肩入れも強化されたりすると、再びリビア情勢が悪化してしまう可能性もあります。こうした国々へ赴くのはタイミングが命です。タイミング(情勢)さえ見逃さなければ、現地で暮らす敬虔なムスリム達は信頼に値する人々です。其処に私は一片の心配もしていません。

     リビアに於いては、昨年のシリア政府軍の壊滅により、行き場を失ったロシアのワグネルがこぞってリビアへ移動していると言う不安材料もありました。しかし25年に起こった国民統一政府とそれに反するグループとの衝突も合意がなされた事。紛争の継続から危機遺産に認定されたガダミスも危機遺産のリストから脱した経緯もあり、下手に待機してウクライナ紛争が停戦し、ロシアが息を吹き返せば、リビアへの肩入れも強化されたりすると、再びリビア情勢が悪化してしまう可能性もあります。こうした国々へ赴くのはタイミングが命です。タイミング(情勢)さえ見逃さなければ、現地で暮らす敬虔なムスリム達は信頼に値する人々です。其処に私は一片の心配もしていません。

  •  しかも、イラク、アフガニスタンと続いて三度目となるシャルジャ(UAE)とモロッコに会社を置くRJトラベルさんが主催するプライベート・ツアーと言う形式で旅します。この会社は日本にもツアーを催行していますが、一番強いのは、イラクやアフガニスタン等、個人では困難な情勢下にあるツアーであり、それらの国々とのパイプも深く情報を豊富に持っている信頼出来る旅行会社です。そんな事で、旅に関しては一切不安も無く歩みを進める私ですが、何故か私の旅は、いつだって有らぬ処から横槍が飛んでくるものなのです。

     しかも、イラク、アフガニスタンと続いて三度目となるシャルジャ(UAE)とモロッコに会社を置くRJトラベルさんが主催するプライベート・ツアーと言う形式で旅します。この会社は日本にもツアーを催行していますが、一番強いのは、イラクやアフガニスタン等、個人では困難な情勢下にあるツアーであり、それらの国々とのパイプも深く情報を豊富に持っている信頼出来る旅行会社です。そんな事で、旅に関しては一切不安も無く歩みを進める私ですが、何故か私の旅は、いつだって有らぬ処から横槍が飛んでくるものなのです。

  •  出発は雨に見送られ、帰国も大雨で出迎えてくれました。このクソッタレが!ってイスタンブールでも…。本当雨に泣かされた旅でした。リビア以外では…。

     出発は雨に見送られ、帰国も大雨で出迎えてくれました。このクソッタレが!ってイスタンブールでも…。本当雨に泣かされた旅でした。リビア以外では…。

  •  トルコ航空。就航地の数では世界のトップクラスでは無いでしょうか?特にイスラーム圏ではきめ細かく何処にでも飛ばしています。もしかするとエミレーツを越しているかも?機材やエンターティメントでは一歩エミレーツに譲っているかもですが、エンターティメントの映画欄を探ってみると…数少ない邦画枠に吉岡里帆さん出演の映画が三作品も!言い直します!トルコ航空の勝利です!

     トルコ航空。就航地の数では世界のトップクラスでは無いでしょうか?特にイスラーム圏ではきめ細かく何処にでも飛ばしています。もしかするとエミレーツを越しているかも?機材やエンターティメントでは一歩エミレーツに譲っているかもですが、エンターティメントの映画欄を探ってみると…数少ない邦画枠に吉岡里帆さん出演の映画が三作品も!言い直します!トルコ航空の勝利です!

  • 。大好きな女優さんの作品を三作一気に鑑賞して鼻の下を長くして、機内で珍しく熟睡し、寝ぼけ眼で朝食を頂きながらフライトマップを見て<br /><br />「え?え~っ???なんでイズミール迄の距離になってるの?」<br /><br /> 近頃メッキリ視力は落ちてしまったものの、でもイスタンブールとイズミールを間違える程じゃない。一度電源落として入れ直しても表記は変わらず、でもまだこの時点ではフライトマップがバグってると思い込んでいました。人の正常バイアスとは恐ろしいものです。<br /><br />嗚呼、トルコ航空、褒めて損したよ!やりやがったな!

    。大好きな女優さんの作品を三作一気に鑑賞して鼻の下を長くして、機内で珍しく熟睡し、寝ぼけ眼で朝食を頂きながらフライトマップを見て

    「え?え~っ???なんでイズミール迄の距離になってるの?」

     近頃メッキリ視力は落ちてしまったものの、でもイスタンブールとイズミールを間違える程じゃない。一度電源落として入れ直しても表記は変わらず、でもまだこの時点ではフライトマップがバグってると思い込んでいました。人の正常バイアスとは恐ろしいものです。

    嗚呼、トルコ航空、褒めて損したよ!やりやがったな!

  •  漸く機内アナウンスにてこの飛行機に起こっている事態に気が付きました。天候不順によりイズミールに着陸する事になった事を。後頭部を鈍器で強打された思いでした。これまで大抵私はこの乗り継ぎ失敗を恐れて過剰な乗り継ぎ時間を設定するタイプでした。前々回のイラクでは、本番のイラクの前にクェートに滞在し、前回のアフガニスタンではドバイに滞在し、何かあっても調整出来る様にクッションを挟みました。

     漸く機内アナウンスにてこの飛行機に起こっている事態に気が付きました。天候不順によりイズミールに着陸する事になった事を。後頭部を鈍器で強打された思いでした。これまで大抵私はこの乗り継ぎ失敗を恐れて過剰な乗り継ぎ時間を設定するタイプでした。前々回のイラクでは、本番のイラクの前にクェートに滞在し、前回のアフガニスタンではドバイに滞在し、何かあっても調整出来る様にクッションを挟みました。

  •  しかし今回、イスタンブール乗り継ぎ3時間と言う、長過ぎず、短いとも言えない理想的な乗り継ぎ時間に魔が差してしまいました。それでも心配だった私は搭乗するTK199便の昨今の定時運航率を調べ)97%と言う高い定時運航率に胸を撫で下ろしていたのです。しかし、そんな普段自分ならしない行動をしていたと言う事は、既に魔が差していたと言う事でしょう。私の悪い予感は当たるのです。

     しかし今回、イスタンブール乗り継ぎ3時間と言う、長過ぎず、短いとも言えない理想的な乗り継ぎ時間に魔が差してしまいました。それでも心配だった私は搭乗するTK199便の昨今の定時運航率を調べ)97%と言う高い定時運航率に胸を撫で下ろしていたのです。しかし、そんな普段自分ならしない行動をしていたと言う事は、既に魔が差していたと言う事でしょう。私の悪い予感は当たるのです。

  •  そもそも前々回も前回も、イラクやアフガニスタンとは全く関係の無い事で、往きのフライトで問題が発生していました。イラクの時は出発二日前にアブダビ往きのエディハド航空がフライトキャンセルに。慌てて航空券を取り直した結果、クェート滞在が1泊から0泊になりました。<br /><br /> 前回は往きのドバイに向かうエミレーツが、まさかのエンタメ部門の不具合で3時間遅延。更に中東の大量虐殺者ネタニヤフが放ったミサイルの為、アフガニスタンに向かうカムエアーが1時間機内待機を強制されました。<br /><br /> そして今回、運悪く3%に当たってしまい丸一日到着が遅れてしまう事になりました。たった5日の行程で1日削除は本当に痛いです。<br /><br /> 「二度ある事は三度ある。」先人の知恵を無視してはいけない事を痛感しました。

