2018/12/23 - 2018/12/23
397位(同エリア4378件中)
さっくんさん
嘗てから行きたかった国モーリタニア。
しかしながら未々観光的インフラが整っておらず、計画だけ立てては躊躇しているうちに、マリ国境付近の危険度があがってしまい、このままでは…と不安を感じる中、こうした方面に強い旅行社さんの団体ツアーが催行されると知り、急遽便乗させて頂きました。
個人では未々自由に効率的にとはいかないお国柄、結果サハラを満喫できてとても素敵な思い出となりました。
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(2010年5月)
私はモロッコを旅しました。
中東を中心に東は中国西安から西はモロッコまで延びたイスラームの交易路、それを辿って私は旅を続けました。
そして辿り着いた喧騒に満ちたジャマエル・フナ広場。 -
しかし交易の道は其処で終りではありませんでした。
商人達は遥かサハラ砂漠を越えてアフリカ南部まで旅を続けていたのです。 -
私もトワレグ族の曳く駱駝に乗って、メルズーカ大砂丘を歩きました。
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この広大な大自然を前にすると、人の存在などちっぽけなものです。
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だけど、この広大な砂の海を渡っていった旅人の事を想えば、人の可能性もまたこの大自然に負けないほど大きなものだと思いました。
そして彼等は何処を目指していたのでしょう?
其処こそが私の次なる旅の目的地になりました。 -
(2,011年11月)
チュニジアの春、カダフィ暗殺と急を告げるサハラ情勢の中、私はマリを目指しました。
私の到着した日に、私の目指すトンブクトゥでアルカイダによる欧州の旅人殺害事件が発生。
旅は中止寸前に追い込まれました。
(写真はジェンネのモスク) -
しかし信念を持った誠実な現地旅行社のボス、アマドゥの尽力により、マリ軍の警護付きでトンブクトゥへ赴く事が叶いました。
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そして辿り着いたトンブクトゥ。
モロッコから旅だった商人は、途中の塩田で塩を入手すると、マリで豊富に採れる金と等価交換したのです。(トランス・サハラ交易) -
こうしてトランス・サハラ交易の出発点と到着点を旅した私でしたが、実際その交易路も辿ってみたい。
しかしマリの情勢の回復が見込めない今、幾つかある交易路の中のうち、モーリタニアにある世界遺産に指定されている4つの都市を含む西ルートを旅したいと言う気持ちが日に日に強くなりました。
しかし、情勢は更に悪化、2018年初頭、マリと国境を接する部分の多くの危険度が上がってしまいました。(世界遺産の二つの都市も含まれる。)
そんな中、こうした方面に強い旅行社が企画するツアーが催行される事を知り、急遽便乗させて頂く事となったのです。 -
旅はそこそこ経験している私ですが、団体ツアーと言うのは人生二度目、旅の大半がテント泊と言うのは中学校の時以来、不安要素はありますが、旅したいと言う気持ちには敵いません。
いざ出発です。 -
私が単独でモーリタニアを調べていた頃は、モーリタニアと言えばパリ経由か、モロッコから行くのが一般的だった様な気がしますが、現在はトルコ航空が直行便を就航しており、イスタンブール経由でモーリタニアまで行く事が出来ました。
10時間以上の乗り継ぎ客様にトルコ航空が用意してくれる豪華なホテルで豪華な朝食。
基本バックパッカーな私は思わず舞い上がってしまいます。 -
ツアーのメンバーはホテルでこれからの旅に備えてゆっくり休養を取っていますが、貧乏性の私はmaps.meを片手にイスタンブールを徘徊しました。
路地に入った瞬間猫パンチならず猫頭突きを喰らいました。
さすが猫の街イスタンブール! -
反省…
しおらしさを見せるところがまた愛らしいです。 -
メトロの自動発券機が50リラ札を受け付けてくれず、親切なお姉さんに助けて貰ってメトロに乗車。
金角湾を渡ります。 -
ホテル・アルカディア・ブルーのレストランからブルー・モスクを眺めたかったのですが、営業時間前との事で急遽予定を変更、エミノニュまで普通に散歩する事に。
これはエジプトから盗んできたものですね(笑) -
ブルー・モスクに立ち寄ります。
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冬場だからでしょうか?
修復中の物件が多かったです。
このブルー・モスクも例外では無く、なんと1本ミナレットが足りません。 -
ブルー・モスクを退場して、その向こうに見えるはアヤ・ソフィア。
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アヤ・ソフィア大聖堂。
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トプカプ宮殿の脇を抜けて…
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エミノニュに出ました。
対岸に見えるはガラタ塔。 -
手前にイェニ・モスク。
奥手はスレイマニェ・モスクかな? -
ガラタ橋までやって来ました。
この風景を見るとイスタンブールに来た事をマジマジと実感出来ます。 -
イスタンブール名物鯖サンド屋さんの船。
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未だ早いから焼いている鯖もごく僅かですが、鯖サンドにありつけました。
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奥手に見えるモスクこそスレイマニエ・モスク。
エミノニュ界隈から見る事が出来るモスクが折り重なる風景、私の好きな風景です。 -
丘の上のスレイマニエ・モスクを眺めながら金角湾を奥へと歩きます。
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ガラタ橋からひとつ奥の橋の真ん中にメトロの駅があります。
こんな駅いつ出来たのかな?
橋の真ん中、つまり金角湾の真上に駅がある不思議な設計の駅。 -
その代わり金角湾の眺めは絶景です。
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其処からホテルまでメトロでgo!
しかしホテルに帰る途中けつまづいてスマホを落として粉砕してしまいました。
あとちょっとのところだったから道筋が解りましたが、もっと手前で粉砕していたらmaps.me頼りなだけにホテルに戻れなかったかも…。
一人旅なら未だしも団体ツアーでは時間は重要!
気を付けなくてはいけません。 -
小雨降るイスタンブールから再び飛行機に乗って約7時間の旅となります。
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モーリタニアに到着しました。
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空港の様子です。
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比較的新しい空港の様で、街への道も思った以上に綺麗です。
だのにツアーの車が一台パンクしてしまいました。
大丈夫でしょうか? -
ホテルに到着です。
さすがツアーだけあって四ツ星です。
警備員さんがいる立派なホテルです。 -
ウワッ
モーリタニアとは思えないお洒落な前菜が出てきました。
また舞い上がってしまう私f(^^; -
メインは羊肉。
私の大好物です。 -
南国ムード溢れる中庭。
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ホテルにいた猫ちゃん。
目の病気かな?
早く治すんだよ! -
お部屋もなんかムードあるなぁ(汗)
そして遂に明日からモーリタニアの旅が本格的に始まります。
ワクワクします!
最後までご覧になってくださり、ありがとうございます。
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