     そもそも前々回も前回も、イラクやアフガニスタンとは全く関係の無い事で、往きのフライトで問題が発生していました。イラクの時は出発二日前にアブダビ往きのエディハド航空がフライトキャンセルに。慌てて航空券を取り直した結果、クェート滞在が1泊から0泊になりました。

     前回は往きのドバイに向かうエミレーツが、まさかのエンタメ部門の不具合で3時間遅延。更に中東の大量虐殺者ネタニヤフが放ったミサイルの為、アフガニスタンに向かうカムエアーが1時間機内待機を強制されました。

     そして今回、運悪く3%に当たってしまい丸一日到着が遅れてしまう事になりました。たった5日の行程で1日削除は本当に痛いです。

     「二度ある事は三度ある。」先人の知恵を無視してはいけない事を痛感しました。

  •  イズミールで約1時間機内待機を強制され、飛行機は再びイスタンブールを目指して飛び立ちました。この時はもう自棄気味でした<br /><br />「イズミールで降ろしてくれよ!エフェソスでも見に行くわ!」<br /><br /> だって、本当に嫌味なタイミングでイスタンブールへ向かうのですもん!私がイスタンブール空港に降り立ち、滑走路を眺めれば、一機のトルコ航空737が離陸していきました。時計を見れば…あれこそ私が乗るべきだった飛行機じゃないですか?大粒の涙を目に湛えながら飛行機に向かって大きく手を振りました。<br /><br />「リビアに行きたいか~!」<br /><br /> いや~ウルトラクイズの敗者も同じ想いで飛行機に手を振っていたのだと思います。(現在ウルトラクイズのネタが通じる人どれだけいるのでしょう?)

     イズミールで約1時間機内待機を強制され、飛行機は再びイスタンブールを目指して飛び立ちました。この時はもう自棄気味でした

    「イズミールで降ろしてくれよ!エフェソスでも見に行くわ!」

     だって、本当に嫌味なタイミングでイスタンブールへ向かうのですもん!私がイスタンブール空港に降り立ち、滑走路を眺めれば、一機のトルコ航空737が離陸していきました。時計を見れば…あれこそ私が乗るべきだった飛行機じゃないですか?大粒の涙を目に湛えながら飛行機に向かって大きく手を振りました。

    「リビアに行きたいか~!」

     いや~ウルトラクイズの敗者も同じ想いで飛行機に手を振っていたのだと思います。(現在ウルトラクイズのネタが通じる人どれだけいるのでしょう?)

  •  飛行機が遅延すると、その後が非常に、非常に、面倒臭い事になります。自由旅行なら未だしも、添乗員がいるツアーならまだしも、私は海外の旅行社が催行するリビアのツアー。先ずは何としても私を待っていてくれるだろう現地のスタッフに、そしてドバイの旅行会社に、事の顛末をワッツアップで伝え一日遅延とその後の方針を打合せします。と同時進行で、長蛇の列でテンヤワンヤのトランジットカウンターにて、次の便に振り替えて貰います。リビア往きは一便の日だったので、丸一日の遅延が確定しました。

     飛行機が遅延すると、その後が非常に、非常に、面倒臭い事になります。自由旅行なら未だしも、添乗員がいるツアーならまだしも、私は海外の旅行社が催行するリビアのツアー。先ずは何としても私を待っていてくれるだろう現地のスタッフに、そしてドバイの旅行会社に、事の顛末をワッツアップで伝え一日遅延とその後の方針を打合せします。と同時進行で、長蛇の列でテンヤワンヤのトランジットカウンターにて、次の便に振り替えて貰います。リビア往きは一便の日だったので、丸一日の遅延が確定しました。

  •  私の隣に座っていた若いカップルもまた、スペインのマニアックな旅先だったので一日一便だから搭乗は明日になると嘆いていました。でも彼等は旅慣れているのか二人で何万円なら保険が下りるからと、最早保険前提でこれからの予定を立てていました。私もそうしたいけど、私は海外の運営する海外旅行保険で、全部英語で解決しないといけないから超面倒臭い。<br /><br /> でも思い出しました。トルコ航空って、こういう時のサービスは結構しっかりしていて、チュニジアの旅では遅延とかじゃなく、普通に乗り継ぎ時間が長い便だった事で、ホテルを無料でサービスしてくれました。それじゃ今回も?と言う事で、一旦出国してホテルデスクに向かうと、航空券を提示しただけで、此処でお待ちくださいと言われ、沢山の観光客を乗せた大型観光バスに乗せられ、チュニジア旅行でもお世話になったKAYAホテルさんに連れていかれました。

     私の隣に座っていた若いカップルもまた、スペインのマニアックな旅先だったので一日一便だから搭乗は明日になると嘆いていました。でも彼等は旅慣れているのか二人で何万円なら保険が下りるからと、最早保険前提でこれからの予定を立てていました。私もそうしたいけど、私は海外の運営する海外旅行保険で、全部英語で解決しないといけないから超面倒臭い。

     でも思い出しました。トルコ航空って、こういう時のサービスは結構しっかりしていて、チュニジアの旅では遅延とかじゃなく、普通に乗り継ぎ時間が長い便だった事で、ホテルを無料でサービスしてくれました。それじゃ今回も?と言う事で、一旦出国してホテルデスクに向かうと、航空券を提示しただけで、此処でお待ちくださいと言われ、沢山の観光客を乗せた大型観光バスに乗せられ、チュニジア旅行でもお世話になったKAYAホテルさんに連れていかれました。

  • KAYAホテルはトルコ航空御用達のホテルの様で立派なホテルです。値段を検索したら、私如きが利用出来る様なホテルじゃありませんでした。(ありがとうございます。)到着すると、昼食券と夕食券、そして明日の出発に併せた送迎時間を教えてくれ(早朝だったので、朝食は間に合いませんが、朝食セットを頂きました。)つまり、このホテルに滞在しているだけなら三食一泊、送迎付きで至れり尽くせりと言う訳です。これでは一日の遅延に不平を言う訳にもいきません。<br /><br /> でも、念願のリビアが一日削られるのは、身を削られる事より痛いよ…(泣)

    KAYAホテルはトルコ航空御用達のホテルの様で立派なホテルです。値段を検索したら、私如きが利用出来る様なホテルじゃありませんでした。(ありがとうございます。)到着すると、昼食券と夕食券、そして明日の出発に併せた送迎時間を教えてくれ(早朝だったので、朝食は間に合いませんが、朝食セットを頂きました。)つまり、このホテルに滞在しているだけなら三食一泊、送迎付きで至れり尽くせりと言う訳です。これでは一日の遅延に不平を言う訳にもいきません。

     でも、念願のリビアが一日削られるのは、身を削られる事より痛いよ…(泣)

  •  五つ星のレストラン、こう言う機会でも無ければ私の分際ではとても口に出来ない料理なのに、本来、今頃リビアで入国手続きに悪戦苦闘している事かと思うと、料理を心から楽しめない自分がいます。ただ一つ強烈に印象に残っているのは写真右手、ナイフの横にある食べ物。私は見た目でグラタンだとばっかり思っていたのです。口に入れた触感もグラタンのマカロニそのものでした。でも、でも、甘かったのです。ええ、私のカン違いなのは解っていますが、甘いグラタンって…。きっとこれはスイーツなのでしょうが、私がグラタンと思ってしまったばっかりに…。<br /><br /> 同じトルコ系の中央アジアでは水餃子にヨーグルトをかけ合わせたり、ブルガリアではしょっぱいヨーグルト飲料がバズってたり…。トルコ系の料理は訳解らん(泣)<br /><br /> 未だに写真を見返しても納得がいきません。これはグラタンで、グラタンの味じゃなくてはならなかったのに!何故甘いのだぁ!(笑)

     五つ星のレストラン、こう言う機会でも無ければ私の分際ではとても口に出来ない料理なのに、本来、今頃リビアで入国手続きに悪戦苦闘している事かと思うと、料理を心から楽しめない自分がいます。ただ一つ強烈に印象に残っているのは写真右手、ナイフの横にある食べ物。私は見た目でグラタンだとばっかり思っていたのです。口に入れた触感もグラタンのマカロニそのものでした。でも、でも、甘かったのです。ええ、私のカン違いなのは解っていますが、甘いグラタンって…。きっとこれはスイーツなのでしょうが、私がグラタンと思ってしまったばっかりに…。

     同じトルコ系の中央アジアでは水餃子にヨーグルトをかけ合わせたり、ブルガリアではしょっぱいヨーグルト飲料がバズってたり…。トルコ系の料理は訳解らん(泣)

     未だに写真を見返しても納得がいきません。これはグラタンで、グラタンの味じゃなくてはならなかったのに!何故甘いのだぁ!(笑)

  •  でも、幾らホテルに居れば無料で明日迄過ごせると言ってもホテルに缶詰めにされるのは余りにも勿体無い!不幸中の幸い、此処は天下のイスタンブール。此処がもしヨーロッパやアメリカ乗り継ぎなら、私は激おこプンプン丸でホテルに引き籠っていた筈ですが、イスタンブールは見ない訳にはいきません。私思うに世界一のハブ空港は間違いなくドバイだと思いますが、世界のハブ空港の街、単体としての魅力は間違いなく此処イスタンブールだと思っています。

     でも、幾らホテルに居れば無料で明日迄過ごせると言ってもホテルに缶詰めにされるのは余りにも勿体無い!不幸中の幸い、此処は天下のイスタンブール。此処がもしヨーロッパやアメリカ乗り継ぎなら、私は激おこプンプン丸でホテルに引き籠っていた筈ですが、イスタンブールは見ない訳にはいきません。私思うに世界一のハブ空港は間違いなくドバイだと思いますが、世界のハブ空港の街、単体としての魅力は間違いなく此処イスタンブールだと思っています。

  •  しかし、このホテルの最大の弱点は旧市街迄の距離の遠さです。流石5つ星ホテルなので、ホテルの主催するイスタンブール旧市街迄の往復送迎サービスは、お値段も5つ星、とても庶民には手が届きません。ウーバーを使っても5千円もかかってしまいます。<br /><br /> しかし、庶民の足で行けば簡単でしかも安いです。日本ではあまり成功例が無い乗り物、メトロバスが此処では大活躍しています。メトロバスとは専用レーンを走るバス。日本の様な狭い道路では難しいのかもしれません。ですが此処イスタンブールでは大活躍。専用レーンなので渋滞知らず、信号もありません。しかも次から次へとやって来るので待ち時間も無し。それでいてどのバスに乗っても混雑しているから赤字の心配もいらないでしょう。

     しかし、このホテルの最大の弱点は旧市街迄の距離の遠さです。流石5つ星ホテルなので、ホテルの主催するイスタンブール旧市街迄の往復送迎サービスは、お値段も5つ星、とても庶民には手が届きません。ウーバーを使っても5千円もかかってしまいます。

     しかし、庶民の足で行けば簡単でしかも安いです。日本ではあまり成功例が無い乗り物、メトロバスが此処では大活躍しています。メトロバスとは専用レーンを走るバス。日本の様な狭い道路では難しいのかもしれません。ですが此処イスタンブールでは大活躍。専用レーンなので渋滞知らず、信号もありません。しかも次から次へとやって来るので待ち時間も無し。それでいてどのバスに乗っても混雑しているから赤字の心配もいらないでしょう。

  •  メトロバス唯一の欠点は、旧市街には入らない事。なのでCEVIZLIBAG駅で(テオドウシスの城壁付近)で連結しているトラムに乗り換えます。トラムはイスタンブールを観光した人なら、殆どの人がお世話になっていると思います。

     メトロバス唯一の欠点は、旧市街には入らない事。なのでCEVIZLIBAG駅で(テオドウシスの城壁付近)で連結しているトラムに乗り換えます。トラムはイスタンブールを観光した人なら、殆どの人がお世話になっていると思います。

  • トラムは見た目とは裏腹メトロバスよりよっぽどトロトロ走ります。専用レーンでは無く人や車でごった返す普通の通りを走るのですから、トラムがメトロバスの勢いで走ったら大惨事になるに決まっていますので、この速度でもしょうがありません。

    トラムは見た目とは裏腹メトロバスよりよっぽどトロトロ走ります。専用レーンでは無く人や車でごった返す普通の通りを走るのですから、トラムがメトロバスの勢いで走ったら大惨事になるに決まっていますので、この速度でもしょうがありません。

  •  イスタンブールにはトランジットを含め、何度も降り立っています。トラム圏内ならほぼほぼ地図無しでも問題ありません。適当な箇所でトラムを降りました。空を見上げれば何と言う事でしょう?晴れて来たではありませんか!良い傾向ですが、私は天候不順でこんな羽目に陥ったのですよ!大暴風吹き荒れる中、不貞腐れながらイスタンブールを歩くって位じゃないと納得いかないじゃないですか?<br /><br /> え?もしかしてイスタンブール君、今回私がイスタンブールでトランジットしておきながらスルーする計画だった事に臍曲げたんでしょ?私がイスタンブールに降り立ったら急に機嫌治して青空にしやがって!この寂しがり屋さんが!しょうがないから付き合ってあげますよ!

     イスタンブールにはトランジットを含め、何度も降り立っています。トラム圏内ならほぼほぼ地図無しでも問題ありません。適当な箇所でトラムを降りました。空を見上げれば何と言う事でしょう?晴れて来たではありませんか!良い傾向ですが、私は天候不順でこんな羽目に陥ったのですよ!大暴風吹き荒れる中、不貞腐れながらイスタンブールを歩くって位じゃないと納得いかないじゃないですか?

     え?もしかしてイスタンブール君、今回私がイスタンブールでトランジットしておきながらスルーする計画だった事に臍曲げたんでしょ?私がイスタンブールに降り立ったら急に機嫌治して青空にしやがって!この寂しがり屋さんが!しょうがないから付き合ってあげますよ!

  •  イスタンブールで忘れちゃいけないのがネコさんです。総出で出迎えてくれました。奈良の鹿が日本人と中国人の見分けがつく様に、猫は人をしっかり見ています。アル・クドゥス(西側の人々がエルサレムと呼ぶ)では、キリスト教、ユダヤ人、アルメニア人とイスラーム地区に分かれますが、猫さん達はイスラーム地区に勢揃いしています。他の地区ではあまり見かけません。猫さん達は人の区別が出来るんです。

     イスタンブールで忘れちゃいけないのがネコさんです。総出で出迎えてくれました。奈良の鹿が日本人と中国人の見分けがつく様に、猫は人をしっかり見ています。アル・クドゥス(西側の人々がエルサレムと呼ぶ)では、キリスト教、ユダヤ人、アルメニア人とイスラーム地区に分かれますが、猫さん達はイスラーム地区に勢揃いしています。他の地区ではあまり見かけません。猫さん達は人の区別が出来るんです。

  •  イスタンブールの猫さん、可愛がられているのでしょう。こんな私にも気軽に体を触らせてくれます。アル・クドゥスのイスラーム地区では昼間っから路地裏でヘソ天している猫さんがいたり、乳飲み子を連れた母親さえも撫でさせてくれました。イスラームの国々はまるで丸ごと猫カフェ状態です。街歩きが更に楽しくなります。

     イスタンブールの猫さん、可愛がられているのでしょう。こんな私にも気軽に体を触らせてくれます。アル・クドゥスのイスラーム地区では昼間っから路地裏でヘソ天している猫さんがいたり、乳飲み子を連れた母親さえも撫でさせてくれました。イスラームの国々はまるで丸ごと猫カフェ状態です。街歩きが更に楽しくなります。

  •  そしてやって来た最初の場所は、コンスタンチノープル世界総主教座のつもりだったのですが、こんな場所だったっけ?似てるけどなんか…違う!と思い、帰国して調べて見ると建物の形は似ているけど窓がやっぱり違います。翌々調べて見るとイスタンブル・アルメニア総主教座でした。ややこしいワイ!専門外の見所を周るだけで、これだけボロが出てしまうとは…トホホ。<br /><br /> あのコンスタンティノープルを率いたビザンティン帝国の下繁栄した東方正教会の総本山、未だ見ていなかったので見たかったのですが、今回はお預けです。どうせまた近い内立ち寄るから許してチョ!

     そしてやって来た最初の場所は、コンスタンチノープル世界総主教座のつもりだったのですが、こんな場所だったっけ?似てるけどなんか…違う!と思い、帰国して調べて見ると建物の形は似ているけど窓がやっぱり違います。翌々調べて見るとイスタンブル・アルメニア総主教座でした。ややこしいワイ!専門外の見所を周るだけで、これだけボロが出てしまうとは…トホホ。

     あのコンスタンティノープルを率いたビザンティン帝国の下繁栄した東方正教会の総本山、未だ見ていなかったので見たかったのですが、今回はお預けです。どうせまた近い内立ち寄るから許してチョ!

  •  建物自体は双方とも歴史あるものでは無いようですが、建物の様式は酷似しています。カソリックと勢力を二分した東方正教会の総本山に位置するとすれば、何処か質素な気もしてしまいますが、最早此処にビザンティン帝国は無いので、現在でもトルコに存続している方が奇跡的なのかもしれません。

     建物自体は双方とも歴史あるものでは無いようですが、建物の様式は酷似しています。カソリックと勢力を二分した東方正教会の総本山に位置するとすれば、何処か質素な気もしてしまいますが、最早此処にビザンティン帝国は無いので、現在でもトルコに存続している方が奇跡的なのかもしれません。

  •  そもそもカソリックと東方正教会では組織の在り方が大きく異なります。カソリックは中央集権型であり、また政教が全く分離しています。何はともあれバチカンあってのカソリックであり、現在でもイタリアと分離して一国として存在します。歴史上は一般大衆の国々の更に上の雲の上の存在の様な立場でした。<br /><br /> 一方東方正教会はビザンティン帝国の庇護の下運営されていました。故にビザンティン帝国の運命と共になってしまいました。それ以降はカソリックの様な中央集権化する事無く、其々の国に分かれて運営されています。ギリシャ正教、ロシア正教等、日本ではハリストス正教会がそれにあたり、お茶の水のニコライ堂が有名です。

     そもそもカソリックと東方正教会では組織の在り方が大きく異なります。カソリックは中央集権型であり、また政教が全く分離しています。何はともあれバチカンあってのカソリックであり、現在でもイタリアと分離して一国として存在します。歴史上は一般大衆の国々の更に上の雲の上の存在の様な立場でした。

     一方東方正教会はビザンティン帝国の庇護の下運営されていました。故にビザンティン帝国の運命と共になってしまいました。それ以降はカソリックの様な中央集権化する事無く、其々の国に分かれて運営されています。ギリシャ正教、ロシア正教等、日本ではハリストス正教会がそれにあたり、お茶の水のニコライ堂が有名です。

  •  ヨーロッパのキリスト教はローマ帝国が東西に二分した事により西のカソリックと東(ビザンティン帝国)の東方正教会に分断されてしまいました。東に位地した東方正教会はその後のルネッサンスの影響を受けなかった為、宗教画も原初キリスト教の色合いを強く残しており、女性の服装等もカソリックよりかなり保守的な色合いが残ります。なので余り詳しくない人はお茶の水のニコライ堂をモスクと勘違いする人もいたりします。

     ヨーロッパのキリスト教はローマ帝国が東西に二分した事により西のカソリックと東(ビザンティン帝国)の東方正教会に分断されてしまいました。東に位地した東方正教会はその後のルネッサンスの影響を受けなかった為、宗教画も原初キリスト教の色合いを強く残しており、女性の服装等もカソリックよりかなり保守的な色合いが残ります。なので余り詳しくない人はお茶の水のニコライ堂をモスクと勘違いする人もいたりします。

  •  そんな両者の見た目の違いが大きな悲劇を生んだ事もあります。カソリックが行った野蛮な侵略戦争即ち十字軍です。彼等は旅人のふりをしてムスリムの商人に近づきエルサレム迄の道中を案内して貰いましたが、いざエルサレムに到着すると、その本性を表し略奪を開始しました。<br /><br /> そして最初に狙われたのが正教徒だったのです。東方正教の女性はムスリムの様に髪をスカーフで覆います。(作法は違いますが)それをムスリマだと誤認した十字軍は彼女達を襲い、彼女達を追い、彼女達の礼拝堂を破壊し、其処にあった十字架を目にし、自分達が犯してしまった罪に気付きました。もう手遅れですけどね…。<br /><br /> その後も、第4次十字軍ではマジでビザンティン帝国を壊滅寸前まで破壊してしまうと言う同士討ちを演じています。<br /><br /> また「どうして俺達負け続けるのだろう?」「それは純粋な心が足りないからで、純粋な子供達で十字軍を結成しよう!」と言うとんでもない作戦に打って出て、全員捕まって奴隷として売られてしまうと言う悲惨な結果も生みました。これがあの「ハーメルンの笛吹」の真相とも言われています。<br /><br /> 本当、懲りない、ダメダメな人達です。

     そんな両者の見た目の違いが大きな悲劇を生んだ事もあります。カソリックが行った野蛮な侵略戦争即ち十字軍です。彼等は旅人のふりをしてムスリムの商人に近づきエルサレム迄の道中を案内して貰いましたが、いざエルサレムに到着すると、その本性を表し略奪を開始しました。

     そして最初に狙われたのが正教徒だったのです。東方正教の女性はムスリムの様に髪をスカーフで覆います。(作法は違いますが)それをムスリマだと誤認した十字軍は彼女達を襲い、彼女達を追い、彼女達の礼拝堂を破壊し、其処にあった十字架を目にし、自分達が犯してしまった罪に気付きました。もう手遅れですけどね…。

     その後も、第4次十字軍ではマジでビザンティン帝国を壊滅寸前まで破壊してしまうと言う同士討ちを演じています。

     また「どうして俺達負け続けるのだろう?」「それは純粋な心が足りないからで、純粋な子供達で十字軍を結成しよう!」と言うとんでもない作戦に打って出て、全員捕まって奴隷として売られてしまうと言う悲惨な結果も生みました。これがあの「ハーメルンの笛吹」の真相とも言われています。

     本当、懲りない、ダメダメな人達です。

  •  場所は間違えてしまいましたが、ここら辺の路地裏は、トルコっぽくて好きな一画です。路地裏に入れば観光客も皆無で、イスタンブールの地元民と猫さんとカモメさんがウジャウジャしています。こんな永く放置されているだろう疲れ果てたドームも味を感じます。

     場所は間違えてしまいましたが、ここら辺の路地裏は、トルコっぽくて好きな一画です。路地裏に入れば観光客も皆無で、イスタンブールの地元民と猫さんとカモメさんがウジャウジャしています。こんな永く放置されているだろう疲れ果てたドームも味を感じます。

  •  イスタンブールのメトロバスやトラムは、日本と同じ様にカード式でチャージ式です。でも反応は鈍いし、カードもクレジットからチャージ出来るものの、チャージに独特の癖があり、慣れるまで悪戦苦闘しました。結構込んでいて列が出来ているし、やり方をググってから並んだ方が良いかもしれません。(慣れれば簡単なのですが、手順が慣れるまで面倒臭い。)

     イスタンブールのメトロバスやトラムは、日本と同じ様にカード式でチャージ式です。でも反応は鈍いし、カードもクレジットからチャージ出来るものの、チャージに独特の癖があり、慣れるまで悪戦苦闘しました。結構込んでいて列が出来ているし、やり方をググってから並んだ方が良いかもしれません。(慣れれば簡単なのですが、手順が慣れるまで面倒臭い。)

  •  ベヤズィットあたりの大通りまで出て来ました。RJトラベルさんから、リビアからイスタンブールの帰路を一便遅らせられないか?そうすれば計画を全て遂行出来る筈との提案がありました。トルコ航空のオフィスに行く為大通りに出ましたが、私は旅行代理店を通して購入したので此処では出来ないけれど、空港ならもしかして?との回答を得ました。さて、どうなるでしょう?

     ベヤズィットあたりの大通りまで出て来ました。RJトラベルさんから、リビアからイスタンブールの帰路を一便遅らせられないか?そうすれば計画を全て遂行出来る筈との提案がありました。トルコ航空のオフィスに行く為大通りに出ましたが、私は旅行代理店を通して購入したので此処では出来ないけれど、空港ならもしかして?との回答を得ました。さて、どうなるでしょう?

  •  トラムが走る大通りを、ブルー・モスク方面目指して歩きます。

     トラムが走る大通りを、ブルー・モスク方面目指して歩きます。

  •  グラン・バザールがあるこの界隈から、観光客率が倍増します。此処から先、ブルー・モスク、アヤ・ソフィア、トプカプ宮殿そしてエミノニュ港とイスタンブールの定番中の定番の見所が目白押しになるからです。

     グラン・バザールがあるこの界隈から、観光客率が倍増します。此処から先、ブルー・モスク、アヤ・ソフィア、トプカプ宮殿そしてエミノニュ港とイスタンブールの定番中の定番の見所が目白押しになるからです。

  •  ガズィ・アティック・アリ・パシャ・モスクを通り過ぎます。グラン・バザールを観光した人なら少なくとも通り過ぎている筈のモスクです。

     ガズィ・アティック・アリ・パシャ・モスクを通り過ぎます。グラン・バザールを観光した人なら少なくとも通り過ぎている筈のモスクです。

  •  コンスタンティヌスの円柱の横をトラムが走り抜けていきます。

     コンスタンティヌスの円柱の横をトラムが走り抜けていきます。

  •  オオ、見えてきました。ブルー・モスク。本名スルタン・アフマッド・ジャーミー。やっぱりイスタンブールに来ると、必ず此処へと来てしまいます。青くないのにブルー・モスク。内装のイズミックタイルの色合いが所以です。なんとミナレットが修復中ではありませんか!って言うかこの季節そう言う季節なのか、どのモスクもどれか1本が修復中で足場がかけられていました。

     オオ、見えてきました。ブルー・モスク。本名スルタン・アフマッド・ジャーミー。やっぱりイスタンブールに来ると、必ず此処へと来てしまいます。青くないのにブルー・モスク。内装のイズミックタイルの色合いが所以です。なんとミナレットが修復中ではありませんか!って言うかこの季節そう言う季節なのか、どのモスクもどれか1本が修復中で足場がかけられていました。

  •  それにしても驚いたのが、ブルー・モスクにいる観光客の数。なんかイベントでもあったの?と思う位で足の踏み場も無い程。全くゆっくり写真撮ってる暇もありません。ちょっと真芯を捉える為待っていると、写真撮ってくれませんか?って。事になり、自分の写真を写す暇もありません。<br /><br /> トルコリラも安くなっているそうですが、日本も同様、なんとかならんものでしょうか?昨今、イラク、アフガニスタンと観光客に出くわさない旅先ばかりで、こんなに観光客に囲まれると酔ってしまいます。嗚呼トイレ…(逃)

    イチオシ

     それにしても驚いたのが、ブルー・モスクにいる観光客の数。なんかイベントでもあったの?と思う位で足の踏み場も無い程。全くゆっくり写真撮ってる暇もありません。ちょっと真芯を捉える為待っていると、写真撮ってくれませんか?って。事になり、自分の写真を写す暇もありません。

     トルコリラも安くなっているそうですが、日本も同様、なんとかならんものでしょうか?昨今、イラク、アフガニスタンと観光客に出くわさない旅先ばかりで、こんなに観光客に囲まれると酔ってしまいます。嗚呼トイレ…(逃)

  •  ブルー・モスクを後にすれば目に入ってくるのがアヤ・ソフィアです。嘗てこの地がコンスタンティノープルと呼ばれ、ビザンティン帝国の首都であった頃の東方正教会の大聖堂です。

     ブルー・モスクを後にすれば目に入ってくるのがアヤ・ソフィアです。嘗てこの地がコンスタンティノープルと呼ばれ、ビザンティン帝国の首都であった頃の東方正教会の大聖堂です。

  •  ビザンティン帝国を屠ったオスマン帝国でしたが、このアヤ・ソフィアの美しさに息を飲み、オスマン帝国の建築家は、こぞってアヤ・ソフィアを模倣し、追い越さんとばかりにモスクを築きました。こうしてオスマン様式のモスクが生まれました。

     ビザンティン帝国を屠ったオスマン帝国でしたが、このアヤ・ソフィアの美しさに息を飲み、オスマン帝国の建築家は、こぞってアヤ・ソフィアを模倣し、追い越さんとばかりにモスクを築きました。こうしてオスマン様式のモスクが生まれました。

  •  私が訪れた頃は博物館として機能しており、どの部分にも入場出来ましたが、現在はモスクとして利用されているそうで、1階には入場出来ないとの事です。

     私が訪れた頃は博物館として機能しており、どの部分にも入場出来ましたが、現在はモスクとして利用されているそうで、1階には入場出来ないとの事です。

  •  更には入場料金もべら棒に値上がりしており驚愕しました。いや、これは日本人の収入が欧米に比べ圧倒的に引き離されている現実を目の前に叩きつけられているのだと思います。欧米人に対しては妥当な価格なのです。

    イチオシ

     更には入場料金もべら棒に値上がりしており驚愕しました。いや、これは日本人の収入が欧米に比べ圧倒的に引き離されている現実を目の前に叩きつけられているのだと思います。欧米人に対しては妥当な価格なのです。

  •  もう、此処からエミノニュの港迄は観光客がごった返す通りでもあります。余りの人出に車道に出ると、鐘を鳴らしたトラムに轢かれかねません。そんなこの通りには昼夜を問わずキャッチーなアンちゃんが出没します。以前の夜には新市街のボッタクリバーへのキャッチーなアンちゃんが出没していました。何故か揃ってスペイン系のアンちゃんです。今回はアラブ系の黒いスーツのアンちゃんが話しかけてきました。

     もう、此処からエミノニュの港迄は観光客がごった返す通りでもあります。余りの人出に車道に出ると、鐘を鳴らしたトラムに轢かれかねません。そんなこの通りには昼夜を問わずキャッチーなアンちゃんが出没します。以前の夜には新市街のボッタクリバーへのキャッチーなアンちゃんが出没していました。何故か揃ってスペイン系のアンちゃんです。今回はアラブ系の黒いスーツのアンちゃんが話しかけてきました。

  • 「イスタンブールは初めてですか?」<br />「何度も来てるよ!貴方の友達も、これから話すだろうあなたの台詞も良く知ってるよ!それに今私は不本意ながら此処にいるんだ。」<br />「どう言う事ですか?お仕事ですか?」<br />「いやいや、トランジットだったんだけど、天候不順で乗り継げなくて明日出直すのさ!だから買い物する気分じゃないんだよ!」<br />「何処に行くのさ?」<br />「トリポリ」<br />「それ何処?」<br />「イタリア。知らない?ミラノの近く。」<br />「ふ~ん。でさ、絨毯興味ない。」<br />「お金は無くてもカードが使える。海外発送もバッチリ、狭い家に暮らす日本人のサイズにピッタリのものだってある!そう言いたいんでしょ?雑談したいならウエルカムだけど、ビジネスしたいなら私と話すのは時間の無駄だよ!付き合ってくれてありがとう!」<br /><br /> いつもこの道は一人歩きの寂しさとは無縁です。でもトリポリが何処にあるかくらい覚えてあげてくれ…。まぁギリシャにもレバノンにも同名の街はあるんだが…。

    「イスタンブールは初めてですか?」
    「何度も来てるよ!貴方の友達も、これから話すだろうあなたの台詞も良く知ってるよ!それに今私は不本意ながら此処にいるんだ。」
    「どう言う事ですか?お仕事ですか?」
    「いやいや、トランジットだったんだけど、天候不順で乗り継げなくて明日出直すのさ!だから買い物する気分じゃないんだよ!」
    「何処に行くのさ?」
    「トリポリ」
    「それ何処?」
    「イタリア。知らない?ミラノの近く。」
    「ふ~ん。でさ、絨毯興味ない。」
    「お金は無くてもカードが使える。海外発送もバッチリ、狭い家に暮らす日本人のサイズにピッタリのものだってある!そう言いたいんでしょ?雑談したいならウエルカムだけど、ビジネスしたいなら私と話すのは時間の無駄だよ!付き合ってくれてありがとう!」

     いつもこの道は一人歩きの寂しさとは無縁です。でもトリポリが何処にあるかくらい覚えてあげてくれ…。まぁギリシャにもレバノンにも同名の街はあるんだが…。

  •  漸くエミノニュに到着しました。金角湾越しにガラタ塔。背後にはオスマン様式のモスクがニョキニョキと。観光船や地元民を載せたフェリーがひっきりなしに発着する、一番イスタンブールらしさを感じる大好きな場所です。<br /><br /> 見所を効率良く周ってくれる観光船も良いですが、地元民を乗せるフェリーもローカル色溢れて大好きです。幾つも航路があるし、全路線乗っても観光船より安いかも!?

     漸くエミノニュに到着しました。金角湾越しにガラタ塔。背後にはオスマン様式のモスクがニョキニョキと。観光船や地元民を載せたフェリーがひっきりなしに発着する、一番イスタンブールらしさを感じる大好きな場所です。

     見所を効率良く周ってくれる観光船も良いですが、地元民を乗せるフェリーもローカル色溢れて大好きです。幾つも航路があるし、全路線乗っても観光船より安いかも!?

  •  ちょっと不可解な事がありました。此処を訪れたら必ず買って、港を眺めながら頬張っていた鯖サンド屋さんが見当たらないのです。以前は出店でしたが、観光客の増加に伴い、船毎岸に寄せて商売していました。<br /><br /> 余りの観光客の多さに、食べ尽くされてしまったのでしょうか?夕方には手に入らないものになっちゃった?

     ちょっと不可解な事がありました。此処を訪れたら必ず買って、港を眺めながら頬張っていた鯖サンド屋さんが見当たらないのです。以前は出店でしたが、観光客の増加に伴い、船毎岸に寄せて商売していました。

     余りの観光客の多さに、食べ尽くされてしまったのでしょうか?夕方には手に入らないものになっちゃった?

  •  生憎鯖サンド屋さんには出逢えませんでしたが、埠頭には大勢の地元の太公望達が釣竿を降ろしている光景は以前と全く変わりがありません。観光客が増えた分、イスタンブールの鯖さんにとっては災難かもしれません。

     生憎鯖サンド屋さんには出逢えませんでしたが、埠頭には大勢の地元の太公望達が釣竿を降ろしている光景は以前と全く変わりがありません。観光客が増えた分、イスタンブールの鯖さんにとっては災難かもしれません。

  • シルエットとなって左手前からイエニ・モスク、スレイマニエ・モスク、リュステム・パシャ・モスクだった筈。

    シルエットとなって左手前からイエニ・モスク、スレイマニエ・モスク、リュステム・パシャ・モスクだった筈。

  •  ガラタ橋を越えると一般的には新市街と呼ばれますが、実は古い歴史を持っています。中央に聳えるガラタ塔からは旧市街の美しい光景を眺める事が出来ますが、往時はヴェネツィアのライバル、ジェノバの商人達が拠点を張っていた場所になります。

     ガラタ橋を越えると一般的には新市街と呼ばれますが、実は古い歴史を持っています。中央に聳えるガラタ塔からは旧市街の美しい光景を眺める事が出来ますが、往時はヴェネツィアのライバル、ジェノバの商人達が拠点を張っていた場所になります。

  •  また、金角湾とボスフォラス海峡に挟まれた自然の要衝とテオドウシスの城壁で鉄壁の防御を誇ったコンスタンティノープル。特に金角湾は鎖が張られ船の侵入を阻んでいました。これに対しこれより新市街方面奥に位置するルメリ・ヒサルに陣を構えていたオスマン艦隊はボスフォラス海峡から、ガラタ塔奥の陸地に丸太と油を利用して船を上陸させ、金角湾奥深く侵入を果たしたと言う逸話が残されています。

     また、金角湾とボスフォラス海峡に挟まれた自然の要衝とテオドウシスの城壁で鉄壁の防御を誇ったコンスタンティノープル。特に金角湾は鎖が張られ船の侵入を阻んでいました。これに対しこれより新市街方面奥に位置するルメリ・ヒサルに陣を構えていたオスマン艦隊はボスフォラス海峡から、ガラタ塔奥の陸地に丸太と油を利用して船を上陸させ、金角湾奥深く侵入を果たしたと言う逸話が残されています。

  •  逸話の真偽は兎も角、オスマン帝国は鉄壁に近かったコンスタンティノープルの防御網を潜り抜け、テオドウシスの城壁を破壊して、ビザンティン帝国の息の根を止めました。此処で大きく歴史が変わる事になりました。それはこれ迄遊牧民族として生きて来たトルコ民族が、完全に定住型の民族に生き方を変えた瞬間でもありました。

     逸話の真偽は兎も角、オスマン帝国は鉄壁に近かったコンスタンティノープルの防御網を潜り抜け、テオドウシスの城壁を破壊して、ビザンティン帝国の息の根を止めました。此処で大きく歴史が変わる事になりました。それはこれ迄遊牧民族として生きて来たトルコ民族が、完全に定住型の民族に生き方を変えた瞬間でもありました。

  •  イエニ・モスクの横顔を眺めます。

     イエニ・モスクの横顔を眺めます。

  • 手前にエジプシャン・バザール。背後に、今日の散歩のゴールに設定したスレイマニエ・モスクが聳えます。

    手前にエジプシャン・バザール。背後に、今日の散歩のゴールに設定したスレイマニエ・モスクが聳えます。

  • イエニ・モスクを参拝しました。

    イチオシ

    イエニ・モスクを参拝しました。

  •  エジプシャン・バザールに突入します。場内はトルコ人と観光客半々と言ったところでしょうか?

     エジプシャン・バザールに突入します。場内はトルコ人と観光客半々と言ったところでしょうか?

  • エジプシャン・バザールの建物を出ても、バザールはひたすら続きますが、面白い事に観光客はずっとその数を減らします。

    エジプシャン・バザールの建物を出ても、バザールはひたすら続きますが、面白い事に観光客はずっとその数を減らします。

  •  スレイマニエ・モスクを目指していたのですが、道を間違えてしまった様です。おかしいな?こんな場所だったっけ?モスクもちょっと形が違う気が…。

     スレイマニエ・モスクを目指していたのですが、道を間違えてしまった様です。おかしいな?こんな場所だったっけ?モスクもちょっと形が違う気が…。

  •  Maps・meで確認すると、なんとベヤズィット・モスクでした。と言う事は往きにトラムを降りた場所の裏側に出てしまった様です。私とした事が…。

     Maps・meで確認すると、なんとベヤズィット・モスクでした。と言う事は往きにトラムを降りた場所の裏側に出てしまった様です。私とした事が…。

  •  折角なので、モスク内も参拝。ベヤズィットと言う事は、グラン・バザールも近いので観光客も沢山混じります。

    イチオシ

     折角なので、モスク内も参拝。ベヤズィットと言う事は、グラン・バザールも近いので観光客も沢山混じります。

  •  オスマン様式のモスクはどれも似通っていますが、所々が微妙に異なります。正面からの写真を沢山用意して、どのモスクか問題を作ると楽しいかもしれません。

     オスマン様式のモスクはどれも似通っていますが、所々が微妙に異なります。正面からの写真を沢山用意して、どのモスクか問題を作ると楽しいかもしれません。

  • 此方が本命のスレイマニエ・モスクです。オスマン帝国の建築王スレイマン大帝が眠るモスクです。

    イチオシ

    此方が本命のスレイマニエ・モスクです。オスマン帝国の建築王スレイマン大帝が眠るモスクです。

  • イスタンブールの中心スレイマンの丘に建ち、至る所から眺める事が出来る、イスタンブールを代表するモスクと言えます。

    イスタンブールの中心スレイマンの丘に建ち、至る所から眺める事が出来る、イスタンブールを代表するモスクと言えます。

  •  私はスレイマニエ・モスクが大好きですが、取り分け此処から眺めるボスフォラス海峡が大好きです。エミノニュかスレイマニエの丘からイスタンブールに別れを告げるのが、私のイスタンブールでの慣わしです。

     私はスレイマニエ・モスクが大好きですが、取り分け此処から眺めるボスフォラス海峡が大好きです。エミノニュかスレイマニエの丘からイスタンブールに別れを告げるのが、私のイスタンブールでの慣わしです。

  •  丘の斜面には夥しい数のドームが並び立っているのが印象的です。

     丘の斜面には夥しい数のドームが並び立っているのが印象的です。

  •  詳しく調べていないので恐縮ですが、位置的にスレイマン大帝と、その関係者一同の墓地であったと思います。また、近隣にハマムもあり、ハマムもまた、この様なたこ焼き器をひっくり返した様な、小さなドームが並ぶ構造になる事が多いです。

     詳しく調べていないので恐縮ですが、位置的にスレイマン大帝と、その関係者一同の墓地であったと思います。また、近隣にハマムもあり、ハマムもまた、この様なたこ焼き器をひっくり返した様な、小さなドームが並ぶ構造になる事が多いです。

  •  ボスフォラス海峡を眺め想います。ボスフォラス海峡がアジアとヨーロッパを隔てています。地政学上とても、とても重要な場所です。此処を封鎖されれば、ロシアの黒海艦隊は袋の鼠に過ぎません。嘗て、この重要な場所を支配したビザンティン帝国、そしてオスマン帝国は共に中東、北アフリカを征する迄大繁栄を遂げました。

     ボスフォラス海峡を眺め想います。ボスフォラス海峡がアジアとヨーロッパを隔てています。地政学上とても、とても重要な場所です。此処を封鎖されれば、ロシアの黒海艦隊は袋の鼠に過ぎません。嘗て、この重要な場所を支配したビザンティン帝国、そしてオスマン帝国は共に中東、北アフリカを征する迄大繁栄を遂げました。

  •  今回訪れるリビアも、チュニジアも、エジプトも、中東諸国も、バルカン半島の国々も、全部トルコだったのです。更に言えば、昨年訪れた中央アジア諸国も、トルコ系民族です。そう考えるとトルコ畏るべし…。正に、この地を征した者が、巨大な繁栄を手に入れる。コンスタンティノープル、即ちイスタンブールは、そんな魔都なのかもしれません。

     今回訪れるリビアも、チュニジアも、エジプトも、中東諸国も、バルカン半島の国々も、全部トルコだったのです。更に言えば、昨年訪れた中央アジア諸国も、トルコ系民族です。そう考えるとトルコ畏るべし…。正に、この地を征した者が、巨大な繁栄を手に入れる。コンスタンティノープル、即ちイスタンブールは、そんな魔都なのかもしれません。

  •  そんなスレイマンの丘からのボスフォラス海峡の眺めを動画にしました。<br /><br />https://youtu.be/dCtWIZxuGAU?si=d6vtwIUJqE8R92wy

     そんなスレイマンの丘からのボスフォラス海峡の眺めを動画にしました。

    https://youtu.be/dCtWIZxuGAU?si=d6vtwIUJqE8R92wy

  •  初めて此処に訪れた時は、未だ知る人ぞ知ると言う様な人出でしたが、今となっては場所取りも難しい程の賑わいです。

    イチオシ

     初めて此処に訪れた時は、未だ知る人ぞ知ると言う様な人出でしたが、今となっては場所取りも難しい程の賑わいです。

  •  この素晴らしき、そして懐かしき街を歩きつつも、「私は今なんでイスタンブールを歩いているんだ?」と身に起きた不幸に追いかけられながら散策してきました。

     この素晴らしき、そして懐かしき街を歩きつつも、「私は今なんでイスタンブールを歩いているんだ?」と身に起きた不幸に追いかけられながら散策してきました。

  •  でも、そんな想いを払拭し振り切れるだけの力を持った乗り継ぎ地は、イスタンブールを除いて他に存在しないでしょう。もしリビアの旅が予定通り熟せたとしたのなら。リビア+イスタンブールで最高の結末じゃないですか!

     でも、そんな想いを払拭し振り切れるだけの力を持った乗り継ぎ地は、イスタンブールを除いて他に存在しないでしょう。もしリビアの旅が予定通り熟せたとしたのなら。リビア+イスタンブールで最高の結末じゃないですか!

  •  そう考えるなら、この不本意ながらのイスタンブールとの再会も、意味があったと言う事です。寂しがり屋さんのイスタンブールに引き寄せられて、一日お付き合いさせられたけれど、大勢の観光客に囲まれて元気そうじゃんかよ!イスタンブール君。また、そのうち顔見せに来るから、機嫌悪くしないでくれよ!<br /><br />不本意ながらだったけど、久し振りに逢えて嬉しかった!悔しいけど、楽しかったぜ!イスタンブール君♪<br /><br />アディオス!

     そう考えるなら、この不本意ながらのイスタンブールとの再会も、意味があったと言う事です。寂しがり屋さんのイスタンブールに引き寄せられて、一日お付き合いさせられたけれど、大勢の観光客に囲まれて元気そうじゃんかよ!イスタンブール君。また、そのうち顔見せに来るから、機嫌悪くしないでくれよ!

    不本意ながらだったけど、久し振りに逢えて嬉しかった!悔しいけど、楽しかったぜ!イスタンブール君♪

    アディオス!

  •  トラム、メトロバスと乗り継いでKAYAホテルへ戻ります。終始ギュウギュウ詰めで東京の通勤と余り変わりありません。トルコの通勤事情も大変そうです。

     トラム、メトロバスと乗り継いでKAYAホテルへ戻ります。終始ギュウギュウ詰めで東京の通勤と余り変わりありません。トルコの通勤事情も大変そうです。

  •  五つ星のホテルのビュッフェ・メニューです。プリンがグラタンの味ではありませんように…。(しっかりプリンの味でした!)<br /><br /> 明日はちゃんとリビアへ行けるかな?帰国便の変更は出来るかな?<br /><br />最期迄ご覧になって下さり、ありがとうございます。

     五つ星のホテルのビュッフェ・メニューです。プリンがグラタンの味ではありませんように…。(しっかりプリンの味でした!)

     明日はちゃんとリビアへ行けるかな?帰国便の変更は出来るかな?

    最期迄ご覧になって下さり、ありがとうございます。

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西アジアの旅

この旅行記へのコメント (2)

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  • 川岸 町子さん 2025/12/16 08:24:19
    イスラム圏の旅
    さっくんさま、はじめまして

    あ~、楽しかったです(^o^)
    す、す、すみません、イスタンブールは乗り継ぎ出来ずに、不本意ながら歩かれたのでしたね。
    何度もクスクス、ふふふ、と読ませて頂きました(笑)

    亡き夫と結婚20周年で旅したトルコ、懐かしいです。
    2021年末に夫と旅したヨルダンのホテルのエレベーター内で、リビア人に話しかけられたのです。
    「カダフィがいなくなり、平和になるよ」と首を切るゼスチャーで。

    リビアの地中海に面した遺跡を見たいと思いました。
    リビア国内に武器がばらまかれたとの情報(?)で、憧れだけに終わりそうです。

    アルジェリアも歩いてみたかったです。
    アフガニスタンは無理でも、ペシャワールだけでも行きたいと思いますが、厳しいですね。

    私の旅の中で、一番人が親切なのは断トツチュニジアです。
    イスラム圏を旅する醍醐味は、人との出会いかもしれません。
    (1987年のモロッコは、散々でしたが)

    ハラハラ、ドキドキするイスラム圏の旅を楽しませて頂きました。
    どうぞこれからも、よろしくお願いします(^-^)
    町子

    さっくん

    さっくんさん からの返信 2025/12/21 03:10:54
    Re: イスラム圏の旅
    初めまして。暖かいコメントありがとうございます。返事遅くなってごめんなさい。昨今イラク、アフガニスタン、そして今回のリビアと、退避勧告が出ている国々を旅しました。あっちへ行く前に後悔が無い様にとの想いからです。そのどれも安全に旅が叶った一方、そのどれも乗継便に不幸があって、今回は遂に現地に一日遅刻と言う大惨事に至ったので、大きく凹みましたが、その場所が大好きなイスタンブールで本当に良かったです。

    リビアではおっしゃる通り、ガイドさんも、カダフィと言う強圧は無くなったものの、紛争が続いた事で大量の武器が出回ってしまった事は大問題だと言っていました。これはリビアだけでは無く、アフリカ全体で紛争が終わらない原因ともなっていますが、その武器の出所の上位五か国を調べると、ピッタリ国連の常任理事国と一致してしまうのは闇深い事です。

     とは言っても、イラク、アフガニスタン、リビアと旅して思った事は、紛争と言う悲劇はあったものの、その閉鎖性故に、本来の敬虔なイスラームの精神が強く保たれており、情勢に振り回されて尚、人々のコミュニティ(民度)は高い状態にあり、昨今の西側諸国の都市の様に、薬物中毒が蔓延する事も無く、紛争地であったにも拘らず物乞いも驚く程少なく、いたとしてもイスラームの喜捨(助け合い)の心遣いにより、とても穏やかな人達です。情勢さえ間違わなければ、街は欧米以上に安心して歩けました。

     そして三つの国々のガイドさん達も、それぞれ職務を越えて旅人に尽くしてくれる大活躍で、今回も一日の遅刻した分を取り返してくれる大活躍でした。旅人を持て成す事もイスラームの教えの一つですが、町子さんのおっしゃる通りイスラームの旅の大きな魅力のひとつに彼等との触れ合いがあると思います。

     これからも宜しくお願いします。





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